WordPressプラグインとは
プラグインは、スマートフォンでいうアプリ機能に相当します。お問い合わせ機能や目次機能、スライダー(スライドショー)などWordPress自体が持っていない機能をプラグインという形で追加することができます。
新しくプラグインを追加する場合は、プラグイン>「新規追加」を押下します。
プラグインは、スマートフォンのアプリのように、好きな機能をWordPress本体に組み込むことができる機能です。プラグインは便利ですが、古いプラグインや、ご利用のテーマやプラグインの組み合わせによっては競合して、不具合を起こす場合もあります。
そのため、すでに運用済みの本番環境で導入している場合は、事前にバックアップを取得しておく、必要に応じて検証環境を作って事前に試しておくなどが推奨されます。
問題が起きにくいプラグインの見分け方の一つの目安としては、プラグインをインストールする際に、ダウンロード回数が多いかどうか、比較的最新のバージョンがリリースされているかどうかを見ると良いかと思います。
■ダウンロード回数が多い・最新バージョンがリリースされているプラグインの例
上記は、お問い合わせフォーム作成のプラグインですが、5万回以上ダウンロードされており、比較的最新バージョンもリリースされています。多くの利用者がいることがわかります。そのため、もし不具合が起きても調べれば解決策がネットで掲載されていることも多いので安心です。
逆に、ダウンロード回数が少ない・バージョンが古いプラグインは不具合が起きる可能性があります。
■ダウンロード回数が少ない・バージョンが古いプラグインの例
一方上記のプラグインは、有効化ダウンロード回数が少なく、比較的バージョンも2年前のものです。そのため、最新のWordPress環境で不具合が起きる可能性もあります。
たとえば、有名なお問い合わせフォームプラグイン「Contact Form 7」では下記のようなお問い合わせフォームを作成して、WordPress管理者へのメール通知と自動返信を行うことができます。
よく使うプラグイン
おすすめのプラグインについて大きく下記の二つのカテゴリがあります。
- 1つ目はWordPressが持っていない(機能的に弱い)部分を、補完するためのプラグイン
- 2つ目はWordpressをさらに便利に使うためのおすすめプラグイン
1つ目のWordPressが持っていない(もしくは機能的に弱い)部分とは、下記のようなものがあります。
WordPressだけでは弱い部分を保管する必須プラグイン
- バグ修正機能
- バックアップ機能
- セキュリティ対策機能
- SEO対策機能
- パフォーマンス改善機能
バグ修正、バックアップ、セキュリティ、SEO対策、パフォーマンス改善などは、多くのケースで導入しておきたい機能です。これらの機能を満たすプラグインは、必ず導入しておきたいプラグインとしてご紹介していきます。
ただし、必須と言っても、すでにテーマの機能に組み込まれている・サーバー側で代替機能を持っている・別の同等機能を持つプラグインをすでに導入している場合は、不要な場合もあります。
2つ目のWordpressをさらに便利に使うための便利プラグインの場合は、作成したいホームページ・ブログによって必要か必要でないか変わります。例えば下記のようなものがあります。
WordPressを便利に使うためのプラグインの例
- 目次を導入するプラグイン
- 人気記事ランキング表示をするプラグイン
- スライドショーを導入するプラグイン
- レイアウト・デザイン作成を支援するプラグイン
- 会員サイト機能を導入するプラグイン
などなど用途に応じて多数あります
実際に使わないプラグインをいくつも導入にしておくとその分パフォーマンスの低下・不具合に繋がる恐れもあるので、必要なもののみを導入するようにしましょう。
当サイトでよく使うプラグインは下記の通りです。
種別 | プラグイン名 | 概要 |
---|---|---|
必ず導入しておきたいWordPressプラグイン | WP Multibyte Patch | WordPress日本語累積バグ修正パッチ。インストール・有効化するだけでOK。 |
backWPup | サイトを守るバックアップ機能を追加 | |
SiteGuard WP Plugin | WordPressのセキュリティを強化するプラグイン | |
Google XML Sitemap | サイトマップ生成の有名プラグイン | |
WP Revision Control | 投稿・固定ページのリビジョンを制限するプラグイン |
■(参考)WordPressのプラグインとは?インストール方法と注意点(動画解説版)
上記のおすすめプラグインや初期設定については、「WordPressのおすすめ初期設定」に記載しています。