SANGO(サンゴ)を使ってみた感想・メリットとデメリットWordPressテーマ

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WordPressテーマSANGOの使用感想とメリット・デメリット

WordPressの人気有料テーマの1つであるSANGO(サンゴ)は、個人メディアとして月間最高250万PV/月を記録した「サルワカ」の中の人が開発したテーマです。

ほんのり丸みを帯びており淡い色を使った公式サイトのデザインが特徴的ですが、結論としては、非常に使い勝手が良く、可愛いデザイン性を重視したアフィリエイトブログを始めたい方におすすめできるテーマとなっています。

今回は、SANGOを実際に使ってみた感想をレビューとしてご紹介したいと思います。

 

SANGOをこれから導入しようか悩んでいる方は、是非こちらの記事を参考にしてみて下さい。

 

 

 次章の見方について

(※)価格は、2022年7月確認時点の情報です。また、あくまで当方が体感した・調べた範囲内での主観による評価・説明も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報・利用ルールは公式サイトをご確認ください。

 

SANGO(サンゴ)の概要! SANGOってどんなテーマ?

SANGOの公式サイト
項目 内容
テーマ名 SANGO(サンゴ) 公式サイトはこちら
価格 14,800円(税込み)
ライセンス・使用範囲 スプリットライセンス・本人所有サイトに限り複数サイト利用可能
テーマの特徴 【初心者でも始めやすい】【かわいい目のデザイン】
会員サイトなど 一般公開サイトにて使い方マニュアルあり・質問フォーラム基本的になし(バグ報告系のみ)
コメント 「SANGO」は、Webサイト「サルワカ」から誕生した有料WordPressテーマ。
個人向けブログ・アフィリエイトを始めたい人。SANGOのかわいい・柔らかい雰囲気デザインが好きな人におすすめのテーマ

SANGOは最高月間250万PVの個人メディア「サルワカ」の中の人が開発したWordPressテーマです。

また、SANGOはサイト訪問者に心地よく滞在してもらって、満足して帰ってもらえることを目的として作られたテーマなので、テーマの大部分ではGoogleのマテリアルデザインが採用されています。

 

マテリアルデザインとは2014年にGoogleによって提唱されたデザインの一種のことで、簡単に言うと「ユーザーにとって使いやすく見やすいWebサイトを作るのに必要とされているデザイン」のことです。

 

参考) マテリアルデザインのガイドラインと紹介動画はこちら

マテリアルデザインのガイドラインはこちらをクリック

上の紹介動画を見て頂くと、アニメーションの心地良いゆったりとした動きなんかがSANGOと非常に類似していることが分かります。

実際にSANGOを使ってみた感想としては、企業サイトのようなかっちりとしたウェブサイトを作るのには不向きかもしれませんが、オシャレで見やすいブログ記事のデザインをするのに非常に適しているテーマだなと感じました。

特に「SANGO Gutenberg」というSANGO専用の新エディター(Gutenberg)拡張プラグインを導入することで、ブログ記事ではよくある「タイトル付きボックス」や「吹き出し」はもちろんのこと、レビュー記事等で使える「レビューボックス」や「FAQ(よくある質問)」なども簡単に作ることが出来るようになります。

SANGOで使用できる「レビューボックス」や「FAQ(よくある質問)」

SANGOで使用できるレビューボックスデザイン
SANGOで使用できるFAQデザイン

また気になる値段についても、他の有名なブログ向けと呼ばれる有料テーマと比べても少し安価な価格設定にもなっているので、これから初めてブログを始めようと思っている方にとっては手が出しやすいようになっています。

ブログにおすすめの有料テーマ 価格
SANGO(サンゴ) 14,800円(税込)
STORK19(ストーク19) 11,000円(税込)
JIN(ジン) 14,800円(税込)
AFFINGER6(アフィンガー6) 14,800円(税込)
THE THOR(ザ・トール) 16,280円(税込)
SWELL(スウェル) 17,600円(税込)

 

(関連記事)【2021年版】アフィリエイトにおすすめWordPressテーマ厳選8選
 

ここからは実際に使ってみた感想をより詳細に解説していきます。

 

 

SANGOを使用するメリット・満足した点

それではまず、実際にSANGOを使用して感じたメリット・満足した点についてをご紹介しようと思います。

 

【メリット1】デザインがシンプルで可愛く居心地の良さを感じられる

まず1つ目のメリットは、デザインがシンプルで可愛く居心地の良さを感じられるという点です。

以下が実際にSANGOを使用して簡単に作ってみたデモサイトのデザインになります。

SANGOのデモページ

上の画像を見てもらうと分かる通り、全体的に要素やフォントが丸みを帯びており影が付いていてポップで可愛い印象を与えてくれます。

SANGOは「ユーザーが心地よくサイトに滞在出来る」ことを非常に追求しているテーマなので、Googleによって提唱されているマテリアルデザインをテーマの大部分で採用されています。

SANGOはユーザーフレンドリーを追求したWordPressテーマです。Googleのマテリアルデザインを大部分で採用。内部SEOも最適化されています。

引用元: SANGO公式サイト(https://saruwakakun.design/)

