本記事は2023年3月時点の情報です。最新の正確な情報は公式サイトでご確認ください
今回は、ある程度経験を積まれたITエンジニアの方向けの転職サービス「転職ドラフト」の特徴や評判・口コミを詳しく解説します。
転職ドラフトは、野球のドラフト指名のようにスキルやプロジェクト経験によって企業側から競争入札(スカウト)が届くスカウト型の転職サイトです。
ITエンジニア経験のある人のみが登録できるよう登録審査が設けてあり、「転職で年収アップができた」「効率的に転職活動を進められた」といった評判・口コミも多数見受けられ、下記のような方におすすめのサービスです。
- ITエンジニアとして実務経験のある方
- IT特化の転職サービスを探している方
- 現在の年収が自分の実力経験に見合っていないと感じているITエンジニアの方
なお、IT・エンジニアにおすすめの転職エージェントを「IT・エンジニアにおすすめの転職エージェント比較・一覧」でご紹介していますので、転職エージェントをお探しの方はあわせてご参照ください。
転職ドラフトのサービス情報
運営会社 | 株式会社リブセンス |
本社所在地 | 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝10階 |
公開求人数 / 非公開求人数 | 約30件 / 非公開 ※公開求人数は自己推薦枠に出されている求人数を参考にしています。 |
主な利用者層 | 20〜50代のユーザー ※累計ドラフト参加ユーザーランキングを参考にしています。 |
エリア | 東京都に集中 ※自己推薦枠に出されている求人を参考にしています。 |
転職ドラフトは、株式会社リブセンスが運営するITエンジニアに特化した競争入札型転職サービス。野球のドラフト指名のように自由競争でリアルな相対市場価値がわかることから20〜50代のユーザーを中心に人気を集めています。
転職ドラフトは、基本的にスカウト型の転職サービスで企業からのスカウトを待つ必要があります。しかし、自己推薦枠に出されている求人であれば自分からアプローチをすることも可能です。
転職ドラフトの4つの特徴
転職ドラフトはITエンジニアの転職に特化していることをはじめ、一般的な転職エージェントとは異なる特徴があります。主な特徴は下記の通り
- ITエンジニアの転職に特化している
- 年収と仕事内容が先に提示される
- ドラフトスケジュールが決まっている
- 他人の入札結果を閲覧できる
1. ITエンジニアの転職に特化している
1つ目は、ITエンジニアの転職に特化しているという点です。
転職ドラフトはITエンジニアの転職に特化した競争入札型転職サービスで、Web/IT業界を代表する様々な企業に利用されています。
また、転職ドラフトは登録時に審査を設けており、これまでの開発経験が豊富で実力があると判断されたエンジニアだけが登録可能です。そのため、Web/IT業界でスキルアップ転職をしたい経験豊富なITエンジニア向きの転職サービスと言えます。
Q. 審査に合格できません
A. 誠に申し訳ございませんが勝手ながら、転職ドラフトへの参加は一定以上のスキル・ご経験をお持ちの方に限らせていただいております。
ただ記載されている情報不足のために、スキルやご経験を十分に把握することができず審査通過の判断ができかねた場合もございます。
フィードバック内容を今一度ご確認いただきまして追記・修正の上、再審査申請をいただけますと幸いです。再審査の申請をお待ちしております!※審査通過に「転職意欲」は関係ございません。
FAQ | 転職ドラフト公式サイト より引用
※審査申請に回数制限などはございません。何度でも申請することが可能です。
2. 年収と仕事内容が先に提示される
2つ目は、年収と仕事内容が先に提示されるという点です。
転職ドラフトでは、競争入札(スカウト)が届いた時点で年収と仕事内容が先に提示されるようになっています。
そのため、選考がある程度進んだ後で「年収での条件面が合わずに辞退することになった…」といった事態を避けることができ効率よく転職活動を進められます。
また、提示年収は現年収や希望年収が非公開にされた状態で提示されるため、スキルやプロジェクト経験によっては大幅な年収アップを達成できる可能性があります。
実際にインターネット上の評判・口コミを見てみても「現在の年収よりも高いオファーが届いた」といった声が多く見受けられます。
3. ドラフトスケジュールが決まっている
3つ目は、ドラフトスケジュールが決まっているという点です。
通常のスカウトサービスでは、企業側がスカウトを送る時期やスカウトに対して返事をする時期に定めがないことが一般的ですが、転職ドラフトではスケジュールが決められています。
そのため、ドラフトに参加したい方は以下のリンクからドラフト開催期間を確認しておく必要があります。
なお、自分から企業にアプローチできる自己推薦であれば、ドラフトスケジュール外でも利用することが可能です。
4. 他人の入札結果を閲覧できる
4つ目は、他人の入札結果を閲覧できるという点です。
転職ドラフトでは、公式サイトから開催毎の入札結果(「ユーザー年収ランキング」や「各社毎の1位指名ユーザー」など)を確認することができます。
そのため、提示されている年収とユーザーのスペックを比較することでリアルな相場を把握することが可能です。
転職ドラフトの評判・口コミ
ここからは転職ドラフトに関してインターネット上にあった主な良い評判・口コミや悪い声を紹介します。
良い評判・口コミ
まずは良い評判・口コミを紹介します。Twitter上には転職ドラフトに関する良い評判・口コミがいくつかありましたが、以下では気になった4つをピックアップしました。
- 現在の年収よりも高いオファーが届く場合がある
