SANGO(サンゴ)は、月間最高250万PV/月を記録した「サルワカ」の中の人が開発したWordPressテーマです。
まるくてかわいいデザイン性を重視したアフィリエイト・ブログを始めたい方におすすめで、使い勝手も非常に良いです。
今回は、SANGOの評判・口コミや実際に使って感じたデメリットメリットをご紹介します。
本記事は2024年7月時点の情報です。WEBST8の主観による説明も含まれていることをご了承のうえ、最新の情報は公式サイトをご確認ください。
SANGOは丸くてかわいいデザインの人気テーマ
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価格 | 14,800円(税込) 公式サイトはこちら |
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ライセンス | スプリットライセンス・本人所有サイトに限り複数サイト利用可能 |
サポート | 一般公開サイトにて使い方マニュアルあり・質問フォーラムあり |
デメリット・注意点 | スタイリッシュ・力強さを感じるデザインのサイト作成には不向き |
おすすめ度 | かわいい・柔らかい雰囲気デザインのブログを作りたい人におすすめ
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SANGOは丸くてかわいいデザインが特徴のテーマで、Googleのマテリアルデザイン(※)を採用しています。
反面、スタイリッシュな企業ホームページや力強さを感じるデザインのブログを作るのには不向きです。
また、他の有料テーマと比べてもオリジナルブロックが豊富です。
(例)SANGOで使用できる「レビューボックス」や「FAQ(よくある質問)」
他有料テーマと比べても少し安価な価格で、初めてブログを始めようと思っている方にとってはお手頃です。
タイプ | テーマ名 | 公式サイト | 内容 | 備考 | 最終更新日 |
---|---|---|---|---|---|
初心者向け・始めやすい | SWELL スウェル |
公式サイト |
WordPressテーマ国内シェアNo1を記録した、ブログにもホームページにも使える超人気テーマ 17,600円 (税込) |
買い切り型 複数サイト利用可 |
2024年7月21日 アップデート情報 |
JIN:R ジン アール |
公式サイト |
柔らかいデザインで初心者におすすめのブログ向けテーマ 19,800円 (税込) |
買い切り型 複数サイト利用可(本人サイトのみ) |
2024年7月18日 アップデート情報 |
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SANGO サンゴ |
公式サイト |
かわいい・柔らかいデザインが好きなブログ初心者におすすめのテーマ 14,800円(税込) |
買い切り型 複数サイト利用可(本人サイトのみ) |
2024年9月3日 アップデート情報 |
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XWRITE エックスライト |
公式サイト |
柔らかいデザインの初心者におすすめブログ向けWordPressテーマ 買い切りプラン:19,800円(税込) ※月額990円でのサブスクプランあり |
買い切り型 複数サイト利用可能 購入者ライセンスキー必要 |
2024年10月16日 アップデート情報 |
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STORK19 ストーク19 |
公式サイト |
初心者から有名ブロガーまで根強い人気のブロガー向けテーマ 11,000円(税込) |
買い切り型 1サイト利用のみ |
2024年10月11日 アップデート情報 |
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Cocoon おすすめ度 |
公式サイト |
手軽にブログを始めたい人におすすめの高機能無料テーマ | 複数サイト利用可 | 2024年10月6日 アップデート情報 |
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初級以上・経験者向け | AFFINGER6 アフィンガー6 |
公式サイト |
本格的にアフィリエイトサイトを始めるのにおすすめの高機能WordPressテーマ 14,800円(税込み) |
複数サイト利用可 (本人サイトのみ) |
2024年10月14日 アップデート情報 |
※アップデート情報は2024年7月8日時点で確認した状態を記載しています。
関連【2024年版】アフィリエイトおすすめWordPressテーマ7選
SANGOの良い評判と良くない評判
SANGOの良い評判・口コミ
- デザインがかわいい
- SANGO Landを使うことで簡単にサイトが作れる
- SANGOの運営者がオンライン勉強会を開催してくれるのが良い
特に女性ユーザーからは「デザインが可愛い」といった声が多く見られました。
最近ではSANGO Land(デザインパーツ集)に関する評判・口コミが多く、SANGO Landを使うことで簡単におしゃれなサイトが作れるといった声が見受けられました。
「ブロックエディターが使いやすい」といった声も多く、人気有料テーマ「SWELL」と比較されることが多いようです。
SANGOの良くない評判・口コミ
- スタイリッシュなデザインは作りにくい
- できることが多くて使いこなせない
SANGOのよくない評判・口コミとしては、「スタイリッシュなデザインが作りにくい」といった評判・口コミが見受けられました。
SANGOは丸みを帯びた可愛いデザインが特徴的ですが、一方でビジネス系のスタイリッシュな企業サイトを作るのには向いていません。
また「できることが多くて使いこなせない」といった評判・口コミもありました。
SANGOはこんな人におすすめ
SANGOは以下のような方におすすめできるテーマです。
- 丸みをおびたかわいいデザインのブログを作りたい人
- ブログ記事の内容をオシャレに見やすくカスタマイズしたい方
- ヘッダーやフッターまで細かくデザインしたい方
一方、スタイリッシュ・ビジネス系のコーポレートサイトやブログを作りたい人にはあまり向いていません。
SANGOは初心者にとっても使いやすいテーマなのか?
