WordPress(ワードプレス)でブログを始めようと思った時に、サーバーやドメインの手続きなどわからないことだらけで困っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、WordPressでブログやアフィリエイトを始めたい初心者を対象に、「エックスサーバー」を例に、WordPressの始め方をご紹介していきます。
■本記事で主に解説する範囲
(※)なお、まだブログジャンルが決まっていない・アメブロやどのブログサービスを使うか迷っているという方は先に「【まとめ版】初心者向けブログアフィリエイトの始め方」をご覧いただくことをおすすめします。
【はじめに】WordPress(ワードプレス)とは・始め方
WordPressの始め方の概要
WordPressを始めるには、サーバー・ドメイン契約して、WordPressインストール・そして中身を作る形になります。
- サーバーを用意する
- ドメインを用意する
- WordPressをインストールする
- 中身を作成する
より具体的に、今回は下記のステップでWordPressを使ったブログ・アフィリエイトを始め方をご紹介していきます。
※今回はエックスサーバーのクイックスタート機能でレンタルサーバー契約と同時に独自ドメイン取得・WordPressインストール・SSL化を同時に進めます。
おすすめのレンタルサーバー
WordPressで利用されるレンタルサーバーはエックスサーバーやConoHa WING
、mixhost
、ロリポップ!
、さくらのレンタルサーバ
が有名でよく利用されていておすすめです。
今回は、当サイトで利用しており国内シェアNo1のエックスサーバーを例にWordPressインストールからブログの作成までのやり方を説明していきます。
(関連記事)おすすめのレンタルサーバー
おすすめのレンタルサーバーの選び方・比較については「【おすすめレンタルサーバー比較総まとめ】WordPress対応5社」をご参考ください。
WordPressの特徴とかかる費用
WordPressは、ホームページやブログを作成・運用するためのソフトウェアで、ブロガーがブログを開設・運用する際や企業・事業主のホームページで多く利用されています。
下記は、アフィリエイトブログをしている人向けのアンケートですが、「WordPress(ワードプレス)」が一番よく使われていることがわかります。
WordPressでブログを始める際にかかる費用
WordPressを利用してホームページ・ブログを自作する場合の費用ですが、おおよそ初年度1〜4万円程度、次年度以降1〜1.5万円程度です。
項目 | 初期費用 (初年度のみかかる イニシャルコスト) |
維持費用 (翌年以降毎年かかる ランニングコスト) |
---|---|---|
WordPress本体 | 0円 | 0円 |
レンタルサーバー代 | 年間6,600円〜13,200円 ※初期費用が別途1,000〜3,300円程度かかる場合あり |
年間6,600円〜13,200円 |
ドメイン取得・維持費 | 年間1,500円程度 | 年間1,500円程度 |
WordPressテーマ代 |
(無料テーマの場合)0円 (有料テーマの場合)10,000円〜25,000円 |
0円 ※サブスクリプション型有料テーマの場合を除く |
年間合計費用 | 初年度8,100円〜39,700円 | 次年度以降8,100円〜14,700円 |
(料金は、ボリュームゾーン・平均値で算出のため、実際には上記よりも上下変動があります)
WordPressそのものは、オープンソースで費用はかかりません。サーバーや独自ドメイン、(必要に応じて)WordPressテーマ代などの合計がWordPressを始める際にかかる費用になります。
料金の内訳について詳しい説明は「【WordPressの料金】ホームページ・ブログ開設にかかる費用」をあわせてご参照ください。
(関連)【総まとめ】個人ホームページの作り方・Webサイト自作方法
(関連)WordPressでホームページを作る方法
勘違いしやすいWordPress.orgとWordPress.com
ネットでWordPressで検索すると、wordpress.orgというサイトと、wordpress.comというサイトがヒットします。
WordPress.comは、WordPressを利用してアメブロやFC2、シーサーブログ、はてなブログなどのブログサービスを展開している営利組織です。
基本的に我々がWordPressと呼んでいる方のWordPressは(レンタルサーバーなどのサーバーにインストールして使うタイプ)は、WordPress.orgが配布しているパッケージソフトウェアを指します。
項目 | WordPress.org | WordPress.com |
---|---|---|
意味 | WordPressというソフトウェアは配布している組織・サイト。通常WordPressといえばこちらを指します | WordPressを基盤にしたブログサービス。プラグインやテーマの制限があり、あえてWordPress.comを利用する場合は注意が必要 |
WordPress.orgとWordPress.comの違いや特徴・メリットデメリットについて詳しくは「【始める前に】Wordpress.orgとWordpress.comの違いと特徴・デメリット」をご参考ください。
(関連)【圧倒的なWordPressシェア】世界と日本で有名なCMSシェアを徹底比較!
