みんなのお仕事ストーリー

【株式会社Wallenge】内藤吏揮さん「当たり前に除菌の習慣が根付いている世の中を実現したいと思っています」

株式会社Wallenge代表取締役の内藤吏輝さん

今回のインタビュー相手

株式会社Wallenge 内藤吏輝さん

今回は、手指を除菌する超小型の自動噴霧器B-Cleaner(ビークリーナー)の製造・販売をしている内藤吏揮(ないとうりき)さんにインタビューいたしました。

内藤さんは2019年に株式会社Wallengeを設立。2020年4月からB-Cleanerの製造販売を始められました。

そんな内藤さんに会社設立・事業を始められたきっかけや苦労したこと・やりがいなどお聞きしました。

現在しているお仕事・事業について

株式会社Wallenge代表取締役の内藤さんとライターの河本さん
株式会社Wallenge(ウォレンジ)内藤吏揮さんとライターの河本さん

— 本日はよろしくお願いいたします。まず今どんな仕事をされているのか簡単に教えてください。

(内藤吏揮さん) 2019年に株式会社Wallengeを設立しました。2020年4月から、手指を除菌する超小型の自動噴霧器B-Cleaner(ビークリーナー)の製造・販売を始めました。

B-Cleanerの特徴は、手をかざすだけで除菌液が噴射されることで、手で押さなくていいんです。

それと、すごく小さくて、ちょっとした隙間に置けることです。飲食店の各テーブルに置いてほしいと独自で開発しました。

B Cleaner
除菌ディスペンサーB-Cleaner

起業して今の事業を始めたきっかけ

当時のことについて語るWallenge内藤さん
当時のことについてお話しする内藤さん

— 今の会社やサービスをスタートまでのことを教えてください。

(内藤吏揮さん)Wallengeを設立する前までは個人事業で活動していました。今まで会社勤めはほぼしたことがなくて、いつも何かの事業をしています。

2018年のときは東京で海外旅行者にディープな日本を楽しんでもらえるプランを提供しようと、いわゆるオタクをマッチングするサービスをしていました。例えば、秋葉原をコスプレイヤーがガイドするツアーとかです。

事情があって止めることになり、2019年に地元の大阪に戻って飲食サービス「まかない」事業を始めようと考えました。食品廃棄をどうにかしたいと思って思いついたんです。コンセプトは1食500円で、加盟店のまかないが食べられるという内容です。

そのときに株式会社Wallenge(ウォレンジ)を設立しました。ただその後にコロナ禍になり、加盟店がつぶれたり、会社がリモートになってお客様が来なくなったりしたため、2020年5月に休業することにしました。

— 現在のB-Cleanerの事業はいつから考えられたんでしょうか?

(内藤吏揮さん)まかないサービスを始めた頃にアイデアは思い浮かんでいました。

当初はまかないサービスメインで、B-Cleanerはサブでやろうと思っていました。ただ2020年にコロナウイルスがどんどん広まったので、まかないサービスを続けるのは難しいと判断し、B-Cleanerに集中することにしました。

この事業を進めることは日常的なウイルス対策に対する意識向上の一助にもなると考えたんです。

— ユニークな事業をいろいろ立ち上げられていますね。ビジネスの発想はどこからくるのですか?

(内藤吏揮さん) ビジネスで金儲けしようというより、こんな世の中にしたいというビジョンを実現するための手段として実行しています。

例えば「まかない」サービスは、飲食店の食品廃棄がなくなる世の中にしたいと思って始めました。

B-Cleanerなら、便利な除菌ディスペンサーが飲食店の各テーブルに当たり前のように置いてあって、除菌の習慣が根付く世の中になることを実現させたいんです。

B-Cleanerの開発のきっかけ・経緯

B-Cleanerについて説明するWallenge内藤さん
B-Cleanerの使い方を実演する内藤さん

— B-Cleaner開発のきっかけについてもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。

(内藤吏揮さん) 飲食店で入口にだけプッシュ型のアルコール消毒液があることに、「それでいいの?」と疑問をもっていたんです。

たとえば、入店後にメニューを触ったり、スマホを見たり、会計が先なら現金に触ったりしますよね。でも、食べる前には消毒しません。

当時ぼくは消毒液を小さなスプレー容器で持ち歩いて、食べる前に手指にシュッと吹きかけていました。

各テーブルに非接触型の小さなディスペンサーが置いてあれば、食べる前に容器に触れることなく手をかざすたけで清潔にできるのになと思いました。

どこかでそういったものが販売していないかと探しましたが、なかったので作ることにしました。

— アイデアが多い浮かんでから、そこからどうやって具体的な製品を作ったのでしょうか?

(内藤吏揮さん) 知り合いに「飲食店の各テーブルにある醤油さしなどの隣に置けるぐらい小さい非接触型のディスペンサーを作りたい」と言うと、工場を仲介している人を紹介してくれたんです。

工場の方から「こういう形で作れますよ」と提案してもらえました。今はアイデアがあれば、ほぼ何でも作れるみたいですね。

2020年3月後半にアイデアがひらめいて、4月上旬にその工場とつながって製造の目途がつき、7月後半から販売を始めた、といった流れですね。

— 液体はアルコールではないとお聞きしましたが、なぜでしょうか?

