WordPressとは WordPress 特徴と仕組み メリット&デメリット

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【WordPressとは】ワードプレスの特徴と仕組みを徹底解説

WordPress(ワードプレス)とは、一言で言うとホームページやブログを作るソフトウェアです。

WordPressの大きな特徴は、世界・日本ともにシェアNo1で、世界中のWebサイトのうち30%程度がWordPressで作られていると言われています。

今回は、WordPressを始めようか検討している方向けに、WordPressとはどういったものなのか、WordPressの概要と特徴をわかりやすく説明していきます。
 

この記事で分かること

  • WordPressとは何か(特徴と仕組みおよびWordPress.comとの違い)
  • WordPressのメリットとデメリット
  • WordPressのはじめ方(作り方)

 

■【WordPressとは】ワードプレスの特徴と仕組みを徹底解説(動画解説版)


 

 

【WordPress対応】自分でホームページ・ブログを作成したいWebスクールWEBST8
WordPress 自分でホームページ・ブログを作成したい個人事業主のためのWebスクール・教室 ウェブストエイト


 

WordPressとは?WordPressの特徴

WordPressはホームページ・ブログ作成ソフトウェア

ワードプレスのロゴ

 
WordPressとは、ホームページやブログを作成・運用するためのソフトウェア(専門用語でCMS:コンテンツ・マネジメント・システムと言います)のことです。

WordPressを利用することでサイト構築者は、一からHTMLやCSSおよびプログラムを組まなくても動的なWebサイトを構築することができます。

本ブログもWordpressで動いています。下記の様な管理画面から、ページを作ったり、デザインを決めたり、メニューを作ったりすることができます。

 

【10分簡単デモ】WordPressでホームページ作る方法


 

WordPressの大きな特徴としては、「世界・日本で圧倒的なシェア(普及)があること」「オープンソースで無料で誰でも利用できること(商用利用も可能)」、「数千・万単位のデザインのテンプレート(テーマ)とプラグインがあること」の3点があります。

WordPressの特徴

  • 世界・日本でシェアNo1のCMS(ソフトウェア)
  • 豊富なデザインテーマやプラグインが用意されている
  • オープンソースで誰でも無料で利用できる

 

WordPressが採用されている有名サイト

以下は、WordPressで作られている有名サイトの一例です。政府系のホームページや有名企業、大学など多くの組織で採用されています。

 

ホワイトハウス トップページ
出典:The White House
 

迎賓館 トップページ
出典:迎賓館 | 内閣府
 

ちなみに、今見ているサイトがWordPressかどうかってどうやったらわかるんでしょうか??
WordPressで作られたサイトであることを確認する方法としては、ホームページのソースコードを開き、/wp-content/...というフォルダ構成になっていれば基本的にWordPressで作られているサイトであることがわかりますよ。

WordPressで作られているサイトのソースコード。wp-contentというディレクトリ体系になっている
 

WordPress誕生の歴史

もともとWordPressは2003年にブログを作成するシステムとして登場しました。その後、徐々に進化・発展していき、今ではブログ以外にも企業のホームページ・ウェブサイトとして多く利用されています。

時期 概要
2003年5月2日 バージョン0.70リリース。前身であるb2/cafelogとおなじファイル構造でリリースされた。
2004年5月22日 バージョン1.2リリース。プラグインがサポートされた。
2005年12月31日 バージョン2.0リリース。WYSIWYGエディタ、管理ツールの改善、画像のアップローダー、投稿速度の改善、インポート機構の改善など多数の改善が行われた。。
2010年6月17日 バージョン3.0リリース。この版でWordPressとWordPress MUが統合され、複数のユーザでブログを管理できるようになった。
2014年9月4日 バージョン4.0リリース。メディア管理の改善、埋め込み機能の改善、エディターの改善、プラグイン検索機能の改善、英語版との言語切替が容易になる機能の組み込み等。
2018年12月7日 バージョン5.0リリース。新しいブロックベースのエディター等。

(※参考)WordPress - Wikipedia
 

WordPressの内部の仕組み

WordPressの仕組みは、WordPressは静的なHTML・CSSなどの言語やファイル類に加えて、MySQLと言われるデータベースとPHPというプログラムを利用しています。
 
ワードプレスの構成
 
以下はWordPressの構成、いわゆるシステムの実体です。

WordPressで使われているプログラム言語とデータベース

  • WordPressの利用言語:PHP
  • WordPressの利用データベース:MySQLまたはMariaDB(※)

