【Webライター】やりがい・大変なところや必要なスキル・年収を解説

IT職業 Webライターの仕事内容 なるのに必要なスキルや年収

Webライターというと在宅やリモートで働きやすいというイメージがあるため、Webライターの職種に転職したい方や興味のある方の多いのではないでしょうか。

WebライターはWeb系職種の中でも始めやすいメリットがある一方、専門性が低いため仕事がない人や低単価で請け負っている人も多いのが現状です。しかし、専門性・資格を持っている人やSEOで実績のあるなどで重宝されている人も多いです。

今回は、昨今人気を集めているWeb系職種の1つである「Webライター」の仕事内容や必要なスキル、なる方法などを詳しく解説していきます。

目次

Webライターの仕事内容

Webライターの仕事内容

Webライターは一言で言うと、オンライン上でテキストコンテンツを作成するお仕事のことを言います。

新聞、雑誌などに寄稿する紙中心のライターと違って、企業のWebサイトのコラムやSNSなどの文章を執筆するのがメイン業務となり、仕事内容は多岐に渡ります。

■Webライターの仕事内容の例

  • ブログ記事の執筆(例:テック系ブログのノウハウ記事など)
  • SNSに掲載する記事の執筆
  • ECサイトに掲載する説明文の執筆
  • インタビューの実施&記事の執筆
  • ランディングページ(LP)の文章の執筆
  • インターネット広告に掲載する広告文の執筆

また、昨今様々な業界においてコンテンツマーケティングによる集客手法が一般的となっている背景から、検索エンジンで上位表示されるコンテンツを作成できるWebライターの需要が増えてきています。

そのため、ユーザーにとって読みやすい文章を書く能力はもちろん、検索エンジン最適化施策(SEO)WordPress上での執筆などWebに関する基本スキルが求められます。

顧客に価値ある記事コンテンツを作成・配信することで、見込み顧客に自社の存在を知ってもらうマーケティング手法のこと。

Webライターの平均年収

求人情報の検索サービスである「求人ボックス」の情報によると、Webライターを含むライター業全体の平均年収は448万円となっています。派遣社員の場合は時給1700円程度、アルバイト・パートの場合は時給1100円程度でした。

引用:求人ボックス

ライターの仕事の平均年収は約448万円。日本の平均年収と比較すると高い傾向にあります。
月給で換算すると37万円、初任給は22万円程度が相場のようで、派遣社員やアルバイト・パートでは平均時給がそれぞれ1,694円、1,097円となっています。

引用:求人ボックス

給与幅は348万円〜968万円と広くなっていますが、理由としては勤務先や経験、保有スキルの違いが考えられ、ある程度経験を積んだ社員は、Webサイト運営の方向性や記事コンテンツの品質管理などを行う「編集者・Webディレクター」としてキャリアアップしていることが多いです。

ライターの平均年収(正社員):448万円

補足:フリーランスの場合の平均年収

Webライターは時間や場所を選ばずに働けるため、フリーランスとして働いている方が多い職種です。

そこでフリーランスの場合の平均年収も紹介しておくと、Webライターやイラストレーター、翻訳などを含む「文筆系」全体で、大体「200万円未満」「200~400万円未満」がボリュームゾーンとなっています。

そのため、正確な数値は把握できませんが、大体年収200〜300万円程度と考えておくと良いかもしれません。

フリーランスの場合のWebライターの平均年収
引用:フリーランス白書 2019
スクロールできます
年収割合
200万円未満32.0%
200~400万円未満26.9%
400~600万円未満21.5%
600~800万円未満8.2%
800~1000万円未満5.5%
その他(1000万円以上、わからない、無回答)5.9%

ライターの平均年収(フリーランス):200万円〜300万円

Webライターのやりがい・大変なところ

ここからはWebライターにはやりがいや大変なところをご紹介します。

Webライターの仕事のやりがい

Webライターの仕事のやりがいには、大きく以下の4点が挙げられます。

Webライターのやりがい
  1. 自分の書いた文章を世の中に発信できる
  2. 在宅・リモートワークの融通が効きやすい
  3. 様々な分野に関する知識が身に付く
  4. 他のビジネスでも活かせるライティング力が身に付く

