今回は、これからライティングの勉強を始めようと思っている初心者の方を対象に、ライティングの勉強におすすめの本を9冊ご紹介していきます。
もくじ
『自分で作る選択を』
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はじめに ライティングの勉強をするにあたって
一口にライティングの勉強をするといっても、モノを売るためのセールスレターライティングもあれば、読みやすい文章を作るためのライティングなど、色々なライティングがあります。そこで今回は、下記の4つの切り口に大別してライティングの勉強におすすめの本をご紹介していきます。
- 論理的に文章を構成するライティングスキル(ロジカルライティング)
- 正しい文法・読みやすい文章を作成するライティングスキル
- 検索エンジンも意識したライティングスキル(Webライティング)
- 商品・サービスを売るためのライティングスキル(セールスレター/コピーライティング)
おそらく、この記事をご覧の方は、最終的に(3)や(4)のWeb上でモノ・サービスを売るためのライティングスキルをあげたいという方が多いのではないでしょうか。しかし、それ以前に(1)や(2)の基本的な文章作成技術が苦手な人も多いと思います。
ですので、しっかりとライティングの勉強する場合はまず(1)や(2)の文章作成の基礎を学び、それから(3)のWebライティングや(4)のセールスレター技術を勉強していく流れがおすすめです。
論理的な文章作成技術を勉強するのにおすすめの本2選
まず最初に文章を論理的に構成・作成する技術を学ぶのがおすすめです。ここでおすすめする本は、「ロジカル・ライティング 論理的にわかりやすく書くスキル」と「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」の2冊です。
文章を「論理的に書く」という技術は非常に重要です。なぜなら、対人に納得してもらうためには「論理性」が非常に重要であり、全てのライティングスキルの根幹になります。
また、論理的に書くことができる人は、論理的に考えることもできるようになるので、論理的な文章構成能力を身につければ、就職の面接やビジネスの商談など役に立つシーンは多岐に渡ります。
ロジカル・ライティング 論理的にわかりやすく書くスキル
- ロジカル・ライティング 論理的にわかりやすく書くスキル
- 照屋華子(著) -2006/3/24
- オススメ度:
文章を論理的に書くための技術を解説した本。ブログだけではなく、ビジネスのプレゼンテーション、日常においても使える本で、自己啓発のためにも読んでおいて損はない本です。
1冊目におすすめする本は、「ロジカル・ライティング 論理的にわかりやすく書くスキル」です。本書は、文章を論理的に書くための技術を解説した本です。コンサルティング会社のマッキンゼー出身の著者が、「ロジカル・シンキング」のツールを応用して、ビジネスマンにとって必要な文書作成の技法を紹介しています。
論理に飛躍がある文章を読むと、読み手は「?」となり意味を理解できません。自分で意味を補完しなければならなかったり、文章を「解読」する必要がでてきます。本書では、論理的・視覚的に読み手に理解してもらえるビジネス文書作成のノウハウが解説されています。
特に、MECE(ミッシー)と言われる洩れなく重複なく物事を洗い出す手法や、So what(だから何)?、Why so(なぜそうなの)?といった思考スキルも養うことができます。文章を通して自分の考えを意図したとおりに相手に理解してもらい、相手に期待する反応をとってもらうためのライティングスキルを学ぶことができるのでおすすめです。
- 第1部 メッセージの組み立て
- 組み立ての準備
- 本論の組み立て(1)―ロジカル・シンキング概説
- 本論の組み立て(2)―ロジカル・シンキングの実践
- 導入部の組み立て
- 第2部 メッセージの表現
- 組み立ての視覚化
- メッセージの日本語表現
- まとめ―セルフエディティングのためのチェックリスト
なお、ライティングの本ではないですが、本書の前に「ロジカル・シンキング」の本を読んでおくのがおすすめです。「ロジカル・シンキング」で論理的思考を養い、その論理的思考を「ロジカル・ライティング」で文章化するという、一連の流れを習得することができます。
(関連記事)ロジカルライティング・シンキングは就職活動やビジネス商談でもかなり役立つ
ロジカルライティング・シンキングは就職活動やビジネス商談でも非常に役立つスキルです。
実際に下記の就活の教科書というサイトでもエントリーシートの書き方でライティングに関するノウハウやおすすめの本などについて記載されており、就職活動や転職を控える人や社会人も習得しておきたいスキルであることがわかります。