(※)MariaDB(マリアデービー)はMySQLから派生したオープンソースのデータベース製品。

 

少し技術的な話になるので、わからない人は読み飛ばしでも大丈夫です。

 

WordPressのインストールフォルダ(プログラムファイル類)

以下は、WordPressのインストールフォルダの中身です。

WordPressのプログラムファイル類が格納されており、これらがサーバー上で動作します。
WordPress インストールディレクトリ

 

WordPressが通信するデータベース

以下はWordPressのデータベースをphpMyAdminというソフトで参照した図です。

ブログ情報やユーザー情報などのデータはデータベースに格納されていて、このデーターベースと前述のWordPressプログラムファイル類(PHPファイルなど)と連携して、WordPressシステムを提供しています。
 
■WordPressのデータベース構成
WordPress のデータベース構成
 
■wp_postsテーブル。投稿データや固定ページなどの情報がこの中に格納されている
WordPress のデータベース wp_postsのサンプル
 

勘違いしやすいWordPress.orgとWordPress.com

ネットでWordPressで検索すると、wordpress.orgというサイトと、wordpress.comというサイトがヒットします。

検索結果。wordpress.com
検索結果。wordpress.org
 

調べたら二つ出てきましたね。どちらも公式サイトのように見えますが、なんで2つもあるんでしょうか??

 

WordPress.comは、WordPressを利用してアメブロやFC2、シーサーブログ、はてなブログなどのブログサービスを展開している営利組織です。基本的に我々がWordPressと呼んでいる方のWordPressはWordPress.orgの配布しているパッケージソフトウェアを指します。
 

レンタルサーバーなどのサーバーにインストールして使うタイプは、WordPress.orgが配布しているパッケージソフトウェアを指します。
 

項目 WordPress.org WordPress.com
意味 WordPressというソフトウェアは配布している組織・サイト。通常WordPressといえばこちらを指します

Wordpress.org トップページ
WordPress.org

WordPressというソフトウェアを基盤にしたブログサービス

Wordpress.comトップページ
WordPress.com

なんだかややこしいですね。

もともとは、WordPressを開発していた組織が2つに分裂して、WordPress.comというのができたみたいですよ。

 

WordPress.orgとWordPress.comの違いや特徴・メリットデメリットについて詳しくは「【始める前に】Wordpress.orgとWordpress.comの違いと特徴・デメリット」をご参考ください。
 

補足)WordPress.comでホームページ・ブログを作れるか

 
Wordpress.comトップページ
 
WordPress.comのサービスを利用しても、独自ドメインでWordPressを利用することができますが、通常レンタルサーバーでWordPressをインストールするのと違って、プラグインやテーマの制限があります。
 
自由にカスタマイズ・拡張できるのがWordPressのメリットですが、WordPress.com上のWordPressを利用するとそのメリットが半減してしまいますので、あえてWordPress.comを利用する場合は注意が必要です。

 

WordPressの主なメリットとデメリット

WordPressの主なメリットデメリット
 

次に、WordPressを使う上で知っておきたいメリットとデメリットを上げていきます。

WordPressの大きな特徴としては基本的には、制限なく自由にできる分、問題も自分で対応しなければいけないという特徴があります。
 

WordPressを使うメリット WordPressで注意したいデメリット
  • シェアが世界・日本No1で情報が豊富で勉強しやすく、今後も開発・改善が進みやすい
  • オープンソースで無料で商用利用可能
  • 豊富なデザインテーマやプラグインが用意されている
  • 自由度が大きくカスタマイズやSEO対策が自由にできる
  • Webサイト作成のスキルが身に付く(応用できる)
  • 自分でサーバーにWordPressをインストールする必要がある
  • 問い合わせ先が基本的にない(自分で調べて解決する必要がある)
  • 不正攻撃を受けやすくセキュリティ対策に気をつける必要がある
  • 自分でバージョン更新・管理する必要がある
  • 仕組み上、HTML・CSSなどの静的サイトよりも若干遅い

 

後半で、WordPressのメリットとデメリットそれぞれ説明していきますね。

 

WordPressの5つのメリット

【メリット1】シェアが多く情報が豊富で勉強しやすく調べやすい

1つ目のメリットは、WordPressの普及率が世界・日本共にシェアがNo1で情報がたくさんあるということです。
 

WordPressはCMS(≒Webサイトを作るソフトウェアの総称)のうち世界で60%ほどのシェアを占めています。全Webサイトのうち30%以上がWordPressです。
 
