WordPress SiteGuardWPPluginの設定方法と使い方

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WordPress「SiteGuard WP Plugin」の設定方法と使い方

WordPressの初期状態は、セキュリティ的にあまり強いとは言えません。今回は有名なセキュリティ対策プラグイン「SiteGuard WP Plugin」の導入と使い方を説明しながら、セキュリティ対策を行う方法を解説していきます。
 

WordPressを初めてみたんですけど、なんだか他の人が勝手にログインされたらと思うと不安で・・・初心者でも簡単なセキュリティ対策できるプラグインってないんでしょうか??

「SiteGuard WP Plugin」というプラグインがおすすめですよ。SiteGuardは、不正ログインの防止やスパムの防止など、WordPress標準状態よりもセキュリティを上げてくれます。悪意ある第三者からの攻撃を防止してくれる効果がありますのでおすすめです。

 

■WordPress「SiteGuard WP Plugin」の設定方法と使い方(動画解説版)


 

 

プラグインを導入する上での注意事項

注意プラグインは便利ですが、古いプラグインやご利用のテーマやプラグインの組み合わせによっては、不具合を起こす場合もあります。

本記事では特定の環境下での手順を示したものであり、ご利用の環境によっては本記事記載の手順以外の設定が必要になることもあります。

そのため本番環境下へのプラグインの導入は、バックアップを取った上自己責任で実施をお願いいたします。

 
 

セキュリティ対策プラグイン「Site Guard(サイドガード)」とは

SiteGuard  WP Plugin
 

SiteGuard WP Pluginは、WordPressにインストールするだけで、セキュリティを向上させることができるシンプルなセキュリティ対策プラグインです。不正ログインの防止を中心としたセキュリティを強化してくれます。
 

ちなみに、レンタルサーバー「ロリポップ!」でも、セキュリティ対策のプラグインとして、WPSiteGuardを推奨しています。

 

このたび、WordPressへのセキュリティ対策を更に強化するため、従来より行っておりました「WordPressへの攻撃に対する検知と.htaccessを利用した防御機能」を停止し、セキュリティプラグイン『SiteGuard WP Plugin』の推奨を決定いたしました。

WordPressをご利用の方は、サイトの改ざんを防ぐため、ぜひ『SiteGuard WP Plugin』のインストールをお願いいたします。
WordPressへの攻撃に対する検知・防御機能に関して | ロリポップ公式サイトより引用

 

レンタルサーバーも推奨しているプラグインなら信頼できますね。

 

合わせて読みたい記事

WordPressは、オープンソースで自由に利用でき、世界的にもシェアが高い一方、攻撃を受けやすくハッキングされる例も多々あります。

実際にここ最近、身近にWordpressがハッキングされたサイトを見かけ、対処する機会がありましたので、事例や気をつけるべきことを「【WordPressハッキング事例】ウイルス・マルウェア感染」で詳しく取り上げました。
不正なサイトへのリダイレクト

 

SiteGuard WP Pluginのインストール

まずは、Site Guard WP Pluginをインストールしていきます。プラグイン>新規追加を選択します。
プラグイン>新規追加
 

キーワードに「SiteGuard」と入力します。表示されたSiteGuardを今すぐインストールします。
SiteGuard 今すぐインストール
 

SiteGuardを有効化します。
SiteGuard 有効化
 

以上で、SiteGuardの導入は完了です。SiteGuardの設定は、管理メニューのSiteGuard>ダッシュボードからセキュリティの設定ができます。

 

(補足)ログイン先のURLについて

http(s)://サイトURL/wp-login.phpで普段アクセスしている方は、SiteGuardを有効化するとログインURLが自動的に変更されるので注意しましょう。

ログインURLはSiteGuard>ダッシュボードのログインページ変更から確認・変更することができます。
ログインページ変更をメモ
 

確認を忘れた場合は、WordPress管理者宛にメールでも通知されているはずなのでメールを確認してみましょう。
ログインページ変更の通知
 

ただし、http(s)://サイトURL/wp-admin/で普段アクセスしている方は、これまで通りリダイレクトされてログイン画面に入ることはできます(後半で説明)。

 

SiteGuardの設定項目とおすすめ設定

SiteGuardは有効化するだけで、すでに基本機能が有効化されますので、セキュリティが強化されます。
 

(例)SiteGuard導入後は、次回ログインするときに「かな」入力の画像認証が求められるようになります。
ログインフォームのかな文字が表示される画像認証が追加されました
 

