CSS16 〜 display・インライン・ブロック要素〜

下記のWebページを内部スタイルシート形式で作成してください。

下記のWebページを内部スタイルシート形式で作成してください。
文字だけでなく、水色背景内でリンクを押せるようにしてみましょう。

 

事前準備

デスクトップ上にフォルダ「webst8」を作成します(すでに作成済みの場合は不要です)。
デスクトップ上にwebst8フォルダを作成する
 
 

「webst8」フォルダの中に「css-lesson16」フォルダを作成して、Atomで「lesson16.html」を新規作成します。
 

以下はCSS無しのHTMLファイルです。下記のHTMLコードを利用して「lesson16.html」に内部スタイルシート形式でCSSを記述していってください。

 

■上記CSS無し版の表示例

 

一通り記述できたら上書き保存して「lesson16.html」をダブルクリックして開きます。課題にあった画面通り表示されていれば、完成です。

 
 

ヒント

a要素は通常インライン要素です。幅や高さを設定できないので、displayプロパティで幅や高さを設定できるようにする必要があります。
 

代表的なブロックレベル要素とインライン要素

代表的なブロックレベル要素として以下のようなものがあります。

項目 主な要素 特徴
ブロックレベル要素
  • div
  • h1〜h6
  • p
  • ul,ol,li
  • dl,dt,dd
  • table
  • form
ブロックレベル要素は各要素が一つのブロック(塊)で、以下のような特徴があります。

  • 要素の前後に改行が入り、ブロック要素同士縦に並ぶ
  • 横幅や高さを指定できる
  • 余白(margin,padding)が指定できる
インライン要素
  • a
  • span
  • img(※)
  • label
  • input(※)
  • textarea(※)
代表的なインライン要素として以下のような特徴があります。

  • 要素の前後に改行が入らず、インライン要素同士横に並ぶ
  • 横幅や高さを指定できない(※)
  • ブロックレベル要素のように余白設定(margin,padding)が効かない

(※)ただし、img、input、textareaなどの一部のタグは幅高さや余白の設定が可能です。

 

CSSのdisplayプロパティを利用して上記の性質を変化させることができます。
 

  • display:inline;指定した要素をインライン要素の性質にする(改行なし、幅・高さ・余白を指定できない)
  • display:block;指定した要素をブロックレベル要素の性質にする(改行あり、幅・高さ・余白を指定できる)
  • display:inline-block;指定した要素を中間の性質にする(改行がつかないが、幅・高さ・余白を指定できる)
  • display:none;指定した要素を非表示にする

(他にも設定値はありますがここでは割愛します。)
 

詳細は下記をご参照ください。
表示に関するスタイル display
 
 

こたえ

作り方を下記に載せました。

a要素をブロック要素にしてwidthを持たしています。
display:block;の代わりに、display:inline-block + width:100%でも構いません。

ソースコード