以下は2021年4月時点の世界のCMSシェアの一覧です。
 

2021年4月時点CMSのシェア
2021年4月時点CMSのシェア ※()カッコ内は非CMSも合わせた全体のうちのシェア
https://w3techs.com/technologies/overview/content_management/allより引用

 

合わせて読みたい記事

世界と日本のCMSのシェア・普及具合は、下記の「【圧倒的なWordPressシェア】世界と日本で有名なCMSシェアを徹底比較!」に掲載していますので、あわせてご参考ください。

 

また、WordPressの使い方を学べるサイトや書籍が豊富にあるため、初学者でもWordPressに取り組みやすく、自力でホームページやブログを作成することができます。
 

 

初学習者で、つまづいたときもネットや本で調べれば解決することが多いです。

 

関連記事

これからWordPressを始めたい初学習者向けに「【初心者向け】目的別WordPressの勉強におすすめの本6選」におすすめの本をご紹介していますのであわせてご参照いただければ幸いです。

 

また、シェアが大きく、オープンソースで色々な企業・個人がWordPressのテーマやプラグインを開発することができるので、開発・機能アップも進みやすいのもメリットです。
 

【メリット2】オープンソースで誰でも無料で商用利用も可能

2つ目のメリットは、WordPressはオープンソースという形態をとっていて、無料で誰でも利用できることです。
 
オープンソースとは
  

ソフトのライセンス費用や購入費用も必要なく商用利用も可能です。

オープンソースとは一言で言うとフリーソフトと同じです(※注)。さらに、ソースを取得、変更、再配布できるので、個人や企業が好きに追加機能やデザインテンプレートなどを開発することもできます。

(※注)厳密にはフリーソフトとは定義が異なります。厳密なオープンソースの定義は、「オープンソース | wikipedia」をご覧ください。
 
 

【メリット3】豊富なデザインテーマやプラグインを利用できる

3つ目のメリットは、数千・数万単位のたくさんのデザインテンプレート(WordPressではテーマと言います)やプラグイン(スマホのアプリのようなもの)を利用できることです。
 

デザインテンプレート「テーマ」が豊富にある

WordPressで利用する「テーマ」とは、一言で言うとデザインのテンプレートのことです。
 

人に例えると、「服」のようなイメージになります。テーマ(服)を変更することで、見た目や外観の変更・関連機能を変更することができます。
WordPressテーマのイメージ テーマ≒服
 

WordPressは世界日本共にシェアNo1で非常に多くの個人・企業・公的機関が利用しています。
 

無料で利用できるテーマも数千以上リリースされており、企業や個人のデザイナーたちが有料で販売しているものもあります。
 

WordPress テーマ 追加画面

WordPress テーマ 追加画面


 

テーマは、これらの誰かが作った既成テーマをそのまま利用することもできますし、既成テーマを自分でカスタマイズして運用することも、一から自作することもできます。
 

服に既製品、半オーダーメイド、オーダーメイド型などあり値段もピンキリであるのと同様ですね。

 
色々なテーマの運用・使い方
 
 

スマートフォンのアプリに相当するプラグインが豊富

WordPressはプラグインというスマートフォンでいうアプリ機能を持っています。お問い合わせ機能や目次機能、スライダー(スライドショー)などWordPress自体が持っていない機能をプラグインという形で追加することができます。
 

オリジナルデザインで会員サイトやネットショップなどを作ることも可能です。

プラグインの概念 プラグインをインストールすることでWordPressに新たな機能を追加する
 

プラグインも公式・非公式・有料無料含めて数千種類以上リリースされており、目的に応じて色々な機能を追加することができます。
 

【メリット4】自由度が大きくカスタマイズが高い

4つ目のメリットは、WordPressは自由度が大きくカスタマイズやSEO対策が自由にできると言う点です。
 

通常のソフトウェアやWebサービスの場合は、自由度という点で制限されていたり、情報も非公開なことが多いですが、WordPressはオープンソースという形態で配布されており、誰でも自由に使用・改変する権利があります(厳密な定義は規約をご確認ください)。
 

自由にカスタマイズできるので、技術さえあればオリジナルのデザインや機能も追加することができ、SEO対策も自分のやりたい設定をすることができます。
 

【メリット5】Webサイト作成のスキルが身に付く(応用できる)

5つ目のメリットは、Webサイト作成のスキルが身に付く(応用できる)という点です。
 

世の中のWebサイトのうち3割り近くがWordPressで作られており、WordPressベースでホームページ制作する会社やWebデザイナー、マーケティング会社も多く存在します。
 

もし、WordPressを勉強することでWebサイト作成のスキルが身につくので、Web業界に興味がある場合にも役に立つ要素がたくさんあります。
 

なんだかいいことづくめですね!!

