今回は、有料テーマ「SWELL(スウェル)」を実際に使ってみた感想をご紹介します。
SWELLは国内シェアNo1のテーマで、初心者にも使いやすく、ブログだけでなくホームページを作成したい方におすすめのテーマです。
(参考)SWELLを利用したサイト作成方法
本記事は2024年1月に追記更新した情報です。閲覧時期によって一部記載内容が古くなっている場合があります。また当方が体感した・調べた範囲内での主観による評価・説明も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報・利用ルールは公式サイトをご確認ください。
【SWELL(スウェル)】ブログにもホームページにもおすすめの超人気テーマ
項目 | 内容 |
---|---|
テーマ名 | SWELL(スウェル) SWELLの公式サイトはこちら |
価格 | ¥17,600(税込) ※買い切り型 |
ライセンス・使用範囲 | 100%GPL・複数サイト利用可能・バージョンアップのためユーザー認証必要あり |
コメント | WordPressテーマで国内シェアNo1を記録した大人気テーマ。ブログ目的で利用されることが多いですが、シンプルなホームページ用途でもおすすめ。 |
メリット・良い点 |
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デメリット・注意点 |
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SWELLは、国内シェアNo1のWordPress人気テーマです。ブログ目的で使われることが多いですが、小規模ホームページにもよく利用されています。
使ってみた感想としては、「シンプル」で「使いやすく」「美しいデザインも作りやすい」という点です。
SWELLは100%GPLのテーマで複数のサイトにも利用可能&買い切り型であるため追加の費用がかかりません(※)。
ユーザーフォーラムがあり購入ユーザーはフォーラムへの質問も無償という、ユーザーにとってコストパフォーマンスの良い形態で販売されているのが大きなメリットです。
(※)ただし、購入者専用のライセンスキーをテーマの設定項目に入力しないとバージョンアップはできません。
「SWELL」を使用して感じたメリット・良い評判
国内シェアNo1の人気テーマで初心者でも使いやすい
最も大きな特徴は、SWELLは国内シェアNo1の人気テーマで初心者でも使いやすいという点です。
公式サイトに使い方操作マニュアルが掲載されていることに加え、ちょっとした使い方・カスタマイズ方法であればネットで調べれば多くの情報がヒットします。
特にHTMLやCSS・PHPのカスタマイズをしなくても、基本機能だけで一般的なブログやホームページを簡単に作成することができます。
また、開発者の了さんがユーザーに寄り添う姿勢で積極的にテーマ更新情報を出していたり、新機能を追加しているので、安心して利用できます。
■SWELL:2023年10月より施行されるステマ規制への対応アップデート
買い切り型であり複数のサイトに利用可能なためコスパが高い
二つ目のメリットは、100%GPLのテーマで買い切り型&複数のサイトにも利用可能なため、コストパフォーマンスが高いです。
最近では年額課金(サブスクリプション型)テーマも増えてきているのに対して、SWELLは一度購入すればバージョンアップ無償(※)・フォーラムへの質問も無償です。
(※)ただし、購入者専用のライセンスキーを入力しなければテーマのバージョンアップができないようになっています。
SWELLをご購入いただいた方は、SWELL利用者限定のフォーラムサイトやSlackコミュニティを利用できるようになり、SWELLに関するご意見・ご要望・ご質問などを投稿していただけるようになっています。全ての声を反映させることはできませんが、できる限りご要望を取り入れながらアップデートをしていくつもりです。
バージョンの更新はもちろん無料です!今後どれだけSWELLがアップデートされても、無料で最新版に更新していただくことが可能です。
SWELLの特徴 | SWELL公式サイトより引用
ブログだけでなホームページ型のサイトも作りやすい
三つ目の特徴は、ブログだけでなくホームページ型のサイトも作りやすいというメリットがあります。
SWELLでは、SWELLブロックというブロックを利用して簡単にデザインレイアウトを作っていくことができます。
このSWELLブロックはブログだけでなく、ホームページのデザインにも応用しやすいため、ブログだけでなく、初心者でもシンプルなホームページも簡単に作ることができます。
SWELLは便利な機能は揃っている一方、機能数が多すぎないため、初心者でも使いこなしやすいのではないかと思います。
