本記事では、WordPressの有名なSEO対策プラグイン「All in one SEO Pack」のおすすめ初期設定を説明していきます。
ここでは初心者向けを想定して、All in one SEO Packのおすすめ初期設定をご紹介していきますね!
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もくじ
一部のSEOに強いテーマでは、All in one SEO Packの機能と重複するため、All in one SEO Packの導入を非推奨としているテーマもあります。
「ご利用のテーマ名」+「All in one SEO Pack」と検索すると非推奨の場合は、その旨の情報がヒットします。特に有料テーマで不要な場合が多いので、念のためご確認しておくことをおすすめします。
下記はSEO機能で有名な【賢威】の例です。All in one SEO Packに関する情報がヒットします。
【はじめに】All in one SEO packの導入概要
All in one SEO packの導入手順概要
今回は、下記の5つの手順でAll in one SEO Packの設定を行っていきます。
- All in One SEO Packのインストール・有効化
- トップページタイトル・説明文・noindex設定
- Google Analytics(略してGA)の設定
- Google Search Consoleの登録
- XMLサイトマップの登録
- (補足)その他必要に応じて実施する設定
All in One SEO packを導入する前の前提条件
All in One SEO packを導入する前に以下の設定が前提で説明を進めていきます。
All in One SEO packを導入する前の前提条件
- サーバー・独自ドメインの設定が完了している
- ワードプレスのインストールが完了している
- ワードプレスのテーマ適用など基本設定が完了している
まだサーバー・独自ドメインの設定が完了していない方
サーバー・独自ドメインの設定が完了していない方は、レンタルサーバーを契約&独自ドメインを設定しましょう。
レンタルサーバーをまだ契約していない方は、「【初心者向け】WordPressにおすすめのレンタルサーバー有名4社比較」をご参照ください。
おすすすめのレンタルサーバー「ConoHa」「エックスサーバー」「ロリポップ」「さくらレンタルサーバー」の4社でそれぞれの特徴を比較しています。
ワードプレスの基本的な使い方については「【2020年度版 WordPress使い方総まとめ】ワードプレスの使い方を徹底解説」をご参照ください。
【STEP1】All in One SEO Packのインストール・有効化
まず「All in One SEO Pack」をインストールします。プラグイン>新規追加を選択します。
検索キーワードに「All in One SEO Pack」と入力して、All in One SEO Packをインストール&有効化してください。
左側の管理メニューに「All in One SEO Pack」の設定メニューが表示されますので、ここから色々な設定を行なっていきます。
今回説明する設定・使い方について
All in One SEO Packには初心者〜上級者向きまで用途に応じて様々な設定ができます。ここでは基本の設定に絞って説明していきます。
- トップページのタイトル・説明文・noindex設定
- Google アナリティクスの登録
- Google サーチコンソールの登録
- サイトマップ機能の有効化とサイトマップ登録
- 投稿・固定ページのタイトルと説明文
- SNS機能の有効化
【STEP2】トップページタイトル・説明文・noindex設定
トップページのタイトル・説明文および不要なページのnoindex設定を行なっていきます。
管理メニューの「All in One SEO Pack」 > 「一般設定」を選択します。
一般設定画面が開きます。
ホームページ設定という項目欄のホームタイトルとホームディスクリプションを設定しておきましょう。

そのまま一般設定の下の方に行くとnoindex設定というものがあります。下記のようにNoIndex設定をしておきましょう。
WordPressでタグページなどの中身にない実質ページにはNoindex設定をしておくことで、Googleから意図せぬ低評価を受けることを避けることができます。
以上で基本設定は完了です。
【STEP3】Google Analytics(略してGA)の設定
GoogleアカウントでGoogleAnalyticsAnalyticsにお申し込みします。
下記URにアクセスして下さい。
Google Analytics
「お申し込み」ボタンをクリックします。
すでにGAを使った人がある方は下記のような画面が表示されますので、下側の管理メニューを選択してください。

ここでは、アカウントを作成を選択してください。
アカウントの作成画面が表示されるので必要項目を入力していきます。
- アカウント名:分かればなんでも構いません。自分の名前などにしておきましょう。
- ウェブサイトの名前:分かればなんでも構いません。ホームページのタイトルなどにしておきましょう。
- ウェブサイトのURL:登録するサイトのURLを入力します。
ページ下部にあるトラッキングIDを取得をクリックします。
利用規約を確認してチェックボックスにチェックを入れたのち、「同意する」を押下します。
トラッキングコードが発行されるのでトラッキングIDをメモしておいてください。
つぎにWordPressの管理画面でAll in One SEO Pack>一般設定を設定します。
Google AnalyticsからトラッキングIDを貼り付けます(設定項目はページの下の方にあります)
高度な分析オプションにチェックを入れて自分自身のアクセス(管理者としてログインしている状態)を除外する設定をしておきましょう。
設定完了後に実際にホームページにアクセスします。WordPressにログインしているとアクセスがカウントされないので、シークレットモード(プライベートブラウズ)でアクセスするか、一旦Wordpressログアウト後にアクセスしてください。
Google Analyticsの画面で、リアルタイム>概要で自分のアクセスがカウントされていれば設定完了です。
【STEP4】Google Search Consoleの登録
つづけて、Googleサーチコンソールに登録していきます。
Googleにログインしている状態で「Googleサーチコンソール」にアクセスします。
下記URLにアクセスしてください。
Google ウェブマスターツール
Google Search Consoleの画面が表示されます。「今すぐ開始」をクリックします。
初回はグーグルのパスワードを尋ねられる場合があります。必要情報を入力して進めてください。

