HTML超入門編

HTMLとは

HTMLとはWebページの構造を定義する言語

HTMLとはHyper Text Markup Languageの略です。Webページの構造を定義する言語です。
 

構造を定義する??

 

例えると、人の構造を定義するときに「頭が一つ」あって、その中に「目が二つ」「鼻が一つ」「口が一つ」といったように人の構造を定義していくのと同じような感じです。
HTMLでは、Webページの構造を定義していきます。

 

■人の構造の定義に例えたイメージ
HTMLで人の基本構造を定義
 

より具体的に言うと、<html>〜</html>のように、< >で囲んだ『タグ』と言われるかたまりを使って、「これは見出し」「これは文章」「これは画像」「これはリンク」など定義していきます。
 

HTML入門 基本構造 ソース
 

HTMLで記述されたファイルをWebブラウザで開くと、ブラウザが上記の記述を解釈して、普段見ているWebページとして見ることができます。
 

HTML入門 基本構造 ブラウザ表示時
 
 

HTMLとセットで使う言語CSS

また、Webページのスタイルを整えるため、HTMLとセットでCSS(Cascading Style Sheets)という言語もよく使います。
 

スタイルを整える?HTMLと何が違うんですか??

たとえば、HTMLが「目が二つ」「鼻が一つ」でといったように人の構造を定義する言語だとすると、CSSは「この人の目は二重にして、鼻の高さは2センチで」といったように人の見た目を調整する言語です。

 

■人に例えたイメージ
人に例えたイメージ)HTMLは人の構造を定義。CSSで十人十色に見た目を調整
 

先ほどの例でいうと、具体的には「この見出しは赤文字で」「この文章のフォントは30pxで」「このグループは青線で囲む」などHTMLで定義した内容をどんな見た目に表示させるかを設定していきます。
 

HTML入門 基本構造 CSS
 

CSSでスタイルを指定すると、ブラウザで開いたときにそのスタイル(見た目)が適用されています。
 

HTML入門 CSS適用 ブラウザ表示時
 

HTMLは文書の構造を定義する言語、セットで使うCSSは文書の見た目を調整する言語という点を覚えておきましょう。

 
 

HTMLの構造

次に、HTMLの構造を説明していきます。HTMLの基本構造は下記のように記述します。
 
■HTMLの基本構造

 

HTMLの基本構造

  1. 先頭に<!DOCTYPE html>と記述して
  2. <html>で大きくくくり
  3. htmlの中の前半に<head>でくくり
  4. htmlの中の後半に<body>でくくります。

 

■演習
Atomでsample.htmlを新規作成します。「html」と入力して出てきた候補を選択して、htmlの基本構造を作成しましょう。


 
titleタグの中に「1日速習HTMLCSSセミナー」と記述して保存後、ウェブブラウザで開いて見ましょう。

 
 

!doctype html

HTMLの基本構造 doctype
 
<!DOCTYPE html>はこれからhtml5というバージョンでhtml文を書きますよという宣言文で、最初の行に記述します。
 

HTML5??HTMLにもバージョンがあるんですか?

はい。たとえば、iPhoneが6→7→8と時代に応じてバージョンがだんだん上がっていくのと同様に、HTMLも時代に合わせて古いHTML4.01から現在の主流HTML5へバージョンが上がっていっています。

 

参考)[HTMLの歴史] HTMLの誕生からHTML5までをザッと要点紹介
 

最初は難しいので、とりあえずおまじないという意識で記述しておくと良いと思います。
 

htmlタグ

HTMLの基本構造 htmlタグ
 
<html>~</html>はページがhtmlページであることを宣言するタグです。htmlタグの中にhtml文を記述していきます。
 

(※)言語指定を厳密にする場合は、<html lang="ja">〜</html>にします。
 

headタグ

HTMLの基本構造 headタグ
 
htmlタグの前半にheadタグが入ります。headタグには、Webページのタイトル(titleタグ)や、検索エンジン向けの説明文、文字コード、外部のCSSファイルやjavascriptファイルなどを記入します。
 

ここに記述した内容は、titleタグなどの一部を除きWebブラウザ上には基本的に表示されません。
 

人で例えると、外見以外にも属性情報(氏名は〇〇で日本語を話すなど)をを入れる箇所がheadタグというのがイメージしやすいかもしれません。

 

■人に例えた時のイメージ
headタグの中で名前や言語・説明文などの属性情報を決める
 
 

bodyタグ

HTMLの基本構造 bodyタグ

bodyタグの中には、実際にWebブラウザに表示される中身を記述します。
 

たとえば、見出し、文章、画像、テーブル、などなどのコンテンツをします。 なお、ひとつのHTML文書の中にheadタグやbodyタグが出現する回数は一回だけです。
 

bodyタグの中に文章や画像などの中身を書き込んでいったら良いんでしょうか?

