WordPress 箇条書き/番号付きリスト の作り方・リストブロック

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WordPress箇条書き/番号付きリストの作り方【リストブロック】

WordPressで記事を作成するときに、複数の項目を列挙する際にはリストブロックが便利です。

リストブロックでは、箇条書きや順序付きリストを作成することができます。

今回は、WordPressのブロックエディタで使える「リストブロック」について説明します。

■WordPress箇条書き/番号付きの作り方・リストブロックの使い方(動画解説版)

(※)本記事では、WordPress6.2、無料テーマLightningを利用した環境で説明しています。

(関連記事)ブロックエディターの使い方について

本記事では、リストブロックのやり方に絞って説明していますが、エディターの使い方全体を勉強したい方は「【徹底解説】WordPressブロックエディターの使い方」を合わせてご参照ください。

 

 

リストブロックとは?

リストブロックは文章を箇条書きにしたい場合に使えるブロックです。

リストブロックを利用すると、以下のような箇条書きや、順序付きリストを簡単に作成できます。

リストブロックで作った箇条書きや番号付きリストの例

自分で点を打ったり、番号を入力しても似た形のリストはできますが、この方法だと文頭の初めの文字の位置がずれてしまいます。

■(参考)段落ブロックの先頭に「・」を入れて作成した箇条書き。2行目から文頭がずれてしまっている。

段落ブロックの先頭に「・」を入れて作成した箇条書きの場合、2行目から文頭がずれてしまっている

そのため、見た目的にもHTMLの構造的にも、箇条書きや順序付きリストにできるものは、リストブロックを使うことをおすすめします。

 

 

リストブロックの基本的な使い方

まずはリストブロックの基本的な使い方を紹介します。

◾️リストブロックの基本的な使い方

  1. リストブロックの追加方法
  2. 順序付きリストに変更する方法
  3. リスト項目を入れ子・階層化する方法

 

1. リストブロックの追加方法

リストブロックを追加するには、WordPressの投稿画面あるいは固定ページを開き「+(プラス)」アイコン > 「リスト」をクリックします。

「+(プラス)」アイコン > 「リスト」をクリック

そうするとリストブロックが追加されます。

追加されたリストブロック

リストブロックが追加されたら、表示する内容を入力していき、エンターキーで改行すると2行目・3行目と、リスト項目を増やしていくことができます。


 

リストブロックの構成(外側リストと内側リスト項目)

リストブロックには外側の「リスト」ブロックと内側の「リスト項目」から構成されています。
リストブロックの概念

外側のリストブロックでは、リスト全体の 装飾・スタイルなどを行えるのに対して、内側の各リスト項目ブロックでは、各リストの色や大きさなどの設定をそれぞれ設定できます。

外側のリストと内側のリスト項目では設定できる項目も変わるためご注意ください。

リストの構造

 

2. 順序付きリストに変更する方法

リストブロックを追加したばかりの状態だと、デフォルトではナカグロ(・)がついたリストが表示されます。

デフォルトではナカグロ(・)付きのリストが表示されている

これを1、2、3...と番号付きリストにしたい場合は、リスト全体が選択されている状態で「順序付きリスト」をクリックします。

「順序付きリスト」をクリック

これでリストの先頭に数字が付いた順序付きリストに変更できました。

順序付きリスト

なお、再び箇条書きリストに戻してあげたい場合は「順序付きリスト」の左隣にある「順序なしリスト」をクリックしてあげればOKです。

「順序なしリスト」をクリック

補足:リスト項目が選択されている場合は順序付きリストへの変更ができない!

なお、リスト全体でなくリスト項目が選択されている場合は、順序なし・順序付きリストの切り替えができないので注意が必要です。

リスト項目が選択されている場合は番号付きリストへの変更ができない

順序なし・付きリストの変更したい場合は、画面左下のナビゲーションから「リスト」をクリックし、リスト全体を選択するようにしましょう。

画面左下のナビゲーションから「リスト」をクリックする

 

3. リスト項目を入れ子・階層化する方法

リストの項目は入れ子にして以下のように副項目化することもできます。リストで階層を見せるときに便利です。

リストを階層化している例

リスト項目を入れ子・階層化するには、副項目にしたいリスト項目を選択してから、「インデント」をクリックします。(※インデント=字下げ)

リスト項目を選択してから「インデント」をクリック

上の例では「品川校」と書かれたリスト項目を選択したので、こちらのみ副項目になりました。

「品川校」と書かれたリスト項目のみインデントされている

同様に、副項目にしたいリスト項目を選択し「インデント」をクリックすることで、リスト項目を入れ子にすることが可能です。

リストを階層化している例

なお、階層化を戻したい場合は、リスト項目を選択してから「インデント解除」をクリックします。

「インデント解除」をクリック

以上の操作でインデントが解除され、リストの項目をフラットに戻すことができました。

インデントされていたリストを全て解除した状態

 

 

リスト全体に対する装飾方法

次にリスト全体に対する代表的な装飾方法をいくつか紹介します。

リスト全体の装飾は、リストを選択した状態で右側メニューから設定できます。

右側メニュー装飾の設定ができる

なお、右側にメニューが表示されていない場合は「設定」アイコンをクリックすることで、メニューを表示させることができます。

右側メニューの表示のさせ方
 

また、ご利用テーマやプラグインなどの環境によっては、下記のように二つのタブに分かれてグルーピングされている場合がよくあります。ご利用の環境で該当箇所が見つからない場合は、二つのタブの両方を確認してみてください。
リストブロックの設定箇所について
 