(関連)【WordPress(ワードプレス)】WordPressとは?概要と特徴をわかりやすく説明
(1)レンタルサーバー・ドメインを契約する
ここからは、具体的にレンタルサーバー契約からWordPressサイト構築までのやり方を説明していきます。
最初に、レンタルサーバー会社でサーバーを契約します。今回は、当サイトで利用している「エックスサーバー」を例に説明していきます。
エックスサーバーにアクセスしてアカウントを作成しましょう。
エックスサーバーのページにて、サーバー無料お試し「お申し込みはこちら」をクリックします。
「10日間お試し 新規お申し込み」をクリックします。
サーバー契約情報を入力します。ここでは、スタンダードプランを選択して、「WordPressクイックスタートを利用する」にチェックを入れます。
WordPressクイックスタートの注意事項の確認画面が表示されます。「確認しました」をクリックします。

元の画面に戻ります。期間を12ヶ月以上(無料独自ドメインの利用条件)で、選択します。
契約期間や取得したいドメイン名を入力します。すでに誰かが取得している場合はエラーになるので、その場合はドメイン名を変更して「取得可能」と表示されるように命名し直してください。
(関連)独自ドメインとは。取得するメリットや取得方法を解説
ページ下部でWordPressインストール情報(※)を入力して、「XServerアカウントの登録に進む」をクリックします。

登録者情報と支払い情報(クレジットカード情報)を入力後、利用規約同意にチェックを入れて「次へ進む」をクリックします。
前述で入力したメールアドレス宛に確認コードが届きます。メールを確認して6桁のコードを入力後、「次へ進む」をクリックします。
(※)下記のようなメールが来ているので確認コードを確認してください。
内容を確認して、「SMS・電話認証へ進む」をクリックします。
電話番号を確認(入力)して認証コードを取得するボタンをクリックします。
携帯にSMS認証コードが受信されます。
SMS認証コードを入力後「認証して申し込みを完了する」をクリックします。
お申し込み内容が完了します。
エックスサーバーの管理画面(エックスサーバーアカウントパネル)が表示されます。
しばらく(数分程度)してからブラウザ更新すると、設定中の文言が消えて、サーバー管理ボタンやファイルマネージャーボタンが表示されます。この画面で設定することは現時点でないので一旦このままにしておきましょう。
アカウント開設が完了すると、「サーバーアカウント設定完了のお知らせ」メールが届きます。メールには、エックスサーバー にログインするためのIDやパスワードが記載されているので大切に保管しましょう。
以上で、サーバーの契約は完了です。
(2)WordPressのログイン方法と管理画面の見方・操作方法を覚える
それでは、WordPressのインストールが完了したら、早速WordPressにログインしましょう。
WordPressにログインする方法
WordPressにログインするには、「http(s)://WordPressをインストールしたドメイン名/wp-admin/」でアクセスします。
http(s)://WordPressをインストールしたサイトのURL/wp-admin/
(例. https://webst8.org/wp-admin/)
管理画面URLにアクセスすると下記のログイン画面が表示されます。サーバー契約時に入力したWordPressのユーザーID(またはメールアドレス)とパスワードを入力するとログインできます。
開設してすぐにWordPressにアクセスすると、下記のような「この接続ではプライバシーが保護されませんというエラー画面」、または「無効なURL」と表示されますが、気にしなくてOKです。
通常1時間〜2,3時間くらい経過すると反映されるようになるので、しばらく待ってから再度アクセスしてみましょう。


下記のような管理者画面が表示されればOKです。
■WordPressのログイン方法(動画解説版)
WordPressの管理画面と覚えておきたい重要な使い方
ブログを書く前に、WordPressのダッシュボードの基本的な見方について説明していきます。ダッシュボードとは、WordPressの管理画面のことです。
管理画面は、「上部メニューバー」「左メニューバー」「真ん中の設定画面」の3つのレイアウトに分かれています。
左管理メニューバーでは、投稿や固定ページ、外観、プラグインなどWordPressの重要な管理操作を行うことができます。
左メニューバーの各項目の意味は下記の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
投稿 | ブログは投稿で作成します。時系列で最新情報が一番上に表示されていきます。お知らせ情報やブログなど投稿機能を利用するのが一般的です。 |
固定ページ | 固定ページは会社情報やお問い合わせなどの単体ページで決まった箇所に表示しておきたいページで利用します。ページ作成の機能自体は投稿とほぼ同じですが、投稿と違って一覧のなかには表示されません。 |
外観 |
その名の通り、外観ではサイトの外観(デザイン)系の設定を行います。テンプレートやメニューバーなどもここで設定できます。
|
プラグイン | スマートフォンでいうアプリの追加機能です。お問い合わせ機能やサイトマップなどWordPress自体が持っていない機能をプラグインという形で追加することができます。 |
設定 | サイト名・キャッチフレーズやURLの構造設定、トップページの表示設定などの各設定ができます。 |
まずは管理画面とトップページの切り替え方法を覚えておきましょう。左上のサイトのタイトル名>サイトの表示をクリックするとトップページに移動します。同様に、サイトのタイトル名>ダッシュボードをクリックすると管理画面(ダッシュボード)に移動します。
次章以降では、ブログに絞ったWordPressのはじめ方を説明していますが、WordPressの使い方の全体像をもっと覚えたい方は「WordPress(ワードプレス)の使い方総まとめ」を合わせてご参照ください。
(3)WordPressの「テーマ」を設定する
まずは、WordPressでデザインテンプレートとなる「テーマ」を設定していきましょう。
テーマは、人に例えると、「服」のようなイメージになります。テーマ(服)を変更することで、見た目や外観の変更・関連機能を変更することができます。
WordPressでは、無料・有料含めて様々なテーマがリリースされています。利用者は多数あるテーマの中から自分に合うデザイン・機能のテーマを利用することができます。

WordPress テーマ 追加画面
ここでは、無料のブログ用テーマとして有名な日本語版テーマ「Cocoon(コクーン)」を例に、インストール手順をご紹介します。
