みんなのお仕事ストーリー

【Ryouslash Web Studio】池田遼さん「海外(ジョージア)でフリーランスでWeb制作やライティングをしています」

Ryouslash Web Studio 池田遼さん

今回のインタビュー相手

Ryouslash Web Studio 池田さん

今回は、Ryouslash Web Studioの池田遼さんにインタビューいたしました。
池田遼さんは現在ジョージアという国でフリーランスとしてリモート中心でWeb制作やライティングのお仕事をされています。
そんな池田さんに今のお仕事を始められたきっかけや、やりがいなどお聞きしました。
 
 

現在しているお仕事・事業について

池田遼さん(左上)・WEBST8松本(右上)・ライター河本さん(下)
池田遼さん(左上)・WEBST8松本(右上)・ライター河本さん(下)

— 本日はよろしくお願いいたします。まずは現在どんな仕事をしているのか教えていただけますでしょうか。

(池田遼さん)現在はフリーランスとして、ホームページ制作やWebライティングの請負、および自社メディアサイト運営を中心に仕事をしています。

ホームぺージ制作ではデザインからコーディングまで1人で行っていて、スモールビジネスの個人事業主を対象にしています。Webライティングは得意分野であるIT関連や語学学習、英語関連のメディアサイトを中心に執筆しています。

以前は大阪にいたのですが、2021年11月にジョージアの首都トビリシに引っ越しました。打ち合わせなどもオンラインでフルリモートでお仕事しています。

ー 色々活動されていらっしゃるのですね。最近では特にどのような仕事が多いのでしょう?

(池田遼さん)最近はライティングの仕事が多くなっていますね。記事を書く際は、どうすればわかりやすく伝えられるか、いろいろ考えて工夫することが楽しくなっています。

文章だけで伝えにくいときは、図を作って説明することもあります。

フリーランスでWebの仕事を始められたきっかけは?

Ryouslash Web Studio 池田遼さん
Ryouslash Web Studio 池田遼さん

ー 今はフリーランスとのことですが、元々どのような仕事をされていたのですか?

(池田遼さん)元々は、大学卒業後、フィリピンで現地のエンジニアを対象に、日本語を教えていました。海外を拠点に仕事したいと思っていたので、日本語教師の資格を取得していたんです。

フィリピンで働いているときにWeb系のフリーランスの方に会うことが多くて、「こういう働き方もいいな」と憧れて、Webに興味をもって勉強を始めたのが、今のお仕事を始めるきっかけです。

当初そのままフィリピンにあるWebスクールに通う予定でしたが、コロナで学校が閉鎖されてしまいました。それでも「Webの仕事をやりたい!」と、ネットでひたすら独学でWebの勉強をしました。

ー それでそのままフリーランスになったのでしょうか?

(池田遼さん)いいえ。ある程度独学した後は、日本に戻って日本の職業訓練校のWebデザイナーコースを受講しました。訓練校に入ったのは、独学で得た自分の知識が正しいのか間違っているのか、プロの方に教えてもらいたかったからです。

基本はわかっていたので、訓練校ではアウトプットを中心に学ぶことができました。

訓練校卒業後はWeb制作会社に転職しました。結果的にそこで働いたのは少しの間でしたが、退職してその後フリーランスとして働き始めました。

インタビュアー ライター河本さん
ライターの河本さん

ー すごいですね!独立後はどのように仕事を軌道に乗せられたのですか?

(池田遼さん)まずは実績作りから始めようと動き始めました。

知り合いが革工房を始めたので、実績づくりのためにホームページを作らせてもらいました。朝から夕方6時まではホームページを作り、その後、夜11時まではウーバーイーツで日銭を稼ぐという生活を3ヵ月ほど続けましたね。

革工房のホームページは、WordPressを自作テーマで作りました。打ち合わせをしてサイトマップが決まった後、簡単なデザインカンプで提案。画像とテキストデータをいただいて、ホームページ制作にかかりました。制作期間は約2ヵ月でした。

この頃、WEBST8さんのスクールに通っていたので、わからない点は教えてもらいました。公開後にご自身で更新やメンテナンスできるように、納品時にはユーザー向けの操作マニュアルを渡しました。

その後も、外国人に日本語を教えているボランティアグループのホームページやアーティストのホームページを制作しました。

ー なるほど!現在は他にライティングもしているとのことですが、ライターの仕事はどういうきっかけで始めたのでしょうか?