 

【メリット2】ConoHa WINGユーザーにとっては導入が簡単

2つ目のメリットは、ConoHA WINGユーザーにとってはSANGOを導入することが簡単で、導入しやすいという点です。

これは レンタルサーバー「ConoHA WING」を使用している方のみのメリットではあるのですが、2020年4月よりConoHa WINGがSANGOと業務提携を開始した為、ConoHA WINGのダッシュボードからWordPressの導入のみならずSANGOのインストールまで1箇所で出来る様になりました。

また、ConoHA WINGのサーバーの契約プランでWINGパック(3ヶ月以上の長期利用プラン)を選択すると14,800円(税込)のSANGOを少しお得の14,250円(税込)で購入することが出来ます。

ConoHa Wingの公式サイトのトップページ

なお、ConoHa WINGでSANGOをインストールする方法についてはSANGOの使い方ガイドサイトの方で解説されておりますので、そちらをご参考にして頂ければと思います。

ConoHA WINGでSANGOをインストールする方法はこちらをクリック

 

【メリット3】専用プラグインを使えば新エディターの機能を拡張出来る

3つ目のメリットは、専用プラグインを使えば新エディター(グーテンベルクエディター)の機能を拡張出来るという点です。

SANGOをテーマとしてお使いの方はこちらの「SANGO Gutenberg」というプラグインがSANGOの使い方ガイドサイトからインストールすることが出来ます。

SANGO Gutenbergプラグインのインストール画面はこちらをクリック

SANGO Gutenbergプラグイン

こちらをインストールすると、WordPressの投稿や固定ページの編集の際にグーテンベルクエディターを使用されている方は、グーテンベルクエディターで使用できるブロックに加えて全21種類のSANGOカスタムブロックが追加され使用できるようになります。

SANGOカスタムブロックの全21種類

またそれだけでなく、ボタンブロック等や画像ブロック等のWordPressに標準で搭載されているブロックに対してもSANGO独自のスタイルを設定できるようになります。

下の例は通常のボタンブロックを使用している例ですが、SANGO Gutenbergを有効化することによって、選べるボタンスタイルの中に「SANGO浮き出し」といったスタイル項目が追加されていたり、文字サイズやマーカーの有無を指定できる「SANGOハイライト」というものが追加されていることが分かります。

ボタンブロックに対して追加されているSANGO gutenbergの設定項目
これで通常のボタンブロックを使ってもSANGOのデザインに違和感なく溶け込ませることが出来ますね。

 

【メリット4】使用できる見出しやボタン等の種類が豊富

4つ目のメリットは、使用できる見出しやボタン等の種類が豊富にあるという点です。

これは3つ目のメリットで紹介した「SANGO Gutenberg」というプラグインを有効化した状態においてですが、見出しやボタン、ボックスといった要素のデザインを豊富なバラエティの中から選ぶことが出来ます。

以下は見出しの場合ですが、見出しの基本スタイルは全30種類の中からお好みのデザインを選択することが出来、その上、見出しの前にアイコンを付けるといったことやカラーチェンジなどをすることが出来ますので、実質30種類以上のデザインバラエティが存在します。

また同様にして、ボタンデザインやボックスデザイン、箇条書きデザインも非常に多くの基本デザインが存在し、全20~30種類のデザインの中からお好みのデザインを選ぶことが出来ます。

SANGOのボタンデザイン

引用元: WordPressテーマ「SANGO」30の魅力(https://saruwakakun.design/explore/)

 

 

SANGOを使用するデメリット・不満に感じた点

ここまででメリットについてを紹介しましたが、ここからはSANGOを使用して感じたデメリット・不満に感じた点についてをご紹介しようと思います。

 

【デメリット1】デザインが可愛い為どちらかと言えば女性向け

まず1つ目のデメリットは、デザインが可愛い為、どちらかと言えば女性向けのテーマであるという点です。

もちろん男性でも可愛いデザインが好きといった方はいらっしゃいますが、中にはSANGOのデザインは少し可愛すぎると思われる方もおられるのではないかなと思います。

なお、かっこいいデザインのブログテーマをお探しということであれば、AFFINGER6(アフィンガー6)やSWELL(スウェル)といったテーマがおすすめです。

ACTION AFFINGET トップページ

 

【デメリット2】企業サイトの様なウェブサイトの作成用途には向かない

2つ目のデメリットは、SANGOは企業サイトの様なウェブサイトを作るといった用途には向いていないという点です。

理由は2つあり、まず1つ目がSANGOのデザインがそもそも企業サイトの様な少し堅いイメージのあるウェブサイトのイメージに合わないという点です。

そして2つ目が企業サイトなどでよく使われているデザインレイアウト(「お問い合わせの流れ」や「弊社の強み」といった定番レイアウトなど)を1クリックで追加するということが出来ないという点です。

 

SANGOはあくまでもブログ記事の内容をリッチに見やすくする為に使用される機能が多く搭載されているといった印象を受けました。

 

