本記事では、WordPress(ワードプレス)5.0からリリースされたブロックエディター(グーテンベルクエディター)から旧クラシックエディターに戻す方法を説明しています。
この記事の対象者
- WordPressを久々に更新したらエディターが変わった・元に戻したい人
- WordPressを新規インストールしたけれど、何らかの理由で旧エディターに戻したい人
■【Classic Editor】WordPressを旧エディターに戻す方法(動画解説版)
WordPressの新エディターブロックエディター(グーテンベルク)とは
ブロックエディター(通称グーテンベルクエディター)とは、WordPress5.0から新しく追加されたエディターのことです。これまでのクラシックエディター(ビジュアルエディターやテキストエディター)と違い、ブロック単位でコンテンツを作っていくエディターになります。
■WordPressブロックエディターの使い方(動画解説版)
合わせて読みたい記事
新しいエディター「ブロックエディター(グーテンベルク)」の使い方を覚えたい方は、「【2021年版】WordPressブロックエディターの使い方を徹底解説」をご覧ください。
なお、2021年1月時点でブロックエディターも約2年間経過し、だいぶ使いやすくなりました。今から新しくWordPressを覚えるのであれば、特に理由がない限りはブロックエディター(クーテンベルク)で覚えた方が無難かと思います。
旧エディター(クラシックエディター)に戻すプラグイン「Classic Editor」
ご利用のWordPressテーマ・プラグインが旧エディター(クラシックエディター)を想定して作り込んでいる場合や旧エディターを使いたい場合は、「Classic Editor」というプラグインを利用することで従来のエディターに戻すことができます。
Classic EditorはWordPressチームによって管理されている公式のプラグインです。以前の(classic)WordPressエディタを復元します。Gutenberg未対応のプラグインやテーマを利用している場合は、Classic Editorを導入することで再度利用可能になります。
Classic Editorで旧エディターに戻す手順
ここでは、Classic Editorで元に戻す手順をご紹介します。
プラグイン>新規追加から「Classic Editor」を追加しましょう。
「Classic Editor」をインストールします。
プラグイン「Classic Editor」を有効化します。
以上で設定完了です。固定ページや投稿の編集画面を開いて、元のエディターに戻って入ればOKです。
オプション設定 新エディターとの併用
旧エディター(クラシックエディター)を新エディター(ブロックエディター)を併用することもできます。
併用したい場合は、設定>投稿設定をクリックします。
「すべてのユーザーのデフォルトエディター」をここでは「クラシックエディター」にして、「ユーザーにエディターの切り替え許可をします」を「はい」にします。
固定ページ一覧または投稿ページ一覧をみると、各ページの編集が新エディター(ブロックエディター)と旧エディター(クラシックエディター)から選択できるようになっています。
以上で設定は完了です。
Classic Editorは公式のWordPressプラグインですが、2021年1月時点で公式サイトを見る限り、下記のように記載しています。
Classic Editor は公式な WordPress プラグインであり、少なくとも2022年まで、または必要なくなるまでの間、完全にサポート・保守されます
かなり先の話ですが、2022年以降Classic Editorがサポートされるか廃止されるかわかりませんので、留意しておきましょう。
まとめ 理由がある場合にClassic Editorで旧エディターに戻しましょう
いかがでしたでしょうか。今回はワードプレス5.0系でプラグイン「Classic Editor」を導入して従来のエディターに戻す方法をご紹介しました。
2019年当初はブロックエディターがリリースされたばかりでまだ機能も微妙で、プラグインやテーマも追従できていませんでしたが、本記事執筆の2022年7月時点でかなり機能も改善・テーマやプラグインも対応が進みました。
今から新しくWordPressを覚えるなら、クラシックエディターではなくブロックエディターを使った方が無難でしょう。
ただし、従来のご利用のテーマがブロックエディターに対応していない場合や旧エディターが使いやすい場合は「Classic Editor」に戻して運用することができます。
ブロックエディターをご利用したい方は、「【2021年度】WordPressのブロックエディター(通称Gutenberg)の使い方を徹底解説」にGutenberg(ブロックエディター)の使い方を記載していますのでぜひ新しいエディターを使いこなしていきましょう。
なお、そのほかのよく使うおすすめプラグイン一覧を「WordPressおすすめプラグインを一覧・目的別紹介」でご紹介していますので、プラグインをお探しの方はあわせてご参考いただけると幸いです。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
あわせて読みたい記事
個別指導形式のスクールでは、自分の知りたいことをピンポイントで学習・達成でき、自分で更新もできるというメリットもあります。
教室の無料事前相談もしておりますので、まずはお気軽にご登録ください。
YouTubeチャンネル開設しました!
最大月間50万PVの当ブログをベースに、Youtube動画配信にてWordPress、ホームページ作成、ブログのことについてお役立ち情報を随時配信していきます。
ご興味ある方はぜひチャンネル登録をしていただけますと幸いです。