ラッコサーバーの特徴 評判・メリット・デメリット

レンタルサーバー

【ラッコサーバーの評判】特徴やメリットデメリットを解説

今回は、ラッコ株式会社のレンタルサーバー「ラッコサーバー」の特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

結論から言うと、サイト売買目的でサイト運営するならラッコサーバー一択と言っていいくらいおすすめです。アカウントの付け替えだけ(数秒の操作)で第三者にサーバーごとサイトを移転・売却できるため、サイト売買が非常に楽に行えます。

実際に筆者もラッコサーバーでサイト売買を経験しましたが、手続きの親切さ・スムーズさを考慮すると圧倒的な使いやすさでした。

ラッコサーバー
 

他社含めたレンタルサーバー比較について

本記事では、ラッコサーバーを中心にご紹介していますが、他社含めたおすすめのレンタルサーバーを「【おすすめレンタルサーバー比較】WordPress対応5社総まとめ」に記載しています。おすすめのレンタルサーバーを比較検討したい方はあわせてご参照ください。

 


 

本記事記載の内容は、2023年6月1日時点で公式サイトなどから調べた情報です。今後、価格や機能面など時期によって本記事に記載の内容と変わってくることもあり得ますのでご注意ください。また、当方が体感した・調べた範囲内での主観による評価・説明も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報は公式サイトで確認するようにしてください。

 
 

ラッコサーバーの特徴と評判。サイト売却・買取するなら一番おすすめ

ラッコサーバー

項目 内容
公式サイト 公式サイトはこちら
コメント 2021年に新規リリースされたレンタルサーバー。特徴はサイトの売買のしやすさで、アカウントの付け替えだけ(数秒の操作)で第三者にサーバーごとサイトを移転・売却できます
おすすめプラン RK1 ※サイト売却目的の場合
プラン 初期費用 月額費用 WordPress 無料ドメイン バックアップ
RK1 無料 385円〜 ×
RK2 無料 1,059円〜 ×
RK3 無料 2,118円〜 ×
RK4 無料 3,177円〜 ×
RK5 無料 6,353円〜 ×

※2023年6月1日時点の税込表示


 

ラッコサーバーは2021年に新規リリースされたレンタルサーバーです。

特徴は「サイト売買・移転機能」と「後発ならではの最新スペック」です。

関連サービスのラッコM&Aというサービスで第三者のWebサイトを購入したり売却したりすることができるのですが、この際ラッコサーバーおよびラッコドメインを利用すると、アカウントの付け替えだけ(数秒の操作)で第三者にサーバーごとサイトを移転・売却できるため、サイト売買が非常に楽に行えます。

ラッコサーバー公式サイトはこちら

 

ラッコサーバーの感想や評判・口コミ

ラッコサーバーの評判や口コミを要約すると、「サイト売却想定ならラッコがおすすめ」「サーバーが高速高性能」「WordPressのセットアップも簡単」といった良い声がありました。

まだ利用者数も多くないためか悪い声はそれほどありませんでしたが、「情報が少ない」「売却しないのならちょっと割高」といった声が見受けられました。
 
ラッコサーバーは、将来サイト売却を想定してブログを始めたい人におすすめのサーバーです。
 
一方、シェアがまだ低く、電話で技術的なサポートも対応していないため、一般的なブログやホームページを運営するWordPress初心者には少し難しいと感じるかもしれません。

ラッコサーバーの評価(当サイト独自)

ラッコサーバーの評価(当サイト独自)

 

実際に当方もサイト購入の際にラッコサーバーを利用しましたが、スムーズにサーバー・サイトを移設することができました。

 

ラッコサーバーの良い評判・口コミ

ラッコサーバーの良い評判・口コミとしては、なんといっても「サイト売却想定ならラッコがおすすめ」といった声が最も多いです。

サイト売却想定での機能が組み込まれているため、サイトを育てて売却したい方は、ラッコサーバー1択と言っていいほどです。

また、「サーバーが高速高性能」という点も評判で、全プラン最新のSSD、Webサーバーに「LiteSpeed」を採用しており、バックアップも30日間も自動で取得されています。
 

ラッコM&A
ラッコ M&A

Q. サイト売却と相性が良いのはなぜですか?
A. リアルタイムのサーバー契約譲渡が行えるためです。サーバー契約ごと譲渡する場合、サーバー移転などの煩雑な作業が不要となるため、スムーズにWEBサイトを譲渡することができます。

・サーバー移転、ドメイン移管の知識がない
・環境差異でサイトが動作しなくなるリスク
・サイト移行代行を依頼すると数万円の費用が掛かる
これらの問題があるため、サイトの譲渡作業では時間とお金がかかるものと認識されています。
しかし、ラッコサーバー/ラッコドメインでサイトを管理いただいていると、リアルタイムでサーバー契約/ドメイン名を譲渡することができます。

・購入時に掛かる技術的なハードルが下がる
・売主、買主共に時間を節約できる
・更新停止期間がなくなることで、更新性の高いサイトの価値低下を抑える
こういった効果があるため、通常よりも売れやすかったり、高く売れる可能性が出てきます。
サイト売却をご検討されている場合は、是非ラッコサーバー/ラッコドメインでのサイト管理をご検討ください!

