ここでは、WordPressのテーマカスタマイザーの使い方について説明していきます。
■WordPressテーマカスタマイザー(外観>カスタマイズ)の使い方(動画解説版)
もくじ
テーマカスタマイザーとは
テーマカスタマイザーは、WordPressのテーマのレイアウトや表示に関する設定を行う機能です。
テーマカスタマイザーから、下記のような設定を行うことができます。
テーマカスタマイザーで設定できること
- サイトアイコン、サイトタイトル、キャッチフレーズの設定
- 追加CSSの設定
- ウィジェット、メニューの設定
- トップページメインビジュアル、カラー、その他テーマが持つ各表示設定
(※)カスタマイザーの設定項目は、ご利用のテーマによって設定項目が異なります。
カスタマイザーの設定項目は、ご利用のテーマによって設定項目が異なります。上記例では、表示されている設定項目は、「テーマ共通の設定項目」+「適用テーマ(ここではLightning)独自の設定項目」が表示されています。
下記はシンプルなテーマのカスタマイザーの設定項目です(テーマ自体に独自の設定項目を持たせていません)
テーマ共通の設定としては、下記のような項目があります。
テーマ共通の設定項目 | 意味 |
---|---|
サイト基本情報 | サイトアイコン(ファビコン)や、サイト名、キャッチフレーズなど設定が可能な項目 |
メニュー | メニューバーの設定できます。外観>メニューからでも設定可能 |
ウィジェット | サイドバーやフッター領域のウィジェットが設定できます。外観>ウィジェットからでも設定可能 |
追加CSS | CSSを独自に追記することが可能 |
(※)メニューとウィジェットについて外観>メニュー、外観>ウィジェットで設定できるので、次章以降の説明では割愛します。
(関連)あわせて読みたい記事
●メニューの使い方→「WordPress メニューバー(ナビゲーション)の作り方を徹底解説」
●ウィジェットの使い方→「初心者でもわかるWordPressウィジェットの使い方を徹底解説」
テーマカスタマイザーの使い方(テーマ共通の項目編)
テーマカスタマイザーの設定方法
カスタマイザーの設定は、外観>カスタマイズ、または、トップページを開いた状態で「カスタマイズ」のどちらかから行うことができます。
■外観>カスタマイズから、テーマカスタマイザーを開く
■トップページ上部のバーの「カスタマイズ」から、テーマカスタマイザーを開く
任意の設定を変更した後は「公開」ボタンで反映することができます。
また右側のアイコンをクリックすると、下書きで保存したり、予約公開することもできます。
ファビコン(サイトアイコン)を設定する
サイトアイコンは、WordPressのカスタマイザーから設定できます。「カスタマイズ」をクリックします。
サイト基本情報を選択します。
「サイトアイコンを選択」を押下します。
画像をアップロードまたは、メディアライブラリにある画像を選択して、「画像を選択」ボタンを押下します。
このとき、長方形の画像サイズを選択した場合など、画像の切り抜き画面が表示されます。問題なければ切り抜かないを選択、画像を切り抜きたい場合は切り抜くを選択して次に進みましょう。
サイトアイコンを選択したら、「公開」ボタンを押下します。
右上にサイトアイコンが表示されるようになりました。
以上で、WordPressでサイトアイコン(ファビコン)の設定は完了です。
サイトアイコン(ファビコン)は、サイトのシンボルマークとなるアイコンのことで、ブラウザの左上に表示されたり、検索結果で表示されます。
サイトのオリジナルティが出るので、ブランディング・認知向上や、クリック率の向上につながるメリットがあります。
■サイトアイコン(ファビコン)の表示例
■PCの検索結果画面や、スマートフォンで検索した時にも表示されます。
サイトアイコンについての詳細は「WordPressでサイトアイコン(ファビコン)を設定する方法」をあわせてご参照ください。
サイトのタイトル・キャッチフレーズを設定する
サイトのタイトル・キャッチフレーズは、サイトアイコンと同様にサイト基本情報から設定できます。
(補足)サイトのタイトル・キャッチフレーズは、ダッシュボードの設定>一般設定からでも変更することができます。
追加CSSを設定する
追加CSSは、WordPress4.7から追加された機能で、子テーマを作らなくても、自分で定義したCSSコードでページのスタイルを調整することができる機能です。
WordPressのカスタマイザーから設定できます。「カスタマイズ」をクリックします。
カスタマイザーの追加CSSから設定を行います。
CSS編集画面で任意のCSS設定を行うことができます。
また、この追加CSSで編集した内容はテーマのテンプレートを直接編集していないため、テーマが更新されても内容がクリアされることはありません。
追加CSSで設定した内容は、テーマを変更すると設定内容がクリアされますので注意してください。
追加CSSの使い方の詳細は「【追加cssとは】wordpressで追加CSSの使い方・CSS編集方法」をご参照ください。
合わせて読みたい記事
WordPressの子テーマによるカスタマイズのやり方については、「WordPressで子テーマを作成してカスタマイズする方法」をご参照ください。
テーマカスタマイザーの使い方(テーマ独自の項目編)
次に、「Lightning」を例に、テーマ独自の設定項目についても説明していきます。
下記は、無料テーマ「Lightning」のカスタマイザーの画面です。
それでは、具体的な使い方を説明していきます。
トップページスライドショーを変更する
Lightningの場合は、「Lightning トップページスライドショー」からスライドショーの設定変更ができます。
実際に変更してみましょう。下記のようにスライドショーの画像を変更して「公開」ボタンを押せば完了です。
メインカラー変更する
つづいて、メインカラーを変更してみましょう。「Lightning デザイン設定」を選択します。
早速色を変更してみましょう。ここでは、緑系統から赤系統の色に変更しました。
ロゴを変更する
同様に、「Lightning デザイン設定」から、ロゴの変更もできます。
まとめ WordPressテーマカスタマイザーの使い方
ここでは、WordPressのテーマカスタマイザーの使い方について、解説しました。
多くのテーマで、カスタマイザーからテーマの設定を行うことができますので、ご利用のテーマでどんな設定ができるのか確かめてみてください。
なお、これからWordPressを始めようと考えている人向けに、おすすめのレンタルサーバーを「【おすすめレンタルサーバー比較総まとめ】WordPress対応5社」でご紹介していますので、レンタルサーバーご検討の方はあわせてご参考いただけると幸いです。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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