WordPressおすすめテーマ
ブログアフィリエイトにおすすめのテーマについて「ブログアフィリエイトおすすめWordPressテーマ8選」に詳しく説明していますのでテーマ選びのご参考にしていただけると幸いです。
今回はCocoonを利用しますので、まずは下記のCocoon公式サイトにアクセスします。
Cocoon | WordPress無料テーマ
トップページに移動したらダウンロードボタンを押下します。
利用規約を確認して、Cocoon親テーマをダウンロードしましょう。
通常、パソコンのダウンロードフォルダにcocoon-master-xxxxx.zipがダウンロードされます。
次に、WordPressでzipファイルをアップロードします。WordPressの外観>テーマから新規追加ボタンを押下します。
テーマのアップロードボタンを押下します。

WordPress テーマのアップロード
ファイルを選択ボタンを押下します。

WordPress テーマのアップロード
先ほどの手順でダウンロードしたzipファイルを選択します。
今すぐインストールボタンを押下します。
インストール完了後回画面に遷移しますので、有効化ボタンを押下します。
テーマ「cocoon」が有効化されていることを確認するためにトップページを表示します。
テーマ「cocoon」用の外観になっていることを確認して完了です。再度、左上のサイトタイトルをクリックして管理画面に戻李ましょう。
ここでは、Cocoonの詳しい使い方は割愛しますが、Cocoonの主要な設定は管理画面のCocoon設定>Cocoon設定から設定することができます。
Cocoon設定。テーマ利用マニュアルから公式サイトで使い方を確認できます。
合わせて読みたい記事
当ブログでは、「AFFINGER6」を利用しています。このほかにもおすすめのブログアフィリエイト向けのテーマを「WordPressブログアフィリエイトにおすすめのテーマ8選」にご紹介していますので合わせてご参照下さい。
ここでは、Cocoonの詳しい使い方は割愛して、引き続きWordPressの使い方を説明していきます。
(4)WordPressの投稿でブログ記事を作成する
テーマの設定が終わったら、WordPressのブログ機能である「投稿」の使い方を覚えていきましょう。
投稿はブログとして利用できる機能です。WordPressの初期状態では、通常トップページで最新の投稿一覧が表示されます。
ここでは、投稿の基本的な使い方をご紹介していきます。
投稿を新規追加する
投稿を新規追加するには、投稿>投稿一覧をクリックします(投稿>新規追加でもOK)。
投稿一覧画面が表示されます。「新規追加」ボタンを押下します。
はじめてブロックエディターの画面を開いた時には、ガイドが表示されます。今回ば「×」を押していったん閉じます。
下記のような編集画面が初期状態で表示されます。大きく、メインのエディターエリアと上部ツールバー、右のツールバーがあります。
(※)上記はWordPress5.5の画面です。バージョンによって若干の差異があるのでその場合はご自身のご利用の画面に合わせて読み替えてください。
WordPressの投稿エディター(ブロックエディター)では、下記のようにブロックという単位で見出しや文章、画像などを追加していきます。
具体的にいうと、エディター内の+ボタンを押下することでブロックの追加ができます。※ご利用のバージョンによって若干画面が違う場合があります。
まずはタイトルと文章を書いたのち公開をして表示を確認してみましょう。
ここからは、ブロックエディターの簡単な操作方法を説明していきます。
段落ブロックを挿入する
まずは段落ブロックを挿入してみましょう。段落ブロックは通常エディター末尾でエンターボタンを押下することで追加されます。あるいは+ボタンから「段落」を選択して挿入することができます。
■段落ブロックの追加
また、段落で文章を書いている途中でShift+Enterボタンを押下すると、同じ段落のまま改行されます(行間が大きく開きません)。※Enterボタンを押すと新しい段落ブロックとして改行されます(行間が大きくあきます)。
■Shift+Enterによる改行と、Enterによる改行の違い
見出しブロックを挿入する
次に見出しを挿入してみましょう。+ボタンを押して、「見出し」を選択します。文末の+から末尾に追加することもできますし、ブロック間の間にカーソルを合わせて表示される+からブロックを間に挿入することもできます。
なお、ブロックを選択すると、下記のようにブロックのすぐ上にツールバーが表示されます。見出しの場合は、見出しレベル(※)の変更やテキスト揃え、太字斜体などの設定ができます。また、右のメニューアイコンからブロック削除することもできます。
(※)見出しは本の章のようなもので階層を持つことができます。h1が本のタイトルに相当して、H2は第1章、第2章などに相当します。さらにH3は第1-1章、第1-2章、H4は第1-1-1章のような階層になります。
また、見出しのブロックを選んだ状態で、右サイドバーから(表示されていない場合は、右上の設定アイコンを押して表示できます)、色やその他の設定ができます。
画像ブロックを挿入する
次に画像を挿入してみましょう。右下+ボタンを押して「画像」を選択、自分の好きな画像を選択します。必要に応じて右ツールバーから画像ブロックの設定もできます。
(※)画像ブロックの詳細な使い方については「【画像ブロック】WordPressブロックエディター画像ブロックの使い方」をご参照ください。
投稿記事を公開をする
ページを公開しても良い場合は、「公開」ボタンを押下して保存しましょう。ページが公開されて一般の人も閲覧できるようになります。
ここでは、簡単なブロックのみ紹介しました。さらに詳しい説明は「WordPressブロックエディターの使い方総まとめ」をあわせてご参照ください。
■WordPressの投稿機能の使い方(動画解説版)
補足 2018年以前の旧エディター「クラシックエディター」
今回は、「ブロックエディター(グーテンベルクエディター)」と言われるエディターで説明していますが、2018年以前までは長らくクラシックエディターというWord(ワード)に似たエディターが標準エディターとなっていました。
今からWordPressを始めたばかりの方なら本記事の記載のブロックエディターを利用すると良いでしょう。しかし、何らかの事情で従来のクラシックディターを推奨している場合にはClassic Editorプラグインを利用してクラシックエディターを利用することができます。
Classic Editorプラグインの導入方法は「【Classic Editor】WordPress5系でグーテンベルクから従来エディターに戻す方法」をご参照ください。クラシックエディターと新エディターを併用することもできます。
