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【WordPressリビジョン制限】WP Revisions Controlの使い方

今回は、WordPressのリビジョンを「WP Revisions Control(リビジョンコントロール)」というプラグインを利用して制限する方法をご紹介します。
 

WordPress リビジョン制限の説明図
 

会社情報のページを何回も更新していたら、リビジョンが100を超えてしまいた。リビジョンの意味もよくわからないんですが、このまま放っておいても良いのでしょうか??

リビジョンはワードプレスの便利な機能ですが、増えすぎると動作が重くなる恐れもありますので制限しておいたほうが良いでしょう。ここでは、プラグインを利用してワードプレスのリビジョンを制限する方法を紹介しますね。

 

WordPress6.2でエラーメッセージが表示される件

WordPress6.2にバージョンアップすると、WP Revisions Controlを利用していると投稿/固定ページ編集画面で「wp-revisions-control プラグインでエラーが発生したためレンダリングできません。」といったエラーメッセージが表示される場合があります。
WP Revisions Control エラー
 
通常通り編集は可能なようですが、気になる方は一旦プラグインを無効化などすると解消できます。
2023年4月時点ではプラグインかWordPressのバージョンアップで解消されるのを待つか、別プラグインにするかしかないようです。

 

■【WordPressリビジョン制限】WP Revisions Controlの使い方(動画解説版)


 

 

プラグインを導入する上での注意事項

注意プラグインは便利ですが、古いプラグインやご利用のテーマやプラグインの組み合わせによっては、不具合を起こす場合もあります。

本記事では特定の環境下での手順を示したものであり、ご利用の環境によっては本記事記載の手順以外の設定が必要になることもあります。

そのため本番環境下へのプラグインの導入は、バックアップを取った上自己責任で実施をお願いいたします。

 
 

【はじめに】WordPressリビジョンとは各ページのバージョン管理機能

WordPressのリビジョンとは固定ページ・投稿ページなどのバージョン管理機能のことです。
 

WordPressでは、固定ページや投稿ページ、カスタム投稿を中心に「リビジョン」というバージョン管理機能を持っています。リビジョンは保存するごとに記録され、あとから前の状態に戻すことが可能です。
ワードプレスのリビジョン機能の説明図 

リビジョンは各ページの編集画面から確認することが可能です。リビジョン「表示」をクリックします。
ページ右にあるリビジョンをクリック
 

リビジョンの一覧が表示されます。保存されている任意のバージョンに戻すことができます。
過去に保存した状態のリビジョンを確認・比較 して後から復元することができます
 

リビジョン機能はとても便利な機能ですが、何回も保存更新していると、リビジョンが50、100、200、300...と無制限に増えていきます。そして、増えすぎるとデータベースの肥大化、パフォーマンスに悪影響を及ぼす恐れがあります。
 

以前、別の方でリビジョンが300を超えたページが極端に遅くなっていることもありました。

 

リビジョンをコントロールする方法はいくつかありますが、ここでは、WP Revisions Controlというシンプルなプラグインを利用してリビジョンを最新の〇〇件のみ保存するという設定方法をご紹介します。
 

リビジョン機能の注意点・ポイント

  • WordPressにはリビジョンというバージョン管理機能を持っており、以前の状態に戻すことができる
  • リビジョンは増えすぎるとパフォーマンスに悪影響を及ぼす恐れがある。
  • WP Revisions Controlでリビジョンを最新の〇〇件のみ保存する設定ができる。

 

ここからは、WordPressのリビジョンを制限するプラグイン「WP Revisions Control」の導入から使い方までを説明していきます。
 

【ステップ1】「WP Revisions Control」を導入する

まずプラグイン「WP Revisions Control」をインストールしましょう。プラグイン>新規追加を選択します。
プラグイン>新規追加
 

プラグインのインストール画面で、検索窓に「WP Revisions Control」と入力して、ヒットした「WP Revisions Control」を「今すぐインストール」をクリックします。
WP Revisions Control インストール
 

「WP Revisions Control」が表示されましたら、インストールが完了しましたら、「有効化」をクリックしてください。
WP Revisions Control 有効化
 

以上でWP Revisions Controlのインストールは完了です。引き続きリビジョンの設定を行なっていきます。
 

(関連記事)同機能のプラグイン「Revisions Control」

Revision Control
 
ほぼ同じリビジョン制限するためのプラグインで「WP Revisions Control」のほかに、「Revision Control」というプラグインがありますが、こちらは2021年4月時点で3年近く更新されていないため、最近ではWP Revisions Controlを使うことにしています。

もし、「Revision Control」の使いたい場合は「【WordPressリビジョン制限】Revision Controlの使い方」をご参照ください。

 

【ステップ2】「WP Revisions Controlを設定する

左メニューから、設定>投稿設定をクリックします。
設定>投稿設定
 

ページ下部に、WP Revisions Controlの設定項目があります。ここでは、投稿や固定ページなど表示されている項目に対してリビジョン保存数「50」と入れて「変更を保存」します。
投稿>WP Revisions Control でリビジョン設定
 

リビジョン保存数は10でも50でも構いませんが、当サイトでは50程度にしています。
 

(※)投稿、固定ページ、カスタムCSS以外の項目がある表示されている場合

WP Revisions Control カスタム投稿

ご利用のテーマやプラグインによって、投稿、固定ページ、カスタムCSS以外の項目がある表示されている場合もあります(カスタム投稿)。

カスタム投稿がある場合も同様にリビジョンを設定しておきましょう。もしWP Revisions Controlを導入した後でカスタム投稿を追加した場合は、カスタム投稿追加後にWP Revisions Controlでリビジョン設定をしておきましょう。

(※)カスタム投稿タイプは、「固定ページ」「投稿」のほかに新たに別の「投稿」を作成する機能になります。カスタム投稿タイプについては「【 カスタム投稿タイプとは】WordPressカスタム投稿の作り方」をご参照ください。

 

以上で、WP Revisions Controlの設定は完了です。
 

なお、リビジョンは各ページの編集画面から確認することが可能です
ページ右にあるリビジョンをクリック
 

リビジョンの一覧が表示されます。保存されている任意のバージョンに戻すことができます。
過去に保存した状態のリビジョンを確認・比較 して後から復元することができます
 

 

【まとめ】WordPressリビジョン制限 WP Revisions Controlの使い方

まとめです。今回は、WordPressのプラグインWP Revisions Controlを利用してリビジョンを制限する方法をご紹介しました。
 

WordPress リビジョン制限の説明図
 

リビジョン機能はとても便利な機能ですが、何回も保存更新していると、リビジョンが50、100、200、300...と無制限に増えていきます。そして、増えすぎるとデータベースの肥大化、パフォーマンスに悪影響を及ぼす恐れがあります。
 

WP Revisions Controlを利用してリビジョンを制限しておきましょう。

 

なお、そのほかのよく使うおすすめプラグイン一覧を「WordPressおすすめプラグインを一覧・目的別紹介」でご紹介していますので、プラグインをお探しの方はあわせてご参考いただけると幸いです。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
 

 

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