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【自社ブログ】企業がブログ運営するメリットと失敗例・成功のコツ

ここ数年、ブログやSNSを使ったオウンドメディアマーケティングを行う企業が増えてきており、その重要度も上がってきました。

オウンドメディアにはSNSや動画、ブログなどさまざまな媒体がありますが、その中でもブログ運営はおすすめの選択肢のひとつです。

ブログ運営は、集客からブランディングなど多くのメリットがありますが、労力が予想以上にかかったり、思ったほどの効果がでないなどのデメリットも存在します。

この記事では、企業の広報・マーケティング担当や経営者の方向けに、企業がブログ運営するメリット・デメリットや失敗例・成功のコツをご紹介します。

企業ブログの主なメリット
 

 

企業がブログ運営をするメリット

企業がホームページだけでなくブログ運営することで、これまで届かなかったユーザー層に自社を知ってもらい購買につなげることができます。

企業がブログ運営を行うメリットは、大きく分けて下記の4つです。

■企業がブログ運営を行うメリット

  • これまで届かなかったユーザー層に情報を届けられる
  • 自社のWebマーケティング力を強化できる
  • ユーザーへ信頼感を与えられる
  • 社内教育や顧客サポートに活用できる

 

これまで届かなかったユーザー層に情報を届けられる

一つ目のメリットは、これまで届かなかったユーザー層に情報を届けられるようになることです。

自社商品・サービスをより多くの人たちに認知してもらい販売につなげることが可能になります。

一般的にホームページだけの場合、検索エンジンで上位表示できるキーワードは限られます。代表的なキーワードは「地域+サービス名」や「会社名」になります。

一方ブログを運営することでホームページだけでは狙えないキーワードで上位表示させることができます。

自社ブログでこれまで届かなかったユーザー層にも情報を届けられる
 

たとえば、「〇〇 使い方」「〇〇 効果」「〇〇 評判」といったキーワードで、これらはブログ記事のテーマとして執筆することで、これまで届かなかったユーザー層に情報を届けることができるようになります。

また、SNSでのシェアや被リンクも増えることが多いので、結果的にサイト全体のドメインパワー向上の効果があり、より多くの人々にアプローチできるようになる可能性が高まります。

 

ユーザーからの信頼獲得や商品への理解促進ができる

二つ目のメリットは、ユーザーからの信頼獲得や商品への理解促進ができる点です。

例えば、業界に関するノウハウなどを発信することで、ユーザーはその企業が「信頼できる専門家」であると感じるようになります。ブランディングにも寄与し、購買意欲を高め口コミやリピート購入にもつながります。

また、商品を利用する前によくある悩み・課題を記事のテーマに挙げたり、自社商品による解決方法などを紹介することで、、ユーザーへの商品・サービスへの理解を促進することができ、購買意欲を高めることできます。

(関連)【商売人必見の購買心理学】購買心理を7段階に分けたマインドフロー
 

自社マーケティング力強化と広告費を削減ができる

三つ目のメリットは、ブログを通じて自社マーケティング力強化と広告費を削減ができるという点です。

社内の人間がキーワードリサーチ・アクセス解析・Webライティングなどを実践することで、自社のWebマーケティング力が向上します。

ブログで得たノウハウはSNS運用の時や広告運用の際にも役に立ちますし、新たに二つ目・三つ目の事業を展開するときも応用することができます。

また、ブログの記事が検索結果の上位に表示されると、広告や営業をかけなくてもブログから集客できるようになります。

Google広告などのPPC広告は、即効性がある一方で広告費をかけ続ける必要があります。

しかし、検索上位に表示されたブログ記事は一定期間(検索順位が落ちない限り)集客し続けてくれるので、長期的に見れば広告費を削減できます。
 

社内教育や顧客サポートに活用できる

最後に、企業のブログは、社内教育のツールや顧客サポートとしても非常に有用です。

新入社員や外注スタッフが企業の商品サービスや業界知識について学ぶ際の教材として活用できます。

また商品・サービスに関する疑問点や使い方を載せたブログを作るとカスタマーサポート的な用途でも大いに役立ちます

たとえば、顧客からの問い合わせサポートの際も解説ブログ記事を案内することで、サポートの効率化と顧客満足度の向上に貢献できます。

本来電話問い合わせで対応していた顧客が自分で調べて解決できることもあるでしょう。
 

企業がブログ運営をするデメリット

ブログ運営には多くのメリットがありますが、デメリットも無視できません。

企業ブログの主なデメリット大変なところ
 

企業がブログを運営するデメリットは、主に以下の通りです。

■企業がブログ運営をするデメリット

  • 成果が出るまでに時間がかかる
  • 中途半端に力を入れても効果が出にくい
  • 誤った情報や際どい表現があると炎上リスクもある
  • 事業形態によっては効果が薄い場合もある

