XMLサイトマップは、検索エンジンに自サイトの情報を正確に伝えるための重要なSEO対策の一つです。
本記事では、WordPressのサイトマップ生成プラグイン「Google XML Sitemaps」の導入と使い方を説明していきます。
【WordPress対応】自分でホームページ・ブログを作成したいWebスクールWEBST8
もくじ
【はじめに】XMLサイトマップとはサイト情報をまとめた地図
XMLサイトマップとは、Googleなどの検索エンジンに自分のWebサイトのページや更新日時を伝えるためのサイトのマップ(地図)です。
サイトマップを作成することで、Webサイトのコンテンツの状態をタイムリーにGoogleに伝え、検索エンジンに反映されやすくなります。
XMLサイトマップの特徴
- XMLサイトマップはWebサイトのページ情報がまとめられた検索エンジン向けのマップ(地図)
- XMLサイトマップを作成・登録することで、サイトが検索エンジンに反映されやすくなる(SEO対策)
【ステップ1】Google XML Sitemapsを導入する
ここでは、WordPressの有名なサイトマッププラグイン「Google XML Sitemaps」の導入方法を説明していきます。
Google XML Sitemapsとは
Google XML Sitemapsとは、XMLサイトマップを作成するWordPressのプラグインです。
固定ページ・投稿でページを作成・更新するたびに自動で最新のXMLサイトマップを生成して、検索エンジンにWebサイトのコンテンツの状態をタイムリーに通知することができます。
All in one SEO Packのサイトマップ機能など、別のプラグインですでにXMLサイトマップを運用されている方は、Google XML Sitemapでサイトマップは作る必要はありません(競合するので作らない方が良いです)
本サイトの「【徹底解説】WordPressのSEO対策「All in one SEO Pack」の設定と使い方」を実施した方はこのページに記載の手順は不要ですのでご注意ください。
Google XML Sitemapをインストール・有効化する
まずは、「Google XML Sitemap」をインストール・有効化していきます。
WordPressの管理画面から、プラグイン>新規追加を選択します。
「Google XML Sitemaps」をインストールします。
インストール後に有効化します。
以上で、Google XML Sitemapsの導入は完了です。次に初期設定を行なっていきます。
【ステップ2】Google XML Sitemapsを設定する
次にサイトマップの設定を行なっていきます。設定>XML Sitemapsを選択します。
カテゴリをサイトマップに含めるために、カテゴリにチェックを入れます。
各項目の意味は下記の通りです。基本的に、Googleの検索エンジンに登録したいページにチェックを入れて、Googleの検索エンジンに登録させたくないページ(中身のないページや重複コンテンツ)はチェックを外しておきます。
大項目 | 項目 | 意味 |
---|---|---|
WordPress標準コンテンツ | ホームページ | 通常チェック必須 (トップページをサイトマップに含めるかどうか) |
投稿(個別記事)を含める | 通常チェック必須 (投稿ページをサイトマップに含めるかどうか) |
|
固定ページを含める | 通常チェック必須 (固定ページをサイトマップに含めるかどうか) |
|
カテゴリーページを含める | 当サイトではチェック推奨 (投稿カテゴリーページをサイトマップに含めるかどうか)。ただし投稿カテゴリーを運用ない人はチェック不要 |
|
アーカイブページを含める | 当サイトではチェックしていない (年別・月別投稿一覧などのページをサイトマップに含めるかどうか) |
|
投稿者ページを含める | 当サイトではチェックしていない (WordPressユーザーごとにページをサイトマップに含めるかどうか) |
|
タグページを含める | 当サイトではチェックしていない (投稿タグページをサイトマップに含めるかどうか) タグ運用をしっかりしている人はチェック入れるのもあり |
|
カスタムタクソノミー(※) | 〇〇(導入しているカスタム分類名が表示される)を含める | カスタムタクソノミー運用している場合は必要に応じてチェック (カスタムタクソノミーページをサイトマップに含めるかどうか) |
カスタム投稿(※) | 〇〇(導入しているカスタム投稿名が表示される)を含める | カスタム投稿運用している場合は必要に応じてチェック (カスタム投稿を運用している人はチェック入れると良い) |
詳細なオプション | 最終更新日時を含める | 通常チェック必須 |
カスタム投稿タイプをご利用の方は、カスタム投稿タイプやカスタムタクソノミー(カスタム分類)にも、チェックを入れてサイトマップに含めましょう。
「カスタム投稿タイプって何?」という方はこちらの記事「WordPress カスタム投稿タイプとカスタムタクソノミー(カスタム分類)を徹底解説」をご参照ください。
そのほかの細かい設定は初期設定状態で問題ありません。下部にある「設定を更新」ボタンをクリックします。
サイトマップはhttp(s)://ドメイン/sitemap.xml で生成されます。
確認のために、「http(s)://ドメイン/sitemap.xml」にアクセスしてみましょう。下記のようなサイトマップが表示されていればOKです。
【ステップ3】Google SearchConsoleにサイトマップを登録する
つづけて、SearchConsoleの画面に行きサイトマップを登録します。
Googleにログインしている状態で「Google SearchConsole」にアクセスします。
サイトマップをクリックします。
「sitemap.xml」と入力して送信ボタンを押下します。
サイトマップが登録されました。

以上で、サイトマップの登録は完了です。
まとめ Google XML Sitemapの使い方
今回は、、WordPressのサイトマップ生成プラグイン「Google XML Sitemaps」の導入と使い方を説明しました。
XMLサイトマップの特徴は下記の通りです。
- XMLサイトマップはWebサイトのページ情報がまとめられた検索エンジン向けのマップ(地図)
- XMLサイトマップを作成・登録することで、サイトが検索エンジンに反映されやすくなる(SEO対策)
サイトマップは、通常「http(s)://ドメイン/sitemap.xml」に生成されるので、このURLをGoogle Search Consoleに登録しておきます。
Google XML Sitemapsを利用することで、検索エンジンにWebサイトのコンテンツの状態をタイムリーに通知することができます。
そのほかのおすすめプラグインについて「知っておきたいおすすめWordPressプラグイン一覧」でご紹介していますので、次のステップとしてぜひご参考にしてみてください。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
合わせて読みたい記事
WordPressの使い方を「【2020年版WordPress(ワードプレス)の使い方総まとめ】」に詳しく説明していますので、WordPressの使い方を一通り勉強したい方は合わせてご参照いただければ幸いです。
個別指導形式のスクールでは、自分の知りたいことをピンポイントで学習・達成でき、自分で更新もできるというメリットもあります。
教室の無料事前相談もしておりますので、まずはお気軽にご登録ください。
【WordPress対応】自分でホームページ・ブログを作成したいWebスクールWEBST8