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
- 考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
- バーバラ ミント(著) Barbara Minto(原著) 山崎 康司(翻訳) -1999/3/1
- オススメ度:
「ロジカル・ライティング」と同様に、本書も文章を論理的に書くための技術を解説した本です。文章をピラミッドを構成する1つの要素として捉え、構成することで論理的な文章を作成していきます。理解するのが少し難しいですが、ビジネスのプレゼンテーションや日常でも役に立つのでおすすめです。
2冊目におすすめする本は、「考える技術・書く技術」です。本書は、「ロジカル・ライティング」と同様に、文章を論理的に書くための技術を解説した本で。著者は、マッキンゼーをはじめとする世界の主要コンサルティングファームでライティングのコースを教えているバーバラ・ミントという人です。
内容としては、物事を「ピラミッドを構成する1つの要素」として捉えて、論理的な文章を作成していきます。ブログや日頃の文章作成のほか、ビジネスのプレゼンテーションや日常においても応用できる本で、自己啓発のためにも読んでおきたい本です。
注意点としては、論理的思考を養う本でもあるので、内容としてそれなりに難しいです。読み物のように流し読みだとほとんど頭に入らず、1ページを何回も読み直して考えないと理解ができないかもしれません。しかしその分、考える力・書く力を養うことができます。
- 第1部 書く技術
- なぜピラミッド構造なのか?
- ピラミッドの内部構造はどうなっているのか?
- ピラミッド構造はどうやって作るのか?
- 導入部はどう構成すればよいか
- 演繹法と帰納法はどう違うのか?
- 第2部 考える技術
- ロジックの順序に従う
- グループ内の考えを要約する
- 第3部 問題解決の技術
- 問題を定義する
- 問題分析を構造化する
- 第4部 表現の技術
- 文書構成にピラミッドを反映させる
- 文章表現にピラミッドを反映させる
- 追補A 構造なき状況下での問題解決
- 追補B 本書で述べた重要ポイントの一覧
正しい文章・わかりやすい文章作成技術を勉強するのにおすすめの本2選
次に正しい文章・わかりやすい文章作成技術を勉強するのにおすすめの本をご紹介します。ここでおすすすめする本は「マジ文章書けないんだけど 朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術」と「しっかり!まとまった!文章を書く」の2冊です。
たとえロジカルな文章構成ができていても、文章そのものの文法がおかしい・読みにくい場合、読み手は文章を理解できないし読む気も起きません。
言語は生き物ですので、通常のシーンで厳格すぎる文章にする必要はないと思いますが、ある程度正しい文法で読みやすい文章を心がけることは非常に大切です。
ここでは、文章をわかりやすく作成するライティングスキル向上に役立つ本を2冊ご紹介していきます。
マジ文章書けないんだけど 朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術
- マジ文章書けないんだけど 朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術
- 前田 安正(著)[出版2017年4月]
- オススメ度:
文章を書くのが苦手な方に向けて書かれた本です。ストーリー仕立てで文章の書き方が学べるので読みやすく、ドリルのように書き込んで学習もできます。
1冊目におすすめする本は、「マジ文章書けないんだけど 朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術」です。本書は、文章の達人のおじさんが文章作成が苦手な就活生に向けて、文章作成の技術を伝授していくストーリー仕立てのライティング解説本になっています。
とにかく文章を書くのが苦手な方向けで、初心者でも読みやすく、ドリルのように書き込んで学習できるようになっています。
- 「田中さんが商店街の抽選で一等賞をとりました。」
- 「田中さんは商店街の抽選で一等賞をとりました。」
- 初級・1st.STEP―基本中の基本!主語と述語について考える
- 中級・2nd.Step―文章を書く基本!文と文章の構造を考える
- 上級・3rd.Step―めざせ!伝わる文章 人の思考を意識する
- プロ級・Final Step―秘策!文章マスターへの道「Why」を意識する
題材が就活生向けになっていますが、就活生・社会人関係なく中身を読み進めることができます。まずは読みやすく相手にきちんと伝わる文章を作成するために本書で学んでいくと良いと思います。
しっかり!まとまった!文章を書く
- しっかり! まとまった! 文章を書く
