通常、WordPressはレンタルサーバー等(インターネット上の環境)に構築しますが、テスト環境や開発環境として自分のパソコン「ローカル環境上」にWordPressをインストールすることもできます。
今回は、「local by flywheelローカル・バイ・フライホイール(現在はLcalという名称に変更)」というソフトウェアを利用して、WordPressのローカル環境を構築する方法を解説します(Mac・Windows両方対応)
■local by flywheel(現Local)でWordPressローカル環境を構築する方法
もくじ
Local by flywheel(Local)でのローカル環境構築
ローカル環境とは、自分のPC・ローカルネットワーク上の環境のことです。
インターネット上で公開されている本番環境とは異なり、エラー等が出ても他の人に見られることはありません。そのため、開発環境やテスト環境として利用するのに向いています。
例えば、新たなプラグインを試用したり、テンプレート(functions.phpや各種phpファイル)を変更する場合やCSSやJavascriptのカスタマイズなど、先にローカル環境で試してから本番環境に適用するといった手順が一般的です。
環境 | 意味 |
---|---|
本番環境(インターネット上) | レンタルサーバーなどインターネット上に公開されている環境で、誰でも閲覧できる環境のこと。 ※イントラ(社内)環境も本番環境ですが、ここでは一般的な説明としています。 |
ローカル環境(自分のPC・ローカルネットワーク) | 自分のPC・ローカルネットワーク上の環境。他の人は閲覧できない閉ざされた環境で開発・テストなどに向いている |
(関連記事)【2021年版 MAMPでWordPressをインストールする方法】
Local by Flywheel(Local) をインストールする
まずは、Local by Flywheelをインストールしていきます。
「Local by Flywheel」にアクセスして、「OR DOWNLOAD FOR FREE」をクリックします。
※GET START ボタンを押下するとPRO版(有償版)の方に進みますので今回は無償版を選択しています。
ご自身のPCのOS(Mac/Windows)を選択します。本解説ではMacを選択してダウンロードしています。
姓名やメールアドレス電話番号などを入力して「GET IT NOW」ボタンを押下します。
以下の画面が表示されると、ダウンロードがスタートするので完了するまで待ちます。
ダウンロードが完了したら、ファイルをダブルクリックして起動しましょう。(通常はダウンロードフォルダにダウンロードされます)
Macの場合、最初に起動する際に下記のような警告が表示される場合があります。「開く」を選択します。
アプリケーションフォルダへの移動をしましょう。
Macのアプリケーションフォルダを開いて、Local.appをダブルクリックして起動します。
サービスを利用する上での規約が表示されます。規約を確認後チェックを入れて「I AGREE」(同意する)をクリックします。
「To help・・・」というポップアップメッセージが表示されます。本例ではNoを選択しておきます。
※上記はエラーバグ報告を有効にするか否かの設定です。報告する場合は「Turn on Error Reporting」を、しないならば「No」です。
To help make Local as great as can be, we’d love if you turned on error reporting. With this enabled, Local will automatically send errors and warnings back to the team so we can patch things up!
