KAGOYA カゴヤ・ジャパンの特徴 評判・メリット・デメリット

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【カゴヤ・ジャパン】レンタルサーバーの評判やデメリットを解説

カゴヤ・ジャパンのレンタルサーバーは、2023年10月にすべて仮想専用サーバー(OSをはじめメモリ・CPUが契約者ごと独立)になりました。

これにより、他社の共用型サーバーと違って、契約企業ごとによりサーバー環境の独立性が増したため、よりセキュリティや安定性を重要視する法人向けのサーバーとなりました。

今回は、カゴヤのレンタルサーバーの特徴やデメリット、評判をご紹介します。
 

 

本記事記載の内容は、2024年6月13日時点で公式サイトなどから調べた情報です。WEBST8の主観による評価も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報は公式サイトでご確認ください。

 
 

カゴヤ・ジャパンのレンタルサーバーの特徴や評判・口コミ

カゴヤ・ジャパンのレンタルサーバーの特徴・料金

カゴヤ・ジャパンの評価(当サイト独自)
おすすめ度:

20年超の実績を持つ法人利用率80%の老舗サーバー。2023年10月にALL(仮想/物理)専用サーバーにリニューアル。

おすすめプラン ライト(1コア/4GB)
特徴
  • ドメイン1個無料(1年目のみ)
  • 無料体験利用あり
  • OS独立仮想専用サーバー
  • プラン変更上位・下位共に可能
  • バックアップ復元機能あり(無料)
  • SLA(品質保証)あり
プラン 月額費用 WordPress 無料ドメイン バックアップ
ライト(1コア/4GB) 1,485円〜 ◯(1年目)
ライト(2コア/8GB) 4,950円〜 ◯(1年目)
ライト(4コア/16GB) 9,900円〜 ◯(1年目)

 

カゴヤ・ジャパンは20年の事業実績を持つ法人利用率80%の老舗サーバー会社です。

自社データセンターを所有しており、自社データセンターで専任の技術者が24時間365日常駐しています。
 
カゴヤではWordPress専用・VPSなどのサービスもありますが、一般的なホームページ目的でよく利用するサービスが「レンタルサーバー」です。

レンタルサーバーのプランは下記の通りです。小規模サイトであればライトプラン(1コア・4GB)で十分でしょう。


 

 

カゴヤ・ジャパンの評判・口コミ

カゴヤ・ジャパンの良い評判としては、「法人サイトを運用する上で安心して利用できる」「電話でサポート相談したら丁寧に応答してくれた」といった声が多くありました。
 
一方、「最近だともっと安くて使いやすいサーバーもあるのでそっちにしておけばよかった」と言った声もありました。
 
セキュリティや障害耐性といった目に見えにくいところを強化している一方で、初心者の使いやすさ・コスパなどの目に見える部分で評判のあるサーバーではありません。
 

カゴヤのレンタルサーバーの具体的なメリットとデメリットは下記の通りです。

デメリット
  • コスパ面で一番良いサーバーといった感じではない
  • 初心者向けで簡単・使いやすいといった感じではない
メリット
  • 法人利用率80%以上の実績のある老舗サーバー
  • 万一の障害に強い分散構成が取られている
  • 全プラン仮想専用サーバー形式でOSやリソースが独立している

 

カゴヤのレンタルサーバーはこんな人におすすめ

カゴヤのレンタルサーバーは、一般的な共用サーバーと違いOS単位で独立しているため、より安定性やセキュリティを重要視する企業におすすめです。

■カゴヤのレンタルサーバーはこんな人におすすめ

  • セキュリティを意識している法人向けサーバーを利用したい企業
  • 他ユーザーの負荷の影響を受けたくない企業
  • メールとWebサーバーが分散されている(障害耐性の強い)構成を選びたい企業

一般的な共用サーバーと違い、すべて仮想専用サーバー(ライトプラン)でOS単位で独立している点がメリットです。

 