1. 自分の書いた文章を世の中に発信できる

一つ目は、自分の書いた文章を世の中に発信できる点です。多くの職業・職種では自分の行った仕事を直接多くの人に見てもらえる機会はそう多くありません。

しかし、Webライターはインターネットを介して世界中の人に自分の書いた記事を見てもらうことができます。昨今SNSの発達で、記事を見た人から「役に立った」「わかりやすかった」と直接感想を言うことのできる機会も増えました。

自分の書いた文章を世の中に発信でき、閲覧者から反応をもらえることは大きなやりがいの一つと言えます。

2. 在宅・リモートワークの融通が効きやすい

2つ目は、在宅・リモートワークの融通が効きやすいという点です。

Webライターは在宅での仕事がしやすい職種です。

会社員の場合は所属組織にもよりますが、「毎日9:00ー17:00で職場に出社して働かなければいけない」といった必要性が必ずしもないため、締め切りがある点や業務量の違いはあれ、比較的柔軟に時間の調整ができる傾向があります。

業務委託として請け負うフリーランスであれば、より時間や場所に捉われない自由な働き方ができるでしょう。

3. 様々な分野に関する知識が身に付く

3つ目は、様々な分野に関する知識が身に付くという点です。

Webライターは時には自分のあまり精通していない分野の記事を書かなければならないことがあります。こういった場合、執筆の前にしっかりとリサーチを行うため、幅広い分野に関する知識が学べます。

4. 他のビジネスでも活かせるライティング力が身に付く

4つ目は、他のビジネスでも活かせるライティング力が身に付くという点です。

どんな業界でも、ビジネスメールや企画書など文章を書く機会は多いため、テキストを使って自分の伝えたいことを正確かつ明確に伝える能力はビジネスの基盤と言えます。

Webライターとして長く経験を積むとライティング能力が自然と身に付けられるので、この点やりがいを感じられます。

Webライターの大変なところ

Webライターで働く場合の代表的な大変なところ・しんどい点は下記の通りです。

Webライターの大変なところ
  1. 執筆テーマによっては覚えることが多くて大変
  2. 差別的な表現や誤った情報を発信しないよう細心の注意が必要
  3. 締切に追われるストレスがかかる
  4. コミュニケーションに苦労する

1. 執筆テーマによっては覚えることが多くて大変

1つ目は、執筆テーマによっては執筆テーマによっては覚えることが多くて大変という点です。

Webライターとして働いていると、あまり精通しないテーマについて執筆をすることも多々あります。その際、執筆に入る前にリサーチを行いますが、専門性の高い内容の場合だと「リサーチだけで1日かかった」ということも珍しくありません。

新しいテーマを勉強するのが好きな人には向いていますが、慣れないテーマで勉強が苦痛に感じることもあるでしょう。

そのため、効率的なリサーチ方法を確立したり、自分の得意分野に特化して活動することで、リサーチの時間を減らせるよう努める必要があります。

2. 差別的な表現や誤った情報を発信しないよう細心の注意が必要

2つ目は、差別的な表現や誤った情報を発信しないよう細心の注意が必要という点です。

企業側にとって、インターネット上で誤った情報を発信してしまうことは大きなリスクです。

昨今SNSの発達でユーザーの目も肥え、間違いや誤解を生む表現をインターネット上で発信してしまうと即座に間違いを指摘されるケースは多々ありますし、「いわゆる炎上」してしまう事例が相次いでいます。

そして一度低下した信用は取り戻す方が何倍も時間労力がかかります。Webライターは、誤った情報を発信しないように事実チェックなどをはじめ細心の注意が必要なお仕事です。

