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Export any WordPress data to XML/CSVの使い方

WordPressをご利用の方でブログ記事が100件、200件と増えてきて、過去記事のリライトや管理が大変になってきているひともいるのではないでしょうか。

「Export any wordpress data to xml/csv」というプラグインを利用すれば、過去の投稿記事一覧や固定ページ一覧、カスタム投稿をCSVでエクスポートし、Excelで表管理することができます。

今回は「Export any wordpress data to xml/csv」でWordPressの投稿記事のデータをCSVエクスポート・Excel化する方法をご紹介します。

より簡単なExport All URLsもおすすめ

CSVエクスポートできるプラグインに「Export All URLs」があります。こちらの方がより簡単なので、初心者の方は下記のExport All URLsを試してみるとおすすめです。
【Export All URLs】記事URL抽出方法・CSVエクスポート

 

 

プラグインを導入する上での注意事項

ホームページ Unavaiableプラグインは、スマートフォンのアプリのように、好きな機能をWordPress本体に組み込むことができる機能です。プラグインは便利ですが、古いプラグインや、ご利用のテーマやプラグインの組み合わせによっては競合して、不具合を起こす場合もあります。

そのため、WordPressのバックアップを取った上自己責任で実施をお願いいたします。

 

「Export any wordpress data to xml/csv」とは


 

「Export any wordpress data to xml/csv」とはWordPressのサイトやブログの記事のデータをEXCELで読み込めるCSV形式でエクスポートできるプラグインです。
記事の中の必要な項目を選択し、抽出することができます。

■「Export any wordpress data to xml/csv」でエクスポートしたデータの例
エクスポートデータを確認
 

記事をエクスポートする場合として、データ移行目的の場合と、過去記事整理をするための棚卸し目的(Excel化)の大きく2通りありますが、今回ご紹介する「Export any wordpress data to xml/csv」は後者の記事の棚卸しが主な目的になります。
 

Export any wordpress data to xml/csvのインストール・有効化

まずは、「Export any wordpress data to xml/csv」を導入しましょう。
 

プラグイン>新規追加をクリックします。
プラグイン>新規追加
 

検索窓に「Export any wordpress data to xml/csvと入力し検索し、Export any wordpress data to xml/csvをインストールします。
Export Any WordPress Data to xmlを検索してインストールする
 

有効化します。
Export Any WordPress Data to xmlを有効化する
 

以上で、Export any wordpress data to xml/csvのインストール・有効化は完了です。

引き続きエクスポートの設定をしていきます。
 

Export any wordpress data to xml/csvの使い方

Export any wordpress data to xml/csvを有効化すると、管理メニュー下に「すべてエクスポート」という項目が追加されていますので、すべてエクスポート>新規エクスポートをクリックします。
すべてエクスポート>新規エクスポート
 

下の欄の「投稿タイプを選択」から「投稿」や「固定ページ」などの種類を選択できます。今回は、投稿記事をエクスポートしますので「投稿」を選択します。
投稿を選択
「下書き」「公開済み」「非公開」のすべての投稿記事がエクスポートの対象となります。
 

※「Export any wordpress data to xml/csv」の有料版では、カテゴリやタグ別にエクスポートすることが可能です。
 

投稿記事のエクスポートする項目の設定

「投稿」を選択するとエクスポートできる投稿記事数が例えば7件あったとすると「7投稿 will be exported」と表示されます。
 

下欄の「エクスポートファイルをカスタマイズします」をクリックします。
エクスポートファイルをカスタマイズしますボタンを押下
 

エクスポートする記事の項目を選択する画面となり、点線で囲まれた枠にはデフォルトで「ID」「Tittile」「Contents」が選択表示されています。
エクスポートデータ項目のカスタマイズ。必要な項目を選択します。
 
今回は投稿本文は不要なのでContentsを削除し、「Permalink」、「カテゴリー」、「Status」などを追加します(※注)。


 

(※注)抽出できる項目には以下のようなものがあります。基本的に、タイトル、パーマリンク、投稿日、ステータスなど必要な情報を選びましょう。

項目 内容
標準 ID 投稿ID
Title 投稿記事のタイトル
Content 投稿記事の本文
Except 抜粋
Date 投稿日
Post Type 投稿タイプ
Permalink パーマリンク(投稿記事のURL)
メディア URL、Filenameなど
添付関係 URL、Filenameなど
分類 カテゴリ、タグなど
カスタムフィールド カスタムフィールドの各項目
その他 Status ステータス(「下書き」「公開済み」「非公開」)など

 

エクスポートしたい項目をセッティングしたら、「プレビュー」ボタンを押して、フォーマットを確認しておきましょう。
エクスポートしたい項目がセッティングされていることを確認。プレビューボタンを押下
 