確かに有名で本もたくさん出ていますし、自分で好きにカスタマイズできるのは魅力的です。ただし、自由度が多い分、バージョンアップや不具合対応なども自分で実施しないといけないということをあらかじめ理解しておきましょう。

 

WordPressの5つのデメリット

ここからは、WordPressの主なデメリットについても挙げていきます。
 

【デメリット1】インストールが必要で始めるためのハードルが高い

1つ目のデメリットは、サーバーにWordPressはインストールして使う必要があり、初学者にとってはWordPressを始めるためのハードルが高いという点です。

インターネット上にWordPressを公開するためには、自分でレンタルサーバーなどを契約して独自ドメインを取得後、WordPressインストールという作業が必要です。

ホームページを開設するために必要な要素
 

また、WordPressの使い方なども覚えていく必要があるので、アメブロやはてなブログなどの無料ブログと比べると、初学者には難しいという点があります。

スマートフォンで始められなくもないですが、PCがないとかなり使いづらいです。スペックは問いませんがパソコンも必要と考えておきましょう。

 

【デメリット2】不正攻撃を受けやすい

2つ目のデメリットは、不正攻撃を受けやすいためセキュリティ管理が必要という点です。

WordPressは世界で最も普及しているソフトウェアで、ソースコードなどの情報も公開されているため、ひとたび脆弱性が発見されるとそれを突いて世の中のWordPressサイトに無差別に不正攻撃をする人間もいます。

そのため、WordPressのバージョンを最新に保つことをはじめ、パスワードを複雑にしたり、セキュリティのプラグインを入れたりなど、自分でセキュリティ管理をする必要があります。
 

■不正なファイルが設置された例
WordPress ハッキング。不審なファイルが設置されている
 

この辺は「WordPressだから」というよりも、Windowsと同じようにシェアが大きいソフトウェアはどうしても狙われやすくなるという傾向があります。
なんだかちょっと怖いですね。

確かにセキュリティに気をつける必要はあります。ただ、一般の個人・法人サイトであればそこまで気にしすぎる必要はありません。「WordPressセキュリティ対策」などで調べて出てくる対策をすればほとんどの場合は十分です。

 

(関連記事)【WordPressハッキング事例】マルウェア感染した時の症状
 

【デメリット3】自分で更新・管理しないといけない

3つ目のデメリットは、自分でバージョン更新や保守管理をしなければならないという点です。
 
WordPressのバージョンアップについて
 

スマートフォンでOSのバージョンアップやアプリのバージョンアップが必要なのと同様に、WordPress本体やテーマ・プラグインも日々新しいバージョンが出ています。

前述の不正攻撃からサイトを守るために、セキュリティ対策や不具合対応のために自分でバージョンアップはしなければならず、万一のためにバックアップを取っておいたり、問題が起きれば復旧作業をする必要があります。
 

米コンピュータ緊急事態対策チーム(US-CERT: United States Computer Emergency Readiness Team)は5月13日(米国時間)、「WordPress Releases Security Update|CISA」において、WordPressに脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされている。

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
News – WordPress 5.7.2 Security Release – WordPress.org

(※)WordPressに緊急の脆弱性、直ちにアップデートを | TECH+より引用

 

【デメリット4】問い合わせ先がなく自分で調べる必要がある

4つ目のデメリットは、問い合わせ先がなく自分で調べる必要があるという点です。

営利企業が対価をもらって提供しているサービスではないので、公式のコールセンターや問い合わせ窓口が用意されているわけでもありません。

利用者が多いので、何か疑問や不具合が起きてもほとんどの場合はネットで調べればすぐに解決策がヒットしますが、「調べる」という行為が苦手だと問い合わせ先がなく困るかもしれません
 

