有料テーマTCDシリーズの特徴と感想 感想を WordPress テーマレビュー

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【TCD感想】有料テーマTCDシリーズの特徴とメリットデメリット

今回は累計10万人以上のユーザーに使用されていて、現在国内シェアNo. 1のWordPress有料テーマシリーズである「TCDシリーズ」の特徴やメリット・デメリット、および実際に「HEAL(TCD077)」「HAKU(TCD080)」「NANO(TCD065)」「CURE(TCD082)」の4つを使ってみた感想をご紹介します。

結論から言うと、TCDシリーズはデザインに慣れていない初心者でもプロが作ったような洗練されたホームページを作りやすく、美しいデザインのサイトを自作したい店舗・ショップ型のホームページにおすすめです。
 

先日、「TCDシリーズ」というWordPress有料テーマのことを知ったのですがどんなテーマなんですか?
TCDシリーズは、WordPressの有料テーマで現在国内シェアNo1で、無料テーマと比較すると洗練された美しいデザインのハイクオリティサイトが作りやすいテーマです。

 

この記事を読むと分かること

  • TCDシリーズの概要や特徴について
  • TCDテーマを使用するメリット・デメリットについて
  • TCDテーマはどんな人におすすめなテーマなのかについて
  • TCDテーマのマニュアルやサポートについて
  • いくつかのTCDテーマの簡単な概要について
 次章の見方について

注意(※)本記事の内容は、2021年9月確認時点の情報です。

価格や情報など執筆時点から変更されている可能性があります。

ます。あくまで当方が体感した・調べた範囲内での主観による評価・説明も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報・利用ルールは公式サイトをご確認ください。

 

 

【TCDシリーズの特徴】ハイクオリティな有料テーマシリーズ

TCD公式サイト

引用元: TCD公式サイト(https://tcd-theme.com/)

TCDシリーズの特徴

  • テーマの種類が非常に豊富(約80種類)
  • 特にトップページが洗練された美しいデザインのサイトを作りやすい
  • 基本的にサイトのカスタマイズは独自に用意された「TCDテーマオプション」画面から行っていく
  • TCD独自の機能(コンテンツビルダー機能)が用意されておりコンテンツを作成することができる
  • 自身で所有するサイトの場合であれば、複数のサイトにでも使用することが出来る
  • 価格帯は幅広く1万円前後のものもあれば4、5万円程度のものも存在する

※テーマにより異なる場合があります。
■TCDの公式サイトはこちら

 

TCDシリーズは株式会社DESIGN PLUS(デザインプラス)さんが開発しているWordPressの有料テーマシリーズのことで、テーマの1つ1つがテンプレートとは思えない程の洗練されたクオリティであることからこれまでに累計10万人以上のユーザーによって使用されてきた実績がある国内シェアNo.1のテーマです。

テーマの種類が豊富であることが特徴の1つで、2021年9月確認時点の段階では全部で約80のテーマが存在しています。

なおそれぞれのテーマは以下のようにざっくり合計13の使用用途毎に分けられています。(※下の写真には記載されていませんが、これに加えて「オンラインマニュアルサイト」向きテーマが存在する為、合計13としています。)

TCDテーマのカテゴリー分け

引用元: TCD公式サイト(https://tcd-theme.com/)

TCDテーマのサンプル

引用元: テーマ一覧(https://tcd-theme.com/wp-tcd)

TCDテーマの使用用途別カテゴリー分け

  • ECサイト向き
  • コーポレートサイト向き
  • ブログ向き
  • ギャラリーサイト向き
  • 日本の伝統事業等の公式サイト向き
  • レストランの公式サイト向き
  • ホテルの公式サイト向き
  • 美容・サロンの公式サイト向き
  • 病院・クリニックの公式サイト向き
  • SNSサイト向き
  • メディアサイト向き
  • アフィリエイトサイト向き
  • オンラインマニュアルサイト向き

 

 

これだけたくさん種類があると自分が作りたいサイトに向いているテーマが見つかりそうですね。

 

気になる価格帯は非常に幅広く、安いものだと1万円前後のものから高いものだと4、5万円程度のものまで存在します。ただし4、5万円と少し高額なテーマは全体の一部(約10%程度)で最も数量が多いのは1万円~3万円前後のテーマとなっています。

 