なお、企業サイトの様なウェブサイトを作りたいのであれば、よく使われるものでLightning Pro(ライトニング ・プロ)やSnow Monkey(スノウ・モンキー)などのテーマがあります。

Lightning Pro トップページ

 

【デメリット3】購入した人専用の会員フォーラムが無い

3つ目のデメリットは、SANGOを購入した人専用の会員フォーラムのようなものが無いという点です。

SANGOの場合も何かバグがあった場合はお問い合わせフォームから連絡することが出来ますが、SWELL(スウェル)やTHE THOR(ザ ・トール)のようにユーザー参加型の会員フォーラムで気軽に質問をしたりといったことが出来ません。

またユーザー参加型の会員フォーラムでは、開発者ではなくても分かる人が答えてくれるといったこともあるので、より早く問題を解決できるといったことが期待できます。

 

 

SANGOはこんな人におすすめ

以上を踏まえて、SANGOは以下のような方におすすめできるテーマだと思います。

SANGOはこんな人におすすめ

  • シンプルで可愛いデザインが好きな方
  • 堅いコーポレートサイト等ではなくアフィリエイト目的のオシャレなブログを作りたい方
  • ブログ記事の内容をオシャレに見やすくカスタマイズしたい方

 

SANGOは初心者にとっても使いやすいテーマなのか?

なお、WordPress初心者にとっては、SANGOが初心者にとっても使いやすいテーマなのか?といったことも気になるかと思いますが、個人的にはSANGOは初心者にとっても使いやすいテーマだと思います。

基本的に初心者のようにHTMLやCSSを使って大きなカスタマイズをされない場合は、テーマのカスタマイズメニューを使って外観を整えたり、投稿画面で記事を書いていくことが主な使い方になると思うのですが、カスタマイズメニューから設定できる項目は多すぎず少なすぎずで、意味が理解しにくい設定項目も少ない方だという印象です。

SANGOのカスタマイズ設定項目

また、プラグイン「SANGO Gutenberg」を導入して使用できるようになるSANGOカスタムブロックも21種類と多いですが、各ブロックの内容自体はシンプルで触りながら感覚で覚えられるようになっています。

なので、使い方に慣れやすく、慣れれば初心者でも見た目の良いブログが簡単に作れるテーマだという印象があります。

 

初心者にとっても使いやすく、プロのブロガーさんにも好んで使われています。

 

 

SANGO購入後のマニュアルやサポート等について

 

SANGO専用の使い方マニュアルサイトがある

SANGOを購入した後で使い方がよく分からないという方は、使い方ガイドサイトがあり、こちらで様々な使い方が解説されています

SANGOの使い方ガイドサイトはこちらをクリック

SANGOの使い方ガイドサイト

こちらのガイドサイトではSANGOの機能の解説が非常に丁寧にされているのですが、それだけでなく、WordPressの始め方やFTPソフトの使い方などブログを始める際に知っておくと良い基礎知識等についても「サルワカ」のサイトと連携して解説されているので、ブログ周りの基礎知識等の習得にも役立ちます。

 

バグが発生した際はお問い合わせフォームから質問できる

次に、SANGOを使用している際にバグが発生したりした場合などには、お問い合わせフォームを通じて直接質問することが出来ます

ただし、SANGOの導入方法についてやカスタマイズの方法などについて何でも聞ける訳ではなく、あくまでSANGOが原因と考えられるバグが生じている場合に限ります。

利用規約にも記載のある通り、導入やカスタマイズの個別サポートは対応しておりません。SANGOが原因と考えられるバグが生じている場合のみ、こちらのフォームをご利用ください。

引用元: SANGOに関するお問い合わせ(https://saruwakakun.com/sango/contact)

SANGOに関するお問い合わせはこちらをクリック

なお、バグ以外のこと(カスタマイズの方法など)についても、各記事の下に設置されているコメント欄の方でコメントという形で質問することで質問によっては回答をしてもらえることがあるようです。

SANGOでは基本的にカスタマイズや使い方のサポートは行っておりませんが、多くのユーザー様の参考になると考えられる質問にはお答えさせていただく場合があります。

引用元: SANGO質問ガイドライン(https://saruwakakun.com/sango/qa-guideline)

SANGOの使い方ガイドサイトの記事下コメント欄

 

 

まとめ

まとめです。今回はWordPressの人気有料テーマの1つであるSANGO(サンゴ)を実際に使ってみた感想・レビューについてを紹介しました。

SANGOは非常に使い勝手が良く、オシャレで見やすいブログを簡単に作ることが出来るテーマですので、アフィリエイトなどで稼ぐオシャレな個人ブログを始めたいと考えられている方などは是非導入することを検討してみると良いと思います。

SANGOはこんな人におすすめ

  • シンプルで可愛いデザインが好きな方
  • 堅いコーポレートサイト等ではなくアフィリエイト目的のオシャレなブログを作りたい方
  • ブログ記事の内容をオシャレに見やすくカスタマイズしたい方

今回は以上になります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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