今回はエックスサーバー(Xserver)でメールアドレスを作成して、そのアドレスをGmailと連携する方法について説明します。
手順通りにすれば、簡単にGmailで送受信の設定ができます。
■エックスサーバーでメールドレス作成&GMAIL送受信設定する方法
※本記事はエックスサーバーのGMAIL設定手順の記述を参考に作成しています。
【STEP1】サーバーパネルでメールアカウントを追加
はじめにエックスサーバーのサーバー管理画面でメールアドレスを作成しましょう。
エックスサーバーで持っている独自ドメインで、オリジナルのメールアドレス(XXX@独自ドメイン)を作成できます。
エックスサーバー(Xserver)のログイン画面でXserverアカウントにログインします。※直接サーバーパネルにログインしても構いません。
トップページで契約しているサーバーのサーバー管理をクリックします。
サーバーパネルに移動します。メールアカウント設定をクリックして、メールアカウントの設定画面に移動します。
ドメイン選択画面が出てくるので、ご自身がメールアカウントを設定したいドメイン名の横から「選択する」をクリックします。
メールアカウント設定画面が表示されますので、「メールアカウント追加」をクリックします。
メールアカウント(@の左側)およびパスワード、容量(基本は初期値でOK)を設定して確認をクリックします。
以下のような確認画面が表示されるので、追加をクリックします。
メールアカウントが追加されました。「戻る」ボタンをクリックします。
メールアカウント設定から追加したメールアドレスを確認できます。
「メールソフト設定」タブをクリックします。Gmailとメールアドレスを連携する時に、「受信メール(POP)サーバー」「送信メール(SMTP)サーバー」が必要になりますので、メモしておきましょう。
【STEP2】Gmailアカウントにアドレスを設定する
エックスサーバーでメールアドレスを作成できたら、Gmailと連携していきます。
Gmailを開いて、右上の歯車のアイコンから設定をクリックします。
メール受信の設定
「アカウントとインポート」タブをクリックして「他のアカウントのメールを確認」>「メールアカウントを追加する」をクリックします。
先程エックスサーバーで作成したメールアドレスを入力して、「次へ」をクリックします。
メールアドレスが正しく入力されているかを確認して、「他のアカウントからメールを読み込む(POP3)」を選んで、「次へ」をクリックします。
次に以下の画像を参考に必要事項を入力して「アカウントを追加」をクリックします。
ユーザー名(必須) | STEP1で作成したメールアドレスを入力 |
---|---|
パスワード(必須) | STEP1で作成したパスワード |
POPサーバー(必須) | エックスサーバーサーバーパネルのメールアカウント設定>メールソフト設定で確認した値を |
ポート番号(必須) | 995 |
メールの取得にセキュリティで保護された接続(SSL)を使用する(必須) | チェック |
取得したメールのメッセージをサーバーに残す | 任意(チェックを入れるとgmailで受信時にエックスサーバー上からメールが削除されます) おすすめは下記です。
|
そうすると、「メールアカウントを追加しました」の画面が表示されます。
メール送信の設定
このメールアドレスでメールの送信もしたい場合は、「はい。◯◯@〇〇としてメールを送信できるようにします」にチェックを入れて、次へをクリックします。
下記の画像を参考にして、入力を進めてください。
- ご希望の名前を入力(送信メールの送信者名になります)
- メールアドレスを確認
- 「エイリアスとして扱います。」にチェックを入れない
※エイリアスにチェックを入れてもOKです。通常どちらでも大きな違いがありません。詳細は下記の補足参照
上記を入力したら、「次のステップ」をクリックします。
以下の画面が出てきたら、以下の内容を入力して、アカウントを追加をクリックします。
SMTPサーバー(必須) | エックスサーバーサーバーパネルのメールアカウント設定>メールソフト設定で確認したサーバー名 |
---|---|
ユーザー名(必須) | エックスサーバーで作成したメールアドレスを入力 |
パスワード(必須) | エックスサーバーで設定したパスワードを入力 |
ポート番号(必須) | 465を入力 |
SSLを使用したセキュリティで保護された状態にチェック | チェック |
そうすると以下の画面が表示されます。
作成したメールアドレス宛(本例ではinfo@webst8-demo.com)に確認コードが届いているのGmailの受信トレイを開き、内容を確認します。
メールの中に確認コードが表示されているのでコピーします。※前述のメールに記載されているリンクをクリックでもOKです。
以下の画面が表示されますので、確認をクリックしてください。
設定が完了したら、以下の表示が出てきます。おつかれさまでした。
以上でエックスサーバーで作成したメールアドレスをGmailで送受信する設定は完了です。
【STEP3】接続したメールの送受信テスト
Gmailに戻って送信テストと受信テストをして確認していきましょう。
まずはメールの送信テストをしてみましょう。Gmailでメールを新規します。メールを作成する時に、差出人欄で、送信アドレスを選ぶことができます。
送信が完了したら、宛先に指定したメールアドレスでメール受信を確認します。メールが届いていればOKです。
次にGMAILで受信できるかを確認してみましょう。任意のメールアドレスから今回作成したメールアドレス宛(本例ではinfo@webst8-demo.com)にメールを送信してみましょう。
GMAILでメールが受信できていればOKです。受信したメールのアドレスについては、特にメールアカウント切り替えは必要なく確認できます。
なお、メール送信時の送信元メールをGmailではなく、追加したメールを初期値としてセットしたい場合は「設定>アカウントとインポートから今回取り込んだメールアドレス」をデフォルトに設定することで、初期値の送信元メールを変更できます。
まとめ
まとめです。今回は、エックスサーバーで追加したメールアドレスをGMAILで送受信する方法をご紹介しました。
今回ご説明した方法でGMAILで独自ドメインのメールを送受信することができます。
普段Gmailを利用している方は試してみてください。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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