 なお、注意点として、制作代行の場合は別途ライセンスを購入する必要があります。

自社が所有するサイトであれば複数のサイトで使用することが出来ますが、第三者の為のウェブサイトに使用する場合は別途ライセンスを購入しなければなりません。

お客様の所有サイト以外で当テンプレートを使用することは、「配布行為」にあたります。制作代行業務で使用する場合は、必ず特別ライセンスを取得してください。

引用元: 制作代行にこのテンプレートを利用しても良いですか?(https://tcd-theme.com/faq/qa18.html)

その為、ウェブ制作代行の為にTCDテーマを使用しようと考えられている方は少しコストが割高になる場合があります。

■TCDテーマの特別ライセンスの詳細についてはこちら

 

TCDテーマのカスタマイズは「TCDテーマオプション」から行う

またTCDテーマに共通する大きな特徴としてTCDのテーマをインストールすると以下の写真のようにWordPress管理画面のサイドバー内に「TCDテーマ」と書かれた項目が追加され、サイトのカスタマイズはこちらの画面から行っていくような形になります。

TCDテーマオプション
 

基本的にトップページもTCDテーマオプションのトップページ設定からコンテンツを作成する形になります。

 

またいくつかのテーマには、トップページに追加したいコンテンツなどをより直感的に作成出来るように独自にコンテンツビルダー機能と呼ばれる機能を搭載しており、これを使うとHTMLやCSSといったコーディングの知識がない方でも簡単にお洒落なウェブサイトが作成出来るようになります。

TCDテーマのコンテンツビルダーの使用例②

 

(補足): 会員登録をすると無料テーマ「Rebirth」がダウンロード出来ます

なお補足ですが先ほど上で述べたようにTCDシリーズのテーマは全て有料テーマなのですが、会員登録、あるいは1度でもTCDシリーズのテーマを購入したことがある方には限定で無料テーマ「Rebirth」がダウンロード出来るようになっています。

いつもTCDをご利用頂き、ありがとうございます。多くのユーザー様に支えられていることで、私たちも日々の開発に励むことができます。

そしてこのたび日頃の感謝の気持ちを籠めまして、TCDユーザーの皆様に無償でご利用頂けるWordPressテーマを開発しました。無料とは思えない品質のWordPressテーマと思っております。

すでにTCDを購入済みなど、会員登録済みのユーザー様はご自身のマイページよりダウンロード頂けます。

→ TCDログイン

まだTCDを一度も利用したことがない非会員の方も下記キャンペーンページより会員登録をしてマイページよりダウンロードして頂けます。もちろん無料です。

引用元: フリーのWordPressテーマ「Rebirth」を公開-2021/07/06(https://tcd-theme.com/news/100974)

TCD-Rebirthデモサイト

引用元: Rebirthデモサイト(https://demo.tcd-theme.com/free001/rebirth/)

その為、まずはお試しでTCDシリーズのテーマを使ってみたいといった方には是非こちらの無料テーマをダウンロードして使用してみることをおすすめします。

 

TCDテーマはこんな人におすすめ

TCDテーマは以下のような方におすすめ出来るテーマだと思います。

TCDテーマはこんな方におすすめ

  • デザインに自信のない初心者で美しいデザインのトップページのサイトを作りたい方
  • できるだけ業種・業界に特化したテーマをもとにホームページを作りたい方

 

 

TCDテーマシリーズのメリット

それではここからは実際にTCDテーマを使用して感じたメリットをいくつかご紹介していきたいと思います。

TCDテーマを使用するメリット

  • 業種・業界別に特化したテーマを選択することができる
  • コードを書かなくても簡単にお洒落なレイアウトのトップページが作成出来る
  • 固定ページに複数のデザインテンプレートが用意されているものもある

 

業種・業界別に特化したテーマを選択することができる

まず1つ目のメリットは、業種・業界別に特化したテーマを選択することができるという点です。

最近のWordPressの有料テーマの中にはお洒落でコーポレートサイトやブログを作れるテーマが増えてきていますが、一般的な有料テーマは、より多くの業種・業界・デザインに対応できるように汎用的な作りになっています。

そのため、初心者の方がイメージ通りのサイトを1から作ることは少し難しくもあります。

その点、TCDは業種・業界に特化したあらかじめある程度決まったデザインに沿ってサイトを作っていく形になるので、初心者でも美しく洗練されていてユーザーの印象に残るダイナミックなサイトを作成することが出来ます。

■(参考)TCDシリーズ「HAKU」を使って作成したデモサイト

 