- 前田 安正(著) [出版2015年6月]
- オススメ度:
当たり障りのない退屈な文章に対して、より具体的に書く方法、読み手を意識した書き方、観察眼の鍛え方、体験談の書き方など読み手が読みたくなるような文章を書く技術が書かれています。
2冊目におすすめする本は、「しっかり! まとまった! 文章を書く」です。いざブログをはじめようとしても、「今日は〇〇を食べてきた」といった日記のような短い文章しかかけない方は多いのではないでしょうか。そういう方に本書はおすすめです。
当たり障りのない退屈な文章に対して、どうやったらもっと具体的に書けるのか、読み手を意識した書き方、観察眼の鍛え方、体験談の書き方など実践的でブログを書くとき役に立つ内容が盛りだくさんです。例文、改善文がたくさん掲載されていますので、書いた文章を肉付けしたり、ボリュームを増やしたり、わかりやすく文章を書く参考になると思います。
- 第1章短い文章しか書けない原因を知ろう
- 第2章読み手のことを意識して書こう
- 第3章書くべきことは観察と体験の中にある
- 第4章「型」に当てはめて書いてみる
情報で溢れる今の時代で、これまで文章を書いてこなかった人が他者に読まれる文章をいきなり書けるようになるはずがありません。「〇〇さんの文章は引き込まれるけど、自分の書く文章は平凡だなあ」と感じている人には特に役に立つでしょう。文章の本質を説明した本書のような本はあまりないので、貴重な本であると思います。
SEOも意識したWebライティングを勉強するのにおすすめの本2選
次に、SEO(検索エンジン)を意識して文章を作成するWebライティングを勉強するのにおすすめの本をご紹介します。
前述のわかりやすい文章・論理的な文章を意識してかけるようになった段階で、かなり高品質な文章を書けるようになっていると思います。
ここではさらに、Web独特のルールも合わせて意識して書く技術を身につけるためのWebライティングの本2冊をご紹介します。
SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64
- SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64
- ふくだたみこ-2016/8/23
- オススメ度:
検索エンジンにも訪問者にも評価されるWebライティングのテクニックを64の項目にしたWebライティングの本です。Webライティングに関する一通りの技術を盛り込んでいます。本書を読むことで、検索エンジンに評価され、Web上においても論理的で分かりやすい文章を書くことができるのでぜひ読んでおきたい一冊です。
1冊目におすすめする本は、「SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64」です。本書は、Webライティングに関する一通りの技術を盛り込んだ本です。本書の内容を実行していくと、検索エンジンに評価され、かつ論理的で分かりやすい文章を書くことができるのでぜひ読んでおきたい一冊です。
Webライティングだけの独特な点として、検索キーワードを意識しなければならない点、紙媒体と違って縦スクロールなので文章の順番を特に意識しなければいけないという点があります。本書では、SEOに重要なキーワードをどのように設定するかをはじめ、Web独特のライティング手法について詳しく解説しています。
- ■Chapter1 SEOに強い! Webライティング基礎知識
- ■Chapter2 集客力のあるWebサイト構築~キーワード選定とコンテンツ企画〜
- ■Chapter3 コンテンツマーケティング時代の文章術~ロジカルライティング~
- ■Chapter4 一瞬で引き付ける! キャッチコピーライティング
- ■Chapter5 成約率を上げるための売れる文章術~エモーショナルライティング~
なお、キーワード別の目標スケジュールなど、一部のセクションは初心者にとっては少し難しい部分もありますが、まずはわかるところだけでも読み進めていくとWebライティングの一通りの技術を理解することができるのでおすすめです。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—
- 沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉
- 松尾茂起著[出版2016年11月]
- オススメ度:
『沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲−』の続編でWebライティングを題材に扱っています。ページの8割近くが漫画で説明されているので、初心者でもスイスイ読むことができます。
おもしろくて挫折せずに最後まで読むことができて、内容もしっかりしているため初心者にオススメの一冊です。