(5)固定ページで必要なページを作成する
ブログを書くことに慣れてきたら、プロフィールやお問い合わせページなど必要なページを作って形を整えていきましょう。「運営者情報」や「お問い合わせ」などページ単体で独立しており、メニューバー項目として設定しておきたい内容は、一般的に固定ページを利用します。
(例)ヘッダーメニューの例
(例)フッターメニューの例
Google Adsenseで最低限必要なページ
Google Adsenseなどの何かの審査をブログに対してかける場合、通常下記のようなページが最低限必要になります。
■最低限必要になるページ
- お問い合わせ
- 運営者情報(プロフィール)
- プライバシーポリシー
それでは、固定ページを作成してみましょう。固定ページ>固定ページ一覧(新規追加でもOK)を押下します。
固定ページ>新規追加ボタンを押下します。
運営者情報やお問い合わせページなどをそれぞれ新規作成・公開して作ってみましょう。今は本文は空でもOKです。
※なお、エディターの使い方は、投稿とほぼ同様なのでここでは割愛します。
固定ページの詳しい使い方は「WordPress固定ページの使い方を徹底解説」をご参照ください。
なお、固定ページは、投稿と違ってページを作成しても投稿一覧の中には表示されません。自分でメニューバーに表示する設定が必要です。
■WordPress 固定ページの作り方(動画解説版)
(6)メニューバーを作成・固定ページを割り当てる
固定ページを作成したのち、メニューバーに設定する方法を説明していきます。
まずは管理画面から外観>メニューの設定を選択します。

WordPress 外観>メニュー
まずメニューを作成します。ここでは、「メインメニュー」(※)と入力して「メニューを作成」ボタンを押下します。
(※)名称はなんでもOKです。
メインメニューが作成されました。以下はメニューバーの構成です。左側のメニューアイテム(項目)があります。作成した固定ページからページを選択して「メニューに追加」ボタンを押下します。
(※)表示されていない固定ページがある場合は「全て表示」タブを選択すると全て表示されます。
メニューに追加されました。なおメニュー項目はドラッグ&ドロップで順番変更が可能です。
つぎにトップページ(HOME)をメニューに追加しましょう。左側のカスタムリンクでサイトのトップページのURLを入力してホームのリンクを作って「メニューに追加」ボタンを押下します。
最後にメニューの位置にチェックを入れて「メニューを保存」ボタンを押下して完了です。
(※)メニューの位置にある選択肢はご利用のテーマによって違います。また、テーマによっては1つしかチェックができない場合も3つある場合もあります。
以上で、メニューの追加は完成です。
他にもフッターメニューを新たに作りフッター用に別のメニューを設定することもできます。
より詳しい使い方は「WordPressヘッダーメニューバーの作り方と設定方法」を合わせてご参照ください。
■WordPressメニューバーの作り方・カスタマイズ方法1(動画解説版)
■WordPressメニューバーの作り方・カスタマイズ方法2(動画解説版)
■WordPressメニューバーの作り方・カスタマイズ方法3〜ヘッダーメニューとフッターメニューを使い分ける方法〜(動画解説版)
(7)WordPressの初期設定と使い方を覚える
WordPressのこれまでの操作に多少慣れてきたら、セキュリティ・バックアップ・SEO対策などの初期設定をしたり、WordPressの使い方をもっと覚えていきましょう。
本サイトでおすすめの初期設定は下記の通りです。
- サイト名とキャッチフレーズの設定をする
- URL構造 パーマリンクを変更する
- ブログ表示名(ニックネーム)を設定する
- 問い合わせフォームを作成する
- 日本語バグ修正パッチを導入する
- セキュリティ対策をする
- バックアップ設定をする
- SEO対策を行う
- WordPressをバージョンアップする
SEO対策の設定などの初期設定系の内容は、初心者には少し意味のわからない設定も多いため、以下の操作はWordPressに慣れてから初期設定を行うようにしましょう。
(7-1)サイト名とキャッチフレーズの設定をする
サイト名や初期状態のキャッチフレーズ「Just Another WordPress Site」は適切な内容に変更しておきましょう。
サイト名とキャッチフレーズの変更するには、設定>一般設定を選択します。
一般設定が表示されます。ここで、サイトのタイトルを変更します。また、同時にキャッチフレーズも変更することができます。
ここでは下記のように変更して保存します。
「サイトのタイトル」および「キャッチフレーズ」と検索結果で使われるtitleタグの関係
「検索結果で使われるtitleタグの設定」と、先ほど設定したWordPressの「サイトのタイトル」および「キャッチフレーズ」の関係について説明します。
サイトのタイトルおよびキャッチフレーズと、titleタグの関係ですが、多くの場合は下記のようになります。
ページの種類 | titleタグの命名規則 |
---|---|
トップページ | サイトのタイトル – キャッチフレーズ |
トップページ以外 | 各ページのタイトル – サイトのタイトル |
■サイトのタイトル「大阪の個別指導WEBスクールWEBST8」、キャッチフレーズ「WordPressホームページの作り方ならお任せ」の場合、titleタグは下記のようになります。
ページの種類 | titleタグの命名規則 |
---|---|
トップページ | 大阪の個別指導WEBスクールWEBST8 – WordPressホームページの作り方ならお任せ |
トップページ以外 例.固定ページ「会社情報」の場合 |
会社情報 –大阪の個別指導WEBスクールWEBST8 |
キャッチフレーズ空白の場合のタイトルタグ
キャッチフレーズにはサイトの簡単な説明を入れる場合もありますが、トップページのタイトルタグを簡潔にするために、空白にして運用している場合もあります。
キャッチフレーズを空白にした場合、多くの場合はトップページ「サイトのタイトル」、トップページ以外「ページタイトル – サイトのタイトル」のようになります。
■キャッチフレーズを空白にした場合
ページの種類 | titleタグの命名規則 |
---|---|
トップページ | サイトのタイトル |
トップページ以外 | 各ページのタイトル – サイトのタイトル |
■キャッチフレーズ空白の例
ただし、テーマによってはトップページが「サイトのタイトル -」や「サイトのタイトル |」のようにセパレーターの記号がついてしまっている場合もあります。
(関連記事)WordPressサイト名(タイトル)の変更方法と何を入れるべきか
(関連記事)WordPressキャッチフレーズ変更方法と何を入れるか・空白?