そうですね!先ほどの例でいうと、bodyタグの中が人の構造を定義する箇所になります。本ページではbodyタグの中でよく使うタグを説明していきますね。

 

(補足)id属性とclass属性

HTMLにつけるid属性とclass属性
 

さて、htmlの各タグにはid属性やclass属性という属性が設定できます。
 


<h1 id="top-h">はじめてのCSS</h1>
<p class="blue-text">この文章は青色になります</p>

 

idやclassを設定することでCSSでレイアウト装飾する際に、「このid名がついているタグは背景を赤色にする」あるいは、「このclass名がついているタグは文字色を青色にする」などの指定ができるようになります。
 

ここでは割愛しますが、HTMLタグには、
<h1 id="concept">のようにidやclass名が付いていることがよくあることを覚えておきましょう。

 
 

BODY内でよく使うHTMLタグ一覧

ここでは、bodyタグ内で文書を定義するためのよく使うHTMLタグ一覧を紹介します。
 

HTMLタグ 意味 備考
見出し h1〜h6 見出しは、h1~h6タグを利用します。見出しは、書籍の章立ての「章」に相当します。h1〜h6のhはheadingの略です。
段落 p パラグラフ(段落)は、pタグを利用します。pはParagraphの略です。
改行 br テキスト内・間で改行するためには、brタグを利用します。brとはBreak(改行)の略です。
画像 img 画像を表示するには、imgタグを利用します。imgはImageの略です。
リンク a Webサイトやページへのリンクを作成するには、aタグを利用します。aタグはアンカー(Anchor)の略です。
リスト ul、li 箇条書きのようにリスト表示する場合は、ulとliを利用します。ulはUnoder list(順序のないリスト)の略です。liはList Itemの略で各項目になります。ulの他にol(順序のあるリスト)もあります。
テーブル(表) table テーブルを定義します。tableタグの他にtr、th、tdなど複数のタグを組み合わせてテーブルを作成します。
汎用タグdiv div タグ自体は特定の意味を持ちませんが、タグどうしをグループ化したりする際にdivタグを利用します。
汎用タグspan span divタグと同じように、span自身は特に意味を持っていませんが、囲んだ範囲をひとかたまりのグループとするのに、spanタグを利用します。divタグが改行が入るのに対して、spanは改行が入りません。

 
 

BODY内で記述するよく使うHTMLタグ詳細

bodyタグ内に記述する主なHTMLタグ

さて、これまでHTMLの基本構造について説明しました。
 

headタグに記述する内容は最初は難しくおまじない的に書く記述も多いのでここでは割愛して、ここからはbodyタグに書く内容を主に説明していきます。
 

見出しタグ h1〜h6

HTML 見出しタグ h

見出しは、h1~h6タグを利用します。見出しは、書籍の章立ての「章」みたいなものです。
 

<h1>~<h6>のhとはheadingの略で、見出しを意味します。
 

<h1>が最上位の見出し(大見出し)で、数字が大きくなるにつれて下位の見出し(小さい見出し)になります。<h6>が最下位の見出しです。
通常、<h>~</h>の前後に1行分改行されます。
 

使用例

 

ブラウザでの表示例
HTML入門 見出し hタグのサンプル
 

■演習
先ほど作成したsample.htmlにh1タグ、h2タグ,h3タグを使って任意の見出しを作ってみましょう。

 

パラグラフ(段落)タグ p

HTML 段落タグ p
 

パラグラフ(段落)は、pタグを利用します。最初は文章を書くときに囲むタグという認識で良いと思います。
 

<p>タグはParagraphの略で、<p>~</p>で囲まれた部分がひとつの段落になります。通常、<p>~</p>の前後に1行分改行されます。
 

使用例

 

