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【shopifyを使ってみた感想】メリット・デメリットをレビュー

現在Shopify(ショピファイ)がネットショップ系サービスの中で世界No1のシェアになり非常に目に触れることが多くなりました。

Shopifyは月額3,650円以上が固定費としてかかる点がデメリットですが、利用ユーザーが日本でも非常に多く機能・デザインテンプレートも充実している点が大きなメリットです。

今回は、「Shopify」を実際に使ってみた感想をレビューとしてご紹介します。

 

 
※本記事の内容は2024年6月時点の情報です。時期により本記事の内容が古くなっている場合もありますので最新の正確な情報は公式サイトを参考にしてください。
 

「Shopify」とは?

Shopifyの概要・特徴

Shopifyの公式サイトのスクリーンショット(2024年6月確認時点)
項目 内容
サービス名 Shopify 公式サイト
おすすめ度 低コスト(月額3,650円)で始められるネットショップ作成サービス。
(初心者にとっての)使いやすさ:
デザイン性:
機能性:

 

Shopifyは本社がカナダにがある世界175ヶ国で数百万のショップに導入されているECプラットフォームです。

近年日本でも導入企業が急速に増加しています。(導入事例:「靴下のTabio」、「土屋鞄製造所」、「オリオンビール」など多数。)

Shopifyの具体的な特徴は以下のとおり。決済手段をはじめ機能やデザインテンプレートがとても充実しています。

  • 月額費用が3,650円〜発生するが、月額費用0のネットショップよりも変動費(決済手数料・販売手数料など)が安い
  • デザインテンプレートは、無料・有料合わせて200種類程度販売。
  • 入金サイクルが早い(Shopify ペイメントでの決済であれば、お店側の指定口座に最短5日で入金できる)
  • ストア分析機能が充実しており、ショップの分析&改善がしやすい
  • 細かくカスタマイズが可能な配送設定

 

最低月額3,650円が固定でかかりますが、3日間の無料体験が可能です。まずは無料体験で使用感を試してみると良いでしょう。
 

 

Shopifyと他社ネットショップサービスの比較

Shopifyと他社ネットショップサービスの比較は下記の通り。

サービス名 Shopify カラーミー BASE STORES
プラン名 ベーシックプラン
※合計4つの有料プラン
フリープラン
※3つの有料プラン月4,950円〜を用意
スタンダードプラン
※有料プランは月額16,580円〜の1個のみ
フリープラン
※有料プランは月額2,980円〜の1個のみ
初期費用 無料 無料 無料 無料
月額費用 3,650円〜 無料 無料 無料
取引手数料 無料
(Shopify payment利用時)
無料 3% 無料
決済手数料(クレジット) 2.9%〜3.9% 6.6%+30円 3.6%+40円 5%※2024年7月1日より5.5%
入金・振込手数料 無料
(Shopify payment利用時)
50円〜700円(入金額や金融機関による) 【2万円未満】振込手数料250円 + 事務手数料500円
【2万円以上】振込手数料250円
【自動入金】無料
【手動入金】売上合計が10万円以上で無料(10万円未満の場合:200円)
入金サイクル 最短5日 月末締め翌々月20日
オプションで入金サイクル短縮可能
通常振込申請から10営業日
お急ぎ振り込みオプションあり
【自動入金】月末締め翌月20日払い
【手動入金】決済日翌日6時から振込依頼が可能(依頼後、翌1〜2営業日で入金)

※2024年6月時点の情報。無料のフリープラン含む最下位プランで各数値を比較


 

月額費用がかかる分、変動費が抑えられている点がShopifyの特徴です。
 

Shopifyの4つの主要プランの料金と機能

Shopifyを利用する際にかかる料金は下記の通り。基本的にベーシックプラン(月額3,650円〜)で重要な機能のほとんどを使うことができます。

ベーシックプラン スタンダードプラン プレミアムプラン PLUSプラン
月額料金 3,650円
※年払いの場合
10,100円
※年払いの場合
44,000円
※年払いの場合
$2,300 USD
※3年契約の場合
日本のカード手数料 3.55% 3.4% 3.25% 2.9%
海外/AMEXのカード手数料 3.9% 3.85% 3.8% 3.75%
JCBのカード手数料 3.55% 3.4% 3.25% 2.9%
取引手数料(Shopify ペイメントを利用している場合) 0% 0% 0% 0%
取引手数料(Shopify ペイメントを利用していない場合) 2.0% 1.0% 0.6% 0.2%
商品登録可能数 無制限 無制限 無制限 無制限
日本語のメールサポート
スタッフアカウント数
(管理画面とShopify
POSへのアクセス権があるスタッフメンバー)
5 15 無制限
独自ドメイン 可能 可能 可能 可能
無料SSL証明書
カゴ落ち対策
ストア分析(レポート機能) スタンダード分析 スタンダード分析 カスタムレポートと分析 カスタムレポートと分析

 