SiteGuardの設定項目と当サイトが実施している設定

ここでは、SiteGuardの設定項目と当サイトが実施している設定をご紹介します。

SiteGuardでは、下記のセキュリティ設定ができます。
SiteGuardの設定項目
 

下記は、当サイトで実施している設定です。更新通知などの通知はOFFにして、そのほかは少し厳しい目に設定しています。

設定項目 意味 当サイトでよくする設定
管理ページアクセス制限 ログインしていない接続元から管理ディレクトリ(/wp-admin/)を守ります。
初期状態OFF
OFFのまま
ログインページ変更 ログインページ名を変更します。
初期状態ON
ON+オプションで「管理者ページ(/wp-admin/)からログインページへリダイレクトしない」にチェック
画像認証 ログインページ、コメント投稿に画像認証を追加します。 初期状態ONのまま
ログイン詳細エラーメッセージの無効化 ログインエラー時の詳細なエラーメッセージを単一のあいまいになメッセージにします。 初期状態ONのまま
ログインロック ログイン失敗を繰り返す接続元を一定期間ロックします。 ON+厳しい目の設定(30秒間に3回ログイン失敗したら5分ロックアウト)
ログインアラート ログインするたびにメールが通知されます。第三者が不正ログインした時にもすぐに通知されるので、一定のセキュリティ効果があります。
初期状態ON
初期状態ONのまま
(ログインのたびメール通知を避けたい方はOFFに設定)
フェールワンス 正しい入力を行なっても、ログインを一回失敗します。
初期状態OFF
初期状態OFFのまま
XMLRPC防御 XML RPCの悪用を防ぎます。
初期状態ON:ピンバック無効化
初期状態ON + XMLRPC無効化に変更
ユーザー名漏洩防止 "/?author=数字" のアクセスによるユーザー名の漏えいを防止します。
また、REST API によるユーザー名の漏えいを防止するため、REST API を無効化することができます。
初期状態OFF
ONに設定
(オプションのREST APIはOFFのまま)
更新通知 WordPress、プラグイン、テーマの更新が必要になった場合に、管理者にメールで通知します。通知が来ることによりスピーディーな更新ができるようになります。
初期状態ON
無効化に設定
(更新通知をいち早く知りたい方はONに設定)
WAFチューニングサポート WAF(SiteGuard Lite)の除外ルールを作成します。 基本初期状態のまま
(WAF誤検知が起きた際に必要に応じて除外設定)

 
※セキュリティ的には、もっと厳しい設定をしようと思えばできます。あくまで当サイトがしている設定ということでご参考ください。
 

ここでは、それぞれ設定項目を説明していきますね。

 
 

管理ページアクセス制限機能の設定

管理ページアクセス制限
 

管理ページアクセス制限は管理ページをIPアドレスにより制限する機能です。

初期状態はOFFになっています。当サイトでは基本初期状態OFFのまま特に設定変更していません。
 

管理ページアクセス制限
 

管理ページアクセス制限機能の特徴

管理ページアクセス制限をONにすることで、記録のない接続元IPアドレスの端末から/wp-admin/にアクセスしたときに404エラーページを表示して不正ログイン攻撃を防ぐことができます。

404エラー画面
 

管理ページ(/wp-admin/以降)に対する攻撃から防御するための機能です。ログインが行われていない接続元IPアドレスに対して、管理ページのアクセスを、404(Not Found)で返します。ログインすると、接続元IPアドレスが記録され、当該ページのアクセスを許可します。24時間以上ログインが行われない接続元IPアドレスは、順次削除されます。この機能を除外するURL(/wp-admin/以降)を指定することができます。

 

管理ページアクセス制限について | 公式サイトJP-Secure
 

ただし、WordPressを始めたばかりの方やIPアドレスの意味がわからない・FTPでサーバーの中を触れない方は本機能をONにすると最悪ログインできなくなるので、自信のない方は一旦はOFFのままでも良いと思います。
 

ログインしている・していない状態にかかわらず、IPアドレスが変わると突然繋がらなくなるので利便性は下がります。
 

/wp-admin/でログイン画面を見せたくない場合は、後述のログインページ変更で「管理者ページからログインページへリダイレクトしない」にチェックを入れておけばOKです。

 