公式サイトの個々のテーマの紹介ページではテーマのデモサイトを見ることが出来ますので、ご興味を持たれた方は1度こちらをチェックしてみることをおすすめします。
■TCDテーマ一覧はこちら

 

簡単にお洒落なレイアウトのトップページが作成出来る

2つ目のメリットは、コードを書かなくてもお洒落なレイアウトのトップページが作成出来るという点です。

また、テーマによってはTCDの独自機能であるコンテンツビルダー機能が使用出来るものもあり、直感的にデザインレイアウトを組むことが出来ます。
TCDテーマのコンテンツビルダー機能

ある程度整ったコンテンツ・デザインレイアウトを事前に準備してもらってそれを追加していくだけでウェブサイトが作れるというのは非常にありがたい機能と言えると思います。

なおテーマによってはこの機能が搭載されていないものもありますので、コンテンツビルダー機能が搭載されているTCDテーマを使いたいと考えられている方は個々のテーマの紹介ページ下部に記載されている搭載機能の内容を確認してからご購入されると良いです。

■(参考)TCDテーマ「FAKE」の機能一覧

TCDテーマ「FAKE」で出来る機能

引用元: TCDテーマ-FAKE紹介ページ(https://tcd-theme.com/tcd074)

 

固定ページに複数のデザインテンプレートが用意されているものもある

3つ目のメリットは、固定ページに複数のデザインテンプレートが用意されているものもあるという点です。

ウェブサイトを作成する際トップページのレイアウトばかりに意識がいってしまい「アバウト」ページや「会社概要」ページといった下層ページ(固定ページ)のレイアウトを疎かにしてしまいがちな方が多いのですが、TCDテーマにはテーマによって固定ページのテンプレート等が用意されている為、下層ページのデザインもしっかりと作り込むことが出来ます。

以下は医療機関の公式サイト作成向けテーマ「CURE」をインストールしているWordPressですが、こちらでは「アクセスページ」「アバウトページ」「スタッフページ」の3つのページに適した固定ページテンプレートが選択出来るようになっています。

TCDテーマ「CURE」で選択出来る固定ページテンプレート

なおこちらに関しても固定ページのテンプレートが用意されていないテーマもありますので、個々のテーマの紹介ページ下部に記載されている搭載機能の内容を確認してからご購入されることを検討して下さい。

 

テーマによっては「アバウト」「アクセス」といったテンプレートの名前ではなく、「デザイン1」「デザイン2」といったような名前が付いているものもあります。

 

 

TCDテーマシリーズのデメリット

次に、TCDテーマを使って感じたデメリットについてを1つ1つご紹介します。

TCDテーマを使用するデメリット

  • ブロックエディター利用想定だとやや使い勝手が悪い
  • 拡張性・カスタマイズ性が他の汎用テーマと比べるとやや低い
  • 他の有料テーマに慣れている人にとっては少し使いづらい可能性も

 

 

ブロックエディター利用想定だとやや使い勝手が悪い

1つ目のデメリットは、ブロックエディター利用想定だとやや使い勝手が悪いという点です。

最近のブログやアフィリエイトで人気なWordPressテーマであればほとんどのテーマでブロックエディターが主想定で作られており、テーマ独自の記事装飾用オリジナルブロックが用意されていいます。

ブログやアフィリエイトで使える便利なブロックがブロックエディターで使えるようになっていますが、TCDテーマではこういったブロックエディターに追加されるオリジナルブロックが存在しません。

■(参考)ブログ向き人気有料テーマ「STORK19」で使用出来るオリジナルブロック

STORK19 BLOCKS

なお代わりとなる機能で簡単な装飾であればTCDテーマ専用のクイックタグがいくつか用意されているテーマもあります。

ただし、これらはブロックエディターには対応しておらず、使用するにはプラグインを使用してクラシックエディターに戻してあげるか、「クラシックブロック」を挿入してあげた上で使用してあげる必要があります。
 

 

■(参考)クイックタグの使用デモ(以下はTCDテーマ「HAKU」で旧エディターに戻した上でクイックタグを使用しています。)


 