注意:ラッコサーバーは1契約1ドメイン管理であること(譲渡対象外のサイトを混ぜない)
ラッコサーバー公式サイトより引用

 

ラッコサーバーの悪い評判・口コミ

ラッコサーバーの悪い評判・口コミとしては、「ネット上の情報が少ない」「サイト売却をしない普通のサイトなら割高になりがち」といった声が見受けられました。

ラッコサーバーは2021年にリリースされた新規参入のサーバーサービスなので、利用者も少なく、ネット上に情報も多くありません。

電話サポートもなく、サーバー管理画面(cPanelを採用)も少し分かりづらいため、WordPressでサイトを初めて作る初心者にとってはわかりづらいかもしれません。

また、RK1サイトが月額385円から利用できますがドメイン1つ・容量100GBまでといった制約も大きく、同じ価格帯ならロリポップやさくらのスタンダードプランなどの方がコストパフォーマンスよく利用できるケースもあるでしょう。
 

ラッコサーバーの各プラン詳細とおすすめプラン

ラッコサーバーの各プラン詳細とおすすめプランを紹介します。売買目的なら基本的に1ドメイン1サーバーのラッコ1プランです。

また、後発なサーバーサービスな分、他のレンタルサーバーサービスよりもより最新・高速環境を提供しているため、普通に使う分にもかなりおすすめです。
 

プラン名 RK1 RK2 RK3 RK4 RK5
初期費用 無料 無料 無料 無料 無料
月額費用 385円〜 1,059円〜 2,118円〜 3,177円〜 6,353円〜
Webサーバー LiteSpeed LiteSpeed LiteSpeed LiteSpeed LiteSpeed
ディスク容量 100GB 400GB 600GB 800GB 1,000GB
WordPress
マルチドメイン 1個 無制限 無制限 無制限 無制限
転送容量 6TB/月 24TB/月 36TB/月 42TB/月 54TB/月
ディスク容量 100GB 400GB 600GB 800GB 1,000GB
自動バックアップ
30日間の自動バックアップ/復元可能(無料)

30日間の自動バックアップ/復元可能(無料)

30日間の自動バックアップ/復元可能(無料)

30日間の自動バックアップ/復元可能(無料)

30日間の自動バックアップ/復元可能(無料)
メールアドレス作成 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
メールサポート
電話サポート × × × × ×

(※)2023年6月1日時点で公式サイトから確認した内容。10%税込価格表記。


 

ラッコサーバーを利用するメリットとデメリット

ラッコサーバーのメリットとしては、サイト売却が簡単にできること、バックアップ環境も整備されており、他のレンタルサーバーサービスよりも最新・高速環境を提供していることです。

一方、デメリットとしては、サイト売買を考えていない人や、電話サポートがなかったり、Web初心者向けではない点が挙げられます。

普通のホームページやブログ利用が主な運用目的な初心者の人にとっては、使いやすさ(ネット情報の多さ)や価格面において、老舗のエックスサーバーやロリポップ、さくらのレンタルサーバの方がマッチしている場合が多いでしょう。

ラッコサーバーの具体的なメリットとデメリットは下記の通りです。

メリット デメリット
ラッコサーバーの特徴
  • サイトの売却がアカウントの付け替えだけでできてとても簡単
  • 30日間バックアップが全プラン整備されていて安心
  • 最新・高速なサーバーを利用できる
  • WordPressインストールが簡単
  • 後発のため実績やネット上の情報が少ない
  • 価格で比較すると他社の方が安いサーバーもある
  • 電話サポートがない

 

ラッコサーバーを利用するメリット

ラッコサーバーを利用するメリットは主に下記のような点が挙げられます。

  • サイトの売却がアカウントの付け替えだけでできてとても簡単
  • 30日間バックアップが全プラン整備されていて安心
  • 下位プランでも最新・高速なサーバーを利用できる
  • WordPressインストールが簡単

 

サイトの売却がアカウントの付け替えだけでできてとても簡単

一つ目のメリットは、サイトの売却がアカウントの付け替えだけでできてとても簡単なことです。
 

30日間バックアップが全プラン整備されていて安心

二つ目のメリットは、30日間のバックアップが全プラン標準で整備されていることです。

月額500円台のロリポップやさくらなどのスタンダードプランの場合、契約時点でのサーバー全体での自動バックアップ・復元機能はありません。

さらに、メインの使用サーバーの場所は東京、バックアップデータは西日本に保存されるため、万一災害時などのデータ紛失にも備えられていて安心です。

そういった点から、ラッコサーバーは最安のRK1プランから30日間のバックアップ機能が備わっているため、万一データが壊れて復旧する体制が備わっていることが大きなメリットです。
 