管理ページアクセス制限機能をONにする場合

もし、管理ページアクセス制限機能をONにする場合は、ONにする前にログインページ変更のURLを必ずメモしておきましょう。
 

ログインページ変更
 
本機能を有効化すると、http(s)://サイトのURL/wp-admin/での管理者ページログインはできなくなります。代わりに、https(s)://サイトのURL/login_xxxxxでログインする必要があります。
 
このURLを忘れるとログインできなくなり、復旧にはFTPで.htaccessを確認したり、SiteGuardを無効化したりする必要があるため、少し手間がかかります。

参考)FAQ | JP-Secure

また、ブラウザによってはキャッシュ機能によって、https(s)://サイトのURL/login_xxxxxでログインした後で403エラーが表示される場合がありますが、その場合は、キャッシュをクリアして読み込みしましょう。

 

ログインページ変更機能の設定

ログインページ変更
 

ログインページ変更は通常のログインページ「https://サイトURL/wp-login.php」のアドレスを「https://サイトURL/login_xxxxx(5桁の乱数).php」に変更する機能です。

初期状態はONになっています。不正ログインに対するセキュリティ強度を上げるので、当サイトではONのままにしています。
 

ログインページ変更をメモ
 

また、http(s)://サイトURL/wp-admin/でログイン画面を見せたくない方は、オプションの「管理者ページからログインページへリダイレクトしない」にチェックを入れると、/wp-admin/でログイン画面に移動(リダイレクト)させなくすることができます。当サイトでもチェックを入れています。
 

ログインページ変更
 

もしチェックを入れる場合は、かならずhttps://サイトURL/login_xxxxx.phpのログイン画面をメモ・ブックマークしておきましょう(忘れるとログインできなくなります)。
 

ブルートフォース攻撃、リスト攻撃等の、不正にログインを試みる攻撃を受けにくくするための機能です。ログインページ(wp-login.php)の名前を変更します。初期値は、「login_<5桁の乱数>」ですが、お好みの名前に変更することができます。

 

ログインページ変更について | 公式サイトJP-Secure
 

余談ですが、レンタルサーバー自身のセキュリティ機能として、海外のIPアドレスからの管理画面URL(/wp-admin/)へのアクセスを制限しているレンタルサーバーも多いです。

■海外のIPアドレスからアクセスした例
海外からアクセス(/wp-admin) アクセス制限が有効化されている
 
 

画像認証機能の設定

画像認証
 

画像認証は、ログインやコメントフォームに画像認証を設ける機能です。ひらがなと英数字を選ぶことができます。

初期状態はONになっています。不正ログインに対するセキュリティ強度を上げるので当サイトではONのままにしています。
 

画像認証
 

ブルートフォース攻撃、リスト攻撃等の、不正にログインを試みる攻撃や、コメントスパムを受けにくくするための機能です。画像認証の文字は、ひらがなと英数字が選択できます。

 

■ログインフォームの例。かな文字が表示されている。
されました
 

画像認証の文字は、ひらがなと英数字が選択できますが、英語は世界中で使われていて入力しやすい文字なのでひらがなの方が良いでしょう

 

画像認証について | 公式サイトJP-Secure
 
 

ログイン詳細エラーメッセージの無効化機能の設定

ログイン詳細エラーメッセージの無効化
 

ログイン失敗時のエラーメッセージを曖昧にする機能です。初期状態はONになっています。

不正ログインを防ぐセキュリティ機能を上げる効果がありますのでONのままにしておきましょう。
 

ログイン詳細エラーメッセージ無効化
 

ログイン詳細エラーメッセージの無効化機能の特徴

WordPress初期状態では、ログイン時にユーザーIDが間違っていたらユーザーIDが違う・パスワードが間違っていたらパスワードが違うと親切にエラーメッセージを表示させてしまいますが、不正ログインのヒントにもなってしまいます。

ログイン詳細エラーメッセージの無効化をONにすることでエラーメッセージからログイン情報を把握できなくなります。
 

■SiteGuard有効化前 ログインエラーメッセージが詳細で類推できてしまう
SiteGuard有効化前 ログインエラーメッセージが詳細で類推できてしまう
 

■SiteGuard有効化後 ログインエラーメッセージが曖昧になっている
SiteGuard有効化後 ログインエラーメッセージが曖昧になる
 

ユーザー名の存在を調査する攻撃を受けにくくするための機能です。ログインに関するエラーメッセージがすべて同じ内容になります。ユーザー名、パスワード、画像認証のどれを間違えても同じエラーメッセージを表示します。