また、部分部分でブロックエディターに対応していない機能もありますので、ブロックエディター利用想定だとやや使い勝手が悪いかもしれません。

Q.カスタム投稿「コース」の編集画面でGutenbergエディター(ブロックエディター)を使用したいです。
SKINのカスタム投稿「コース」の記事編集画面では、テーマ仕様にて、クラシックエディターの形式で表示される仕様となっております。
--
弊社といたしましては、ページビルダーをお使いいただくことを推奨しております。
テーマにあわせた独自のコンテンツを用意するなど、テーマの特性にあわせてご用意しておりますので、ぜひご検討のほどよろしくお願いいたします。
https://tcd-manual.net/?p=8147より引用

 

その為、ブロックエディターメインでお洒落に記事を装飾したいといった方は「SANGO」や「SWELL」、「AFFINGER6」といったテーマを検討してみる方が良いかもしれません。

 

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拡張性・カスタマイズ性が他の汎用テーマと比べるとやや低い

2つ目のデメリットは、拡張性・カスタマイズ性が他の汎用テーマと比べるとやや低いという点です。

業種や業界に特化して美しいデザインになるようにあらかじめ組み込まれているのがTCDの大きなメリットですが、その反面、色々なシーンに応じてデザインを形を変えられる汎用テーマのように色々なデザインは作りにくいです。

どちらかというとあらかじめ決まったテンプレートに画像や文章を組み込んでページを作っていく形になるため、テンプレートから外れたデザインのサイトを作ろうとすると途端に難易度が上がります。

そのため、拡張性・カスタマイズ性の高いテーマを求める方は、Snow MonkeyやLightning(有料版)などのテーマを検討してみる方が良いかもしれません。

 

(併せて読みたい関連記事)

おすすめWordPress有料テーマ10選

 

他の汎用テーマに慣れている人にとっては少し使いづらい可能性も

3つ目のデメリットは、他の有料テーマに慣れている人にとっては少し使いづらい可能性もあるという点です。

TCDはトップページの作り込み方をはじめ仕様がやや特殊であるため、他の汎用テーマに慣れている人にとっては少し使いづらいかもしれません。

同様に、TCDシリーズのテーマに慣れると、他の汎用テーマの使い方とのギャップがあります。

そのため、WordPressの使い方の基本も勉強したいという方にとっては少し偏りが出る可能性があることに注意しましょう。
 

 

TCDテーマのマニュアルやサポートについて

 

テーマを購入するとマニュアルサイトへの閲覧権限がもらえる

なお、TCDのテーマを購入すると購入者専用パスワードが与えられマニュアルサイトへの閲覧権限が与えられるようになります。

HAKUマニュアルサイト

こちらのマニュアルサイトでは図や動画を使って順序良く丁寧に解説してくれている為非常に分かりやすく、初めてTCDテーマを扱う方でも手順通りに設定していくことでテーマのカスタマイズを行うことが出来ます。

さらに、TCDのこれまでの数多くのカスタマイズ事例の中からカスタマーサポートセンターのスタッフがいくつかピックアップしたものを収録している「TCD LABO」と呼ばれるサイトも存在するので、カスタマイズの際に分からないことがあるといった場合はこちらに解答がないか参考にするのも良いかと思います。

TCD LABO

引用元: TCD LABO公式サイト(https://tcd-manual.net/)

 

こちらの「TCD LABO」では、「TCDテーマオプション」では解決出来ないものをテーマファイルを書き換えることでカスタマイズする方法についてを解説しているものばかりなので、より上級者向けなカスタマイズマニュアルとなっています。

 

マニュアルを見ても解決出来ない場合は無料メールサポートが受けられる

また、テーマの初期設定やテーマの不具合等で、上記でご紹介した専用マニュアルや「よくあるご質問」「TCD LABO」等を見ても解決出来ないことがあるといった場合はメールでの無料サポートを受けることが出来ます

TCDメールサポート

引用元: 技術的なお問い合わせ(https://tcd-theme.com/inquiry_2)

メールサポートを受けられる場合は「購入時期」や「マイページに登録したメールアドレス」などを入力する必要があるので、その辺りの情報を事前に控えておくようにすることをおすすめします。

 

 

TCDシリーズのテーマをいくつか紹介

最後にTCDシリーズのテーマの中でこちらでいくつかピックアップしたものの概要を簡単にご紹介したいと思います。

 

HEAL(サイト用途: エステ・美容サロンの公式サイト向き)

TCDテーマ「HEAL」

引用元: 「HEAL」デモサイト(https://demo.tcd-theme.com/tcd077/)