ブラウザでの表示例
HTML入門 段落 pタグのサンプル
 

■演習
先ほど作成したsample.htmlに、pタグを使って任意の文章を作ってみましょう。

 
 

改行タグ br

HTML 改行タグ br

テキスト内・間で改行するためには、brタグを利用します。
 

<br>とはBreak(改行)の略で、テキストや画像等をブラウザ上で改行させたいときに使用します。
 

さきほどのpタグの例で、エディタ上は改行していてもブラウザ上では改行されていませんでした。
 

使用例

 

ブラウザでの表示例
HTML入門 改行 brタグのサンプル
 

あれ?今まで<h1>〜</h1>のように、開始のタグ<h1>と終了のタグ</h1>があったと思うんですが、brはそうなっていないんですが良いんでしょうか?

 

はい!通常HTMLタグは<開始タグ>〜〜</終了タグ>のように、開始タグと終了タグで囲む形になります。

しかし、囲む必要のないタグについてはbrタグのように開始タグのみのタグもあります。
(<br>〜〜</br>のようにしてはいけません。)


 

次に紹介する画像タグ(img)も開始タグのみになります。

 

■演習
先ほど作成した、sample.htmlに、brタグを使って先ほどのpタグの中に改行をいれてみましょう。

 

画像タグ imgの基本的な使い方

HTMLの画像タグ

まずは、画像を表示する際に利用する<img>タグの基本的な使い方を説明していきます。<img>はImageの略です。
 

imgタグの基本的な書き方は以下のとおりです。
 

 

■ブラウザでの表示例
imgタグを利用したブラウザ表示例
 

■上記のソースコード

 

画像ファイルの場所をsrc属性(sourceの略)で指定します。指定できる画像形式は、GIF・JPEG・PNGなどです。上記使用例では、「src="images/home.jpg"」のように画像の場所を指定しています。画像の指定方法は後述で説明します。
 

altは画像を説明するテキストを入力します。日本語でもOKで、適切に説明文を入力することでGoogleなどの検索エンジンに画像の意味を伝えることができ、SEO対策にもつながります。
 
 

画像の場所(src属性)の指定方法

画像を示す場所の指定方法には大きく、「絶対パス方式」と「相対パス方式」の2つがあります。
 

画像の場所の指定方法
 

絶対パスとか相対パスとか、初めて聞くしなんだかイメージがしにくいですね。。

最初な慣れないですが、両方よく使うので、覚えておきましょう。

 

指定方式 概要
絶対パス 「src="http://xxxxxx/xxx/home.jpg"」のようにURLのような絶対的な基準で位置指定する方法
絶対パスは「〒xxx-xxxx 大阪市北区xxx番地1-1」のような住所特定のイメージ
相対パス src="images/home.jpg"のようにimgタグを記述しているファイル(HTMLファイル)を基準にして、画像がどこに在るかを相対的に示す記述方法
相対パスは「大阪駅から100m北のところにある建物」のような住所特定のイメージ

 
 

画像の場所を絶対パスで指定する方法

まずは、「画像の場所を絶対パスで指定する方法」から説明していきます。
 

絶対パスで指定する場合、基本的に「https://xxxxx/xxx/images/xxxx.png」のようにURLで指定します。
 

img srcの指定方法 絶対パス方式
 

■絶対パスの指定例

 

WordPressで投稿・固定ページなどで画像を利用する場合、通常この方式で画像が設定されています。この他にも、CMS(ホームページ作成ソフトウェア)で画像を設定する場合はこの絶対パスの形式が利用されていることが多いです。
 

場所が決まっていれば、こちらの記述は簡単ですが、画像の格納場所(URL)が予めわかっていないと記述できないというデメリットがあります。
 

次に紹介する相対パスでは、(HTMLと画像の相対的な位置関係で記述するので)URLがわかっていなくても(格納先のドメインが変更されても)、そのまま画像が表示されます。
 
 

