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ConoHa WING サイトにBasic認証・パスワード設定する方法

Webサイトの制作途中などで一般には見せたくないけれど関係者には見せたいといったケースがいったことがあるかもしれません。

ConoHa WINGでは管理画面からBasic認証を利用してWebサイトにパスワード設定することができます。

今回は、ConoHa WINGでBasic認証によるパスワード設定してアクセス制限をする方法をご紹介します。

Basic認証が設定されている際に表示される画面
 

 

ConoHa WINGでBasic認証・パスワード設定する方法

ここでは、ConoHa WINGでBasic認証・アクセス制限をしてWebサイトもしくは任意のディレクトリにパスワード設定する方法をご紹介します。

Basic認証の注意点

Basic認証は簡素な認証方式で、ネットワーク上ではID・パスワードが暗号化されずに通信されます。

セキュリティ強化のため、Basic認証を設定する場合は、常時SSL(HTTPS)をかけたWebサイトに対して設定するようにしましょう。

また万一のため、他のサイト・システムで使うような重要なID・パスワードとは別のものにしておいた方が無難です。

(関連)WordPressのSSL/HTTPS化とは?意味や実装手順
(外部サイト)非SSL環境下でのBASIC認証が危険な理由をWiresharkで実際にパケット解析をして実感してみる

 

STEP. 1:コントロールパネルにログインする

まずはConoHa WINGのコントロールパネルにログインしましょう。

以下のURLをクリックします。

https://www.conoha.jp/login/

メールアドレスとパスワードを入力し「ログイン」をクリックします。

ConoHa WINGのログイン画面

 

ログインができたらコントロールパネルが表示されます。

ConoHa WINGのコントロールパネル

 

なお、レンタルサーバーConoHa WINGの設定は上部タブ「WING」から行っていきます。

レンタルサーバーConoHa WINGの設定はWINGタブから行っていく

 

STEP. 2:設定対象ドメインを切り替える

次に、設定対象ドメインをこれからパスワード認証を設定したいWebサイトのものに切り替えましょう。

「サイト管理」をクリックします。

「サイト管理」をクリック

 

「切り替え」をクリックします。

「切り替え」をクリック

 

サーバー上で稼働中の全てのドメインが表示されるので、該当のドメインを選択します。

該当のドメインを選択する

 

これで該当ドメインを設定対象ドメインに切り替えることができました。

うまく切り替わっていれば該当ドメインが表示される

 

STEP. 3:アクセス制限をかけたいディレクトリを追加する

「サイト管理>サイトセキュリティ」を開き、「ディレクトリアクセス制限」タブをクリックします。

「ディレクトリアクセス制限」をクリック

 

「+ディレクトリ」をクリックします。

「+ディレクトリ」をクリック

 

アクセス制限を設定したいディレクトリを指定し「保存」をクリックします。サイト全体に対してアクセス制限をかけたい場合は、空欄のままでOKです。

アクセス制限を設定したいディレクトリを記述(サイト全体に設定したい場合は空欄でOK)

 

これで画面の左下に「成功しました」と表示され、アクセス制限対象のディレクトリが追加されました。

アクセス制限対象のディレクトリが追加された

 

STEP. 4:ユーザー名・パスワードを設定する

最後にユーザー名・パスワードを設定します。

追加されたディレクトリの隠しメニューを開きます。

追加されたディレクトリをクリックし、隠しメニューを開く

 

鉛筆アイコン(編集)をクリックします。

鉛筆アイコンをクリック

 

「+(追加)」をクリックします。

「+」をクリック

 

任意のユーザー名とパスワードを入力し「保存」をクリックします。

任意のユーザー名とパスワードを入力し「保存」をクリック

 

以上でユーザー名とパスワードが設定されました。

ユーザー名とパスワードがセットされた

 

これでWebサイトにアクセスした際に表示されるパスワード認証画面で、ユーザー名とパスワードを入力するとサイトにアクセスできるようになります。
Basic認証が設定されている際に表示される画面

 

なお、認証に失敗すると、下記のようなエラー画面が表示されます。
ConoHa WING Basic認証 認証失敗エラー画面
 

(補足)htaccessとhtpasswdファイル

今回ConoHa WINGの管理画面からアクセス制限をしましたが、実際には下記のように.htaccessにBasic認証の記述が追記されて、.htpasswdファイルも生成されています。

Basic認証自体は一般的な技術なので、通常はConoHa WINGに限らず、どのレンタルサーバーでも.htaccessと.htpasswdで必要な記述をすればBasic認証することができます。
basic認証設定で生成されたhtaccessの記述

 
basic認証設定で生成されたhtpasswd

 

 

補足:設定したBasic認証を解除する方法

設定したBasic認証を後から解除したい場合は、同じく「サイト管理>サイトセキュリティ」の「ディレクトリアクセス制限」タブを開き、登録されているディレクトリを削除します。

アクセス制限対象のディレクトリを削除する

 

「はい」をクリックします。

「はい」をクリック

 

これでBasic認証が解除されました。「STEP. 4」で作成したユーザー名・パスワードもリセットされるので、再度Basic認証を設定する際は同様の操作でアクセス許可ユーザーを追加してあげる必要があります。

 

まとめ

まとめです。今回は、ConoHa WINGでBasic認証によるパスワード設定してアクセス制限をする方法をご紹介しました。

Basic認証が設定されている際に表示される画面
 

Webサイトの制作途中などで一般には見せたくないけれど関係者には見せたいといった場合に、簡単にWebサイト・ディレクトリ単位でパスワード設定・アクセス制限することができます。

今回は以上になります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

 

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