WordPress専用サーバーの注意点・デメリット

カゴヤではWordPressに特化したWordPress専用サーバープランも提供しています。

ただし、結論から言うと、かなり仕様制限が大きいため、多数の一般的な利用者にはあまり向いていません。

カゴヤ・ジャパン WordPress専用サーバー

 
大きな制限事項としては「1契約1サイト(1WordPress)に限定されること」および「独自ドメインメールが作成できないこと」の2つが挙げられます。

メールアドレスを運用なしでメディアサイトを1つWordPressで高速化して運用したい場合はニーズと機能がマッチするかもしれません。

しかし、初心者が必要な機能・制限事項を見極めるのは難しいため、一般的なWordPress利用者は、前述のレンタルサーバープランの方が良いでしょう。

WordPress専用サーバーのプラン

項目 グレード1 グレード2 グレード3 グレード4 グレード5 グレード6 グレード7
初期費用 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料
月額費用 440円 990円 2,200円 4,400円 9,900円 30,800円 52,800円
Webサーバーソフトウェア nginx(エンジンエックス)。.htaccessは使用不可
Web用ストレージ容量(SSD) 20GB 40GB 60GB 100GB 200GB 300GB 500GB
DBストレージ容量(SSD) Webストレージの範囲内
メールアドレス作成機能 なし
マルチドメイン
(ドメイン上限)
1つのみ
MySQL個数 1つのみ
WordPress 1つのみ
転送容量制限 制限なし
自動バックアップ あり(10GBまで無料)
無料SSL あり
FTPアカウント数 無制限
メールサポート ◯(24時間受付)
チャットサポート ×
電話サポート ◯(平日10:00~17:00)
WordPress脆弱性診断 1回4,400円 月1回定期診断(1年)39,600円
あとからプラン変更

(※)2024年7月4日時点の税込定価。プラン変更詳細は「サービスプラン変更ガイドを参照


 

カゴヤのレンタルサーバーを利用するデメリット・注意点

ここからは、カゴヤのレンタルサーバーを利用するデメリット・注意点をご紹介します。

コスパ面で一番良いサーバーといった感じではない

まず、価格・コスパ面で一番良いサーバーといった感じではないという点です。

他社の一般的な共用サーバーと違い、OS・CPU・メモリが個別に割り当てられているとはいえ、価格面は一般的なサーバーよりも若干割高です。

法人利用率の多い老舗サーバーとはいえ、通常のホームページであればエックスサーバーやさくらのレンタルサーバなどで十分なケースも多いでしょう。

サーバー機能性能および価格重視であれば、別のサーバーを検討した方が良いかもしれません。
 

初心者向けで簡単・使いやすいといった感じではない

二つ目のデメリットは、初心者向けで簡単・使いやすいサーバーといった感じではない点があります。

具体的にいうと、WordPressのインストール手順や管理画面の見やすさ・分かりやすさが他社サーバーに比べると少し煩雑です。

これまで全くサーバーやWordPress開設などしたことがない方の場合はやや苦戦するかもしれません。
 

カゴヤのレンタルサーバーを利用するメリット

ここまでデメリットをご紹介しましたが、メリットはこれまでの実績と安定稼働です。ここからはメリットについてご紹介します。
 

法人利用率80%以上の実績のある老舗サーバー

カゴヤのレンタルサーバーのメリットは、20年以上の実績を持つ法人利用率80%なので、法人も安心して利用できる点です。

万一の障害に強い分散構成が取られている

二つ目は、万一の障害に強い分散構成が取られている点です。

「メールサーバー」と「Webサーバー/データベース機能」を分散しており、万一どちらかのサーバーに障害発生しても残っている方の機能は利用することができます。

法人でメール運用を重要視する場合、特にメールサーバーが別々の構成になっていると安心です。

一般レンタルサーバーの場合、Web/メール/バックアップを1台のサーバーで運用していることも多いので、万一そのサーバーに障害が発生したら全て使えなくなるというリスクが存在します。