(池田遼さん)Webライティングの仕事は当初考えていませんでしたが、WEBST8の松本さんから教材執筆などライティングのお仕事の話があったのでぜひにということで受けさせていただきました。

試行錯誤しているうちに、ライティングもやりがいを感じ始め、他にも得意な分野の英語や音楽のライター募集に応募して、今の仕事につながっています。

仕事で苦労していることややりがいについて

池田さん・松本・河本さん

ー フリーランスとして仕事を始めてうれしかったことはどんな時でしたか?

(池田遼さん)人の役に立ったり、感謝されたりすることがうれしくもあり、仕事のやりがいでもあります。

最初に制作した革工房さんのホームページが、とあるメディアに取り上げられてホームページのアクセスもグッとあがったことがあります。その後ホームページから問い合わせが来たそうで、自分が作ったものが事業の役に立っていると思うとうれしかったです。

ライティングの方では、とある製品のレビュー記事を書いたら製品元のTwitterアカウントから「ありがとうございました」と記事をツイッターで紹介されたのがうれしかったですね。

ー 逆に今の仕事で苦労していることとかはありますか?

(池田遼さん)フリーランスを始めてまだ1年くらいですので、自分が今休んでしまうと報酬がなくなるところはやっぱり厳しいですね。

ただ、その分やりがいもあります。仕事は報酬以上のことを提供するように心がけています。ネットで検索したりして最新の情報を集めるようにしながら勉強をし続けています。

お客様に信頼していただき、「池田さんだからお願いした」と指名されるようになりたいですね。

ジョージアへの引っ越しのきっかけとジョージアの生活について

ジョージアの風景

ー 話は変わるのですが、2021年11月にジョージアに移住したのは、なぜでしょうか?

(池田遼さん)元々フィリピンで日本語教師として働いていたこともあり、今後も海外にいながら仕事をしたいという気持ちがありました。学生時代にアイルランドでワーキングホリデーをして、半年ほど住んだこともあります。

そんな中、ジョージアはビザ無しで1年間滞在・フリーランス登録ができて働けるので、海外で働くための諸条件のハードルが比較的低いことを知りジョージアに興味を持ちました。

Web系のフリーランスが世界から集まっている、などの情報をネットで知り、「行ってみよう」と思って来ました。知り合いはまったくいませんでした。住む場所はエアビーアンドビー(Airbnb)で探しました。

ー ジョージアに来て3ヶ月くらい経過して実際どうでしょうか?

(池田遼さん)ジョージアは親切な人が多いと思います。一見、堅い雰囲気で笑いかける感じはないんですが、道を尋ねると親切に教えてくれます。

最初のうちは、チップを要求されるかもと警戒しましたが、そんなことはなくて、ただ親切で教えてくれているだけでした。

若い人は英語が話せますが、30代後半ぐらいの人は英語ができない人もいて、ジョージア語を使われています。気候は日本とほぼ同じで、一番寒いときで-2℃ぐらいですね。

ー Airbnbで家を探したとのことですが、快適に過ごせていますか?

(池田遼さん)今僕の住んでいるところは、部屋の中は新しいんですが、建物自体は古いので不具合が頻繁に起こるようです笑。

一度、「水漏れしている」と下の階の人が文句を言いに来たことがありました苦笑。それでも、ホストが親切な人ですぐに対処してくれました。隣町に住んでいる警察官で、すごく紳士的な方だったのが印象的です。

お仕事はどこでされているんですか?

(池田遼さん)「ファブリカ」という無料のコワーキングスペースがあってほぼ毎週行っています。

「ファブリカ」は旧ソ連時代の紡績工場の建物を再利用したホステルで、その一部がコワーキングスペースになっています。

インターネットが速くて仕事するのに便利です。昼間はみんな仕事に集中していますが、夜になると話し始めたりします。

移住の条件がいいこともあり、コワーキングスペースに行くと、聞いたこともないような国の人も多くいます。いろんな国籍のフリーランスが自分のアイデアをもって集まっているなという印象です。

以前、ノルウェーの起業家の方と話すと、「自国だと税金を半分以上もっていかれるからジョージアに来たんだ」と言っていました。

ジョージアのコワーキングスペース
ジョージアのコワーキングスペース「ファブリカ」

ー 池田さん以外にも日本人でジョージアに来ている人は多いんでしょうか?