画像の場所を相対パスで指定する方法

次に「画像の場所を相対パスで指定する方法」をご紹介していきます。
 

相対パスは、imgタグを記述しているファイル(ここでは、HTMLファイル)を基準にして、画像が相対的にどこにあるか示す記述方法です。イメージに例えると相対パスは「大阪駅から100m北のところにある建物」といった指定方法になります。
 

img srcの指定方法 相対パス方式
 

相対パスの方が慣れないと戸惑いやすいところなので簡単に説明します。

 

指定方法としては、大きく下記の3パターンを覚えておくと良いでしょう。

  • HTMLと画像が同階層にある場合
  • 画像がHTMLよりも下の階層にある場合
  • 画像がHTMLよりも上の階層にある場合

 

■htmlと画像ファイルが同階層にある場合
imgタグ 画像の指定方法
 

htmlと画像ファイルが同じフォルダ(同階層のフォルダ)にある場合は、下記のようにsrc="画像ファイル名"と記載します。
src="拡張子含めた画像ファイル名"
 

■記述例

 
 

■画像がhtmlより下のフォルダ階層にある場合
imgタグ 画像の指定方法
 

HTMLファイルから見て下のフォルダ階層(ここではimagesフォルダとします)にあるhome.jpgを指定する場合は「src=”"images/画像ファイル名"”」と記載します。
src="images/拡張子含めた画像ファイル名"
 

■記述例

 
 

■画像がhtmlより上のフォルダ階層にある場合
imgタグ 画像の指定方法
 

またHTMLファイルよりも一階層上がったフォルダにある画像を指定する場合、「src=”"../画像ファイル名"”」と記載します。
src="../拡張子含めた画像ファイル名"で指定 (「..」が一階層上がるを意味します。)
 

■記述例

 

意味はわかったんですけど、普段使わないかちょっと慣れないですね。

 

最初は仕方ないと思います。何回か使ううちに勝手に慣れていうので、慣れるまで練習してみてください。

 

■演習
先ほど作成したsample.htmlに、imgタグを使って画像を表示させてみましょう。
srcのパスは絶対パス方式「https://webst8.com/blog/wp-content/uploads/2018/04/seminar-aicatch-htmlcss.png」を指定してください。
 
うまく表示できたら、自分のPCにある画像を相対パスで指定して表示させてみましょう。

 

リンクタグ a

html リンクタグ a

他のWebサイトやページへのリンクを作成するには、aタグを利用します。<a>タグはアンカー(Anchor)の略です。
 

■使用例

 

■ブラウザでの表示例
Web活用スクール
 

上記例の場合は、<a>〜</a>で囲まれた「ウェブ活用スクール」という文言を押すと、href="〜"のリンク先「https://webst8.com」に移動します。

 

target="_blank"で新規タブで開く

リンク先を新しいタブで開く場合は、aタグの中に、「target="_blank"」と追加します。
 
■使用例

 

■ブラウザでの表示例
Web活用スクール(新規タブで開く)
 

(補足)idを指定してページ内リンクを設定する

また、ページ内のidのついているタグを利用して、href="#id名"のようにすると、ページ内の該当箇所にリンクすることも可能です(ページ内リンク)。
 

■使用例

■ブラウザでの表示例
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■演習
先ほど作成したsample.htmlに、aタグを使ってリンクを設定してみましょう。
hrefのパスは「https://webst8.com/」を指定してみましょう。
うまくいったらtarget=”_blank”属性を追加して違いを確認してみましょう。

 

リストタグ ul,li | ol,li

html リストタグ 順番なしリストulli、順番付きリストolli
 

箇条書きのようにリスト表示する場合は、ul(またはol)タグとliタグを利用します。
 
 

順序なしリスト ul li

順序なしリストはulタグとliタグを利用します。
 

<ul>タグは、Unordered Listの略で、順序のないリストという意味です。
 

<li>タグは、list itemの略で、ここの項目です。
 

ulで大きくくくり、中のリストの各項目を<li>タグで記述します。
 

■使用例

 

■ブラウザでの表示例
HTML入門 リスト ul,liタグのサンプル
 

順序ありリスト ol li

順序があるリストを定義したい場合は、ulの代わりに、<ol>タグを利用します。
 
(※)「ol」は「ordered list」、「ul」は「unordered list」の意味になります。

■使用例

 