 

成果が出るまでに時間がかかる

一つ目のデメリットは、「成果が出るまでに時間がかかる点」が挙げられます。

SEO対策が功を奏して検索エンジンで上位表示されるまでには、少なくとも半年はかかります。企業の集客の武器として効果を出始めるのには1年はかかるでしょう。

PPC広告と比べると施策開始からの時間的な即効性がなく、その労力も決して少なくありません。

そのため、ブログ運用開始初期の間は、ブログ作成に加えてこれまでの広告も併用したりと、負担が増えるでしょう。
 

中途半端に力を入れても効果が出にくい

二つ目のデメリットは、「中途半端に力を入れても効果が出にくい」という点です。

「文章を書くだけなのだから」と一見簡単に見えても継続が難しいです。

また、一旦書き上げた記事も、放っておくと情報が古くなるので定期的なメンテナンス(リライト)が必要になります。

既に業務負荷の高い状態の担当者にブログ運営を兼任してもらっても、ブログの更新が後回しにされる傾向があり、品質の高い記事を提供することも困難です。

中途半端に力を入れた結果、労力だけかかり、あまり成果が出ないといったこともあるでしょう。

集客効果の高いブログを作るなら、それなりの人的リソース・労力をかける必要があります。
 

誤った情報や際どい表現があると炎上リスクもある

三つ目のデメリットは、「誤った情報や際どい表現があると炎上リスクもある」点です。

個人ブログと違い、企業の場合は、誤った情報や際どい表現があると、ネガティブな反応を引き起こす可能性があります。

例えば、知識の浅い新入社員や専門外の社員にブログを任せっきりで製品や業界知識について誤った情報を発信してしまうと、誤りを顧客や業界関係者から批判を受ける可能性があります。

このような炎上は、企業のブランドイメージに大きなダメージを与える可能性があり、その回復には相当な時間と労力が必要です。

ブログで情報発信をするなら、コンプライアンスに関する社内教育や社内チェック体制なども必要です。
 

事業形態によっては効果が薄い場合もある

最後に、事業形態によってはブログ経由のアクセスが多いのに期待したほどの効果が出ない場合もあります

「〇〇 使い方」「〇〇 評判」などのブログで書くようなテーマの多くは、主に全国に住むユーザーが対象になります。

あるいはアクセスのほどんどが、東京をはじめとした関東圏や大阪などの関西圏を占めることが多いでしょう。

しかし、地方限定で運営している美容院や飲食店などの場合、ブログ読者が遠方の人ばかりになるため、商品サービスの利用が思ったほど増えないかもしれません。

そういったケースの場合は、オンラインでできるグッズ販売やサービス展開を考えたり、「大阪 おすすめ」など地域を絡めたテーマで記事を作成するなどしてみるのも良いでしょう。
 

企業ブログを成功させるコツ

ここからは企業ブログを成功させるコツについてご紹介します。

企業ブログを成功させるポイントは、主に下記の通りです。

■企業ブログを成功させるポイント

  • ブログ運営の具体的な目標を決める
  • 編集体制やルールを決めておく(共有する)
  • ターゲットユーザーや発信内容を決める
  • ブログ運営に関するノウハウを習得する

 

ブログ運営の具体的な目標を決める

一つ目の成功のコツは、具体的な数字目標を設定することです。

特に組織で運営する場合は目標を社内で共有しないと、意見も食い違ってくる恐れがあります。

例えば、目標を「半年後にブログで3,000PV伸ばす」とした場合、そのための行動施策「いつまでにどんなテーマの記事を何記事を作成するのか」をあらかじめ設定しておくべきです。

目標設定によって、ブログ運営の方向性が決まり、無駄な労力を削減することができます。
 

編集体制やルールを決めておく(共有する)

二つ目の成功のコツは、編集体制やルールを決めておく(共有する)ことです。

誰がブログ記事を担当するのか、誰がチェックするのかなどの運用体制が曖昧だと、責任の所在があやふやになります。

たとえば、組織としての体制を決めておくのであれば、最低限以下のような点は決めておきたいところです。

  • 【記事の文体について】「である」口調か、「ですます」系かなどの文体をどう統一するか
  • 【担当者は誰か】担当者は誰か、複数人の当番制か
  • 【更新頻度について】どのくらいの頻度で記事を公開するか
  • 【確認者や監修者は誰か】誰が記事の内容をチェックするか。公開前の最終判断は誰か
  • 【出してはいけないテーマ・情報は】情報をどこまで出すか。出してはいけないテーマや情報はあるか
  • 【出してはいけない表現】差別的・中傷的・誤解を与えるような出してはいけない表現

