WordPress JIN-Rテーマの使用感想や評判、メリットデメリット

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JIN:Rを使用した感想や評判・メリットデメリットを解説

2022年11月3日に、人気有料WordPressテーマ「JIN」の後継テーマとして「JIN:R」がリリースされました。

今回はJIN:Rを使用した感想をはじめ、評判やメリット・デメリットを紹介していきます。

「JIN:Rってどうなの??」迷われている方は参考にしてみてください。
JIN:R

 

 

本記事の内容は、2023年1月確認時点の情報です。そのため、価格や情報などの情報は執筆時点から変更されている可能性があります。また、本記事に記載の内容には当方が体感した・調べた範囲内での主観による評価・説明も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報・利用ルールは公式サイトをご確認ください。

 

JIN:Rとは?テーマの基本情報

JIN:Rの公式サイト

項目 内容
テーマ名 JIN:R
用途 アフィリエイトブログや小規模ホームページ
価格 19,800円(税込) / 買い切り型
ライセンス スプリットライセンス。自身所有サイトであれば複数サイトで使用可能。サイト制作代行に利用する場合クライアント自身がJIN:Rを購入している必要あり。
おすすめ度:
メリット・良い点
  • デザインがおしゃれで可愛い
  • デザインプリセットで素早くおしゃれなトップページが完成できる
  • JIN:R デザイン見本帳からお好みのパターンをすぐに呼び出せる
デメリット・注意点
  • テーブルブロックの機能が少し弱い
  • 比較的新しいテーマのため情報が少ない
  • ホームページ系のサイトを作る場合に機能が少し弱い

 

JIN:Rは、これまでたくさんのブロガーやアフィリエイターに愛用されていたWordPressテーマ「JIN」の後継テーマです。

従来のJINではブログアフィリエイト用途で人気のテーマでしたが、JIN:Rではブロックエディターに最適化されたテーマとなり、デザイン面も大幅強化。小規模なホームページ用途のサイトも作成しやすくなっています

このテーマの販売価格は、買い切り型で19,800円(税込)で自身の所有するサイトであれば複数サイトで使用可能です。

JIN:Rはこんな方におすすめ

JIN:R実際に使用して感じたメリット・デメリットを踏まえると、JIN:Rは以下のような方におすすめできるWordPressテーマだと思います。

■JIN:Rはこんな方におすすめ

  • 既存のJINユーザー。JINが好きな人
  • YouTubeチャンネルを持っていてWordPressのブログにも連携したい方
  • おしゃれで可愛いデザインのブログを作りたい方
  • WordPress初心者でも直感的にブログやウェブサイトを作りたい方
  • ブログだけでなく個人のちょっとしたホームページも作ってみたい方

 
 

「JIN:R」と従来版「JIN」との違い

JIN 公式サイト
 

JIN:Rと従来のJINの違いですが、最大の違いは上位版であるJIN:Rでは「ブロックエディター(グーテンベルク)」を意識した作りになっているという点です。

従来のJINもブロックエディターに対応していますがクラシックエディター設計の作りを後からブロックエディターに対応させたのに対して、JIN:Rはブロックエディターで快適に利用できるように設計開発されています

また、これまで一部ユーザーからは「JINは遅い」との不評の声もありましたが、テーマ自身の動作速度チューニングもされてJIN:Rでは速度面も大幅に改善されました。
 


 

JIN:RとJINの違い

  • JIN:Rではブロックエディターに対応している
  • JIN:Rではページスピードが大幅に改善されている
  • JIN:Rでは各種WordPress初心者向けの便利機能が追加されている

なお、従来のJINからJIN:Rにテーマ移行をする際は公式が提供している「JIN移行プラグイン」を使用する必要があります。

具体的なやり方に関してはこちらでは解説しませんが、気になる方は「JINからJIN:Rにテーマ移行(引っ越し)する方法|JIN:R MANUAL」をご確認下さい。
 

クラシックエディター・クラシックウィジェットは使用できない点に注意

なお、クラシックエディター・クラシックウィジェットは使用できないという点です。

JIN:Rは、従来のJINとは違ってブロックエディター・ウィジェットに対応されるようになりましたが、プラグインなどを使用してクラシックエディターやクラシックウィジェットを利用することはできません。