Shopifyを利用する際の注意点・デメリット

毎月の固定費が必ずかかってくる

商品が売れても売れなくても毎月最低3,650円がかかる点がデメリットとして挙げられます。

BASEやカラーミーであれば固定費用がかからないプランを選択することが可能です。

売るものがまだ十分準備できていない状態で、固定費を気にせずにネットショップを開設したいとお考えであれば、「Shopify」はコスパが良くないです。

※ただし月額費用無料のサービスは商品の販売手数料(変動費)が高めに設定されていますので、商品が売れてきた際に費用が高くなってくる点に注意が必要です。

ネットショップの費用を検討する際は「固定費(月額費用)」だけでなく「変動費(決済手数料、取引(販売)手数料)」も考慮しておくことで、結果的にコストを抑えることができます。

Shopifyは変動費を抑えることができるため、ある程度ショップの売り上げがある場合(目安月額10万円以上)にコストパフォーマンスが良くなってきます。


 

カスタマイズにはHTMLやCSS、Liquidなどの知識が必要

 

使い慣れてきて、ネットショップをカスタマイズしたくなれば、HTMLやCSS、Liquid(Shopify独自開発言語)などプログラミングの知識が必要になってきます。

自由にカスタマイズできるのは大きな魅力ではありますが、やや難易度が高いので、必要に応じて外部の制作会社にカスタマイズを依頼するのが良いでしょう。

 

アプリには英語圏向けのサービスが日本語化されていないものもある

Klaviyo(クラビヨ)の詳細ページ

 

「Shopify」自体は日本語仕様にローカライズされていますが、アプリはまだ英語が分からないと使いづらいものもあります。一例として、メルマガアプリで有名な「Klaviyo(クラビヨ)」は日本語での直接的なサポートを提供していません。どうしても必要な機能が英語仕様で自分が分からない場合は、外部のパートナーの協力が必要となります。
 

電話サポートはなくチャット・メール対応が中心

shopifyのYouTubeチャンネル

 

Shopifyでは電話サポートがなく、チャットやメールでの対応がメインとなります。

なお、わからないことは公式ブログマニュアルYouTubeチャンネル等で情報収集も可能です。
 

「Shopify」を利用するメリット・良い点

ここからは、「Shopify」を利用するメリットを紹介します。

変動費を抑えられコストパフォーマンス良く運用できる

高機能なサービスをベーシックプランで月額3,650円から始めることができます。

クレジットカード手数料も業界最安基準で取引ごとの注文手数料も必要ありません。(Visa、Mastercardは最安プランでも3.55%の手数料のみで決済可能。)

そのため、価格が10万円以上になるときに月額費用無料のサービスよりもコスパ良く運営することができます。
 

決済手段が多く入金サイクルも早い

Shopifyペイメント

 
標準搭載のShopify ペイメントを使用すると、すぐにクレジットカードをすぐに受け付けることができます。

また、Apple Pay、Google Pay、PayPal、Amazon Pay、携帯キャリア決済など多数の決済に対応しており、行振込や代金引換も個別に設定することができます。

支払い期間は5日間と支払い日までの残り日数を加えた日数とされており、支払いは月曜日から金曜日のいずれかの曜日が選択できます。

例えば、支払いを金曜日に設定し日曜日に注文があった場合は最短5日間で支払いを受け取ることが可能です。

他社は末締めの翌月末払い・指定口座への振り込みが多いですが、毎週自分の指定口座に入金があるのは資金繰り上メリットです。

※Shopify ペイメントは、有効化するだけでプランによって異なる0.2%〜2.0%の取引手数料がゼロになります(PayPalやAmazon Payの決済でもゼロになります)。

 

豊富なデザインテンプレートから好きなデザインを選べる

Shopifyで用意されているデザインテンプレート

 

Shopifyの公式サイトでは無料・有料合わせて約200種類(2024年6月確認時点)販売されています。

テンプレートを選択して必要な情報と画像をアップデートするだけで、簡単にネットショップを作成することができます。

色、画像、フォントなども手軽にカスタマイズでき、デザインやプログラミングができない初心者でも、スマホ対応したきれいなデザインのショップを簡単に作成できます。

 

細かくカスタマイズが可能な配送設定

 

Shopifyの配送は、お店ごとの運用に合わせて配送業者の指定や配送料など細かく設定ができます。

配送料金は毎回一律に設定したり、注文価格に基づいて段階的に設定したり、商品の重量や配送エリア等で設定することが可能です。

「送料一律◯◯円」や、「お買い上げ◯◯円以上送料無料」、「メール便◯◯円」など細かい設定ができます。

 

店舗分析機能が充実していて分析・改善しやすい

 

標準搭載のストア分析ツールだけで、基本的な分析が可能です。

リピーターの購入状況、商品の閲覧状況、クロスセルの提案、優良顧客の状況など、一目でストアの状況がわかる仕様になっています。

また、Shopifyモバイルアプリを利用することで、スマホからでもリアルタイムでアクセスが可能です。

 

まとめ

Shopifyの公式サイトのスクリーンショット(2024年6月確認時点)

 
まとめです。「Shopify」は、海外発のサービスですが、機能面やサービス面などかなり充実しており、とても使いやすい印象です。

固定費が最低月3,650円〜かかるため、月の売り上げが5〜10万円に行かないくらいの規模だとカラーミーショップなどの方が費用を抑えることができます。

反面、変動費を抑えることができますので、売り上げが10万円以上の見込みがあり、高機能なネットショップ作成サービスを利用したい方にShopifyはおすすめです。

Shopifyでは3日間の無料体験が利用できるので、まずはこちらを利用してみて下さい。

 

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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