2冊目におすすめする本は、「沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉」です。本書はWebマーケティングの本『沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲−』の続編です。
合わせて読みたい本
先に前編の本「沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲−」を読んでから先に前編を読んでから後編の『沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲−』を読むことをお勧めします。
本書は600ページを超える辞書のような厚さの本ですが、Webライティングの本を読むというより漫画を読む要領で、初心者でもスイスイ読むことができます。
ストーリーは、7章に分かれていて、章ごとにまとめとして詳細解説があるので、一通り読み終えると、SEOの基本、SEOを意識したライティング、独自のコンテンツの作り方、リライト、引用、記事の書き方、ライターの育て方、解析ツールの導入などが習得できます。
サイトやブログを作ったことがある人向けにはなりますが、初心者の方にも、非常にわかりやすい内容になっています。初心者が悩む引用についても、サイト運営者の立場に立って、具体例を用いて解説してくれているので、わかりやすいです。
- episode 01 SEOライティングの鼓動
- episode 02 解き放たれたUSP
- episode 03 リライトと推敲の狭間に
- episode 04 愛と論理のオウンドメディア
- episode 05 秩序なき引用、失われたオマージュ
- episode 06 嵐を呼ぶインタビュー
- episode 07 今、すべてを沈黙させる・・・! !
- epilogue 沈黙のその先に
- 特別解説 ヴェロニカ先生の特別講義
なお、本書の注意点としては、各セクションの最後にまとめでSEOの技術的なことが詳しく書かれており少し難しくなっている点です。漫画パートが面白くて読みやすい一方、詳細説明が難しくて読み飛ばしてしまうと、「漫画のストーリーだけ読めて満足して、なんとなくわかったような気がする状態」になる場合もありますので、気をつけましょう。
セールスレター・コピーライティングスキルを勉強するのにおすすめの本3選
最後に、セールスレター(コピーライティング)を勉強するのにおすすめの本をご紹介します。
Web上でモノやサービスを売ろうと、わかりやすさ・論理性・検索上位にあることにくわえて、セールスレターの基本を知っていることが重要です。つまり、文章における営業スキルを磨く必要があります。
人は、最終的には感情の方を論理より優先させる生き物です。セールスレターでは「お得だ」「今買わないといけない」と読み手に思ってもらうための「クロージング」をはじめ、セールスレター独特のライティング技術がありますので、ぜひ読んでおきましょう。
ここでは、セールスレターを勉強するのにおすすめの本を3冊ご紹介します。
10倍売れるWebコピーライティング
- 10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方
- バズ部著[出版2014年5月]
- オススメ度:
コンテンツマーケティングで有名なバス部が発行した本です。セールスコピーライティングについて詳しく説明しています。特に1つのサービス・商品を売るための長いページランディングページ(LP)を作成する方にぴったりの内容になっています。
1冊目におすすめする本は、「10倍売れるWebコピーライティング」です。本書の著者であるバズ部がコンテンツマーケティングを専門としているだけに、内容が詳細で説得力があります。
まずセールスコピーライティングを4つのパーツ、キャッチコピー、ボディコピー、クロージングコピー、追伸コピーに分解し、そのひとつひとつの作り方を詳しく説明してくれています。
本書ではこれら4つパーツの素材集めを事前に準備することが重要で、あとはルールに合わせて組み合わせていけば、モノやサービスを売ることができ、成果率を上げることができると解説しています。
初心者にも非常にわかりやすく書かれている一方で、実践するためには体験者の声・専門家の意見などパーツ集めに時間がかかり、ライティング技術だけではカバーできないことも言及しています。しかし、モノやサービスを売るためのセールスレター技術の重要なエッセンスが盛り込まれているので、ぜひ本書を読んで実践でチャレンジしてみましょう。
- ●第1章 セールスコピーライティングの基礎
- ●第2章 コピーライティングリサーチ編
- ●第3章 コピーライティング実践編
「売る」文章51の技~説得力あるキャッチコピーとロングコピーの作り方