JIN:Rは「Classic Editor」(=WordPressの旧エディター)には非対応のテーマとなっています。

引用:【これだけでOK】 WordPressテーマ 『JIN:R』の推奨プラグイン一覧|JIN:R MANUAL

JIN:Rは「Classic Widgets」(=WordPressの旧ウィジェット)には非対応です。

引用:【これだけでOK】 WordPressテーマ 『JIN:R』の推奨プラグイン一覧|JIN:R MANUAL

 

(関連記事)【JINってどう?】WordPressテーマJINの感想とメリットデメリット
 

 

JIN:Rの評判・口コミ

それではまず、JIN:Rの評判・口コミをいくつか紹介します。まだリリースされて間もないですが、リリース時に挙がったよくある声を調べてみました。

 

JIN:Rの良い評判・口コミ

まずはJIN:Rの良い評判・口コミを紹介します。良い評判・口コミには以下の3つの声が見受けられました。

■JIN:Rの良い評判・口コミ

  • サイトデザインがおしゃれで可愛い
  • 初期設定が簡単にできる
  • デモサイトのクオリティが高い

https://twitter.com/yucomachi/status/1591577846618914818

こちらは「初期設定が簡単にできる」といった評判・口コミです。JIN:Rでは、1クリックでデザインの切り替えができる「デザインプリセット機能」が搭載されています。

こちらを使うことで、ほんの数秒でトップページレイアウトを作ることができ、後は画像やテキストを変更するだけで良いので、この方のようにWordPress本体の新規インストールから初期設定まで15分程度で作り上げることが可能です。

 

JIN:Rの悪い評判・口コミ

次にJIN:Rの悪い評判・口コミを紹介します。

■JIN:Rの悪い評判・口コミ

  • 従来のJINにはあるのにJIN:Rには搭載されていない機能がある
  • テーマに関する情報が少ない

こちらは「従来のJINにはあるのにJIN:Rには搭載されていない機能がある」といった評判・口コミです。

コンテンツマガジン機能、インフィード広告機能など、JINには搭載されていたのにJIN:Rには搭載されていない機能がいくつかあります。

まだリリースされたばかりで今後も機能追加されていくかもしれませんが、現時点では既存のJINユーザーがJIN:Rに乗り換える際は注意が必要です。
 

JIN:Rを実際に使用して感じた感想

それではここからは、JIN:Rを実際に使用して感じた感想を紹介していきます。今回はJIN:Rをインストールしたデモサイトを用意して細かく操作してみました。

 

JIN:Rを使用して感じたメリット

まずはJIN:Rを使用して感じたメリットを紹介します。

■JIN:Rを使用して感じたメリット

  • 1クリックでデザインプリセットが切り替えられ、素早くトップページが完成できる
  • 記事とYouTube動画を連携できる
  • JIN:R デザイン見本帳からお好みのパターンをすぐに呼び出せる
  • スマホ専用機能が便利で使える
  • カテゴリー毎に広告を切り替えられる
  • デザインがおしゃれで可愛い

 

1. 1クリックでデザインプリセットが切り替えられ、素早くトップページが完成できる

1つ目のメリットは、1クリックでデザインプリセットが切り替えられ素早くトップページが完成できるという点です。

JIN:Rではカスタマイズ画面の「デザインプリセット」から1クリックでお好みのデザインを切り替えられるようになっています。

JIN:Rに搭載されているデザインプリセット機能

またデザインプリセットを選択すると、そのプリセット通りのブロックやパターンが追加された固定ページが生成されるので、あとは固定ページの編集画面から画像やテキストを入れ替えていくだけで素早くトップページデザインを作ることが可能です。

なお、搭載されているデザインプリセットには、以下の15種類があります。

JIN:Rに搭載されている15種類のデザインプリセット
 

2. 記事とYouTube動画を連携できる

2つ目は、記事とYouTube動画を連携できる点です。

JIN:Rの投稿画面には、「Youtubeの設定」という設定項目が追加されており、こちらに動画URLを入力することで、ブログ記事のサムネイル画像が表示される箇所に動画を表示させることができます。