- エンジニアとしての自分の市場価値が把握できる
- 効率的に転職活動を進められる
- 親切なレジュメのフィードバックがもらえる
こちらは「現在の年収よりも高いオファーが届いた」といった評判・口コミです。
転職ドラフトでは、現年収・希望年収を非公開にした状態で、企業から競争入札が受け取れます。
またユーザーは現年収・希望年収を聞かれたとしても答える必要がないため、場合によっては現年収より大幅な年収アップを達成することが可能なようです。
■現年収や希望年収を聞く行為について
提示年収よりも内定年収を上げることを検討している場合のみ聞くことができます
引用元:ドラフトルール|転職ドラフト – ITエンジニアを競争入札
注)決して内定年収を「現年収や希望年収」よりも上げるかどうかではありません
聞き方は「提示した年収が、現年収や希望年収に満たない場合は、その金額を教えていただけませんか?」という聞き方に限定します
細かい言い回しは問いませんが、運営が主旨と異なる聞き方をしていると判断した場合は何らかの措置を講じる場合があります
また、ユーザーは現年収・希望年収を企業に答える義務はありません
悪い評判・口コミ
次に悪い評判・口コミを紹介します。
- 登録時に大量の経歴を書くのに手間がかかる
- 登録審査に通らない
転職ドラフトでは登録時に「3〜5年後の目標や野望」や「過去に参加したプロジェクトの詳細」などを細かく記載する必要があります。
また、記入されたレジュメをもとに登録審査が行われるため、丁寧かつ詳細に必要項目を記入することが求められ、手間と感じる人も多いようです。
転職ドラフトはこんな方におすすめ
以上のことを踏まえると、転職ドラフトは以下のような方におすすめの転職サービスと言えそうです。
- ITエンジニアとして実務経験のある方
- IT特化の転職サービスを探している方
- 現在の年収が自分の実力経験に見合っていないと感じているITエンジニアの方
なお、実務経験のないITエンジニア未経験もしくは経験の浅い方についてはそもそも審査に通過しないケースも多いです
転職ドラフトを利用するのが厳しいと感じる方の場合は、「ワークポート」や「マイナビジョブ20’s」といった転職エージェントがおすすめです。
ワークポートやマイナビジョブ20’sの特徴、評判・口コミについては以下の記事で解説しておりますので、こちらもあわせてご覧ください。
転職ドラフトを効果的に利用する方法
なお、転職ドラフトを効果的に利用するにはいくつかコツがあります。
そこで以下では転職ドラフトを効果的に利用する方法を解説します。
- レジュメ情報を丁寧に作り込む
- ラブコール機能を利用する
1. レジュメ情報を丁寧に作り込む
1つ目は、レジュメ情報を丁寧に作り込むという方法です。
こちらは全てのスカウトサービス全てで言えることですが、より多くのスカウト(転職ドラフトの場合は「指名」)を受け取るにはレジュメ情報を丁寧に作り込む必要があります。
そのため、過去に参画したプロジェクトの概要や自身の技術力などを詳細に細かく記載しておくのがおすすめです。
なお、転職ドラフトでは他のユーザーのプロフィールを参考にすることができます。そのため、指名数の多いユーザーのプロフィールを参考に、自身のプロフィールをブラッシュアップするのも良いでしょう。
2. ラブコール機能を利用する
2つ目は、ラブコール機能を利用するという方法です。
転職ドラフトでは求人への興味があることを企業側に意思表示できる「ラブコール機能」が搭載されています。
ラブコールを送ることで企業側に転職意欲を示すことができるので、気になった企業があったら積極的に利用してみると良いでしょう。
なお、ラブコールは上限10社まで設定する事が可能。またラブコールの上限を使い切った後でも、すでに設定したラブコール設定を外すことで新たなラブコールを送ることができます。
他にも全ての転職エージェント(転職サービス)に共通した効果的な使い方・利用方法については以下の記事にて解説しています。興味がある方は本記事と併せてご覧ください。
転職ドラフトの利用の流れ
最後に転職ドラフトの利用の流れを解説します。
転職ドラフトに参加するには公式サイトからアカウントの作成(無料)を済ませる必要があります。
公式サイトが開いたら「ENTRY」ボタンをクリックします。
「ENTRY」をクリックするとユーザー名やEmailアドレスを入力する画面が出てくるので、全ての項目を入力してから「アカウント作成」をクリックします。
以上の操作を行うと、入力したメールアドレス宛にURLが記載されたメールが届くので、URLの飛び先ページでこれまでの経歴やスキルなどを入力して審査結果を待つ流れになります。(※通常であれば審査の申請をしてから「1営業日内」に結果が届きます。)
なお、審査に通過すると次回の転職ドラフトから参加ができるようになります。
まとめ ITエンジニア経験者向きの転職サービス「転職ドラフト」
まとめです。今回は、ある程度経験を積まれたITエンジニアの方向けの転職サービス「転職ドラフト
ITエンジニア経験のある人のみが登録できるよう登録審査が設けてあり、「転職で年収アップができた」「効率的に転職活動を進められた」といった評判・口コミも多数見受けられ、下記のような方におすすめのサービスです。
- ITエンジニアとして実務経験のある方
- IT特化の転職サービスを探している方
- 現在の年収が自分の実力経験に見合っていないと感じているITエンジニアの方
なお、当ブログでは他にもIT・エンジニアにおすすめの転職エージェントをいくつか紹介しています。そのため、興味がある方は以下の記事も併せてご覧ください。
今回は以上になります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。