3. 締切に追われるストレスがかかる

3つ目は、締切に追われるストレスがかかるという点です。

Webライターは常に締切がある中で良質な記事を書き続けていく必要があります。

業務量が多い職場の場合、ストレス負荷や焦りを抱えて叩いている人もいるでしょう。

ストレスがかかると集中力や創造力に影響し記事の品質が下がってしまう可能性があるため、適度に体を動かしたり、締切に追われすぎないようスケジュールを調整するなどして、ストレスを軽減する工夫が重要になります。

4. コミュニケーションに苦労する

4つ目は、コミュニケーションに苦労するという点です。

エンジニアの業界で「コードの書き方に確実な正解がない」と言われるように、Webライターの業界でも文章の書き方に明確な正解はありません。

自分では読みやすい記事が書けたと思っても人によっては「もっとこんな表現の仕方をして欲しい」といったことが多々あります。

そのため、自分の基準を持ちつつクライアントの意図を理解して、柔軟に対応しなければならない点が大きな課題の1つと言えます。

Webライターに求められる必要なスキル・知識

Webライターには合計で5つのスキル・知識が求められます。そのため、Webライターに転職したいと考えている方は、これらのスキルを身につけなければなりません。

Webライターに求められるスキル・知識
  1. 読みやすい文章を書く能力
  2. 該当カテゴリーに関する専門知識
  3. リサーチ能力
  4. コミュニケーション能力
  5. Webに関する基本スキル

1. 読みやすい文章を書く能力

1つ目は、読みやすい文章を書く能力です。

当たり前ですが、文章構成を考えたり冗長表現を控えたりすることで少しでも読みやすいユーザーにとって読みやすい文章を書ける能力が求められます。

また、幅広い年代のユーザーがコンテンツを見ることも考えられるため、できるだけ分かりにくい表現は避けたり、専門用語には注釈をつけたりするといった配慮が必要です。

2. 該当カテゴリーに関する専門知識・経験

2つ目は、該当カテゴリーに関する専門知識・経験です。

Webライターは多くの人々が閲覧するインターネット上に記事を寄稿するため、トラブルにならないよう正確な情報を掲載する必要があります。

とくに医療、金融といった分野は高度・正確な知識が求められます。特定の範囲で専門知識や資格・経験があるWebライターは一定の需要があるでしょう。

■Webライターが稼げるジャンル例

  1. 金融
  2. 医療
  3. 転職
  4. 不動産
  5. 語学

など

3. リサーチ能力

3つ目は、リサーチ能力です。特定のテーマの記事を書き始める際には、最新の正確な情報を把握しておく必要があります。

たとえ元専門だったテーマでも時間が経つにつれ、今は古い情報・誤った情報になっている場合も多くあります。

誤った情報を発信しないためにも、情報が正確かどうかを確認したり、裏付けする資料を引用したりする際にも検索エンジンを使ったリサーチが必要なので、正しく情報を探したり精査したりできるリサーチ能力は必須と言えます。

ユーザーが求めている内容を把握して、最新の正確な情報をリサーチできる能力が必要です。

4. コミュニケーション能力

4つ目は、コミュニケーション能力です。

Webライターはクライアントからのヒアリングややり取りをはじめ、編集者やディレクターと取材や打ち合わせなどで他者と関わる機会もあります。

そのため、相手にうまくヒアリングをして、聞きたいことを聞き出したり相手の魅力を引き出したりできるコミュニケーション能力が求められます。

■Webライターが一緒に仕事をすることが多い人物・職種

  • クライアント
  • 編集者
  • Webディレクター
  • SEOコンサルタント
  • Webデザイナー

5. Webに関する基本スキル

5つ目は、Webに関する基本スキルです。

インターネット上の記事を執筆する場合、検索エンジンで上位表示されることで多くのユーザーの目につくようになるためSEO(検索エンジン最適化)に関する知識が必要です。

またWordやGoogleドキュメントといったツールで記事の原稿を作成した後、完成した原稿をWordPressに入稿するのもWebライターの仕事であることが多いため、WordPressの基本的な操作(特に「投稿」画面の使い方)は覚えておくと良いでしょう。