 

ログイン詳細エラーメッセージの無効化について | 公式サイトJP-Secure
 
 

ログインロック機能の設定

ログインロック

ログインロックは、短時間にログイン試行を繰り返す端末に対して、IPアドレスを元にログインロックする機能です。

初期状態はONです。不正ログインを防ぐセキュリティ機能を上げる効果がありますので、当サイトではONにしています。
 

ログインロック
 

ブルートフォース攻撃、リスト攻撃等の、不正にログインを試みる攻撃を受けにくくするための機能です。特に、機械的な攻撃から防御するための機能です。ログインの失敗が指定期間中に指定回数に達した接続元IPアドレスを指定時間ブロックします。ユーザーアカウント毎のロックは行いません。

 

ログインロックの画面
 

ログインロックについて | 公式サイトJP-Secure
 
 

ログインアラート機能の特徴

ログインアラート

ログインアラートは、WordPressにログインがあるたびにログインユーザー(通常は管理者)にメールが送信されます。
 

初期状態はONになっており、当サイトはONにしています。メール通知されるのが嫌な方はOFFにしておくことができます。
 

ログインアラート
 

■SiteGuardログインメール通知の例
SiteGuardログインメール通知
 

不正なログインに気づきやすくするための機能です。ログインすると、ログインユーザーにメールが送信されます。ログインした心当たりがないのにメールを受信した場合は、不正なログインを疑ってください。サブジェクトとメール本文には、次の変数が使用できます。(サイト名:%SITENAME%、ユーザ名:%USERNAME%、日付:%DATE%、時刻:%TIME%、IPアドレス:%IPADDRESS%、ユーザーエージェント:%USERAGENT%、リファラー:%REFERER%)XML-RPCによるアクセスは通知されません。

 

ログインアラートについて | 公式サイトJP-Secure
 
 

フェールワンス機能の特徴

フェールワンス

フェールワンスは正しいログインをしても一度ログイン失敗にする「Fail Once(一回失敗)」機能です。

初期状態はOFFで当サイトはOFFにしたままです。セキュリティ機能を少しでもあげたい方はONにすることができます。
 

フェールワンス
 

正しいログイン情報でも一回失敗させることで、万一第三者が正しいIDとパスワード情報を入力しても、第三者はログイン失敗したように思うのでセキュリティを上げる効果があります。

リスト攻撃を受けにくくするための機能です。正しいログイン情報を入力しても、1回だけログインが失敗します。5秒以降、60秒以内に再度正しいログイン情報を入力すると、ログインが成功します。

 

フェールワンスについて | 公式サイトJP-Secure
 
 

XMLRPC防御機能の特徴

XMLRPC防御

XMLRPC防御は、ピンバック機能(リンク元がリンク先に通知する機能)の無効化、または、XMLRPC( xmlrpc.php )を無効化する機能です。

初期状態ではONになっています。当サイトではONにしつつ、より厳しい、XMLRPC無効化の設定をしています(※)。
 

XML RPCブロック
※すでに色々なプラグインなどを導入済みのWordPressにXMLRPC無効化設定をする場合、XMLRPCを使用したプラグインに支障をきたす場合があるので注意してください。
 

WordPressのXML RPCとは

WordPressのXML RPCとは、WordPressの管理画面からではなく、プログラムなどでWordPressの外側からWordPressをコントロールするための機能です。XMLといわれるデータ形式で通信します。
例. 外側のプログラムから、投稿を作成したり削除したり、など

 

Pingback機能を無効化する、あるいは、XMLRPC全体( xmlrpc.php )を無効化し、悪用を防止します。XMLRPC全体を無効化すると、XMLRPCを使用したプラグインやアプリの使用ができなくなります。支障がある場合には、本機能を使わないでください。

 

XMLRPC防御について | 公式サイトJP-Secure
 
 

ユーザー名漏えい防止機能

ユーザー名漏洩防止

ユーザー名漏えい防止は、WordPressのユーザー名を防止する機能です。WordPressではサイトURL/?author=0 と入力すると、ユーザー名がわかります。
 