下位プランでも最新・高速なサーバーを利用できる

三つのメリットは、安価な下位プランでも高速高性能のサーバー環境が利用できるという点です。

月額385円〜のRK1プランから、最新のWebサーバーLiteSpeed搭載、SSD実装など最新の高速高性能のサーバー環境の恩恵を受けることができます。

同じ月額400〜500円の価格帯で有名なロリポップやさくらのレンタルサーバと比較しても、コストパフォーマンス的にはラッコサーバーが優位です。
 

WordPressインストールが簡単

四つ目のメリットは、WordPressインストールが簡単という点です。

WordPress簡単スタート機能を利用すれば、「独自ドメイン取得」「ドメイン設定」「SSL設定」「WordPressインストール」をまとめてセッティングできます。

初心者にとってややこしい独自ドメインやネームサーバー、SSL設定をしなくても、WordPress契約と同時にセットアップできるため初心者でもWordPressが始めやすいというメリットがあります。

ラッコサーバー WordPressの簡単セットアップ
 

ラッコサーバーを利用するデメリット

一方、ラッコサーバー利用するデメリットは主に下記のような点が挙げられます。

サイト売買を考えていない人やWeb初心者にとってはあまり優位性はないと感じるかもしれません。

  • 小さいサイトを複数運営する場合は割高になりがち
  • ネット上の情報が少なく初心者向けではない
  • 稼働実績が少なく電話サポートがない
  • サイト売買を考えていない人やWeb初心者にとってはあまり優位性はない

 

小さいサイトを複数運営する場合は割高になりがち

一つ目のデメリットは、小さいサイトを複数運営する場合は割高になりがちという点です。

月額400円台のRK1はサーバースペック的には非常に優れているものの、ドメイン1つのみ・容量100GBなど制約も多いので複数サイト運営に不向きです。

その点ロリポップのスタンダードプランやさくらのスタンダードプランであれば、月額500円以下で何個もドメインを運用でき容量も300GBもあるので、通常のホームページやブログであればこれで十分というケースも多いと思います。

ロリポップ
スタンダード
さくら
スタンダード
ラッコサーバー
RK1
月額費用(定価) 440円/月〜 425円/月〜 385円/月〜
容量 300GB 300GB 100GB
WordPress対応
マルチドメイン 200 200 1
MySQL 50 50 無制限
転送量 50 50 6TB/月
Webサーバー Apache nginx LiteSpeed

 
 

ネット上の情報が少なく初心者向けではない

二つ目のデメリットとしては、「インターネット上に情報が少なく初心者にとって分かりづらい」ことが挙げられます。

シェアの多いエックスサーバーやロリポップなどの場合、何か困ったことが起きた時にSNSや個人ブログなどで解決策などがみるかることが多いですが、ラッコサーバーはまだそこまで利用者数が多くありません。

最新性能かつバックアップなど便利な仕組みは整っていますが、WordPress初心者が一般的なブログやホームページ運営する場合はシェアの多い他の人気サーバーを検討しても良いかもしれません。
 

稼働実績が少なく電話サポートがない

三つ目のデメリットとしては、「稼働実績が少なく電話サポートがないい」ことが挙げられます。

2021年9月リリースしてからまだ2年程度とインフラ系のサービスとしての歴はかなり浅い方です。

また、電話での技術サポートは対応していないため、ホスティングサービス会社としての稼働実績やサポートを重要視する企業の場合は法人向けレンタルサーバーを検討しても良いかもしれません。
 

アダルトサイト運営は不可

四つ目のデメリットはアダルトサイトの運営は不可という点です。

「アダルトは運営しないよ」という方でも肌の露出の激しい画像やグッズ・出会い系など、アダルト系と判断されると規制対象になる場合があるので、そういった可能性がある場合は最初からアダルト許可のサーバーであるmixhostやカラフルボックスを選んでおいた方が無難です。
 

まとめ

まとめです。今回は、「ラッコサーバー」の特徴や評判、メリットデメリットをご紹介しました。
ラッコサーバー
 

サイト売買目的でサイト運営するならラッコサーバー一択と言っていいくらいおすすめです。

ラッコサーバーおよびラッコドメインが一番です。アカウントの付け替えだけ(数秒の操作)で第三者にサーバーごとサイトを移転・売却できるため、サイト売買が非常に楽に行えるため、
 

ラッコサーバー

 

なお、ラッコ株式会社のレンタルサーバー以外のおすすめレンタルサーバーの比較を下記に紹介していますので、ご興味ある方は合わせてご参照ください。
【おすすめレンタルサーバー比較】WordPress対応5社総まとめ
 

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
 

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