JIN:RのYouTube連携設定

YouTube連携をした際の実際の表示のされ方

また、「動画をPIP(PINTURE IN PICTURE)で表示」を「ON」にすると、下にスクロールした際にYouTube動画を画面右下に追尾させることも可能。

昨今では、ブログ記事の中にYouTube動画を埋め込んだ複合メディアも多くなっているため、YouTubeも運営している方におすすめの機能です。
 

3. JIN:R デザイン見本帳からお好みのパターンをすぐに呼び出せる

3つ目は、JIN:Rデザイン見本帳からお好みのパターンをすぐに呼び出せる点です。

JIN:Rでは、投稿画面上に「JIN:R デザイン見本帳」が用意されており、こちらからブログやウェブサイトでよく使うパターンを呼び出すことができます。

JIN:Rのデザイン見本帳機能

■デザイン見本帳に登録されているパターン

  • コンセプト
  • ナビゲーション
  • ボタン
  • ランキング / CTA
  • 画像加工
  • リッチメニュー
  • 記事リスト
  • インフォメーション
  • プロフィール
  • サイドバー
  • チェックボックス

そのため、こちらとデザインプリセット機能と併せて利用することで、WordPress初心者でも素早く直感的にサイトデザインを作っていくことが可能です。
 

4. スマホ専用機能が便利で使える

4つ目は、スマホ専用機能が便利で使える点です。

スマホ専用機能はJIN:Rのカスタマイズ設定から設定をすることができますが、こちらでは「スマホ専用メニュを表示するかどうか」や「スマホ専用コンバージョンボタン(画面下固定)を表示するかどうか」を設定できます。

■スマホ専用機能で設定できること

  • スマホ専用メニューの表示・非表示
  • スマホ専用コンバージョンボタン(画面下固定)の表示・非表示

 

JIN:Rのスマホ専用機能

スマホ専用機能のスマホメニューとコンバージョンボタンの見え方

またコンバージョンボタンは、カテゴリー毎にボタン内容を切り替えることができるため、よりカテゴリーの内容に沿った適切なものを設定することができます。
 

5. カテゴリー毎に広告を切り替えられる

5つ目は、カテゴリー毎に広告を切り替えられるという点です。

JIN:Rでは、WordPress管理画面の「JINR設定」から広告タグの設置設定を行うことができますが、こちらではカテゴリー毎に広告タグの内容を変えることができます。

JIN:Rでは、カテゴリー毎に広告タグの内容を変えることが可能

そのため、カテゴリーに沿った広告を表示させることで広告収入を増やしたいブロガー・アフィリエイターなどには非常に便利です。
 

6. デザインがおしゃれで可愛い

6つ目は、デザインがおしゃれで可愛いという点です。

こちらは良い評判・口コミの中にもありましたが、JIN:Rに搭載されている「デザインプリセット」や「見出しデザイン」、「ボックスデザイン」や「Webフォント」などを総合的に見て、可愛いくデザインされたテーマだなといった印象を受けました。

JIN:Rの各カスタムブロックのデザイン

そのため、おしゃれで可愛いデザインのブログ、ウェブサイトを作りたい方にはJIN:Rが向いているのではないかと思います。

サイトで使用されているWebフォントもすごく可愛いですね。

 

JIN:Rを使用して感じたデメリット

次にJIN:Rを使用して感じたデメリットをいくつか紹介します。

大きな点としては、ホームページ用途で使いたい場合に「snow monkey」や「swell」「lightning」などと比較して少し使いにくい部分がありました。
 

■JIN:Rを使用して感じたデメリット

  • フック機能が付いていない
  • オリジナルのテーブルブロックがない
  • カスタム投稿のみを絞り込んで表示させることはできない
  • クラシックエディター・クラシックウィジェットは使用できない
  • リリースされて間もないテーマのため情報が少ない

 