Webライターが向いている人

以上のことを踏まえると、Webライターは以下のような方に向いています。

Webライターが向いている人
  • 自分の執筆した記事を世界に発信することで人の役に立ちたい方
  • 誤った情報を発信しないよう最新の正確な情報を調べることができる責任感のある方
  • 文章を書くのが好きな方
  • 何かしらの得意・専門分野がある方
  • 場所や時間に縛られない働き方をしたい方

Webライターは大前提第一前提として、文章を書くのが好きであることが重要です。

また、文章を書くことで読者の役に立ちたいという想いと、誤った情報を発信しないよう細心の注意を払える責任感のある人に向いています。

時には精通していないテーマに関するリサーチを時間をかけて行う必要があるため、自分の知らないテーマでも興味・関心を持ってリサーチする必要があります。

なお、前章で「Webライターに求められるスキル・知識」をいくつか解説しましたが、これらのスキルは業務をこなしていく中で身につけられるスキルです。そのため、あるに越したことはありませんが、なくてもWebライターに向いていない訳ではありません。

未経験からWebライターになる方法

最後に未経験からWebライターになる方法を簡単に解説します。

未経験からWebライターになる方法
  1. Webライターとして企業に入社する
  2. クラウドソーシングで案件を受注する
  3. Webライタースクール・講座で基礎を学ぶ

1. Webライターとして企業に入社する

1つ目は、Webライターとして企業に入社するという方法です。

こちらの方法では給料をもらいながら先輩ライターからスキルが学べるので、メリットが多く効率的にWebライターになることができます。

ただし、Webライターの正社員求人の数は少なく経験者が優遇されやすいため、未経験の方には困難。そのため、未経験の方は、まずアルバイト・パートとして入社するほうがハードルが低いでしょう。

dodaに掲載されているWebライターの求人数

2. クラウドソーシングで案件を受注する

2つ目は、クラウドソーシングで案件を受注するという方法です。

こちらの方法では未経験ライターでもチャレンジできる案件が多くスキルを学べるものもありますが、低単価案件が多いのが特徴です。

そのため、始めの実績作りとして利用するのには最適ですが、実績ができた後は他の方法に移行するのがおすすめです。

Lancersで募集されているWebライター案件

上はクラウドソーシングサイト「Lancers」でWebライターの案件を探した結果ですが、1文字0.5円以下の低単価な案件もいくつか見受けられます。

3. Webライタースクール・講座で基礎を学ぶ

3つ目は、Webライタースクール・講座で基礎を学ぶという方法です。

こちらの方法では初期投資にお金がかかりますが、最短で稼げるようになるためのスキルが身につけられます。

またスクールによっては受講修了後に案件獲得サポートが付いてくる場合があります。そのため、お金に余裕がある方・効率よくWebライターの基礎を身に付けたい方におすすめです。

まとめ

まとめです。今回はWebライターの仕事内容や年収、やりがいや大変なところを中心に解説しました。

Webライターが向いている人
  • 自分の執筆した記事を世界に発信することで人の役に立ちたい方
  • 誤った情報を発信しないよう最新の正確な情報を調べることができる責任感のある方
  • 文章を書くのが好きな方
  • 何かしらの得意・専門分野がある方
  • 場所や時間に縛られない働き方をしたい方

WebライターはWeb系職種の中でも始めやすいメリットがある一方、専門性が低いため仕事がない人や低単価で請け負っている人も多いのが現状です。

しかし、得意ジャンルや専門性・資格を持っている人や、SEOで実績のある人は重宝されているケースもあります。

いずれにしても、文章を書くことで読者の役に立ちたいという想いと、誤った情報を発信しないよう細心の注意を払える責任感のある人に向いています。

なお、IT業界・WEB業界への転職を考えている方向けに、以下の記事では「IT・エンジニアにおすすめの転職エージェント」をいくつか紹介しています。そのため、興味がある方はこちらも併せてご覧ください。

今回は以上になります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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