(内藤吏揮さん) はい、当初はアルコールを考えていました。しかし、手荒れしやすくアルコールは避ける方もいると聞き、もっといい除菌液はないかと探しました。

いろいろあったのですが、飲食店側からすると高額だと負担になるから使えないなぁと思っていた矢先に、手頃な価格の「CELA(セラ)※注1」を見つけました。

CELAは、安全を最優先に考えた除菌・消臭の弱酸性次亜塩素酸水です。

最近いきなり出てきた製品ではなく、10年以上前からあって実績があり、特許も取得されているので信頼できました。

CELAは用途が広く消臭効果もあるので、トイレ、下駄箱、キッチンコーナー、車内、鞄の中などなど、いろんなところで応用できると考えています。

(※注1)https://cela-water.com/

今の仕事で嬉しかったや苦労したエピソードについて

ライターの河本さん
内藤さんに質問するライターの河本さん

— 今の事業をスタートしている中でどんな苦労がありましたでしょうか?

(内藤吏揮さん) B-Cleanerはまだ始めたばかりで広まっていないので、今が一番大事な時期だと考えています。どうやって早く広めるか、試行錯誤しながら苦労しています。

でも、苦労しないビジネスはしません。苦労するからやる気が出て、やりがいにつながるのでモチベーションは高いです。

新しいことをやって問題をクリアして、自分が思い描くビジョンに到達できたら面白いと考えています。

— 製品を作ってからどのように営業・販売しているのでしょうか?

(内藤吏揮さん) これまでは主にお店などに直接行って提案していました。

販売内容は営業しながら固めていったので、最近ようやく定まった感じです。店舗など法人向けだけではなく、ご家庭向けにも販売します。

以前、国際展示場「インテックス大阪」の美容業界の見本市に出展したこともあります。美容師さんは手荒れを気にしている人が多いようで、セラは手荒れしないと言うと、非常に興味をもたれました。

— 今後の取り組みで力を入れていることはありますか?

(内藤吏揮さん)12月1日にB-Cleanerのホームページをリリースします。

これまで注文は紙ベースでしたが、今後はホームページから注文できるのでよりスムーズになります。

ご家庭、お店、オフィスなど、あらゆるところで使ってもらいたい。飲食店を開業する人に必需品のひとつに挙げてもらえるようにしたいですね。

小型でどこにでも置けて、非接触型で手をかざすだけで手指の除菌ができる。この便利なディスペンサーを広めて、清潔に立つという習慣を今後も根付かせていきたいと思います。

自社ホームページのことについて

株式会社Wallenge代表取締役の内藤吏輝さん
事業内容についてお話しする内藤さん

— 自社ホームページのことについてお教えください。WEBを学ぼうと思った動機は?

(内藤吏揮さん) 起業して最初の頃はホームページ制作を外注していましたが、自分の作りたいものがなかなか作れなかったんです。

制作側と意思疎通がうまくできなくて、完成までに修正がたくさん出ていました。自分で作った方が効率いいのでは?と考えて、学ぼうと思いました。

— このスクール(※WEBST8)を知ったきっかけは?

(内藤吏揮さん)ネット関係の仕事をしている友人の紹介です。ホームページを作りたいのなら、このスクールがいいとすすめてくれました。

ほぼマンツーマンで基礎から丁寧に教えてもらい、めちゃくちゃ良かったです。

— スクールに2回目に通われているそうですね。

(内藤吏揮さん)はい、以前、別事業のホームページを作るために実は 2回通っていて、最初は2017年でワードプレスやHTML、CSSなど基礎を学びました。

それから、まかないサービス事業のホームページを立ち上げるために、2019年末に再び通いました。最初に学んでから2年経過してだいぶ忘れていたんですが、すぐに思い出すことができました。

マンガも入れて、伝わりやすく、いいホームページができたと思います。

B-Cleanerのホームページは外注されたとお聞きしました。WEBを勉強したことは役にやっていますか?

(内藤吏揮さん)はい、今回B-Cleanerのホームページは外注しましたが、スクールで学んだことがかなり役立ちました。

WEB用語やホームページの基礎が理解できているので、制作側とちゃんと意思疎通できました。

ドメインも自分でとって、ホームページの設計と文章はこちらで考えて、こんな風に作ってほしいと伝えました。制作側と考え方の乖離がなく、スムーズに制作が進み、自分の思いどおりに完成したと思います。

ホームページを学んでおくことは、外注するときにも役立つんですね。

— 今後は今のホームページをどのように活用していきたいですか?

(内藤吏揮さん) ホームページからもっと集客したいと考えています。これまでリアルの営業はやってきてきたんですが、もっとホームページで広めていくためにはどうすればよいかと考えています。

ホームページでの集客方法について、今後もスクールにアドバイスして欲しいと思いますので、これからもよろしくお願いします。

お話ありがとうございました!これからも引き続きよろしくお願いいたします!

株式会社Wallenge内藤さんとライターの河本さん・WEBST8松本
株式会社Wallenge内藤さんとライターの河本さん・WEBST8松本
\ Webスクール運営より /
インタビューにご協力いただきましてありがとうございました!
内藤さんは元々知人の紹介で当スクールがスタートした2017年に一度お越しいただけました。

今回B-Cleanerのサイトは自作ではなく外注したとのことですが、制作外注の際にもWEBの知識が役に立ったとの声をいただけました。

今後ホームページ経由での集客にも力を入れられるとのことで引き続き頑張ってください!

株式会社Wallenge 小型噴霧器B-Cleaner

株式会社Wallengeトップページ

Wallenge(ウォレンジ)とは英語の「Want」と「Challenge」を組み合わせた造語です。【挑戦したいことがあれば1 度や2 度の成功に飽き⾜らずに新たな挑戦をしていこう】【挑戦したい⼈がいれば、応援していこう】という思いでと命名しました。

株式会社Wallenge 小型噴霧器B-Cleanerのホームページはこちら

今回のインタビューアー

オフィスカワモト 河本

河本樹美(コピーライター)
大阪のコピーライター事務所
オフィスカワモト

今回の企画・撮影

松本 慶(スクール代表)
大阪のWebスクール・HP作成教室 WEBST8

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