 

文章構成や文体などは、テンプレートやガイドラインを作っておくと良いでしょう。

特に「出してはいけないテーマ・情報」や「出してはいけない表現」はしっかり定義しておかないと「炎上のリスク」があります

また、知識の浅い新人や社員に任せっきりでチェック体制がない場合、間違った内容を発信してしまい、顧客や同業者から誤りを指摘されるケースもあります。

ルール作りは面倒でブログ立ち上げに取り組みたくなるものですが、組織としてメディア運営する場合は編集体制とルールを決めておくことが非常に大切です。
 

ターゲットユーザーや発信内容を決める

三つ目の成功のコツは、ターゲットユーザーや発信内容を決めることです。

ターゲットユーザーを明確にすることで、どのようなコンテンツを作るべきか戦略を立てられます。

基本的には自社のサービスを購入してくれるユーザー層がターゲットになりますが、そのための発信内容が定まっていないことがよくあります。

たとえば、新しい顧客層の発掘のためにブログを開設するのに、実際の記事が「スタッフの日常ブログ」的なものだとブログからのアクセスは増えないため、効果は薄いでしょう。

ターゲットユーザーがどんな悩みを抱えていて、どういうブログ記事ならその悩みに届けられるのかをイメージすると効果的な記事を作ることができます。

 

(参考)企業ブログでよくある発信する内容

企業ブログでよくある発信する内容としては、下記の3点が多いです。

企業ブログでよくある発信する内容

  • 読者の悩みや疑問への解決策・ノウハウ(★おすすめ)
  • 社内の最新情報・取り組み
  • スタッフブログ(活動日記)

 

読者の悩みや疑問への解決策・ノウハウ

一つ目は読者が抱える悩みや疑問に対する解決策やノウハウに関する記事です。

例えば、金融業界なら金融の、美容業界なら美容に関する業界特有の課題や疑問に対する悩み解決方法を記事で取り上げます。

最も記事作成に労力がかかるタイプですが、Googleからの検索流入に直結するテーマで新しい顧客の発掘に向いています

読者にとって価値が高く、シェアや被リンクもされやすいため、検索エンジンに効果的で新たな読者を引きつける可能性も高まります。
 

会社の最新情報や取り組み

二つ目は会社の最新情報や取り組みなどの情報発信です。

新製品・イベントの告知、企業のコラボレーション、顧客インタビュー・アンケートなど、会社の活動をタイムリーに共有することで、その会社を認知しているが購買まで至らないユーザーへアプローチできます。

ブログでユーザーに近い目線で説明することで、ブランドイメージの向上や、取材の問い合わせなど、新たなビジネスチャンスにつながる可能性もあります。
 

スタッフブログ(活動日記)

三つ目はスタッフブログ(活動日記)です。ユーザーへの親近感をわかせてくれます。

たとえば、美容院・飲食店・サロンなど店舗系ビジネスでスタッフがユーザーと接触する機会が多いビジネスの場合に効果的です。

比較的ブログを書く労力も低いので片手間でも運用がしやすいです。

注意点として、スタッフブログの日記的な記事は検索エンジンでの上位表示は難しい傾向があるので、これまで届けられなかった新たな顧客へのアプローチというのにはあまり向いていません。

内輪のりになってしまっているケースもあるため、あくまで顧客の信頼性・親近感向上のためということを共有しておく必要があります。
 

ブログ運営に関するノウハウを習得する

最後のブログ運営のコツは、「ブログ運営に関するノウハウを習得する」です。

具体的にはWebライティングの知識やSEOに関する基本知識をブログ編集チームに教育することです。

良いWEBライティングによって、読者の興味を引き、情報を効果的に伝えることができます。

例えば、結論から書き出す・見出しやリード文を活用するなど、ライティングの基本知識がないままやみくもにブログ記事を書いても競合のメディアサイトに勝つことはできません。

中身がひどい場合は「わかりにくい企業ブログ」と悪いレッテルを貼られてしまうかもしれません。

同様に、SEOの基本知識も必要です。キーワードリサーチや検索順位の把握、アクセス解析などの基本どころはおさえておくようにしましょう。

(参考)【目的別ライティングの勉強におすすめの本9選 | 初心者向け】
 
 