■ブラウザでの表示例
HTML入門 リスト ol,liタグのサンプル
 

リストタグも非常によく使われていて、CSSでスタイル調整して、メニューバーを作成したりできます。

 

■演習
先ほど作成したsample.htmlに、ul,liタグを使ってリストを設定してみましょう。
li要素には自分の好きな文言で構いません(例,りんご、オレンジ、バナナなど)
 
うまくいったらul要素をol要素に変えてみて違いを確認してみましょう。

 

テーブルタグ table

HTML 表・テーブル table
 

表を作成したい場合は、tableタグを利用します。
 

tableタグでは複数のタグを利用して構成します。よく使うタグは以下の通りです。

タグ 意味
table テーブルを定義
tr table rowの略。テーブルの行を定義。
th table headerの略。テーブルの見出し項目を定義。
td table dataの略。テーブルのデータ項目を定義。

 

■tableタグを使った表作成のイメージ
Tableタグの説明
 

■使用例

 

■ブラウザでの表示例
HTML テーブルタグを利用した表の表示例
 

表の枠線をつけるにはどうすればよいんですか??

 

tableタグにborder="1"をつけると簡易的な枠線が作れますよ。

 

■表示例 属性border="1"を追記して簡易な枠線を表示する

 

■表示例
table border="1"を追記した例
 

枠線が二重線になっているんですが、一重の枠線にはできないんでしょうか??

 

CSSの話になるので、ここでは割愛しているんですが、枠線の細かい設定はCSSで設定することができます。ここでは、tableタグの書き方を中心に説明していきますね。

 
 

tableタグの書き方

まず<table>~</table>で大きくくくります。
html tableタグ
 

tableタグ内に<tr>~</tr>を記述して、表の横一行を定義します。
html tableタグ trタグ
 

trタグのなかで、見出しに該当する項目を、「<th>~<th>」で定義します。
html tableタグ thタグ
 

trタグのなかで、データに該当する項目を<td>~<td>で定義します。
html table tdタグ
 

■上記の表示例

※thで記述したセル内は一般的なWebブラウザでは太字で表示されます。
 
 

tableタグの補足

table関連のタグは他にも独自の属性(border属性、colspan属性、rowspan属性)やtheadタグ、tbodyタグ、tfootタグなどあります(必ず使用しなければならないというわけではありません。)
 

■例.列を連結する属性「colspan属性」と行を連結する「rowspan属性」

 

■表示例
tableで属性を指定する border属性とcolspan,rowspan属性
 

色々細かいタグや使い方があるんですが、まずは基本的な表が書けるようになれば良いと思います。

 

■演習
先ほど作成したsample.htmlに、tableタグを使って定義リストを設定してみましょう。
内容は任意で構いません。
うまくいったら、colspan属性やrowspan属性なども試してみましょう。
 

 

グルーピングタグ div

HTML 汎用タグ divタグ
 

タグ自体は特定の意味を持ちませんが、タグどうしをグループ化したりする際にdivタグを利用します。
 

■使用例

 

■ブラウザでの表示例
HTML入門 グルーピング divタグのサンプル
 

divタグ自体は意味を持たないタグなんですが、CSSと合わせてスタイル・レイアウト調整をするのに非常によく使いますので覚えておきましょう。

 
 

グルーピングタグ span

HTML 汎用タグ spanタグ
divタグと同じように、span自身は特に意味を持っていませんが、囲んだ範囲をひとかたまりのグループとするのに、spanタグを利用します。
 

■使用例

 

■ブラウザでの表示例
HTML spanタグを利用して文章を装飾した例
 

さきほどのdivタグとどういう違いがあるんでしょうか??

 

divタグはブロック要素という前後に改行が入るグルーピングタグであるのに対して、spanタグはインライン要素という前後に改行は入れないグルーピングタグです(※)。

 

上記例のように、改行が入れないことを利用して特定の部分だけ赤文字表示したりマーカーのように背景を入れたりできます。

 

(※)ブロックレベル要素とインライン要素の詳細についてはこちら
 
 

その他のHTMLタグについて

ここでは割愛しますが、そのほかのHTMLについては下記に詳しく載せています。またお時間のある時に確認してみて下さい。
 

【初心者必見!】知っておきたいHTML基本とよく使うタグ一覧