プロパティを追加します。自分のホームページのURLを入力して追加してください。SSL化(URLがhttps://〜)している場合は、https://〜で登録しましょう。
所有権の確認というステップがありますが、Google Analytics登録済みの方はグーグルアナリティクスで所有権を確認できます。
管理画面に入れたらOKです。
【STEP5】XMLサイトマップの登録
Google サーチコンソールの登録が終わったら、All in One SEO Packのサイトマップ機能を利用して、XMLサイトマップを登録することをおすすめします。
(Google XML Sitemapなどその他のサイトマッププラグインをすでに利用している場合は、本手順は不要です。)
サイトマップの特徴
- サイトマップはWebサイトのページ情報がまとめられたマップ(地図)
- 新しく公開したページや更新ページが検索エンジンに反映されやすくなる(SEO対策)
All in One SEO Packには、XMLサイトマップ機能が備わっており、固定ページ・投稿でページを作成・更新するたびに自動で最新のXMLサイトマップを生成します。これにより、検索エンジンにWebサイトのコンテンツの状態をタイムリーに通知することができます。
それでは、XMLサイトマップ機能を設定していきましょう。管理画面の機能設定より XMLサイトマップを有効化してください。
管理画面のAll in One SEO PackよりXMLサイトマップを選択します。
Googleに登録する必要のない不要な項目はサイトマップから除外しておきます。
通常は下記の黄色部分(メディア添付ファイル・タグ・フォーマットなど)のチェックを外せばOKです。
カスタム投稿タイプをご利用の方は、カスタム投稿タイプやカスタムタクソノミー(カスタム分類)で、検索エンジンに登録したい場合はチェックを入れておきましょう。
(検索エンジンに登録しなくて良い場合はチェックを外しておけばOKです。)
「カスタム投稿タイプって何?」という方はこちらの記事「WordPress カスタム投稿タイプとカスタムタクソノミー(カスタム分類)を徹底解説」をご参照ください。
また、画像を除外(Exclude Images)にチェックを入れておきましょう。
設定を更新ボタンを押下します。
確認のために、「http(s)://ドメイン/sitemap.xml」にアクセスしてみましょう。下記のようなサイトマップが表示されていればOKです。
次に、サーチコンソールの画面に行きサイトマップを登録します。サイトマップをクリックします。
「sitemap.xml」と入力して送信ボタンを押下します。
サイトマップが登録されました。

以上で、サイトマップの登録は完了です。
【補足】投稿・固定ページでタイトルと説明を設定する
All in One SEO Packを導入すると、投稿・固定ページの各ページごとにタイトルと説明文を個別に入力することもできます。
必要に応じて記述してあげましょう。
【補足】SNS機能の有効化
つぎにFacebookやTwitterなどのSNS連携をする際に、サムネイルやタイトルなどが適切に出るようにSNS機能を有効化することもできます。
ワードプレスの管理画面から「All in One SEO Pack」>「機能管理」を選択します。
ソーシャルメディアで「Activate」ボタンを押下します。
つづいて、SNSの詳細設定を行います。ワードプレスの管理画面から「All in One SEO Pack」>「ソーシャルメディア」を選択します。
Facebookシェア時のサムネイルの設定です。「Featured Image(アイキャッチ)」を選択します。デフォルトのサムネイル画像も設定しておきましょう。
Twitterシェア時のサムネイルの設定です。「ようやくの大きい画像(Summary Large)」を選択します。
更新ボタンを押下します。
【まとめ】All in One SEO Packの導入と使い方
今回は、WordPressの有名なSEO対策プラグイン「All in One SEO Pack」の設定と使い方を説明しました。
そのほかのおすすめプラグインについて「知っておきたいおすすめWordPressプラグイン一覧」でご紹介していますので、次のステップとしてぜひご参考にしてみてください。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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ワードプレスの基本的な使い方については「【2020年度版 WordPress使い方総まとめ】ワードプレスの使い方を徹底解説」をご参照ください。
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