企業ブログ運営のよくある失敗例

次に、企業ブログ運営のよくある失敗例をご紹介します。

ここで紹介する内容は下記の通りです。

■企業ブログ運営のよくある失敗例

  • ブログの執筆・編集体制が決まっていない
  • 社内の理解が得られていない
  • SEOやWebライティングを勉強せずに記事を作っている
  • 宣伝色が強い・内輪ネタ・競合の悪口ばかりになっている

 

ブログの執筆・編集体制が決まっていない

よくある失敗の一つ目は、「ブログの執筆・編集体制が決まっていない」です。

ブログを執筆する担当者が明確でないと、誰が何をすべきかが不明確になりブログの更新が滞ったり、方向性もバラバラになります。

例えば、複数の部署や人が関わる場合、それぞれが自分の考えで記事を作成してしまい、ブログ全体としての一貫性がなくなることがあります。

ユーザーから見たら「一つの企業が発信するもの」なので、記事によって内容がバラバラ・矛盾する意見があると信用低下も招く恐れがあります。

また、知識の浅い新人や社員に任せっきりでチェック体制がない場合に間違った内容・ノウハウを発信してしまい、顧客や同業者から誤りを指摘されるケースもあります。

このような状況を避けるためには、最初からブログ運営の責任者を指名し、その人が全体の方向性を決めるようにすることが重要です。

リソースの足りない場合は外注も選択肢の一つ

すでに慢性的な人手不足・業務負荷が高い状態で、新しくブログまで手を伸ばしても大体のケースでうまくいきません。

人手や時間が足りない場合、外注していくことも選択肢の一つです。

例えば、SEO対策やデザイン、記事作成など、自社では手が回らない部分を外部に委託することで、より効果的なブログ運営が行えます。

ただし、外注先の選定には実績や信頼性を考慮する必要があります。外注先探しの主なパターンは以下の通り。

  • コンテンツ制作の支援会社に依頼する:高い効果が期待できるがコストはかかる。部分的な支援(ライティングのみなど)も可能
  • クラウドソーシングで発注する:格安で大量発注できるが、ワーカーの質にムラがある
  • 業務委託契約でフリーランスを雇う:スポットで採用できる。質にムラはあるものの、支援会社よりも安いコストで質の高い人材を囲える可能性もある

 

社内の理解が得られていない

よくある失敗の二つ目は「社内の理解が得られていない」です。

ブログ運営の重要性が社内で理解・共有されていないと、運営が難航することが多いです。

たとえば、ブログの重要性が共有できていないと、同僚から「ブログ書いている暇があるならこっちの仕事手伝ってよ・・」といった目で見られる恐れがあります。

社内での協力が得られず担当者が一人で執筆している状態になると、組織としての強みを活かせません。

また、ブログ運営で成果を出すには長い時間がかかります。

目標や施策を共有していないと、施策の途中であっても「成果が出ていないよね。ブログ意味あるの?」と撤退を決定されてしまうかもしれません。

このような問題を解消するためには、ブログ運営の重要性や数値目標・施策を社内で共有しておく努力が必要です。

 

SEOやWebライティングを勉強せずに記事を作っている

よくある失敗の三つ目は、「SEOやWebライティングを勉強せずにひたすら記事を作っている」です。

企業ブログを運営する際に、キーワードを考えず、アクセス解析・効果測定せずの状態で記事を作り続けていても上手く行く可能性は低いです。

例えば、ブログを始めて半年後に「どの記事がアクセスが多いのか(ニーズが多いのか)」や「どこの地域(都道府県)のユーザーからのアクセスが多いのか」は分析しておいたほうが良いでしょう。

ここではあくまで一例ですが、初めから完璧でなくとも並走してSEOやWebライティングを勉強しておくことが重要です。
 

宣伝色が強い・内輪ネタ・競合の悪口ばかりになっている

最後のよくある失敗は「宣伝色が強い・内輪ネタ・競合の悪口ばかりになっている」です。

まだ購買欲の薄い読者に対して、宣伝色が強すぎるとかえって避けられてしまう可能性があります。

あるいは、競合他社に対して悪口に近いようなマイナス点をたくさん主張しているケースも注意が必要です。

企業のブランディング的にはマイナスになっている可能性もありますし、競合から(間接的な)批判や攻撃を受けるリスクもあります。

他にも、企業ブログで内輪ネタばかり取り上げていると、新規の読者にとっては置いてけぼり状態になるので注意しましょう。

内輪ネタは、部外者である読者にとっては関係のない情報でついていけなくなります。

このような状況を避けるためには、ターゲットとする読者層を明確にし、その読者層が求める情報を提供するよう心掛けることが重要です。

適度なバランスで自社製品やサービスの紹介を行うようにしましょう。

(関連)【商売人必見の購買心理学】購買心理を7段階に分けたマインドフロー

 