【デメリット5】静的ファイルと比べると若干動作が遅くなる

最後に、静的ファイルと比べると若干動作が遅くなるというデメリットがあります。

WordPressの仕組み上、プログラムの処理やデータベースとの通信が発生するため、そのままファイルを読み込めば良いだけのHTML・CSSファイルで作られたサイトと比較すると、若干動作が遅くなります。

ただし、あくまで比較論であり、最近ではサーバーや各種ソフトウェア・ミドルウェアの動作環境も進化していますので、実務上はほどんど気にしなくて良いレベルだと思います。

 

他のホームページ作成サービス・ブログとWordPressの比較

ホームページ作成サービスでは、WixやJimdo、Studio、ペライチなどが有名ですし、ブログだとアメブロ・はてなブログなどが有名です。

他の一般的なホームページ作成サービス・ブログサービスとWordPressを簡単に比較する下記のような長所短所があります。

タイプ メリット デメリット
WordPress ◎自由度が大きく色々なカスタマイズや機能拡張ができる
◎シェアが大きく情報がたくさんある
×サポートしてくれる問い合わせ先がない(不具合やわからないことは自分で調べて解決する必要がある)
×バージョンアップやセキュリティ対策を自分でやる必要がある

Jimdo,Wixをはじめとした営利企業が運営しているホームページサービス ◎問い合わせ先となるヘルプデスクがある(サポート条件は運営元やプランによるので要確認)
◎バージョンアップや基本的なセキュリティ対策は運営会社がある程度行なっている
×機能制限があり、WordPressほど自由度が大きくない

×規模(データ量)が大きくなると、WordPressと比較すると割高になりがち

 

関連記事

無料ブログとWordPressでどちらにするか悩んでいる人向けに「【どっちがおすすめ?】WordPressと無料ブログを徹底比較」に比較記事を掲載しました。本格的にブログ運営する場合は当サイトではWordPressをおすすめしていますが、気になる方は合わせてご参考ください。

 

WordPressのはじめ方

最後にWordPressの始め方を簡単にご紹介したいと思います。具体的な操作手順については「【WordPressの始め方総まとめ】ワードプレスブログの作り方9STEP」をご参考ください。
 

WordPressの始めるための4つのステップ

WordPressの始めるための4ステップ
 

具体的にWordPressでブログを作ろうと思ったらどうやったらよいんでしょうか??

一般的な手順としては、①サーバーを用意して、②ドメインを用意して、③WordPressをインストールし、④中身を作っていくという手順になります。

 

関連記事

サーバー・ドメインやインターネットの仕組みについて知りたい人は、下記の記事「ホームページの作り方・個人Webサイトの自作方法【総まとめ版】」をご覧ください。

 
 

【ステップ1】サーバーを用意する

Webの仕組み サーバー
 

1つ目のステップは、サーバーの契約です。サーバーにはいくつかのタイプがありますが、個人規模の場合は「レンタルサーバー会社」で「レンタルサーバー」を契約するのが一般的です。
 

レンタルサーバーとはインターネット上の建物に相当します。レンタルサーバーを提供している会社として、エックスサーバー、さくらインターネット、ロリポップなどが有名でよく利用されています。
 

本格的にアフィリエイトをスタートする場合、大量アクセスに強いレンタルサーバー「エックスサーバー」がおすすめです。
 

関連記事

スペックも含めたレンタルサーバー詳しい比較は「【徹底解説】レンタルサーバーおすすめ比較7選WordPress対応」に掲載しています。気になる方はあわせてご参考ください。

 

エックスサーバーを契約や後述の独自ドメインの取得からWordPressのインストールまでの具体的な手順は「【エックスサーバー】独自ドメイン取得〜WordPress設置まで手順解説」に記載していますので実際に契約される際は合わせてご覧ください。
 
 

【ステップ2】ドメインを取得する

Webの仕組み ドメインを取得する
 
2つ目のステップは、ドメインの取得です。ドメインとは、インターネット上の住所に相当します(当サイトであればwebst8.com)。
 

レンタルサーバーを契約した直後は、初期ドメインというレンタルサーバーのサブドメイン(xxxx.xsrv.jp)が利用できる状態です。このサブドメインは実際のビジネス・ブログには不向きです。そこで通常は、自分専用のドメイン(独自ドメイン)を取得して利用します。
 