2. テーブルブロックの機能が弱い

2つ目は、テーブルブロックの機能が弱いという点です。

プラグインなしでWordPressで表を作りたい場合は、通常はWordPressに標準搭載されている「テーブルブロック」を使用する必要があります。

JINの場合、Swellなどの別テーマと比べると機能が少し弱く、スマホ画面では横スクロールできるようにするといった実装ができないため、やや不便だなと感じました。

JIN:Rテーブルブロック
 

2. リリースされて間もないテーマのため情報が少ない

2つ目のデメリットは、リリースされて間もないテーマのため情報が少ないという点です。

JIN:Rは、2022年11月3日にリリースされたばかりのテーマのため、他の人気テーマに比べるとまだインターネット上の情報が少ないといったデメリットがあります。

そのため、何かエラーがあった際にネットで検索しても見つかりづらい(従来のJINの情報ばかりヒットしてしまう)かもしれません。
 

3. ホームページ系のサイトを作る場合に機能が少し弱い

3つ目のデメリットは、ホームページ系のサイトを作る場合に機能面が「snow monkey」や「swell」、「Lightning」などの有名テーマと比べると少し弱い点です。

具体的には、「カスタム投稿」や「フックによるカスタマイズ」面を利用したい方には少し注意が必要です。
 

カスタム投稿のみを絞り込んで表示させることはできない

また、カスタム投稿のみを絞り込んで表示させることはできない点も注意です。

ホームページ系のサイトを作る場合「ブログ(投稿)」とは別に、「お知らせ」や「製品情報」「お客様の声」などをカスタム投稿で作成して、トップページに最新のお知らせ情報を5つ表示させたいといったことがあるかと思います。

そういった際、カスタム投稿のみを絞り込んで表示させることができるブロックがあれば便利ですが、JIN:Rにはそういったブロックが搭載されていません。

なお、JIN:Rには「記事リストブロック」と呼ばれるカスタムブロックが搭載されており、「投稿」であれば「新着記事」や「カテゴリー」で絞り込んで投稿を表示させることは可能です。
 

フックが用意されていない

具体的には、JIN:Rには、アクションフック・フィルターフックといった独自フックが用意されていません。

そのため、独自フックが豊富に用意されている「Swell」や「Snow Monkey」といったテーマなどと比べると、サイト制作を請け負うデザイナーにとってはテーマカスタマイズの自由度は低く感じるかもしれません。

ブログ用途で利用する方が多数だと思いますが、JIN:Rのデザインが好きだからホームページをJIN:Rで作りたいと言った方は少し注意が必要です。

 

JIN:R購入後のマニュアルやサポートについて

最後にJIN:R購入後のマニュアルやサポートについて解説します。

 

マニュアルについて:動画付きのマニュアルあり

まずマニュアルについてですが、JIN:Rには動画付きのマニュアルがあります。

▼JIN:Rの動画付きマニュアルはこちら

JIN:Rの動画付きマニュアル

こちらのマニュアルでは、各カスタムブロックの使い方やカスタマイズ画面の各項目でできること、「JIN:R設定」でできることなどが動画付きで解説されており、初めてWordPressを触る方でも迷わないように作られています。

 

サポートについて:JIN:R専用の無料相談フォーラムがある

次にサポートについてですが、JIN:Rには専用の無料相談フォーラムがあります。

JIN:Rの相談フォーラム

こちらでは、過去に投稿された他ユーザーの相談内容、回答も確認できるようになっているため、相談をする前に同じ悩みの投稿がないかチェックすることも可能です。

なお、相談をしたい場合はログインをする必要があります。
 
 

まとめ JIN:Rの特徴や評判・使用した感想

まとめです。今回は、WordPressテーマ「JIN:R」の評判や実際に使用して感じた感想、メリット・デメリットを詳しく解説しました。

■JIN:Rはこんな方におすすめ

  • 既存のJINユーザー。JINが好きな人
  • YouTubeチャンネルを持っていてWordPressのブログにも連携したい方
  • おしゃれで可愛いデザインのブログを作りたい方
  • WordPress初心者でも直感的にブログやウェブサイトを作りたい方
  • ブログだけでなく個人のちょっとしたホームページも作ってみたい方

今回は以上になります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

 

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