企業ブログを立ち上げる手順

最後に、企業ブログを立ち上げる手順をご紹介します。

企業ブログを立ち上げる手順としては、「すでにあるホームページを活用する」か「すでにあるドメイン内で新しくブログを立ち上げる」あるいは「新規ドメインでブログを立ち上げる」の三通りが考えられます。
 
企業ブログを立ち上げる3つの方法

企業ブログを立ち上げる手順

  • すでにあるドメイン・ホームページを使う
  • すでにあるドメイン内で新しくブログを立ち上げる
  • 新規ドメインでブログを立ち上げる

 

すでにあるドメイン・ホームページを使う

一つ目は、「すでにあるドメイン・ホームページをそのまま使う」場合です。

すでにWordPressなどでホームページを立ち上げておりブログ機能を持っている(現在ほとんど使っていない)場合はそのまま活用すると良いでしょう。

ブログ立ち上げの労力が最も少ない方法です。

ただし、あくまで全体のデザインレイアウトは既にあるホームページのデザインの枠組みになるため、ブログ特化のレイアウトにしたい場合は、次の「すでにあるドメイン内で新しくブログを立ち上げる」方法がおすすめです。
 

すでにあるドメイン内で新しくブログを立ち上げる

すでに独自ドメインを持っているがブログがない場合や、ブログ特化のレイアウトにしたい場合は、同じドメイン内のサブディレクトリにブログを始める方法も効果的です。

当サイト(WEBST8のブログ)もこのパターンに該当します。

WEBST8(https://webst8.com)はホームページ作成教室、WEBST8のブログ(https://webst8.com/blog/)はホームページ作成やWebに関するブログとなっており、レイアウトは別々になっています。

WEBST8ホームページ
https://webst8.com/
WEBST8のブログ(サブディレクトリ)
https://webst8.com/blog/

サブディレクトリ型は、ルートドメインと同じテーマのサービスやコンテンツを運用する場合に適しています。

ルートドメインのSEOの評価を引き継ぐことができるので、新規ドメインでブログを立ち上げるよりも即効性があり検索にも強くなる可能性があります。

一方、全く違うジャンルのテーマを扱う場合はルートドメイン(ホームページ)のSEOに悪影響を与える可能性もあるので注意しましょう。

サブディレクトリやサブドメインの違いやメリットデメリットについては「サブドメインとサブディレクトリの違いと使い分け方」をご参照ください。
 

新規ドメインでブログを立ち上げる

三つ目は新規ドメインでブログを立ち上げる方法です。

既にあるホームページとは全く違うテーマを扱いたい場合や、そもそも独自ドメインがまだ一つもない場合は新規ドメインでブログを立ち上げると良いでしょう。

最近ではITが得意でない人でも簡単に立ち上げられるブログサービス・サーバーサービスが増えています。

ブログのセットアップの手順については、以下の記事で詳しく解説しています。画像付きで丁寧に紹介しているので、こちらの記事を見ながら試してみてください。

【WordPress始め方】ワードプレスブログの作り方 総まとめ

 

まとめ

まとめです。今回は、企業の広報・マーケティング担当や経営者の方向けに、企業が自社ブログを運営するメリットデメリットや効果的な失敗例・成功のコツをご紹介しました。

SNSやホームページなど、情報発信にはさまざまな媒体がありますが、その中でもブログの運営はおすすめの選択肢のひとつです。

企業ブログの主なメリット
 

一方、ブログで効果を出すには時間がかかり、人的リソースも割かれるため労力がかかります。

しかし、ブログ運営に力を入れて一年・三年と経った時に、気づけばかなりのWeb集客力を持ったサイトになり、競合に比べて優位性の高い武器を身につけられる可能性もあります

もし、自社の情報発信を強化したいと考えているなら、ぜひ自社ブログも検討に入れてみてください。

なお、実際にブログを今すぐ始めたい方向けに「【WordPressの始め方総まとめ】ワードプレスブログの作り方」でWordPressを使ったブログの始め方をご紹介しています。あわせてご参照いただけたら幸いです。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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