- 「売る」文章51の技~説得力あるキャッチコピーとロングコピーの作り方
- 有田 憲史(著)[出版2010年8月]
- オススメ度:
コピーライティングの技術を書いた入門書です。短いキャッチコピーだけではなく、長いボディコピーを作る技術について解説されています。物販のアフィリエイトに挑戦しようと考えている方には特にオススメです。
2冊目におすすめする本は、「「売る」文章51の技~説得力あるキャッチコピーとロングコピーの作り」です。本書は、コピーライティングの技術を書いた入門書で、短いキャッチコピーだけではなく、長いボディコピーを作る技術について解説されています。
物販サイトで、良いキャッチコピーできて訪問者の心をつかめても、続くボディコピーがしっくりこず購入に至らないのは惜しいですね。著者は、コピーがうまくかけないのは、文才がないからではなくコピーライティングの技術を知らないからだと断言しています。
本書では、プロのコピーライターが10~20年かけて身につけたキャッチコピーやボディコピーの作成技術、売るためのコピーライティングを学ぶことができます。物販のアフィリエイトに挑戦しようと考えている方には、特にオススメです。
伝え方が9割
- 伝え方が9割
- 佐々木 圭一(著) - 2013/3/1
- 伝え方に関する本です。
- オススメ度:
伝え方に関する本です。冒頭で「デートの誘い文句」を題材に、同じ内容でも伝え方によって受け手がOKかNGか返事が変わってくるということを伝えています。ライティングも同じことで、本書の技術を活用することで人を動かす文章づくりができるようになります。
3冊目におすすめする本は、「伝え方が9割」です。冒頭で「デートの誘い文句」を題材に、同じ内容でも伝え方によって受け手がOKかNGか返事が変わってくるということを伝えています。
「文章を書く技術」というよりも「伝え方に関する技術」を解説していますが、本書を読むことで「NO」を「YES」にかえる伝え方の技術や、受け手の感情を揺さぶる強い言葉の作り方を学ぶことができます。もちろんライティングにも応用できるのでおすすめの一冊です。
- 第1章 伝え方にも技術があった!―なぜ同じ内容なのに、伝え方で「イエス」「ノー」が変わるのか?
- 第2章 「ノー」を「イエス」に変える技術―あなたがこれからする頼みごとに「イエス!」をもらう具体的な技術
- 第3章 「強いコトバ」をつくる技術―感動スピーチも、映画の名セリフも、こうやればつくれる
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、これからライティングの勉強を始めようと思っている初心者の方を対象に、「文法・わかりやすい文章作成」「論理的な文章作成」「Web上における文章作成」「モノを売るための文章作成」の4つの切り口でおすすめの本を9冊ご紹介しました。
今回、ご紹介した本は下記の通りです。
- 正しい文法・読みやすい文章を作成するライティングスキル
- マジ文章書けないんだけど 朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術
- しっかり! まとまった! 文章を書く
- 論理的に文章を構成するライティングスキル(ロジカルライティング)
- ロジカル・ライティング 論理的にわかりやすく書くスキル
- 考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
- 検索エンジンも意識したライティングスキル(Webライティング)
- SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64
- 沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—
- 商品・サービスを売るためのライティングスキル(セールスレター/コピーライティング)
- 10倍売れるWebコピーライティング
- 「売る」文章51の技~説得力あるキャッチコピーとロングコピーの作り方
- 伝え方が9割
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
合わせて読みたい記事(おすすめ本シリーズ)
これからアフィリエイトの勉強を始めようと考えている方向けに、「【初心者向け】アフィリエイトの勉強におすすめの本10選をご紹介」で初心者がアフィリエイトを始めるのにおすすめの本をご紹介しています。
また、これからWordPressの勉強を始めようと考えている方向けに、「【初心者向け】目的別WordPressの勉強におすすめの本6選」で初心者がWordpressを始めるのにおすすめの本をご紹介しています。
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