(池田遼さん)最近増えてきているみたいですね。特に、フリーランスや起業家の人が多いですね。

ノマドニアという会社がジョージアでノマド体験サービスを行っており、それをきっかけに日本から来る人もいるみたいです。日本人が経営している居酒屋もありますよ。

現地で知り合いができたので、そういう人と話すだけでも楽しいです。最近仲良くしているのはヨルダンとキプロスの方。夕方から飲みに行くこともあります。国籍の違う3人で話しています。

ジョージアのメンバー

ー 外国の方と仕事をすることとかもあるんでしょうか?

(池田遼さん)基本的にないですね。今のところは、今後も日本の方と仕事をしたいと思っています。

友人としての外国の方との付き合いはすごく楽しんですが、仕事となると国によるビジネスの考え方ややり方の違いもあると思いますし、当面は日本の方向けにお仕事をしていく予定です。

ホームページ制作を勉強したことについて

Ryouslash Web Studio | 個人のホームページ制作事務所
Ryouslash Web Studio

ー 話は変わりますが、Webの勉強で職業訓練校に通われていたとのことですが、どうしてWEBST8も通おうと思ったのでしょうか?

(池田遼さん)WordPressを独学していたとき、「WordPressテーマの自作」でGoogle検索したら、WEBST8さんのブログの記事が一番わかりやすかったことが印象的でした。

その後も調べているうちにWEBST8さんの他のブログ記事をよく見かけて、あるとき、ブログからホームページに飛んで、スクールをされていることを知りました。

その頃ちょうど大阪の桜川に住んでいたので、スクールの場所も近かったんです。わかりやすいブログ記事を提供しているスクールで、偶然場所も近い。縁を感じて、ここで学ぼうと思いました。

ー 実際にスクールに通ってみてどうでしょうか?

(池田遼さん)自分で勉強してわからないことをノートにまとめて質問しにいくスタイルでスクールを受講していました。質問するとすぐに答えていただけて、ありがたかったです。

1対多数の講義形式のスクールだと細かいことまで聞けないと思うので、自分の求めていたものと合致しました。

他にも、アフィリエイト、SEOの基本など自分が疑問に思ったことに対して色々と教えていただけてよかったです。

ー 今後どのような活動をしていきたいですか?

(池田遼さん)今のお仕事に注力しつつ、それとは別に発信力をつけるために自社メディアサイトももっと伸ばしていきたいと思っています。

PLUS1WEB(プラスワンウェブ)という自社メディアサイトで、主にWeb系の情報を発信をしているメディアサイトなんですが、もっとPV数を上げていきながら、フリーランスの働き方やWEBに関する情報を発信するメディアに育てていきたいですね。

今はまだ長い目でどういう方向・ライフスタイルに進みたいのかはっきりとは決まっていませんが、今後も海外で暮らしていきたいと思います。しばらくは今住んでいるジョージアにこのまま滞在し続けようと考えています。

お話ありがとうございました!これからも引き続きよろしくお願いいたします!

池田遼さん(左上)・WEBST8松本(右上)・ライター河本さん(下)

\ Webスクール運営より /
インタビューにご協力いただきましてありがとうございました!

池田さんは、元々独学で基本的なことはある程度勉強された状態から教室に通われました。

教室ではご自身が勉強している中でわからなかったことやうまくできなかったことを持ち込んで解決していくスタイルで進めていきました。

現在は、海外でフリーランスとしてWeb系のお仕事をされていて、WEBST8のお手伝いもしてくれています。今後も海外を拠点にフリーランスとして活動していかれるとのことで引き続き頑張ってください!

Ryouslash Web Studio | 個人のホームページ制作事務所

Ryouslash Web Studio | 個人のホームページ制作事務所

個人のホームページ制作事務所
サイト制作、サイト運営サポート、SEOライティングなどを行っております。

今回のインタビューアー

オフィスカワモト 河本

河本樹美(コピーライター)
大阪のコピーライター事務所
オフィスカワモト

今回の企画・撮影

松本 慶(スクール代表)
大阪のWebスクール・HP作成教室 WEBST8

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