WordPress スペシャルレッスン 〜WordPressを引っ越ししてみよう〜

1. レンタルサーバーに構築したWordPressをローカル環境に引っ越ししてください

wordpressの引っ越し
 

下記のサイトを参考に、レンタルサーバーに構築したWordPressをローカル環境(MAMPまたはXAMPP)上のワードプレスを引っ越ししてみましょう。
 

BackWPupを使ったWordPressのサーバー移転と簡単な新旧ドメインの変更方法
 

ドメイン変更を伴うWordPressサイトのサーバー移転方法
 

2. 概要手順

 

2-1.BackWPupを利用してレンタルサーバー上のWordPressのバックアップデータを取得する

BackWPupを利用してレンタルサーバー上のWordPressデータをバックアップして、PCにダウンロードしましょう。
 

■参考
WordPressのバックアップ 有名プラグインbackWPupの使い方
 

バックアップファイル(Zip)
 

ダウンロードしたバックアップファイルを解凍します。
バックアップファイル
 
 

(※補足)BackWPupを利用しなくても以下の手順でWordPressのデータベースとファイルを取得しても構いません。
 

2-1-1. レンタルサーバーMySQLのエクスポート

phpmyadminを利用して、移転前のMySQLデータベースをエクスポート(sqlファイルのダウンロード)します。
 

2-1-2. WordPressファイルのダウンロード

WordPressサイトのデータ(ディレクトリとファイル)をサーバーからダウンロードします。念のためサーバー移転後もバックアップとして一定期間保存しておきましょう。

 
 

2-2. バックアップデータをローカル環境にリストアする

2-1の手順で取得したバックアップデータをローカル環境にリストアしていきます。
MAMPまたはXAMPPを起動して、phpMyAdminを起動してください。
 

OpenPage > phpMyAdmin
 
 

2-2-1. myphpAdminでデータベースを作成する

移転先にWordPressサイトのデータをインポートするためのデータベースを作成します。ここではデータベース名は同じ名前で作成しましょう。
 

データベース作成 phpMyAdmin
 
 

2-2-2. バックアップしたデータベースを作成したデータベースにインポートする

ひきつづき、作成したデータベースに対してバックアップしたsqlファイルをのMySQLデータベースをインポートします。
 

SQLのインポート
 

SQLのインポート
 

SQLのインポート
 
 

2-2-3. バックアップしたWordPressファイル類を移転先のローカル環境にコピーする

レンタルサーバー上のWordPressをサブディレクトリにインストールしている場合は、ローカル環境でも同様にサブディレクトリを作成しておきましょう。

サブディレクトリを作成する
 

バックアップしたワードプレスファイル類をコピーします。
WordPressのファイル類をコピーする
 

コピーしたファイルのうち、wp-config.phpファイルを移転先のMySQLデータベース情報に修正します。
初期状態のMAMP/XAMPPの場合は「DB_USER」は「root」、「DB_PASSWORD」も「root」、「DB_HOST」は「localhost」で構いません。
wp-config.php データベースアクセス情報
 
 

MySQLのドメイン書き換え

下記サイトのツールをダウンロードしてドメインを「移転元ドメイン」→「移転先ドメイン」にリネームします。
Database Search and Replace Script in PHP
 

ユーザー情報を登録するフォームがありますので入力して送信します。
Search Replace DB でユーザー登録をする
 

入力したメールアドレスにダウンロードリンクがありますので、ダウンロードしてください。
search Replace DB version310

解凍してをwordpressフォルダをSearch-Replace-DB-masterにコピーします。
Search-Replace-DB-masterをwordpressフォルダにコピーする

http://localhost/xxxx/Search-Replace-DB-masterにアクセスしてドメイン名を置換します。
「Dry Run」で確認して「live Run」で実行しましょう。
search-replace-db-master
 

完了したらhttp://localhost/xxxx/にアクセスして動作確認していきましょう。
なお、動作確認しているうちに、URLがもとの本番URLにリンクが飛んでいる場合があります。知らないうちに本番のWordPressをいじっていないか注意しましょう。

トップページ

 

ログイン画面

 

ダッシュボード

 

パーマリンクが合っていない場合はURLを合わせましょう。

 


 

なお、Search-Replace-DB-masterは第三者がhttp://実際のドメイン/xxxx/Search-Replace-DB-masterにアクセスできるとハッキングされる恐れがあるため、完了したら削除するようにしておきましょう。

以上で完了です。