(7-2) URL構造 パーマリンクを変更する
次にWordPressのパーマリンクも変更しておきましょう。
パーマリンク(Permanent Link)とは直訳すると「恒久的なリンク」です。WordPressでは、固定ページ、投稿やカテゴリーなどの各ページのURLのことを指します。
パーマリンクの設定は後から実施することも可能ですが、最初に設定すべき項目です。なぜなら、後から変更すると、外部リンクからの以前のURLにアクセスした時に404エラーが起きたり、SEOに悪影響を及ぼす可能性があるからです。
それでは、具体的なパーマリンクの設定方法について説明していきます。ダッシュボード(管理画面)にて、設定>パーマリンク設定を選択します。

設定>パーマリンク設定
パーマリンクの共通設定画面が表示されます。ここでは、パーマリンクの共通設定を「投稿名」にして保存します。
以上でパーマリンクの共通設定は完了です。
注意)パーマリンクを変更すると今までの投稿URLも変更されますすでに投稿で何件かブログを書いている場合は、すでに公開しているブログのURLも変更されますので注意しましょう。
(関連記事)WordPressのパーマリンクの変更手順とおすすめ設定
■WordPressパーマリンク/スラッグの変更方法&おすすめ設定(動画解説版)
(7-3) ブログ表示名(ニックネーム)を設定する
ご利用のテーマによっては、ブログの投稿画面で、ユーザーIDがそのまま表示される場合があります。
管理者の設定で表示名は変更することができますので、表示名を変更してあげましょう。管理画面から、ユーザー>あなたのプロフィールを選択します。
自分のユーザーアカウント情報が表示されますので、ニックネームというところを変更します。ニックネーム変更後に、ブログ上の表示名をプルダウンでニックネームで設定した値を選択します。設定できたらユーザー更新ボタンを押して保存しましょう。
変更後、再度ブログを表示すると、前述の手順で設定したブログ表示名が表示されていることがわかります。
(7-4) お問い合わせフォームを作成する
次にお問い合わせフォームを作成していきましょう。お問い合わせフォームはプラグイン(スマホのアプリに相当します)を利用して作成していきます。

メール通知と自動返信メールを設定する
ここでは、お問い合わせフォームプラグインで有名なContact Form 7を例に説明していきます。
■Contact Form 7
■Contact Form 7で作った問い合わせフォームの例
お問い合わせフォーム「Contact Form 7」をインストールしていきます。
管理画面でプラグイン>新規追加を選択してください。
「Contact Form 7」と入力して検索します。富士山の絵が出てきている「Contact Form 7」をインストールします。
お問い合わせフォーム「ContactForm」を有効化します。
ContactForm7を有効化すると、左側の管理メニューに「お問い合わせ」が出現しています。コンタクトフォームを選択します。

お問い合わせが出現。コンタクトフォームを選択
「コンタクトフォーム 1」というお問い合わせフォームが初期状態で作られています。ここから問い合わせフォームのフォーム内容やメール内容をカスタマイズできますが、ここでは簡単のため一旦設定内容は割愛します。
事前に作成したお問い合わせページの編集画面を開きましょう。ここでは、事前に作成した固定ページ「お問い合わせ」に貼り付けています。ウィジェットからContact Form 7を埋め込みましょう。
プレビューを表示してお問い合わせフォームが表示されていれば完了です。実際にフォームに入力して問い合わせしてみましょう。
初期状態では、ワードプレスインストール時に設定したメールアドレス宛に問い合わせ内容が通知されていればOKです。(届いていない場合は迷惑メールも確認してみてください)
なお、Contact Form 7では、WordPress管理者へのメール通知のほか、ユーザーへの自動返信を行う設定ができます。

メール通知と自動返信メールを設定する
ここでは詳細は割愛しますが、お問い合わせフォームの導入の仕方は「【WordPressでお問い合わせフォーム作成】Contact Form 7の使い方」をご参照ください。
■Contact Form 7の使い方・その1(動画解説版)
■Contact Form 7の使い方・その2(動画解説版)
(7-5) WordPress日本語バグ修正パッチを導入する
次に、WordPress日本語バグ修正のプラグイン「WP Multibyte Patch」を導入しておきましょう。
WordPressはもともと英語圏で作らているため、日本語(マルチバイト)で不具合が起きやすい性質があります。Wp Multibyte Patchはこれを予防してくれます。最初に有効化しておきましょう。
プラグイン>新規追加から「WP Multibyte Patch」を検索してインストールしてください。
そのまま有効化します。
(7-6) セキュリティ対策を行う
WordPressの初期状態は、セキュリティ的にあまり強いとは言えません。本サイトでは、有名なセキュリティ対策プラグイン「SiteGuard WP Plugin」を導入しています。
SiteGuard WP Pluginは、WordPressにインストールするだけで、セキュリティを向上させることができるシンプルなセキュリティ対策プラグインです。不正ログインの防止やWebページの改ざん、スパムなどを防ぐことができます。
SiteGuard WP Pluginの主な機能
- 不正ログインの防止
- 管理ページ(/wp-admin/)への不正アクセスの防止
- コメントスパムの防止
基本的にプラグインをインストールすれば有効化されるばOKです。
具体的な導入方法や設定項目については「【セキュリティ対策】WordPress「SiteGuard WP Plugin」の使い方を徹底開設」をご参照ください。
(7-7) バックアップ対策を行う
WordPressを導入したら、万一トラブルが起きたときのために、バックアップの設定をしておきましょう。
WordPressを触っていると「間違って変なところを触って画面が真っ白になってしまった。。。」「WordPressをバージョンアップしたら画面がおかしくなってしまった。。。」という万一の事態が起こる可能性があります。
つぎに、万が一WordPressに何かあった時に戻せるようにするために、バックアップの設定を行います。
ここでは、BackWPupというプラグインを導入してバックアップを取得します。まずは管理画面からプラグイン>新規追加ボタンを押下します。
まずはBackWPupをインストールします。
インストール後に有効化してください。
BackWPupでは、手動で任意のタイミングでバックアップをとったり、曜日・日時指定でスケジュールバックアップを取ることも可能です。
プラグイン有効化後に左側の管理メニューにBackWPupが表示されます。新規ジョブを追加を選択します。(ご利用の環境によっては英語表示されている場合があります。)
一般タブでは、ジョブの名前とバックアップファイルの保存先を設定します。ここでは契約したサーバー内のフォルダーに毎日バックアップすることにします。下記の設定を行い保存します。
- ジョブの名前を「DailyBackup」
- バックアップファイルの保存先を「フォルダーへバックアップ」
続けてバックアップスケジュールの設定をしていきます。スケジュールタブを開いてください。
- WordPress「cron」を選択
- スケジューラーの種類「基本」
- スケジュールを「毎日 4:10」(設定は運用に合わせて自由にしてください)
