WordPressでブロックエディターから旧クラシックエディター画面に戻したい・切り替えたい場合、プラグイン「Classic Editor」をインストールすればOKです。
本記事では、WordPress(ワードプレス)5.0からリリースされたブロックエディターから旧クラシックエディターに戻す方法や、ブロックエディターとの併用・切り替え方法を説明します。
この記事の対象者
- WordPressを久々に更新したらエディターが変わった・元に戻したい人
- WordPressを新規インストールしたけれど、何らかの理由で旧エディターに戻したい人
WordPressブロックエディターと旧エディターの違い
ブロックエディター(通称グーテンベルクエディター)とは、WordPress5.0から新しく追加されたエディターのことです。
旧クラシックエディター(ビジュアルエディターやテキストエディター)と違い、ブロック単位でコンテンツを作っていくエディターになります。
■WordPressブロックエディターの使い方(動画解説版)
合わせて読みたい記事
新しいエディター「ブロックエディター(グーテンベルク)」の使い方を覚えたい方は、「【総まとめ版】WordPressブロックエディターの使い方を徹底解説」をご覧ください。
なお、2024年6月時点でブロックエディターも約6年間経過し、ブロックエディターを利用することがほとんどとなりました。
今から新しくWordPressを覚えるのであれば、特に理由がない限りはブロックエディター(クーテンベルク)で覚えた方が無難です。
旧クラシックエディターに戻すプラグイン「Classic Editor」
ご利用のWordPressテーマ・プラグインが旧エディターを想定して作り込んでいる場合や旧エディターを使いたい場合は、「Classic Editor」というプラグインを利用することで旧エディターに戻すことができます。
Classic EditorはWordPressチームによって管理されている公式のプラグインです。以前の(classic)WordPressエディタを復元します。
Gutenberg未対応のプラグインやテーマを利用している場合は、Classic Editorを導入することで再度利用可能になります。
Classic Editorで旧エディターに戻す手順
ここでは、Classic Editorで元に戻す手順をご紹介します。
プラグイン>新規追加から「Classic Editor」を追加しましょう。
「Classic Editor」をインストールします。
プラグイン「Classic Editor」を有効化します。
以上で設定完了です。固定ページや投稿の編集画面を開いて、元のエディターに戻って入ればOKです。
ブロックエディターと旧エディターとの併用・切り替え方
旧エディター(クラシックエディター)を新エディター(ブロックエディター)を併用することもできます。
併用したい場合は、設定>投稿設定をクリックします。
「すべてのユーザーのデフォルトエディター」をここでは「クラシックエディター」にして、「ユーザーにエディターの切り替え許可をします」を「はい」にします。
固定ページ一覧または投稿ページ一覧をみると、各ページの編集が新エディター(ブロックエディター)と旧エディター(クラシックエディター)から選択できるようになっています。
以上で設定は完了です。
Classic Editorは公式のWordPressプラグインですが、2024年6月時点で公式サイトを見る限り、下記のように記載しています。
Classic Editor は公式な WordPress プラグインであり、少なくとも2024年まで、または必要なくなるまでの間、完全にサポート・保守されます。
「少なくとも2024年まで」の記述ですがこれまで「2021年まで」「2022年まで」...と延長に延長を重ねられてきているため、直近で終了の可能性は低いです。
ただし、将来ずっと続くとは限らないので留意しておきましょう。
旧クラシックエディターの使い方
エディター編集画面の見方とビジュアル・テキストの違い
旧クラシックエディターでは視覚的に操作できるビジュアルエディターと、HTMLで記述するテキストエディターの二つの画面が用意されています。
■ビジュアルエディター(通常はこちらを利用)。HTMLの記述なしで視覚的にテキストや画像が入力可能
■テキストエディター。HTMLなどのコードで記述するエディター(<p>タグなどの一部タグは省略可能)
通常はビジュアルエディターを使い、HTMLコードなどを貼り付け・記述する際はテキストエディターに切り替えると良いでしょう。
テキストエディターの は上下余白のついた改行になります
は半角スペースを表しますが、WordPressの場合は に対して自動でpタグを前後に補完するため、実質上下余白(のついた改行)になります。
ビジュアルエディターで編集して、テキストエディターに切り替えた際に が表示されているケースが多いですが、基本的にそのままにしておいて大丈夫です。
旧エディターの基本的な見方は下記の通り。
タイトル・本文を入力してページをプレビュー&公開する
まずは、投稿または固定ページを新規追加し、タイトルと本文を入力してプレビュー確認・公開していきます。
ここではタイトルと本文を下記のように入力して「プレビュー」ボタンを押します。
プレビュー画面が表示されます。
元の投稿画面で公開ボタンを押下すると一般公開できます。
旧クラシックエディターのより詳しい使い方は【旧エディタ】WordPressクラシックエディターの使い方をご参照ください。
まとめ
まとめです。今回はWordPressで「Classic Editor」を導入して旧エディターに戻す方法をご紹介しました。
今から新しくWordPressを覚えるなら、クラシックエディターではなくブロックエディターを使った方が無難でしょう。
ただし、従来のご利用のテーマがブロックエディターに対応していない場合や旧エディターが使いやすい場合は「Classic Editor」に戻して運用でき、ブロックエディターとの併用も可能です。
なお、ブロックエディターをご利用したい方は、「【総まとめ版】WordPressブロックエディターの使い方」をご参照ください。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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