(Localをより良くするために、エラーレポートを有効にしていただけると嬉しいです。これを有効にすると、Localは自動的にエラーと警告をチームに送り、私たちはパッチを適用することができます。)
お知らせが出ているので、右上の「×」をクリックします。
Local by Flywheel(Local)で環境設定を行う
つぎに、Local by Flywheelでサイトを作成して、WordPressをインストールしていきます。
新規サイトを作成する
新規サイトを作成していきます。Local By Flywheelの環境設定画面で「CREATE A NEW SITE」をクリックします。
名称は簡単なもので構いません。ここでは「webst8」という名称で入力して「CONTINUE」ボタンを押下します。
※最終的にサイト名.local(ここではwebst8.local)でローカル環境に接続できるようになります。
特にこだわりがない場合は、初期状態の「Preferred」を選択します。※PHPのバージョン、Webサーバーの種類等に指定があれば「Custom」を選択します。
ユーザー名やパスワードを入力して「ADD SITE」をクリックします。※WordPressログイン時に必要なのでメモしておきましょう。)
WEBST8のインストールが完了しました。「ADMIN」をクリックしてみましょう。
WordPressのログイン画面が表示されます。先ほどインストール時に入力したユーザー名とパスワードを入力してログインしましょう。
下記のような管理画面に入れればOKです。
WordPressを日本語表記設定にする
WordPressの初期状態では管理画面の言語は英語に設定されています。日本語表記に変更していきましょう。
Setting>Generalを選択します。
Site LanguageをEnglish→「日本語」に変更します。
「Save Changes」ボタンを押下します。
日本語表記に変更されました。この後は自由にWordPress環境を構築していってください。
WordPressをSSL設定する
Local by fleywheelでは、SSLの設定が可能です。
ローカル環境ですので、必ずしもSSL設定をする必要はありませんが、SSL設定をすることでより本番環境に近い環境でテストできます。
インストールディレクトリ(フォルダ)について
ローカル環境インストール後は、WordPressのテーマ自作やカスタマイズなど自由に扱うことができます。
Local by fleywheelではサイトをインストールした際に「ユーザー/ユーザー名/Local Sites/」にサイトが生成されます。
インストール先フォルダを開くには、下記の「>」アイコンをクリックします。
Local Sites>「サイト名」フォルダが開きます。appをクリックします。
public(公開フォルダ)をクリックします。
この中(publicフォルダ内)にWordPressインストールファイル・フォルダ類が格納されています。
WordPressのテーマはwp-content/themesの中に格納されています。
publicフォルダ内のwp-contentフォルダをクリックします。
themesフォルダをクリックします。
各テーマフォルダが格納されています。
ローカル環境でテーマを自作する場合はこの「themes」フォルダの中にテーマを格納していきましょう。
テーマの自作については「【テーマ自作】WordPress オリジナルテーマの作り方と基本」をご参照ください。
なお、既成テーマをカスタマイズする際は、テーマファイルを直接編集するよりも子テーマを作成した方が保守性が上がります。
子テーマの詳細な作成方法については、下記記事をご覧ください。
▶︎ WordPressで子テーマを作成してカスタマイズする方法
本番環境のデータをローカル環境に移行する
All in one WP Migrationを利用して、本番環境のWordPressデータをローカル環境に移行することができます。
詳しいやり方については、下記の動画をご参照ください。
まとめ
まとめです。
今回は、「local by flywheel(現Local)」というソフトウェアを利用して、WordPressのローカル環境を構築する方法を解説します(Mac・Windows両方対応)
「ローカル環境」は慣れないと構築が難しいイメージがありますが、local by flywheelを利用すると簡単にWordPressをインストールできますのでぜひ活用してみてください。
WordPressのテーマ開発やカスタマイズなどを行う場合、ローカル開発環境を構築することで、本番環境のトラブルを減らし、効率の良い作業を行うことができます。
なお、実際にインターネット上でWordPressを動かす場合は、レンタルサーバーなどを契約してそこでインストールする必要があります。
合わせて読みたい記事
レンタルサーバーを使ってWordPressを始めたい方は下記の記事を合わせてご参考ください。
●WordPressでブログを始めたい方
→【WordPressの始め方総まとめ】ワードプレスブログの作り方9STEP
●WordPressでホームページを作りたい方
→【WordPressホームページの作り方総まとめ 12STEPで解説】
●おすすめのレンタルサーバーを見つけたい方
→【WordPressおすすめレンタルサーバー比較5社 総まとめ】
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
【関連記事】WordPressの使い方総まとめ
WordPressの使い方の総まとめを「【2021年版WordPress(ワードプレス)の使い方総まとめ】」で紹介しています。
また、MAMPで作ったWordPressをレンタルサーバー上のインターネット公開されているドメインに引越ししたい方は「【WordPress引越し】All in one Migrationの使い方と移行方法」をご参照ください。
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