初期状態ではOFFになっていますが、WordPressのログインユーザー名を知られたくない方はOFFにしておくと良いでしょう。
 

SiteGuard ユーザー名漏洩防止
※REST APIをOFFにして利用しているプラグインだけ除外設定をするということも可能です。よくわからない方はとりあえずデフォルトのチェックを外したままで良いと思います。
 

例)「サイトURL/?author=0」で自分のサイトにアクセスしてみてください。
webst8.net/?author=1
(ご利用のテーマによっては、ページが見つからない(404.php)と表示される場合もあるかもしれません。その場合は以降の手順は無視してOKです)
 

リダイレクトされて、自分のユーザーIDがアドレスバーに表示されています。URLからユーザーID名がわかります。
URLからユーザーID名がわかる
 

(関連記事)【WordPressログインユーザー名(ID)表示を変更・隠す方法】
 

更新通知機能の特徴

更新通知

更新通知とは、WordPress本体、プラグイン、テーマの新しいバージョンがリリースされたときに管理者にメール通知する機能です。

初期状態ではONになっています。当サイトではOFFにしています。(よりタイムリーに更新したいという方はONのままで良いと思います)
 

更新通知
 

セキュリティの基本は、常に最新のバージョンを使用することです。WordPress、プラグイン、テーマの更新が必要になった場合に、管理者にメールで通知します。更新の確認は、24時間毎に実行されます。

 

更新通知について | 公式サイトJP-Secure
 
 

WAFチューニングサポート機能の特徴

WAFチューニングサポート

WAFチューニングサポートとは、WAF(Web Application FireWall)の除外設定をする機能です。必要なとき以外は初期状態のまま何も設定しなくてもOKです。
 

WAFチューニングサポート
 

レンタルサーバーでWAF有効化されている場合に、まれに誤検知で意図せずWAFによるエラー(403エラー)が起きる場合があります。そういった場合にプログラムごとに除外設定を行うことができます。

 

WebサーバーにJP-Secure製のWAF ( SiteGuard Lite ) が導入されている場合に、WordPress内での誤検知(正常なアクセスなのに、403エラーが発生する等)を回避するためのルールを作成する機能です。WAFは、Webサーバーに対する外部からの攻撃を防ぎますが、WordPressの機能や、プラグインの機能によっては、WAFが攻撃でないのに攻撃と判断して、その機能をブロックする場合があります。除外ルールを作成することで、特定の機能での誤検知を防ぎつつ、全体としてのWAFの防御機能を活かすことができます。

 

WAFチューニングサポートについて | 公式サイトJP-Secure
 
 

詳細設定機能の特徴

詳細設定
 

詳細設定は、IPアドレスの取得方法を設定する機能です。通常は何も設定しなくてもOKです。
 

IPアドレスの取得方法を設定します。通常はリモートアドレスを選択してください。Webサーバーの前段にプロキシーサーバーや、ロードバランサーが存在して、リモートアドレスでクライアントのIPアドレスが取得できない場合は、X-Forwarded-ForからIPアドレスを取得できます。レベルは、X-Forwarded-Forの値の右端から何番目かを表します。

 

詳細設定について | 公式サイトJP-Secure
 
 

ログイン履歴機能の特徴

ログイン履歴

ログイン履歴は、ログインした履歴を一覧で閲覧する機能です。不正ログインを機にする場合にログイン履歴を閲覧できます。通常は何もしなくて構いません。
 

ログインの履歴が参照できます。怪しい履歴がないか確認しましょう。履歴は、最大10,000件記錄され、10,000件を超えると古いものから削除されます。

 

ログイン履歴について | 公式サイトJP-Secure
 

まとめ

まとめです。今回は、セキュリティ対策プラグイン「SiteGuard WP Plugin」の使い方について説明しました。

セキュリティの設定は奥が深く、難易度が上がるためここでは簡単にできる設定のみ紹介しましたが、用途や重要度に応じてもっと厳しく設定する必要がある場合もあります。

セキュリティは考え始めたらキリがありません。まずは、戸締りをしっかりするのと同様に、基本的なところをしっかり設定しておきましょう。

 

まずは、パスワードを複雑にする(記号や大文字・小文字など入れて8桁以上・類推されにくいものにするなど)など、基本的なところも絶対に意識しておきましょう。
 

なお、そのほかのよく使うおすすめプラグイン一覧を「WordPressおすすめプラグインを一覧・目的別紹介」でご紹介していますので、プラグインをお探しの方はあわせてご参考いただけると幸いです。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
 

 

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