SWELLを使って感じたデメリット・よくない評判
次に、SWELLを使って感じたデメリット・おすすめしない人について説明していきます。
機能面重視なら他のテーマが良い場合もある
SWELLはシンプルで使いやすいテーマですが、ブロック・ブロックテンプレートの種類の豊富さを重視する場合は、他のテーマを検討した方が良い場合もあります。
たとえば、人気テーマで「Snow Monkey」や「Lightning G3 Pro」というテーマは、ブロック・ブロックテンプレートがかなり充実しており、より多彩なレイアウトを作ることができます。
下記はSnow Monkey ブロックの例
また、Lightning G3 Proも同様にホームページ作成に利用しやすいブロックが充実しています。
上記に比べると、SWELLはスライドショー系のブロックが用意されていない、カスタム投稿・タクソノミー系の機能が若干弱いなどの印象があり、作るサイトによっては「Snow Monkey」や「Lightning G3 Pro」の方が機能が充実していて良いかもしれません。
サポートの手厚さを重視なら年額課金型テーマの方が良い場合もある
SWELLは買い切り型でコストパフォーマンスが高いテーマであるものの、サポートの手厚さ・手段の多さを求めるならサブスクリプション型テーマの方が充実している印象があります。
SWELL購入ユーザーはフォーラムで不明点を質問することができますが、フォーラムでの質問のやりとりはネット上に公開されており、PHPを含むカスタマイズ系の質問もサポート範囲外になります。
サポート可能範囲、及び禁止行為について
- SWELLの基本機能の範囲内でのみ、サポート可能です。
- テーマ機能以外の部分(WordPress本体やプラグインなどの機能の範囲)に関することは、当フォーラムではなくそれぞれの適切なサポート先へご連絡ください。
- 基本機能を超えた部分でのカスタマイズ(CSSやPHPのコードを追加する必要があるレベルのもの)に関しては、ご自身で勉強して行っていただくか、仕事として人に依頼してください。
サブスクリプション型の「Snow Monkey」や「Lightning G3 Pro」の場合、ネット上に公開されないプライベート質問手段なども用意されており(有償)、カスタマイズ系の質問も対応可能な範囲内での回答をしてくれていることが多い印象があります。
そのため、お金を払っても良いからサポートの手厚さや手段の多さを求める企業やWeb制作者の場合は、サブスクリプション型の「Snow Monkey」や「Lightning G3 Pro」の方がおすすめです。
SWELLの主な機能紹介
ここからは、SWELLの主な機能紹介をしていきます。
「SWELL」独自の便利なブロックが利用できる
「SWELL」にはテーマ独自のブロックいわゆる「SWELLブロック」が準備されています。
SWELLブロックの一例「投稿リストブロック」
「SWELL」ではカテゴリーやタブを選択し、記事内に記事のリストを表示させることができ、レイアウトもカード型、リスト型、リスト型(左右交互)、サムネイル型、テキスト型まで自由に選択することができます。
投稿リストでは、カード型、リスト型、リスト型(左右交互)、サムネイル型、テキスト型などのいくつかのレイアウトタイプから選択することができます。
SWELLブロックの一例「ステップブロック」
「ステップブロック」はサービスの流れや購入手順などの手順・順序をわかりやすく説明したいときに便利なブロックです。
「ステップブロック」で「アフィリエイトリンクの貼り方」の流れを表示すると、以下のようになります。
SWELLブロックの一例「アコーディオンブロック」
クリックすることで開閉し、コンテンツの表示、非表示ができるメニューも「SWELL」なら簡単に作ることができます。
「SWELL」の専用ブロック「アコーディオンブロック」を使えば簡単です。
表ブロックで細かいカスタマイズも可能
WordPress標準でついている表ブロックもSWELLでは追加で細かい設定をすることができます。
「フォーマット」から「表」を選び、表ブロックを表示させます。
表ブロックには、1つのセルの中に長い文字列を入れるとその列が長くなり、それ以外の列が非常に狭くなって、バランスの悪い、見にくい表になってしまうという問題があります。
「SWELL」では、最低限維持する幅を3段階で指定することが可能です。
SWELLブロックテンプレートが利用できる
SWELLでは、ブロックの他にテンプレートというブロックを組み合わせたテンプレートのようなものも用意されています。
ブロックテンプレートを使うことでさらに効率的にページを作成することができます。
「SWELL」独自のウィジェット機能が豊富
「SWELL」では豊富なウィジェット配置エリアに、様々なSWELLウィジェットを配置できるようになっています。