機能が多いため使いこなすのが難しいとの声もありましたが、SANGOは初心者でも使いやすいテーマです。
Web制作者向けの機能(例: カスタムCSS・JS、カスタムコントロール、カスタムブロックなど)もありますが、そういった機能を使わなくても最低限のWordPress操作を覚えれば大体のことはできます。
あくまで中級者向けに更に色々カスタマイズができるといった感じで、初心者でも簡単に見た目の良いブログが簡単に作れます。
よく使うブロックの装飾のしやすさを他テーマと比較
SANGOと他の人気テーマで比較的よく使うブロックの装飾のしやすさを比較すると下記の通り。
サービス名 | Cocoon | Swell | JIN:R | XWRITE | SANGO | STORK19 | Lightning | Lightning G3 Pro | Snow Monkey | Emanon Premium | AFFINGER6 | DIVER | 賢威8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
見出しのデザイン変更 |
△1種類
CSS設定必要 |
◯2種類※
※カスタマイザー画面から一括で変更する場合は見出し2で12種類 |
◯1種類※
標準の見出しブロック:1種類※カスタマイザー画面から一括で変更する場合は見出し2で11種類。オリジナルの見出しブロック:シンボル装飾4種類、デザイン3種類 |
◎14種類 |
◎1種類※
標準の見出しブロックは1種類。オリジナル見出しブロックではプリセット5種類、スタイル30種類、好きなアイコン選択可能 |
◯3種類
※カスタマイザー画面から一括で変更する場合は10種類 |
◯10種類 | ◯10種類 |
△2種類
CSS設定必要 |
23種類
標準見出しブロック1種類、独自の見出しブロック23種類 |
◎12種類 |
◎1種類※
標準の見出しブロックは1種類。オリジナル見出しブロック:9種類。※カスタマイザー画面から一括で変更する場合は見出し2で13種類。 |
△1種類
CSS設定必要 |
リストのデザイン変更 |
◎21種類
リストアイコン:21種類<br />
枠線:27種類 |
◯10種類
※下線や横並びなど、追加スタイル込みの数 |
△3種類 | ◯11種類 |
◎15種類
その他影や枠線の表示設定が可能 |
◎15種類 | ◯12種類 | ◯12種類 | ◯7種類 | △1種類 | ◯12種類 | △1種類 | △1種類 |
テーブルのデザイン変更 |
△2種類
ほぼWordPress標準 |
◎4種類※
セル結合など他テーマと比べても特に柔軟にカスタマイズ可能 |
△2種類
ほぼWordPress標準 |
△2種類
ほぼWordPress標準 |
◯4種類 | △3種類 | ◯5種類 | ◯5種類 |
△2種類
ほぼWordPress標準 |
◯9種類 | ◯6種類 |
△2種類
ほぼWordPress標準 |
△2種類
ほぼWordPress標準 |
テーブルのレスポンシブ対応 |
△
CSS必要 |
◎
縦並び・横スクロール設定可能 |
△
CSS必要 |
◎
縦並び・横スクロール設定可能 |
◯
テーブル幅を指定することで横スクロール可能 |
◯
デバイス幅480px以下の場合のみ横スクロール可能 |
△
CSS必要 |
△
CSS必要 |
△
CSS必要 |
◯
横スクロール設定可能(※テーブルスタイルとしてスクロールテーブルを選択する必要あり) |
◯
横スクロール可能 |
△
CSS必要 |
△
CSS必要 |
1カラムレイアウト時のブロック全幅設定(カバーブロックなど) |
△
CSS必要 |
◯ |
△
CSS必要 |
◯ |
◯
テンプレート:トップページ用1カラム選択時 |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
△
CSS必要 |
スライダーブロックの用意 | × | × | × | × |
◯
2種類のスライダーが使える(スライダー・グループスライダー) |