以前、デフォルトの「午前3時」でバックアップを取る人が多くて同時間にレンタルサーバーの負荷が高まりサポートデスクから変更を依頼される方がいらっしゃいました。そのため、レンタルサーバー内でバックアップ時間は、デフォルト「午前3時」から変更することをおすすめします。
■サポートデスクからのメール
つぎに、保存先となるフォルダーの設定をみています。ファイルを削除:何世代分のバックアップデータを残すかを設定できます。ここではデフォルトの15のままにしておきます。
以上でバックアップ設定の完了です。初回は念のため手動で今すぐバックアップもしておきましょう。作成したジョブを確認するために左の管理画面から「BackWPup>ジョブ」を選択します。
前述の手順で作成したバックアップジョブに対して、「今すぐ実行」で手動でバックアップを実行します。
バックアップが完了した場合は以下のように完了画面が表示されます。
バックアップファイルを確認するために左側の管理メニューから「BackWPup>バックアップ」を選択します。
先ほど実行したバックアップファイルがあることを確認します。
BackWPupの詳しい説明と復元方法については下記関連記事をご参照ください。
【BackWPupの使い方】WordPress バックアッププラグイン
【WordPress復旧手順】バックアップから復元・元に戻す方法
(7-8) SEO対策を行う
WordPressを導入した直後は、SEO対策・設定があまりなされていない状態です。
一般的によくある設定は下記のとおりです。
- Google Analyticsに登録する
- Google Search Consoleに登録する
- XML Sitemapを登録する
設定方法は、ご利用のテーマやプラグインによって異なりますが、Cocoonでは、下記の方法で設定できます。
他のテーマをご利用の方で、プラグインを利用する場合、「All in one SEO」という有名なプラグインがあります。
ただし、最近のブログ向けテーマではAll in one SEOの機能をすでにテーマ自体に持っていおり、機能の競合を避けるため、All in one SEOの導入を非推奨としているテーマもあります。
「ご利用のテーマ名」+「All in one SEOと検索すると非推奨の場合は、その旨の情報がヒットします。特に有料テーマで不要な場合が多いので、念のためご確認しておくことをおすすめします。(Cocoonの場合も必ずしもAll in one SEOをインストールする必要はありません)
■賢威の場合
そのほかにもWordPressには便利なプラグインがたくさんあります。おすすめプラグインについては「目的別WordPressのおすすめプラグインを徹底解説!」でまとめて解説しています。
(7-9)WordPressをバージョンアップする
WordPressのバージョンアップについて説明していきます。iPhoneのiOSやアプリと同様に、WordPress本体やテーマ、プラグインも新しいバージョンが次々にリリースされていきます。
WordPressをバージョンアップする場合、一般的な対象になるのは、「WordPress本体」「プラグイン」「テーマ」です。バージョンアップは、WordPressの管理画面から行うことができます。
WordPressやプラグインを古いバージョンのまま放置していると、セキュリティ的なリスクも高まりますので、基本的には最新バージョンに更新しておいた方が良いと言われています。
WordPressのバージョンアップは、ダッシュボード>更新から確認・更新することができます。ダッシュボード>更新をクリックしましょう。
WordPress本体、プラグイン、テーマをそれぞれアップデートすることができます。
WordPress本体やテーマ、プラグインをバージョンアップすると、各々の組み合わせによってまれに不具合が起きる場合もあります。
万一、不具合がおきた場合に差し戻しができるようにWordPressやプラグインのバージョンアップはバックアップを取ったうえ、自己責任で実施ください。
メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみ自動更新に変更する
次に、メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみ自動更新に変更しておきます(任意)。
WordPressインストールした場合に、初期状態は「WordPressのすべての新しいバージョンに対する自動更新を有効にします。」になっています。
勝手にバージョンアップされるとテーマやプラグインが追いついておらず何もしてないのに知らない間に勝手に不具合が起きたという場合も多々あるので、当サイトは「メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみ自動更新」に変更して、手動でバージョンアップするようにしています。
ダッシュボード>更新のページ上部で「メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみ自動更新」をクリックします。
自動更新の状態が「メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみ自動更新」になりました。
WordPress本体メジャーアップデートとマイナーアップデート
WordPress本体プログラムはでは、バージョン管理として3桁の番号(A.B.C)を持っています。

このうち、バージョン番号の最初の2桁が「5.7.3」→「5.8.0」や「4.9.3」→「5.0.0」のように変更されるアップデートをメジャーアップデートと言います。
一方、バージョン番号の最後の1桁が「4.5.1」→「4.5.2」、「5.2.3」→「5.2.4」のように変更されるアップデートをWordPressのマイナーアップデートと言います。
メジャーアップデートの場合、以前のバージョンには無かった新規機能・仕様変更や開発者向けのAPIが新しく追加されたりします。マイナーアップデートと比較して変更範囲はとても大きいアップデート内容になります。
WordPressのバージョンアップの詳細は「WordPress(ワードプレス)のバージョンアップ・更新方法」をご参照ください。
■WordPressのバージョンアップ方法
(8)ASPに登録してアフィリエイトを行う
アフィリエイトをしたい人は、WordPressでブログが書けるようになったらASPに登録しましょう。
ASPとは、Affiliate Service Provider(アフィリエイトサービスプロバイダー)の略です。広告主(企業)とブロガー(個人)の仲介を行い、トラブルが起きないように契約の管理や金銭の管理・取りまとめを行う事業者のことを指します。
関連記事
アフィリエイトの仕組みやメリットデメリットについて改めて確認したい方は「【アフィリエイトとは】メリット・デメリットと仕組みを解説」を合わせてご覧いただけますと幸いです。
ASP事業者は、他にもたくさんありますが、初心者にオススメなのは審査なしですぐ登録できる「A8.net」です。国内最大手でたくさんの広告プログラムが揃っています。
A8.net登録後、アフィリエイトプログラムの提携ができるようになります。自分のブログのジャンルに近いアフィリエイトプログラムと提携すると、広告素材を選べるようになります。
好きなバナーまたはテキストの広告リンクのコードをコピーします。
WordPressの投稿の編集画面で、アフィリエイトリンクを挿入したい箇所でブロック追加の+を選択します。
ウィジェット>カスタムHTMLを選択します。
アフィリエイトコードを貼り付けます。
プレビューを見てアフィリエイトリンクが表示されていればOKです。
従来のClassic Editorを利用している場合は、投稿画面で「テキスト」を選択して、コピーした広告リンクを貼り付けます。
