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WordPress横並びブロックによる横並びと縦積みブロック

今回はWordPress6.0から追加された横並びブロック、および縦積みブロックの使い方を解説します。

横並びブロックは、カラムブロックと違って列幅を指定できませんが、ウィンドウ幅に合わせて要素が自動で複数行に折り返したり、水平方向の配置を細かく設定できるので覚えておくと便利です。

たとえば、横並びブロックを利用すると下記のように任意のブロック(段落や画像など)を横並びに配置できます。


 

本記事は、WordPress 6.4.3、テーマ:Lightning15.20.1を利用しています。ご利用の環境によって操作画面が異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

 

横並びブロック・縦積みブロックの使い方

横並びブロックおよび縦積みブロックを利用すると、複数のブロックをグループ化し、横並びや縦積みにできます

 

横並びブロックで横並びレイアウトを作成する

ここでは横並びブロックを利用して画像の横並びレイアウトを作成する方法を解説します。

ブロックの追加から「横並び」ブロックを追加します。
「横並び」ブロックを追加

 

横並びブロックが追加されたら、「+(ブロックを追加)」から画像ブロックを追加します。

 

新たに2個目の画像を挿入します。1個目の画像を選択した状態で「Enter」を押すと右側に新しいブロックを追加できます。※後に挿入でもOKです。

「Enter」を押すことで、右側に新しい列(カラム)を追加できる

 

横並びブロックでは、このようにEnterを押すことで列数を増やしていくことができます。

右側のカラムにも同様にして画像ブロックを追加しておきましょう。

右カラムにも画像を追加する

 

これで、要素を横並びにすることができました。

横並びブロックで横並びレイアウトが作成できた

 

横並びにした要素を複数行に折り返す

デフォルトでは、横並びにした要素は横一列に並ぶよう、ウィンドウ幅に合わせて横幅が縮小されるようになっています。

 

これを、たとえば横一列に並んでいる画像サイズをそれぞれ300pxと固定し、ウィンドウ幅によってすべての画像が一行に収まらなくなった場合は、複数行に折り返して表示させることもできます。

横一列に並んでいる画像サイズをそれぞれ300pxと固定し、ウィンドウの幅によってすべての画像が一行に収まらなくなった場合は複数行に折り返して表示させる

 

まずは、画像サイズをそれぞれ300pxに変更しましょう。

画像の横幅を300pxに設定する

 

続いて、横並びブロックが選択されている状態で、右サイドバーの「複数行に折り返す」にチェックします。

「複数行に折り返す」にチェックを入れる

 

以上で、ウィンドウ幅が狭くなり画像が1行に収まらなくなった場合は、複数行に折り返されるようになりました。

 

ブロック全体の水平方向の配置を設定する

横並びブロック全体の水平方向の配置は、右サイドバーの「配置」から設定できます。

デフォルトでは、「左揃え」に設定されていますが、他には「中央揃え」「右揃え」「項目の間隔(各要素を等間隔で配置)」などから選べます。

 

横並びブロックを縦積みに変換する

横並びブロックは後から縦積みブロックに変換できます。

「縦積み」アイコン、あるいは下矢印のアイコン(↓)をクリックします。

縦積みアイコン、あるいは下矢印アイコンをクリック

 

これで、横並びだった要素が縦積みで表示されるようになりました。

要素が縦積みで表示されるようになった

 

なお、縦積みだと、一見普通に上からブロックを追加していく場合との違いが分からないかもしれません。

しかし、縦積みブロックを使っているとグループ全体の水平方向の配置設定やスタイル設定できるメリットがあります。

縦積みブロック全体を中央寄せにしている例

 

その他のスタイル設定

縦積みブロック・横並びブロックでは以下のようなスタイルが設定できます。

必要に応じてスタイルを調整してみてください。

テキスト ブロック内のテキスト色の設定ができる
背景 ブロック全体の背景色の設定ができる
タイポグラフィ サイズ ブロック内のテキストサイズの設定ができる
寸法 パディング ブロック全体の内側余白の設定ができる
ブロックの間隔 ブロック内にある各要素の間隔を設定できる
枠線  ブロック全体の枠線の幅を設定できる
スタイル  枠線スタイルを設定できる
 枠線の色を設定できる
角丸  枠線の角丸の大きさを設定できる

 

横並びブロックとカラムブロックの違い

横並びブロックとカラムブロックはどちらも横並びレイアウトを使用する際に使用されます。

しかし、横並びブロックではウィンドウ幅が狭くなり収まり切らなくなった要素が自動で複数行に折り返されるように設定できますが、カラムブロックの場合はそれができません

内部的には、下記のようにカラムブロックは各列(div)がフレックスアイテムになるのに対して、横並びブロックは挿入したブロックが直接フレックスアイテムになっています。
カラムブロックと横並びブロックの違い

そのため、以下のような横並びレイアウトを作りたい場合は横並びブロックを使う必要があります。

 

また、横並びブロックでは、アイテム全体を中央寄せにしたり、等間隔を空けて配置したりといった水平方向の配置を細かく設定できます

 

一方で、横並びブロックではカラムブロックのように各カラムの幅を%などで指定できないので、左カラムの横幅を30%、右カラムの横幅を70%にしたいといった場合はカラムブロックがおすすめです。

横並びブロックとカラムブロックの違いをまとめると以下の通りです。
横並びブロック カラムブロック
メリット
  • ウィンドウ幅に合わせて要素が自動で複数行に折り返すようにできる
  • 横並び要素の水平方向の配置を細かく設定できる(左揃え・中央揃え・右揃え・項目の間隔)
  • カラムの幅を指定できる
  • スマホ表示の際は要素を縦並びにできる
デメリット
  • 列(カラム)の幅を指定できない
  • スマホ表示の際に要素を縦並びに変更できない
  • ウィンドウ幅に合わせて要素が自動で複数行に折り返すようにできない
  • 横並び要素の水平方向の配置を細かく指定できない

 
(参考)【WordPressカラムブロック】画像等の横並び方法・作り方

 

まとめ

まとめです。今回はWordPress6.0以降から使えるようになった横並びブロック、および縦積みブロックの使い方を解説しました。

横並びブロックでは、カラムブロックと違って列幅を指定できませんが、ウィンドウ幅に合わせて要素が自動で複数行に折り返したり、水平方向の配置を細かく設定できるので覚えておくと便利です。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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