■SWELLのウィジェットエリア
■SWELL用の独自ウィジェット
トップページ、投稿ページ、サイドバーに設置でき、サイドバーは「トップページ専用」「全ページ共通」「投稿ページ専用」と使い分けることができます。
「SWELL」のウィジェットを使うことによって、トップページやサイドバーのデザイン性をアップさせることができ、スマホでの表示に特化したウィジェットも準備されています。
(※)上記操作画面はクラシックウィジェットの操作画面です。(参考)【Classic Widgets】ウィジェット画面を戻すWordPressプラグイン
(例)「SWELL」プロフィールウィジェット
[SWELL]プロフィールでは、「名前 & 役職(肩書き)」「プロフィール文」「アイコン画像」「プロール背景画像」「ボタンのリンク先・テキスト・色」「SNSアイコンリストの表示」の設定が可能です。
トップページのサイドバーに以下のようなプロフィールを簡単に作成することができます。
■[swell]プロフィールウィジェット
■[swell]プロフィールウィジェット表示例
(例)「SWELL」目次ウィジェット
SWELL目次ウィジェットは、見出しから目次を自動生成して、サイドバーなどに表示したい場合に便利なウィジェットです。
ブログなどで目次を冒頭に表示するのは一般的ですが、サイドバー(スクロール追尾)などで目次を設定しておくと、ページ下部に行っても目次を閲覧できるので利便性が上がります。
■[swell]目次ウィジェット
■[swell]目次ウィジェットの表事例
「SWELL」トップページカスタマイズ機能
「SWELL」は外観>カスタマイズからメインビジュアルやその他のデザイン初期設定をすることが可能です。
メインビジュアル機能
サイトの訪問者が最初に目にするトップページのエリアをメインビジュアルといいます。
SWELLではトップページのメインビジュアル設定で、「画像」「画像スライダー」「動画」の3種類から選択することができます。
■メインビジュアルが動画のパターン
ピックアップバナー機能
ピックアップバナーとはブログやサイトのトップページに表示させるメニューで、表示したい投稿記事のリンクを埋め込んだ画像を並べてメニューにしたものです。
以下はピックアップバナー機能を使って作成した「ピックアップメニュー」です。
記事一覧のタブ切り替え機能
「SWELL」ではデフォルトで「新規順」の記事一覧が表示されます。
「新規順」以外に「人気順」「カテゴリー順」での表示も「テーマカスタマイザー」から設定することができます。
以下は記事一覧を「新着記事」「人気記事」のタブ切り替えで表示したものです。
SWELLのサポートやカスタマイズ情報について
最後のSWELLのサポートや最新情報についてご紹介します。
購入者限定でフォーラムへの質問や会員限定情報が入手可能
「SWELLでは、購入ユーザー専用のアカウントを発行でき、フォーラムサイトで「SWELLに関する質問」、「不具合の報告」、「ご要望」などを確認することができます。
疑問点を検索し、同じ様な質問・回答を読めばほとんどの疑問は解決できます。解決できなければ質問のトピックを立て回答をもらうことも可能です。
- SWELL最新版や子テーマなど、各製品のダウンロード
- オンラインコミュニティへの参加
- 成果報酬の振り込み申請
「SWELL」の最新情報・マニュアルは公式サイトが用意されている
「SWELL」の基本的なつか方は公式サイトにマニュアルとして詳しく掲載されています。
基本的な機能についてはマニュアルもそうですが、公式サイトに解説記事がたくさんあります。
まとめ 大人気有料テーマ「SWELL」
まとめです。今回は、有料テーマ「SWELL(スウェル)」を実際った感想や評判、メリットデメリットをご紹介しました。
買い切り型で複数サイトに利用可能ですので、ブログやホームページ作成したい初心者の方にとってとてもおすすめのテーマです。
- 国内シェアNo1のテーマで利用者がかなり多いのでネットで情報もたくさんある
- 買い切り型で、100%GPL・複数のサイトに利用可能
- ブログだけでなくホームページ型のサイトにもマッチしやすい
WordPressでブログ・ホームページを作りたい方はぜひ候補に入れてみてください。
また、今回はSWELLをご紹介しましたが、SWELL含めたおすすめ有料テーマの一覧を、「WordPressおすすめ有料テーマ10選でご紹介していますので、あわせてご参考ください。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
■SWELLを利用したサイト作成方法
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