以上で、WordPressでブログ・アフィリエイトを始める準備は完了です。
そのほかにもValue Commerce(バリューコマース)や、afb(アフィb)
、もしもアフィリエイト、アクセストレード、レントラックスなどなどいくつものASP事業があります。詳しくは「【おすすめASP比較】アフィリエイト初心者におすすめのASP」をご参照ください。
【補足】ブログの書き方・アフィリエイトの勉強をしよう
最後に、ブログの書き方・アフィリエイトの勉強をするようにしましょう。ここまできて、WordPressの基本的な使い方や初期設定が一通りできたと思います。
しかし、WordPressの操作を覚えて、ブログが書ける状態になっても、ブログの書き方やSEO対策・アフィリエイトの勉強をしないまま、日記のようなブログを書いていたら申し込みや・アフィリエイトとしての結果は出ません。
WordPressでブログを書き始められる状態になったら、並行してライティングやSEO対策、アフィリエイトの基本などの勉強もしましょう。
みやすいブログ記事の作り方・書き方の基本
投稿の使い方を覚えたらブログを書いていくことができますが、文章構成にもテクニックがあります。
ブログは、文章だけなく見出しや図、表などレイアウトを工夫することで、圧倒的に分かりやすくすることができます。
ブログ記事のおすすめ文章構成
ブログ記事の文章構成でおすすめが、「リード文」「各論」「まとめ」の流れです。
■ 【ブログの書き方】ブログ記事の論理的な文章構成・作り方(動画解説版)
レイアウト装飾で差をつける見やすいブログの作り方
分かりやすいブログを作るためには、文章だけでなくレイアウトや装飾を工夫して、直感的にわかる(右脳に訴えかける)構成にすることが大切です。
読み手に情報を整理してもらうのではなく、書き手側が、情報・レイアウトを整理して読み手の考える負担を減らすことで、読み手に親切な作りのブログになります。
- 2,3行ごとに改行を入れて間を空ける
- 見出しを使って論理的な文章構造を作る
- 図を使ってイメージで理解してもらう
- 箇条書きを使って項目数を理解してもらう
- 表を使って情報を整理して見せる
- 長いブログ記事は目次を作って整理する
- 吹き出しで会話して緩急を入れる
- 枠や色などの装飾をつける
■【レイアウト・装飾で差をつける】見やすいブログ記事の作り方(動画解説版)
なお、ブログライティングに関しては「【ブログライティング】初心者向けブログ記事の書き方 総まとめ」で詳しく解説していますので、ブログの書き方を勉強したい方は合わせてご参照ください。
初心者向けのアフィリエイト本としては、下記のようなものがあります。
上記のほか、アフィリエイトを勉強する上でおすすめの本を「【初心者でもできる】アフィリエイトの勉強におすすめの本10選」でご紹介しています。
有料テーマを検討しよう
WordPressでは、無料で利用できるテーマと、有料で購入できるテーマがあります。無料テーマでも数千以上のテーマがリリースされており、公式登録されたテーマは、一定の品質基準もクリアしているため、品質の高いサイトを作ることができます。
特に今回ご紹介したCocoonは、無料テーマのなかでもブログに使える機能が揃ったかなり高機能なテーマなので、そのままでもあまり困ることはないと思います。
しかし一般的には、有料テーマの方がデザイン性が凝っていて、記事のレイアウトや装飾などの設定機能が圧倒的に豊富です。初心者でも記事の見せ方を工夫できるので、有料テーマもおすすめです。
- 無料テーマでも品質の高いサイト・ブログを作成することができる
- 一般的に有料テーマは事装飾機能やテーマのデザイン・SEO・広告設定機能が無料テーマよりもかなり充実している
- 有料テーマは購入特典でマニュアルやサポートを受けられるところが多い
(※)無料テーマでもプラグインやHTML・CSSをつかった装飾・カスタマイズをすれば、有料テーマ並みのデザイン・機能追加は可能です。ただし、初心者にとってその手間は大変であり記事執筆にも集中できないのでブログ目的の場合は、特化型のテーマがおすすめです。
当ブログでは、「AFFINGER6」を利用しています。このほかにもおすすめのブログアフィリエイト向けのテーマを「WordPressブログアフィリエイトにおすすめのテーマ8選」にご紹介していますので合わせてご参照下さい。
素材サイトを利用しよう
実際にホームページを作って行く際に、良い画像がなくて素材不足になることがよくあります。また、ネットで検索して出てきたものは著作権で保護されているものもたくさんあるので安易に使ってはいけません。
ネットには、自由に使えて商用利用可能な画像素材サイトもたくさんあります。有名な素材サイトを下記にご紹介します。
ジャンル | 素材サイト名 | 概要 | 公式サイト |
---|---|---|---|
無料 写真 素材 サイト |
![]() 写真AC |
写真ACは、日本の巨大写真素材サイトです。利用には無料の会員登録が必要ですが、人物・風景・パターン画像など多くの画像が提供されています。 詳しくはこちら |
公式サイト |
![]() PIXABAY |
ビジュアル重視の美しい素材が多いので壮大・綺麗・神秘的・グローバルなコンテンツに向いています。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() BURST |
BURST(バースト)は、ネットショップサービス大手のshopify(ショピファイ)が運営するフリー素材サイトです。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() foodiesfeed |
フード(食べ物)に特化した、野菜や果物、料理の写真が豊富な海外のフリー写真素材サイトです。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() upsplash |
Unsplashは海外のフリー素材サイトで、ビジュアル重視の美しい素材が多く、壮大・綺麗・神秘的・グローバルな写真がたくさんあります。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() ぱくたそ |
ぱくたそは日本人の素材が多い有名なフリー素材サイトです。個性的なリアクションの人物素材が多い傾向があります。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() GirlyDrop |
GirlyDropは、その名前の通りおしゃれでガーリーな写真に特化した写真素材サイトです。女性、ファッション、美容、カフェ、誕生日、イベントなどなどかわいい系の写真が多くあります。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() フォトック |
Photock(フォトック)は、域や自然風景・植物、動物・建築物・夜景・ビジネスなどの様々なシーンの写真がある写真素材サイトです。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
有料 素材 サイト |
![]() Adobe Stock |
「Atobe Stock」は、Adobe社が提供する有料素材サイトです。写真がメインですが、高品質のイラスト・アイコン・シルエット類も多数揃っています。 詳しくはこちら |
公式サイト |
![]() Shutter Stock |
「Shutter Stock」は、画像、動画クリップ、音楽などが揃っている世界で有名な有料素材サイトです。写真がメインですが、高品質のイラスト・アイコン・シルエット類も多数揃っています。詳しくはこちら | 公式サイト | |