◾️リスト全体に対する装飾方法

  1. フォントサイズ・色の設定
  2. (順序付きリストのみ)番号の設定
  3. id・class設定
  4. スタイルなど独自の設定(ご利用のテーマ・プラグインによる)
  5. その他の設定

 

1. フォントサイズ・色の設定

右側のメニューからリストのフォントサイズや文字色、背景色の設定ができます。

下記はテキストを「白文字」、背景を「赤色」、フォントサイズを「M」としている例です。

リストの文字色や背景色、サイズを変更している例

 

2. (順序付きリストのみ)番号の設定

順序付きリストに設定している場合のみ、先頭番号の初期値の設定や、順番などを設定することができます。

以下では初期値を「3」、「リストの数字を逆順にする」にチェックを入れているため、リストの番号が上から3、2、1と下がっていっているのがわかります。

初期値を「3」、「リストの数字を逆順にする」に チェックを入れた例

 

3. id・class設定

高度な設定では、リストブロックのid属性やclass属性の設定ができ、CSSなどでカスタマイズすることができます。

「高度な設定」でid属性やclass属性を追加できる

 

4. スタイルなど独自の設定(ご利用のテーマ・プラグインによる)

ご利用のテーマ・プラグインによっては、ブロックの設定項目が拡張されて、独自のスタイルや設定ができる場合があります。

人気WordPress有料テーマ「SWELL」ではリストスタイルの変更ができる

上の図は、人気WordPress有料テーマ「SWELL」を使用している例ですが、このテーマではリストアイコンや、リストの下に点線を付けたりといったスタイルの変更が可能です。

 

5. その他の設定

右側メニューの「タイポグラフィ」の右側にある縦三点リーダー()をクリックすると、リスト全体の外観(例:細字、ボールドなど)を変えたり、文字間隔を広げたりすることができます。

◾️「タイポグラフィ」から変更できるスタイル設定

  • 外観:細字やボールド、イタリックといったフォントの太さ・スタイルを変更できる
  • 行の高さ:リストの各行の高さを変更できる
  • 文字間隔:リストの各行の文字間隔を変更できる
  • 装飾:リストの各行にアンダーラインや打ち消し線を付けられる
  • 大文字小文字:リストの各行に書かれた英文字の大文字・小文字を変更できる

 

 

リスト項目1つ1つに対する装飾方法

次にリスト項目1つ1つに対する装飾方法についてです。

リスト項目1つ1つの装飾は、リスト項目を選択した状態で主に上部ツールバーから設定できます。

リスト項目1つ1つの装飾は上部ツールバーから設定が可能

◾️リスト項目1つ1つに対する装飾方法

  1. テキストを太字にする
  2. テキストをイタリック(斜体)にする
  3. リンクの設定
  4. その他の設定

 

1. テキストを太字にする

リスト項目を選択し、太字にしたい部分をドラックしてから上部ツールバーの「B」アイコンをクリックすると、テキストを太字にできます。

太字にしたいリスト項目をドラッグし「B」アイコンをクリックする

 

2. テキストをイタリック(斜体)にする

リスト項目を選択し、イタリック(斜体)にしたい部分をドラッグしてからイタリック「I」のアイコンをクリックすると、イタリックに設定できます。

イタリック(斜体)にしたい項目をドラッグし「I」アイコンをクリックする

 

3. リンクの設定

リスト項目にリンクを挿入する場合は、リンクにしたい箇所をドラッグしてから「リンク」と書かれたアイコンをクリックします。

リンクにしたい箇所をドラッグし「リンク」アイコンをクリックする

そうするとリンクを挿入する画面が出てくるので、URLを貼り付けます。また、新しいタブで開きたい場合は「新しいタブで開く」をオンにしましょう。

URLを貼り付ける

 

4. その他の設定

リスト項目を選択し、スタイルを変更したい箇所をドラッグした状態で下矢印のアイコンをクリックすると、文字色や背景色、インライン画像の挿入などができます。

◾️下矢印アイコンからできるスタイル設定

  • インラインコード:選択した箇所を<code></code>タグで囲う
  • インライン画像:リスト項目の中に画像を挿入できる
  • キーボード入力:選択した箇所を<kbd></kbd>タグで囲う
  • ハイライト:リスト項目のテキストや背景色を変更できる
  • 上付き:選択した箇所を上付き文字にできる
  • 下付き:選択した箇所を下付き文字にできる
  • 打ち消し線:選択した箇所に打ち消し線が付けられる

 

 

まとめ

まとめです。今回はリストブロックの使い方について説明しました。

リストブロックで作った箇条書きや番号付きリストの例

リストブロックでは、箇条書きや順序付きリストを作成することができます。

WordPressで記事を作成するときに、複数の項目を列挙する際にはリストブロックが便利です。

見やすさ・HTMLの構造的にも、箇条書きの場合は、段落ブロックと「・」を使って表現するのではなく、リストブロックを使ってあげましょう。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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