レンタルサーバー会社がエックスサーバーであれば、そのままエックスサーバーで独自ドメインを契約することができます。
 

■エックスサーバーのドメイン取得の画面の例
エックスサーバー エックスドメイン 取得したいドメインを入力
 

(※)独自ドメインは、「xxxx(自分の欲しい名前)」×「トップレベルドメイン」の組み合わせからどれにするかを選ぶ形になります。どれにするべきか悩んでいる場合は、とりあえず「.com」を選んでおくと無難でしょう。

 

具体的な独自ドメインの取得手順は「【エックスサーバー】独自ドメイン取得〜WordPress設置まで手順解説」に記載していますので実際に契約される際は合わせてご覧ください。
 
 

【ステップ3】WordPressをインストールする

ワードプレスのロゴ

 

3つ目のステップWordPressをインストールです。
 

ステップ2までの手順でレンタルサーバーの契約とドメインの登録が完了してWebサイトを構築する準備が整いました。家に例えると今はマンションを契約直後の状態で家具も何もない状態です。
 

ここからはサーバー(建物)の中にホームページ(中身)を作成していきます。
 

最近では多くのレンタルサーバー会社でWordPressの自動インストール機能などが用意されていて、設定方法などもたくさんインターネットで説明されています。
 

エックスサーバー 管理画面 CMS自動インストール

エックスサーバー管理画面 CMS自動インストール


 
 

【ステップ4】WordPressで中身を作る

4つ目のステップは中身の作成です。WordPressをインストール完了したらいよいよ中身を作っていきます。
 

具体的には前述にご紹介したデザインテンプレート「テーマ」の設定、ニューバーの作成などのWordPress設定に加えて、具体的なコンテンツ(文章や画像など)をページ内に盛り込んでいきます。
 

WordPressの勉強方法ですが、自分でWordPressでブログを作って触っていくのがおすすめです。

 

【10分簡単デモ】WordPressでホームページ作る方法


 

本もたくさん出版されていますので、本やネットを見ながらレンタルサーバーとドメインを取得して、自分でWordpressを触っていきましょう。
 

なお、「【総まとめ版】WordPress(ワードプレス)の使い方を徹底解説」には、WordPress初心者向けにワードプレスの仕組みや使い方をまとめて説明しています。最新のブロックエディターにも対応していますので、ぜひ勉強にもご利用ください。
 
 

まとめ WordPressの特徴とメリットデメリットについて

今回は、WordPressを始めようか検討している方向けに、WordPressとはどういったものなのか、WordPressの概要と特徴をご説明しました。

WordPress(ワードプレス)とは、一言で言うとホームページやブログを作るソフトウェアです。

WordPressの主な特徴としては、「世界・日本で圧倒的なシェア(普及)があること」「オープンソースで無料で誰でも利用できること(商用利用も可能)」、「数千・万単位のデザインのテンプレート(テーマ)とプラグインがあること」の3点があります。

WordPressのメリットとデメリットをまとめると下記の通りです。基本的には、制限なく自由にできる分、問題も自分で対応しなければいけないという特徴があります。
 

WordPressの主なメリットデメリット
 

WordPressを使うメリット WordPressで注意したいデメリット
  • シェアが世界・日本No1で情報が豊富で勉強しやすく、今後も開発・改善が進みやすい
  • オープンソースで無料で商用利用可能
  • 豊富なデザインテーマやプラグインが用意されている
  • 自由度が大きくカスタマイズやSEO対策が自由にできる
  • Webサイト作成のスキルが身に付く(応用できる)
  • 自分でサーバーにWordPressをインストールする必要がある
  • 問い合わせ先が基本的にない(自分で調べて解決する必要がある)
  • 不正攻撃を受けやすくセキュリティ対策に気をつける必要がある
  • 自分でバージョン更新・管理する必要がある
  • 仕組み上、HTML・CSSなどの静的サイトよりも若干遅い

 

今後、自分のブログを作ってみたいので、WordPressを勉強してみますね!

やはり、実際に触って慣れることが一番の近道なのでぜひ頑張ってみてください。

 

WordPressを始め方については「【WordPressの始め方総まとめ】ワードプレスブログの作り方9STEP」に詳しく説明していますので合わせてご参考ください。
 

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
 

【関連記事】WordPressの使い方

【総まとめ版】WordPress(ワードプレス)の使い方を徹底解説」には、WordPress初心者向けにワードプレスの仕組みや使い方をまとめて説明しています。最新のブロックエディターにも対応していますので、ぜひ勉強にもご利用ください。

 

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