× | ◯ | ◯ |
◎
3種類のスライダー(スライダー・コンテンツスライダー・ピックアップスライダー) |
× | × | × | × |
タブブロックの用意 | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × |
オリジナル最新の投稿ブロック
※任意の箇所に最新の投稿の数件を表示するブロック |
◎
新着記事ブロック(カスタム投稿対応) |
◎
投稿リストブロック(カスタム投稿対応) |
◯
記事リストブロック※カスタム投稿不可 |
◯
記事一覧ブロック |
◎
記事一覧ブロック(カスタム投稿対応) |
◯
◯記事リスト(新着)ブロック※カスタム投稿不可 |
×
WordPress標準機能 |
◎
投稿リストブロック(カスタム投稿対応) |
◎
投稿リストブロック(カスタム投稿対応) |
◎
投稿一覧(Emanon)※カスタム投稿対応 |
◯
◎記事一覧(ID)ブロック(カスタム投稿対応)ク |
◯
記事一覧ブロック |
×
WordPress標準機能 |
Cocoon2.7.4.6、Swell2.10.0、JiN:R1.3.2、SANGO3.8.13、Stork19 4.9、Lightning15.25.1+VK Blocks 1.78.0.1、Lightning G3 Pro(Lightning 15.25.1、VK Blocks Pro1.78.0.0)、Snow Monkey25.4.11+Snow Monkey Blocks 20.5.5、XWRITE 2.6.4.1、AFFINGER6 20240718、DIVER 6.0.70、賢威 8.0.1.11 、Emanon 1.7.2 で確認
オリジナルの見出しで用意されており(30種類スタイル)、テーブルのスマホ対応やスライダーなど他テーマと比べても豊富なブロックが用意されています。
SANGOを使用して感じたデメリット・注意点
ここからは、実際に使って感じたSANGOのデメリットをご紹介します。
スタイリッシュ・力強いホームページやブログには不向き
1つ目のデメリットは、スタイリッシュ・力強いホームページやブログには不向きという点です。
デザインの特徴から、どちらかと言えば女性や若い人向けがメインユーザー層のサイトに向いています。
スタイリッシュ系のブログならSWELLやSTORK19のデザインがおすすめです。
■SWELLトップページ
また、ブログ向きの機能が豊富なテーマなので、企業サイトの様なウェブサイトを作りたいのであれば、ホームページ型のテーマを検討するのが良いかもしれません。
■WordPressテーマ Lightning
関連【2024年版】WordPressおすすめ有料テーマ10選
機能が多いため使いこなすまでに時間がかかる
2つ目のデメリットは、機能が多いため使いこなすまでに時間がかかるという点です。
SANGOでは、デザイン・レイアウトに関する設定を「外観>カスタマイズ」、アナリティクスとの連携や高速化、広告設定などを「SANGO設定」から行なっていきますが、設定項目が多いため使いこなせるまでに時間がかかります。
まずは自分に最低限必要な機能から1つずつ覚えていくのが良いでしょう。
なお、詳しい使い方は公式が出している使い方ガイドがあるため、こちらを見ることで覚えていくことができます。
SANGOを使用して感じたメリット・良い点
つぎに、SANGOのメリットをご紹介します。
丸みを帯びたかわいいデザインのブログを作りやすい
1つ目は丸みを帯びたかわいいデザインのブログを作りやすいという点です。
以下がSANGOを使用して簡単に作成したデモサイトのデザインです。
上の画像を見てもらうと分かる通り、全体的に要素やフォントが丸みを帯びており影が付いていてポップで可愛い印象を与えてくれます。
カスタムブロックが豊富でテーマの機能性が高い
2つ目のメリットは、カスタムブロックの種類でテーマの機能性が高いという点です。
最近の人気テーマの中でもSANGOは特にオリジナルのブロックが多いのが特徴です。