 
HEAL」はインターネット集客が出来るエステ・美容サロン向き公式サイトを作成する為に開発されたTCDテーマです。

エステ・美容サロンのウェブサイトで必ず必要になる「スタッフ」や「メニュー」、「キャンペーン」といったページもカスタム投稿タイプという機能を使ってコードを書かずに管理画面から簡単に実装出来るような作りになっています。

TCDテーマ「HEAL」の管理画面

また、サイト内には緻密に来店(コンバージョン)に繋がるリンクが設置されている構造になっている為、お店の売り上げに貢献するウェブサイトを作成することが出来ます。

 

 

HAKU(サイト用途: 日本の伝統や文化、芸能事業の公式サイト向き)

TCDテーマ「HAKU」

引用元: 「HAKU」デモサイト(https://demo.tcd-theme.com/tcd080/)


 

HAKU」は日本古来の伝統や文化、芸能を世界に広める役割を担うウェブサイトを作成する為に開発されたテーマです。

日本語と英語の両サイトで美しくウェブサイトが表示されるように所々の文章が縦書き・横書きの選択等が出来るようになっていたり、細部のデザインまで拘って作られています。

また商品の魅力が何よりも1番に際立つようなデザイン・作りになっていて、ブランド価値を構築する為に使用出来るテーマになっています。

 

CURE(サイト用途: 医療機関などの公式サイト向き)

TCDテーマ「CURE」

引用元: 「CURE」デモサイト(https://demo.tcd-theme.com/tcd082/)


 

CURE」は医療機関などの公式サイトを作成するのに適したTCDテーマです。

数十年前に作成されて形骸化されたホームページが多い医療市場で、より安心感を与えられる先進的なウェブサイトを作成したいといった方は「CURE」がおすすめです。

なお、「診療案内」や「スタッフ紹介」といった医療機関サイトにおける必須ページもカスタム投稿タイプや固定ページのテンプレートを用いて簡単に実装出来るようになっており、また緊急的な告知などを行いたい際にアラートをヘッダーに表示させるといったことも出来るようになっています。

 
 

NANO(サイト用途: 企業コーポレートサイト向き)

TCDテーマ「NANO」

引用元: 「NANO」デモサイト(https://demo.tcd-theme.com/tcd065/)

NANO」は一流企業レベルのコーポレートサイトを作成するのに開発されたTCDテーマです。

こちらも他TCDテーマと同様、コーポレートサイトで必須となるページをカスタム投稿タイプ等を用いて簡単に実装出来るようになっているのですが、特に企業サイトで重要となる「事業内容」といったページでは多岐に亘る部門にも対応出来るように「一覧ページ→親カテゴリーページ→子カテゴリーページ→詳細ページ」といったWordPress構造で出来ています。

「NANO」の事業内容ページの階層構造

また、お知らせ等もカテゴリーを付けて分類表示させたりすることが出来るので規模の大きいサイトにも対応しやすいのではないかと思います。

 

まとめ

まとめです。今回は現在国内シェアNo.1のWordPress有料テーマシリーズである「TCDシリーズ」の特徴やメリット・デメリットについてをご紹介しました。

結論から言うと、TCDシリーズはデザインに慣れていない初心者でもプロが作ったような洗練されたホームページを作りやすく、美しいデザインのサイトを自作したい店舗・ショップ型のホームページにおすすめです。
 

TCDシリーズの特徴

  • テーマの種類が非常に豊富(約80種類)
  • 特にトップページが洗練された美しいデザインのサイトを作りやすい
  • 基本的にサイトのカスタマイズは独自に用意された「TCDテーマオプション」画面から行っていく
  • TCD独自の機能(コンテンツビルダー機能)が用意されておりコンテンツを作成することができる
  • 自身で所有するサイトの場合であれば、複数のサイトにでも使用することが出来る
  • 価格帯は幅広く1万円前後のものもあれば4、5万円程度のものも存在する

※テーマにより異なる場合があります。
■TCDの公式サイトはこちら

 

■TCDシリーズのメリットとデメリット

メリット デメリット
TCDテーマ 業種・業界別に特化したテーマを選択することができる
コードを書かなくても簡単にお洒落なレイアウトのトップページが作成出来る
固定ページに複数のデザインテンプレートが用意されているものもある
記事の装飾が他のブログ用有料テーマに比べるとあまり出来ない
拡張性・カスタマイズ性が他の汎用テーマと比べるとやや低い
他の有料テーマに慣れている人にとっては少し使いづらい可能性も

今回は以上になります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

 

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