![]() iStock |
iStorkは、ゲッティ・イメージズ・セールス・ジャパンが提供する有名な巨大有料素材サイトです。画像だけでなく、映像やイラストなども様々な素材が揃っています。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() PIXTA |
PIXTA(ピクスタ)は、日本人の人物をはじめ、高品質な写真素材が揃う有名な有料素材サイトです。写真のクオリティーも非常に高いのが特徴です。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
イラ スト 素材 サイト |
![]() イラストAC |
「イラストAC」は日本最大の無料イラスト素材サイトです。老若男女・動物・モノなど色々なイラストが揃っています。 詳しくはこちら |
公式サイト |
![]() Socost(ソコスト) |
「ソコスト」はシンプルで使いやすいイラスト素材です。主張しすぎないテイストで汎用性のあるイラストです。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() ちょうどいいイラスト |
「ちょうどいいイラスト」は人物や物、記号などちょっとあったらいいなと思えるシンプルなイラスト素材サイトです。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() シグレニ(shigureni) |
「シグレニ」は素朴で可愛い、女の子が中心に掲載されているイラスト素材サイトです。主張しすぎないテイストの女の子のイラストでどんなサイトにも馴染みやすそうです。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() unDrow(アンドロウ) |
「アンドロウ」は海外のシンプルなイラスト素材サイトです。IT・Webサービス系のサイトに利用できそうなイラストが多いです。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() いらすとや |
「いらすとや」は、子供や大人・おじいちゃん・おばあちゃんなどの人物など独特のかわらしいイラストがたくさんある定番素材サイトです。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() シルエットAC |
「シルエットAC」は無料のシルエット素材サイトです。シルエット素材をお探しの場合におすすめのサイトです。詳しくはこちら | 公式サイト | |
![]() icooon mono |
「icooon mono」は、アイコン素材に特化した素材サイトです。WEBデザインやDTP、ビジネスシーンで活用できるアイコンが揃っています。詳しくはこちら | 公式サイト | |
![]() human pictogram 2.0 |
「human pictogram」は人に特化したピクトグラムという素材サイトです。WEB制作やビジネス資料などをよく利用される人物素材です。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
背景 素材 サイト |
![]() Subtle Patterns |
透過系・白系のパターンが多い背景素材サイトです。主張しない背景でホームページやブログの背景におすすめです。 詳しくはこちら |
公式サイト |
![]() BEIZ |
BEIZ images(ベイツ・イメージズ)。空、川、山などの風景から、和柄、テクスチャ系、色別まで1万種類以上の非常に様々な背景を揃えている素材サイトです。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() Bg patterns |
色鮮やか・濃い背景が多く、和柄・花・植物・可愛い・おしゃれ系などポップな柄が多い背景素材です。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() フリーテクスチャ素材館 |
木・紙・布・金属などの材質・テクスチャ系に特化した背景です。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() Background Labs |
海外(カナダ)の運営する背景素材サイトです。 詳しくはこちら |
公式サイト | |
![]() 背景素材フリードットコム |
様々な背景素材が揃っている。チラシ・バナー・HPの背景におすすめ 詳しくはこちら |
公式サイト | |
その他 |
![]() Canva(キャンバ) |
「Canva」は、Web上からのデザイン作成ツールです。初心者でも文字入れ・トリミング・合成などの簡単に画像加工ができます。 詳しくはこちら |
公式サイト![]() |
![]() ココナラ |
「ココナラ」は出品者と購入者を繋ぐスキルシェアマーケットです。イラストレーターさんにオリジナルのイラストを描いて欲しい方におすすめです。 詳しくはこちら |
公式サイト![]() |
(関連)【商用利用可フリー素材サイト】おすすめ無料・有料画像素材サイト
まとめ 実戦でブログを書いて覚えていきましょう
まとめです。今回は、WordPressでブログ・アフィリエイトを始めたい初心者を対象にWordPressの始め方」をご紹介しました。
■【WordPressの始め方総まとめ】ワードプレスブログの作り方・使い方(動画解説版)
なお、以下は、WordPress関連の主な記事です。
・WordPressとは
・WordPressとHTMLの違い
・WordPress.orgとWordPress.comの違い
・WordPress開設にかかる料金と必要なもの
★WordPressにおすすめのサーバー総まとめ
・おすすめ法人向けサーバー
・おすすめ格安サーバー
・WordPressにログインする方法
・WordPressの管理画面の見方
・WordPressのテーマの適用方法
・WordPressの投稿でブログを書く方法
・WordPressの固定ページの作り方
・カスタマイザーの使い方
・WordPressウィジェットの使い方
・WordPressメニューバーの作り方
・固定ページをトップページに割り当てる方法
★エディターの使い方総まとめ 基本編
・見出しブロックの使い方
・段落ブロックの使い方
・画像ブロックの使い方
・カラムブロックの使い方
・リストブロックの使い方
(カテゴリー)エディター操作編
・テーマ自作
・追加CSSによるCSSカスタマイズ
・子テーマ作成方法
・アクションフックとフィルターフック
・ローカル環境でWordPressを始める方法
・WordPress移設方法
その他、WordPressに関する記事一覧はこちらをご覧ください。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
合わせて読みたい記事
●【WordPress(ワードプレス)の使い方総まとめ】
●【テーマ自作】WordPress オリジナルテーマの作り方と基本
●【初心者でもできる】アフィリエイトの勉強におすすめの本10選
●【初心者向け】目的別ライティングの勉強におすすめの本9選
個別指導形式のスクールでは、自分の知りたいことをピンポイントで学習・達成でき、自分で更新もできるというメリットもあります。
教室の無料事前相談もしておりますので、まずはお気軽にご登録ください。
YouTubeチャンネル開設しました!
最大月間50万PVの当ブログをベースに、Youtube動画配信にてWordPress、ホームページ作成、ブログのことについてお役立ち情報を随時配信していきます。
ご興味ある方はぜひチャンネル登録をしていただけますと幸いです。