商品レビューに使える「レビューボックスブロック」やプログラミング解説記事に使える「コードブロック」など、計30を超えるブロックが用意されています。
また、使用できる見出しやボタン等の種類が豊富にあり、いろいろなパターンから選べます。
SANGOには見出し・ボタン・ボックスデザインが約30種類、箇条書きデザインが約20種類存在します。
■SANGO見出しブロックで装飾する例
他にも、記事のお気に入り機能や、Web製作者向けの機能など、独自の機能が豊富です。
SANGO Landで多彩なデザインパターンを利用できる
3つ目のメリットは、SANGO Landで多彩なデザインパターンを利用できるという点です。
SANGO Landではトップページ・LP・ブログで使えるおしゃれなデザインレイアウトや、パーツが用意されていてコピペで利用できます。
SANGO Landはデザイン込みのSANGOカスタムブロックを簡単にコピーできるギャラリーサイトです。お気に入りのブロックをコピーしてお使いのSANGOサイトの編集画面に貼り付けてご利用いただけます。
■SANGO Landのブロックを利用した例
◾️SANGO Landからアニメーションブロック(カスタム)をコピーして使用している例
好きなブロックを「SANGO Land」からコピーして使えるので、好きなだけ足りない機能を足していけます。
他のテーマの場合、本来CSSやHTMLを利用して実装する必要があるようなものでも、SANGO Land上のブロックをそのまま使うだけであれば初心者でも簡単に利用できます。
SANGO購入後のマニュアルやサポート等について
つぎに、SANGO購入後のマニュアルやサポート等についても紹介します。
SANGO用マニュアルサイトやオンライン勉強会が開催されている
SANGOでは、使い方のマニュアルサイトが一般向けに公開されています。
こちらのガイドサイトではSANGOの機能の解説が非常に丁寧にされています。
また、WordPressの始め方やFTPソフトの使い方などブログを始める際に知っておくと良い基礎知識等についても「サルワカ」のサイトと連携して解説されているので、ブログ周りの基礎知識等の習得にも役立ちます。
オンライン勉強会について
2022年からユーザーグループ内で定期的にオンライン勉強会が開催されています。
SANGOの運営者自らが勉強会を開催し機能に関するレクチャーをしてくれるようなので、自分1人だと心配な方は、こちらに参加して見るのも良いでしょう。
SANGOユーザー限定フォーラムあり
SANGOにはユーザー限定フォーラムがあり、こちらからSANGOテーマに関わる質問や不具合報告、ブロックの機能リクエストなどができます。
投稿された質問内容を見てみると、SANGOテーマに関わる基本的なカスタマイズ方法などでも対応してくれているといった印象を受けました。
しかし、SANGOが定める質問ガイドラインを守っていない場合、返信をしてもらえないこともあるので、質問をする際は必ずこちらを確認してから行いましょう。
まとめ
まとめです。今回はWordPressの人気有料テーマの1つであるSANGO(サンゴ)の評判・口コミや実際に使ってみた感想・レビューについて紹介しました。
SANGOを使ってみた感想としては、使い勝手が良く、まるくてかわいいデザイン性を重視したアフィリエイト・ブログを始めたい方におすすめのテーマです。
- 丸みをおびたかわいいデザインのブログを作りたい人
- ブログ記事の内容をオシャレに見やすくカスタマイズしたい方
- ヘッダーやフッターまで細かくデザインしたい方
一方、スライリッシュ・ビジネス系のコーポレートサイトやブログを作りたい人にはあまり向いていません。
スタイリッシュ系のブログならSWELLやSTORK19などのテーマの方がおすすめです。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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