2018年12月2日 介護・福祉
今回のインタビュー相手
今回は、建築設計事務所にお勤めの倉田敦夫さんにインタビューさせていただきました。
倉田さんは神戸大学卒業後、電気関係の会社に就職。その後、経営コンサルティング会社を経て現在建築設計事務所で活動という異色の経歴。数十年一貫して介護・福祉関連の業界に携わっておられます。そして本業の傍ら、接遇マナー講師である奥様のサイトを作成されています。
そんな倉田さんに、お仕事の経歴やなぜWebスクールでWebの勉強をしたのか伺いました。
もくじ
電気関係の企業から経営コンサルを経て建築設計事務所に
今回のインタビュー相手 倉田敦夫さん
- Q.今のお仕事やこれまでの経歴をお教えください。
- (倉田)現在は、建築設計事務所で高齢者施設の企画・営業などに携わっています。経歴としては、もともと大学卒業して電気関係の企業に就職。介護福祉施設のシステム企画などを行なっていました。
その後、総研会社に転職。介護・福祉関係の事業者様向けに経営コンサルティングのお仕事をさせていただきました。そして今の建築設計事務所に至ります。前職・前々職から介護・福祉関係のお客様向けにずっとお仕事をしています。
- Q. 会社が変わっても介護・福祉関係の事業者様向けに活動をされているのですね。
- (倉田)はい。ずっと介護・福祉関係の業界でお仕事をしています。
就職当初は老人ホームの電気設備担当になりました。その頃は1990年代でしたが、老人ホームの数が少なく整った設備もありませんでした。当時は綺麗なオフィスやビルの担当になりたかったのですが、その後、介護保険が出てきて高齢者サービスや施設が注目され始めました。そこで、福祉の分野には大きなビジネスチャンスがあるなと思うようになりました。
現場で仕事を経験するうちに、もっと介護施設の施設長や理事長と経営の話ができるようになりたいと思い、30台半ばで総研会社で経営コンサルタントとして転職しました。そして、現在は建築設計事務所で介護施設の企画・営業として働いています。日本では高齢者福祉関係の需要は今後さらに大きくなるし、非常にやりがいがあると感じています。
過去に独学で2級建築士取得。
資格取得のノウハウをネットで販売
インタビューアーの河本さん
- Q. 過去に独学で2級建築士取得のノウハウをネット販売されたとお聞きしました。
- (倉田)はい。前々職の頃、独学で2級建築士を取得しました。独学で取得した人達は他にもたくさんいたので、そのノウハウを詰め込んだ自分の商品を売ることはできないかと考えた時にWebやマーケティングの勉強をしようと思いました。
独学で2級建築士を取得したノウハウのDVDとレポート200ページを商材に、無料メールマガジンと連動させて、商品をネットで販売しました。
当時独学で2級建築士を取得したという倉田さん
- Q. 実際にネットで売れたのでしょうか?
- (倉田)はい。当時「2級建築士 独学」で検索上位になり、50人ぐらいに売れました。
メールマガジンやレポートに私の個性が出ていて「この人は信用できる」と思われたようで買ってもらえました。評価も良くて「すごいものが届きました!」と感想をくださるんです。それをメールで流すとまた売れていくという(笑)。そのお金は自分自身への投資に回し、本の購入やセミナー受講などに使いました。反響があって売れたので楽しかったですね。
- Q. 今はもうやっていないのでしょうか?
- (倉田)はい。今はもうやっていません。商材についてのクレームはゼロでしたし喜ばれていたと思います。資格取得の学校に行くとウン十万円必要で、私の教材だと2万円でノウハウが入手できるのでお得感もあったかと思います。
しかし、建築業界は、時代の流れに合わせて法律が変化していきます。当時は建築業界におらず、品質を保ちながら法律の変化に合わせて教材を改定することが難しかったため、結局続けられませんでした。
その後接遇マナー講師である奥様のホームページを作成
- Q.その後は接遇マナー講師である奥様のホームページを作られたとお聞きしました。
- (倉田)はい。ホームページビルダーでホームページを作りました。10年ほど前のことです。妻は、接遇マナーの講師をしています。以前ネット販売で学んだことを応用して、当時SEOが効いて検索上位になりました。接遇研修の依頼が、北は北海道から南は熊本までと、全国からオファーがきましたね。
サイトリニューアルのために2018年からWebスクールで勉強スタート
当時の状況をお話しする倉田さん
- Q. そこまで自力でできてWEBスクールに行こうと思ったきっかけはなんでしょうか?
- (倉田)Webの技術は流れが早くて、自分で作ったホームページが古くさくなってきました。スマホ対応もできず、SEOも10年前のやり方のせいか検索順位が下がってきて上げることができません。
しかし、ホームページを作った立場としては面白くない。少しは反応が欲しいですね。そこで、改めて自己投資としてWebスクールで勉強して、妻の接遇研修のホームページをスマホ対応して今風にリニューアルしたいと思いました。
- Q. 今のWebスクール(WEBST8)に決めたきっかけはなんでしょうか?
- (倉田)インターネットでWebスクールを検索すると、こちらのスクールが上位にありました。会社帰りに寄れるというアクセスの良さもありましたし、WEBST8さんのホームページをじっくり拝見すると、内容が充実しており「こんなホームページを目指したい」と思い、こちらに決めました。事前説明のときにその場で現金で支払い入会しました(笑)。
自ら作ったホームページを説明する倉田さん
- Q.WEBスクールに通ってどうでしたか?
- (倉田)ワードプレスでホームページを作る方法を親身に教えてもらいました。正直に言うと、仕事が忙しくてさぼり気味でしたが、なんとか作り方はわかりました(笑)。あともう少しきれいに整えたいと思っています。
また、接遇研修のサイト以外に、私個人では「シニアリビングビジネスサイト」を立ち上げています。ここでは高齢者住宅の情報を発信しており、お客さんが目を留めて、会社の営業につながればと考えて作りました。こちらもSEOが弱いので対策をしっかりしていきたいと思います。
最後に一言お願いします
昔のSEO対策では便利なやり方があり、放っておいても検索上位になりました。しかし、そんな時代は終わったんですね。当初の目標のホームページビルダーからワードプレスへのリニューアルはできましたが、これからもっと勉強してSEO対策で成果をさらに上げたいと思います。
マーケティングには、魅力を感じています。個人商材を売ったり、経営コンサル会社に転職したりしたのも、マーケティングを学びたかったからです。WEBやSNSを絡めて、マーケティングを追いかけたいと思っています。WEBの技術があれば、これを活用して、将来的に何かができるかもしれません。WEBは学び続けて損はないと思います。
お話ありがとうございました!!私もマーケティングが大好きですし可能性を実感しています!
インタビュー後、グランフロント大阪にて
インタビューにご協力いただきましてありがとうございました!
倉田さんは、ホームページの作り方やSEO対策を勉強して、奥様のサポートや自分のビジネスへの応用されて役立てておられます。改めて、Webやマーケティングを学習すると色々なところで役に立つのだなとお話をお聞きして実感しました。これからもがんばってください!
倉田敦夫さんの作ったサイト
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シニアリビングビジネスサイト
今回のインタビューアー
河本樹美(コピーライター)
大阪のコピーライター事務所
オフィスカワモト
今回の企画・撮影
松本 慶(スクール代表)
大阪のWebスクール・HP作成教室 WEBST8