プレビューや保存時にエラーが起きる場合

プレビューや保存時にエラーが起きる場合、レンタルサーバーのセキュリティ機能WAFが原因であるケースがあります。
下記のような「An unknown error occured」というエラーが起きたら、レンタルサーバーのWAFの設定を除外設定または一時的に無効化してみましょう。

Export any WordPress data to XML/CSV プレビュー時に起こるエラー

プレビュー時に起こるエラー

Export any WordPress data to XML/CSV 実行ボタン押下時に起こるエラー

実行ボタン押下時に起こるエラー

(参考)【閲覧できません(Forbidden Access)】ConoHa WINGエラー時の解決方法
(参考)【WAF無効/除外設定】ロリポップで403or保存できないエラーが出たとき

 

フォーマットを確認できます。確認したら「非表示」ボタンを押下します。
出力したい項目をプレビューで確認できます
 

次にエクスポートする形式(Export Type)を選択します。
高度な設定をクリック
 

ドロップダウンボックスから「CSV」形式を選択します。※有料版のみドロップダウンボックスの「XLS」、「XLSX」形式が選択できます。
CSVファイルを選択
 

有料版「Export any wordpress data to xml/csv」について

「Export any wordpress data to xml/csv」の有料版では、EXCELのXLS、XLSX形式にエクスポートすることが可能ですが、日本円に換算して約1万円の費用がかかります。
しかし、CSVからExcel化することもできるので、ワンステップ手間をかければ無料版の機能だけで十分活用できます。

 

「設定をテンプレートとして保存します。」の左のチエックボックスにチエックを入れ、「テンプレート名」と表示されている右側のボックスにテンプレート名を入力し「続行」をクリックします。
テンプレートに保存にチェックを入れて続行ボタンをクリック
※テンプレートとして保存しておくと、同じ条件でエクスポートする場合、最初から設定しなくても良いのでとても便利です。
 

「高度な設定を構成」欄にある「エクスポートファイルにBOMを含める」のチェックボックスにチェックを入れて、「エクスポート実行」ボタンを押下します。
BOMを含めるにチェックを入れてエクスポート実行ボタンをクリック
 

「エクスポートファイルにBOMを含める」にチェックをつける理由

ExcelでCSV形式のファイルを開く場合、デフォルトではShift-JISと判断して開くようになっており、CSVのデータがUTF-8だった場合、文字化けしてしまいます。

文字化けを防ぐにはCSVのデータがUTF-8であるとExcel側に伝える必要があり、その役割をするのがBOMことByte order mark(バイト・オーダー・マーク)です。

日本語(英語以外の言語)のデータが含まれている場合、文字化けするので、「エクスポートファイルにBOMを含める」には必ずチェックしておきましょう。

 

「CSV」をクリックするとCSV形式でエクスポートがはじまります。
CSVボタンをクリックしてCSVファイルをダウンロードします
 

WindowsやMac OSの場合、デフォルトではダウンロードフォルダ(またはダウンロードフォルダに設定しているフォルダ)にダウンロードされます。
 

CSVファイルがダウンロードフォルダにダウンロードされました
 

今回と同じ設定で投稿記事をエクスポートしたい場合

今回と同じ設定で投稿記事をエクスポートしたい場合は「すべてのエクスポート」の「エクスポートを管理」を選択、記録されているエクスポートをクリックすると再度同様のエクスポートができるようになっています。

全てエクスポート>エクスポート管理

 

CSVをExcel化する

EXCELで一覧表にエクスポートしたCSVファイルを開きます。Excelがインストールされている場合は、Excelで起動されます。
エクスポートデータを確認
 

開いたCSVファイルを見やすく加工し、XLSまたはXLSX形式で保存します。
CSVをExcelで開きxls/xlsx形式で保存
 

(※補足)Excelの先頭0落ち問題について

Excelの場合、先頭が0から始まるデータが0落ちする場合があります。基本的に今回の用途で0から始まるデータは少ないですが、もし該当する場合は、Excel>開くでCSVファイルを選択して文字列としてインポートしておきましょう。

ファイルを文字列として開く

 

まとめ Export any WordPress data to XML/CSVの使い方

まとめです。今回はプラグイン「Export any wordpress data to xml/csv」について説明しました。

サイトやブログの投稿記事数が増えてくると、過去にどのような記事を書いたか忘れてしまって重複した記事を書いてしまったり、記事のリライト・更新管理が大変になってきます。

「Export any wordpress data to xml/csv」を活用することで効率的に過去記事の管理、見直しを行い、リライトしていくことでサイト管理が楽になりますのでぜひ活用してみてくださいね。
 

なお、ほかにCSVエクスポートできるプラグインに「Export All URLs」があります。こちらの方がより簡単で初心者におすすめです。詳しくは「【Export All URLs】記事URL抽出方法・CSVエクスポートをご参照ください。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
 

 

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