 

全プラン仮想専用サーバー形式でOSやリソースが独立している

三つ目のメリットに、全プラン仮想専用サーバー形式でOSやリソースが独立しているという点があげられます。

通常レンタルサーバーというとOSを他ユーザーで共用するタイプなのに対して、カゴヤの場合はOSが独立した仮想専用サーバータイプになっています。

KAGOYA 25周年にむけ、ALL専用サーバーでリニューアル
今回のリニューアルではこうしたニーズにお応えし、従来のコストパフォーマンスを維持しながらすべてのプランを専用サーバーとし、運用保守の負担なく安定・高速環境をご利用いただけるレンタルサーバーとして生まれ変わりました。
2023.10.17 レンタルサーバーリニューアルのお知らせ | カゴヤ・ジャパン

 

他ユーザーの負荷の影響を受けたくない企業やよりセキュリティを重要視する企業におすすめです。

※VPSと一見違いがなくなったように見えますが、VPSはLinuxのコマンド操作前提なのに対して、レンタルサーバーの方は専門知識がなくても簡単に管理画面から利用できます。VPSはOSも自由に選べroot権限もあるのでより自由度が高い一方、レンタルサーバーは同じ仮想専用サーバーでも自由度が限られています
 

カゴヤと他の法人向けサーバーの違い・比較

カゴヤと他の法人向けサーバーの比較

ここからは、カゴヤジャパンと国内の有名な法人サーバーを簡単に比較紹介します。

おすすめの法人レンタルサーバー月額料金比較
 

上記で比較すると、カゴヤのレンタルサーバーは価格的には法人の中では比較的安価な方です。

さらに上記の中で唯一の仮想専用タイプ(OS独立タイプ)なので、他のユーザーの影響を受けたくない、独立性を重視する企業におすすめと言えます。

(参考)国内の法人向けレンタルサーバー

項目 プラン名 おすすめ度 コメント 月額費用
(3年契約)
初期費用 無料ドメイン WordPress ディスク容量 SSL対応  転送容量制限 マルチドメイン MySQL 複数ユーザーFTPアカウント 自動バックアップ セキュリティ メールサポート チャットサポート 電話サポート プラン変更の可否 サーバーの場所
エックスサーバー
エックスサーバー
スタンダード
公式サイト
個人ユースも多いが、法人利用も3〜4割あると言われている国内シェアNo1のレンタルサーバー。24時間メールサポート体制で安価に法人で利用するなら一番おすすめ。 990円 無料 ◯(2つ) 300GB(WEB+メール) 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 無制限 ◯(個数無制限/1DBあたり5GBまで) ◯(過去14日分) WAF搭載 ◯(24時間以内返答) ◯(平日10:00〜18:00) ◯(平日10:00〜18:00) ◯(上位プラン変更のみ) 国内データセンター
エックスサーバービジネス
エックスサーバービジネス ロゴ
スタンダード
公式サイト
エックスサーバー社の提供する法人特化サーバー。改ざん検知機能・設定代行サービスなど、エックスサーバーよりもセキュリティ・手厚いサービスを提供 3,762円 16,500円 ◯(2つ) 300GB(WEB+メール) 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 無制限 ◯(個数無制限/1DBあたり5GBまで) ◯(過去14日分) WAF搭載 ◯(24時間以内返答) ◯(平日10:00〜18:00) ◯(平日10:00〜18:00) ◯(上位プラン変更のみ) 国内データセンター
さくらのレンタルサーバ
さくらインターネットロゴ
ビジネス
公式サイト
老舗のさくらのレンタルサーバ。個人利用も多いスタンダードプランから法人向けのビジネス・ビジネスプロと幅広いラインナップ。価格と性能のバランスが良い 1,980円 0円 × 600GB(WEB+メール) 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 400個 ◯(200個/合計8GBまで) ◯(8世代・要設定) WAF搭載 ◯(翌営業日以内返答) ◯(平日10:00〜18:00) ◯(平日10:00〜18:00) (上位プラン変更のみ) 国内データセンター
ConoHa WING
ConoHa ロゴ
Bizライト
公式サイト
最新性能に加えてビジネスプランでは月額1331円〜で.co.jpの取得更新費用が無料と、高コスパで使える法人向けプラン。 1,331円 0円 ◯(2個) 300GB 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 無制限 無制限 ◯(14日) WAF搭載 ◯(平日10:00〜18:00) ◯(平日10:00〜18:00) 国内データセンター
カゴヤ(KAGOYA)
kagoya ロゴ
ライトプラン(1コア/4GB)
公式サイト
法人利用率80%以上。一般的な共用タイプと違い、契約ごとに仮想専用サーバーを用意。 1,485円 無料 ◯(1年目のみ) 100GB(Web100GB+メール80GB) 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 無制限 ◯(10GBまで無料) WAF搭載 × ◯(平日10:00〜17:00) 国内データセンター
GMO iCLUSTA+
GMO iCLUSTA+ロゴ
レギュラー
公式サイト
大手GMOが運営する法人特化のレンタルサーバー。スペック的には普通なものの、安価に利用できるのが強み。
1,155円※

