「段落ブロック」はわかりやすく、見やすくまとめられた文章のかたまりで、一番使われているブロックです。
今回は段落ブロックの使い方を詳しくご紹介します。
【WordPress段落ブロック】 文章入力・改行・使い方(動画解説版)
(※)本記事では、WordPress5.6、無料テーマLightningを利用した環境で説明しています。
もくじ
(関連記事)ブロックエディターの使い方について
本記事では、カラムブロックの使い方に絞って説明していますが、エディターの使い方全体を勉強したい方は「【徹底解説】WordPressブロックエディターの使い方」を合わせてご参照ください。
段落ブロックの基本的な使い方
段落ブロックの追加方法
まずは段落ブロックを追加してみましょう。「+」ボタンから「段落」を選択して挿入することができます。あるいは、通常エディター末尾でEnterボタンを押下することで新しい段落ブロックが追加されます。
■段落ブロックの追加
改行の仕方:Enterによる改行とSHIFT+Enterによる改行の違い
Enterボタンを押すと新しい段落ブロックとして改行されます(行間が大きくあきます)。一方、Shift+Enterボタンを押下すると、同じ段落のまま改行されます(行間が大きく開きません)。
■Shift+Enterによる改行と、Enterによる改行の違い
■コードエディターでみると、Enterで改行→別の段落ブロックになっており、Shift+Enterで改行→<br>タグを挿入して改行(同段落ブロック内で改行)になっていることがわかります。
(※)段落はHTMLで記載すると<p>になります。段落内での改行は<br>を利用します。
(例)<p>テキストテキストテキストテキストテキスト</p>
上部ツールバーと右メニューバーの設定項目
段落ブロックでは、上部ツールバーで行揃えや文字装飾・リンクなど設定可能で、右メニューバーでは段落ブロック全体の文字の大きさ・行の高さ文字色など設定可能です。
上部ツールバーから段落ブロックを装飾する
上部ツールバーでは行揃えや、選択した文字部分の装飾やリンクなどが設定できます。
テキストの配置(左揃え・中央揃え・右揃え)を変更する
「テキストの配置を変更」をクリックすると、段落ブロック内にあるテキストの配置を左寄せ、中央寄せ、右寄せに変更できます。
何もしなかったら、デフォルトのままになりますので、必要に応じて設定しましょう。
■テキスト中央揃えの例
■テキスト右揃えの例
選択した文字を太文字にする
テキストを選択した状態で、「B」のアイコンをクリックすると、選択したテキストが太文字になります。
選択した文字をイタリック(斜体)にする
ブロック内でテキストをドラッグしてして選び、「I」のアイコンをクリックすると、テキストがイタリックに変わります。
ショートカットキーを覚えよう
ブロックエディターを開き、右上の詳細アイコン>ショートカットキーを選択すると、ブロックエディター で利用できるショートカットキーの一覧を確認することができます。
選択した文字に取り消し線をつける
取り消したいテキストをドラッグして選んで、メニューから「取り消し線を選ぶと、選択した部分に取り消し線が設定できます。
■取り消し線
選択した文字に色(カラー)を設定する
選択した部分に文字色を設定すると、指定した部分に文字色を設定することができます。目立たせることができます。
色を選択します。
なお、カスタムカラーをクリックすると、スライダーや「16進数での色指定」で独自の色を設定できます。
選択した文字にリンクを挿入・設定する
リンクを挿入する場合、文字列をドラッグして選択して、リンクのボタンをクリックします。
リンク先のURLをコピーして、ペーストします。
リンクを新しいタブで開きたい時は、新しいタブを開くをオンにします。
ブロックの種類を変更する
「段落」ブロックを選ぶとツールバーが出てくるので、段落ブロックを別の種類に変更できます。
「段落」ブロックから変更できるのは「見出し」「リスト」「引用」「グループ」「整形済みテキスト」「詩」などがあります。
(補足)選択した文字をインラインコード化する
段落内で指定したいテキストを選択して、インラインコードをクリックするとcodeタグを設定できます。
※CODEタグは、囲んだ部分がプログラムのソースコードであることを意味づけるタグです。
(補足)インライン画像に挿入する
段落内のテキスト中にカーソルを合わせてインライン画像を選択すると、文中に画像を設定できます。
挿入する画像を選ぶ画面が出るので、ファイルを選択から挿入したい画像を選択します。カーソルを合わせていた部分が画像として挿入できました。
右メニューバーで設定できること
右メニューバーでは、段落ブロック全体の文字の大きさ・行の高さ文字色など設定可能です。
タイポグラフィ
タイポグラフィ設定では、段落ブロックの文字の大きさや行の高さを変更することができます。
■文字の大きさの設定
■行の高さの設定(※同じ段落での文章の行の高さが変更できます)
テキスト設定
テキスト設定では、ドロップギャップ設定という項目から先頭の文字を大きく設定することができます。
色設定(背景色・文字色)
色設定では、段落のブロックに入力したテキストの文字色や背景色を設定できます。
文字色では段落ブロックに入力したテキストの色、背景色では段落ブロックの背景の色を変更することができ、カスタムカラーでは独自の色を設定できます。
■段落ブロックでの色と背景色の設定
高度な設定
高度な設定では段落のブロックにCSSクラス名を指定できます。
高度な設定から段落ブロックに任意のクラス名を設定して、追加CSSなどで指定のクラス名のある段落ブロックだけ装飾するといったことが可能です。
まとめ
まとめです。今回はWordPressのブロックエディターで文章を入力する際に利用する段落ブロックの使い方を説明しました。
自分で触ってみないことにはなかなかわからないことも多いと思いますので、興味がある方はたくさん触ってみて覚えてください。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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