現在為替レートの影響などにより一時的にサーチャージ料が別途発生します

0円 × 500GB(WEB360GB+メール140GB) 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 91個 ◯(150個) ◯(7世代) WAF未搭載 ◯(原則24時間以内返答) × ◯(平日10:00〜18:00) × 国内データセンター
CPIレンタルサーバー
CPIレンタルサーバーロゴ
ビジネススタンダード
公式サイト
法人向けオプションが豊富な法人利用率90%以上のサーバー。安定稼働・メール運用重視な法人におすすめ 4,840円 0円 × 500GB(WEB300GB+メール200GB) 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 10個 ◯(合計10GBまで) ◯(30世代) WAF搭載 × ◯(平日10:00〜18:00) × 国内データセンター

※2024年7月4日時点の3年契約税込定価


 

一方、仮想専用タイプにこだわりがなかったり、一般的なホームページ用途であれば、もっと安価で簡単に使えるサービスもありそちらを検討しても良いかもしれません。

関連【法人・中小企業向け】レンタルサーバー7選をご紹介
 

個人サーバーと法人サーバーの違いは?

法人向けサーバーは、一般的により安定稼働を意識した作りになっていることが多く、管理機能の強化や、セキュリティ・バックアップ対策が強化されている傾向があります。

価格帯的にも個人利用も含むサーバーは月額1000円位までが主流なのに対して、法人特化サーバーは月額1,000円〜5,000円程度の価格帯が主流です。

レンタルサーバー:価格別契約者の傾向
法人向けレンタルサーバーのメリットとデメリット


 

なお、最近ではサーバースペックの向上により、一般向けサーバーと法人向けサーバーでサーバー性能面であまり差はなくなってきました。

※どちらかというと、法人向けサーバーの方が古いスペックのまま止まっているサービスも多いので注意

法人といえども、小規模なコーポレートホームページやサービスサイトを2,3個運用の想定であれば、月額1,000円くらいのサーバーでも十分なケースがほとんどでしょう。

 

まとめ

まとめです。今回はカゴヤ・ジャパンのレンタルサーバーの評判や特徴・メリットデメリットをご紹介しました。

カゴヤのサーバーはOS単位で独立しているのでよりセキュリティや安定性を重要視する法人向けのサーバーといえます。

一方、一般的なホームページを運用する場合はエックスサーバーなどと比較しても少し割高になってしまう点がデメリットです。

カゴヤのレンタルサーバーは2週間の無償トライアルがあるため、気になる方はまずは試してみると良いでしょう。

 

なお、他社レンタルサーバーについての比較紹介は「レンタルサーバーおすすめ比較12選・選び方を徹底解説」をご参照ください。
 

 

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