ブログやアフィリエイト本格派向けのWordPressテーマ「DIVER(ダイバー)」。
ブログ・メディアサイト向けの高機能テーマですが、2024年7月時点でre:diver作成中(発売時期未定)との発表があり、DIVER自体が若干宙ぶらりんな状態です。
初心者やDIVERの機能が特に良いという方以外は、SWELLやAFFINGERなど他のテーマの方が無難でしょう。
大幅リニューアルを行なっていたバージョン5.x.xは、更なる改良を重ねて「re:diver」として発売予定です。同時にGutenbergブロックプラグインの「diver-blocks」も発売予定です。現行のDiverテーマでも利用できるように随時調整させていてだきます。
「re:diver」「diver-blocks」の発売時期は未定です。
更新情報 | Diver
今回は、DIVERを実際に使ってみて感じたメリットやデメリットをレビューします。
関連【SWELLの評判】超人気テーマSWELLを徹底レビュー
関連【AFFINGER6の評判は?】使った感想やメリット・デメリット
価格をはじめとした内容は、2024年7月確認時点の情報です。あくまでWEBST8が体感した・調べた範囲内での主観による評価・説明も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報・利用ルールは公式サイトをご確認ください。
DIVERの料金や評判、使用できる範囲
|
|
テーマ名 | DIVER(ダイバー) 公式サイトはこちら |
---|---|
価格 | 17,980円 (税込) 買い切り型 |
ライセンス | スプリットライセンス。本人所有サイトに限り複数サイト利用可能 |
サポート | メールサポートあり |
おすすめ度 | ブログ運営経験のある初中級者向けのテーマランディングページ・カテゴリーページ作成・アピールブロックなど機能が豊富。
|
DIVERは、ブログ・メディアサイト経験のある初中級者向けのテーマです。
デザイン性と機能性に優れており、メディアサイト・ブログ運営でよく使う便利な機能が揃っています。
■DIVERで作ったデモページ(トップページ)
ただし、2024年7月時点でre:diver作成中(発売時期未定)との発表があり、DIVER自体が若干宙ぶらりんな状態な点に注意。
本人所有のサイトであれば、複数サイトに適用することができます。また、無期限・無制限サポート付き(原則サポートはメールのみ)です。
DIVERの良い評判と良くない評判
DIVERの良い評判・口コミ
インターネット上の口コミや評判も、「機能が豊富」という声が特に多いです。
全体的なデザインとして清潔感のあるデザインを作りやすいのが強みです。
DIVERの良くない評判・口コミ
良くない評判としては、「機能が多くてよくわからない」「ブロックエディターに完全対応していない」という不満の声が多かったです。
そもそもCTAやLP作成機能を使わない場合には、かえって使いづらいかもしれません。
よく使うブロックの装飾のしやすさを他テーマと比較
DIVERと他の人気テーマで比較的よく使うブロックの装飾のしやすさを比較すると下記の通り。
サービス名 | Cocoon | Swell | JIN:R | XWRITE | SANGO | STORK19 | Lightning | Lightning G3 Pro | Snow Monkey | Emanon Premium | AFFINGER6 | DIVER | 賢威8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
見出しのデザイン変更 |
△1種類
CSS設定必要 |
◯2種類※
※カスタマイザー画面から一括で変更する場合は見出し2で12種類 |
◯1種類※
標準の見出しブロック:1種類※カスタマイザー画面から一括で変更する場合は見出し2で11種類。オリジナルの見出しブロック:シンボル装飾4種類、デザイン3種類 |
◎14種類 |
◎1種類※
標準の見出しブロックは1種類。オリジナル見出しブロックではプリセット5種類、スタイル30種類、好きなアイコン選択可能 |
◯3種類
※カスタマイザー画面から一括で変更する場合は10種類 |
◯10種類 | ◯10種類 |
△2種類
CSS設定必要 |
23種類
標準見出しブロック1種類、独自の見出しブロック23種類 |
◎12種類 |
◎1種類※
標準の見出しブロックは1種類。オリジナル見出しブロック:9種類。※カスタマイザー画面から一括で変更する場合は見出し2で13種類。 |
△1種類
CSS設定必要 |
リストのデザイン変更 |
◎21種類
リストアイコン:21種類<br />
枠線:27種類 |
◯10種類
※下線や横並びなど、追加スタイル込みの数 |
△3種類 | ◯11種類 |
◎15種類
その他影や枠線の表示設定が可能 |
◎15種類 | ◯12種類 | ◯12種類 | ◯7種類 | △1種類 | ◯12種類 | △1種類 | △1種類 |
テーブルのデザイン変更 |
△2種類
ほぼWordPress標準 |
◎4種類※
セル結合など他テーマと比べても特に柔軟にカスタマイズ可能 |
△2種類
ほぼWordPress標準 |
△2種類
ほぼWordPress標準 |
◯4種類 | △3種類 | ◯5種類 | ◯5種類 |
△2種類
ほぼWordPress標準 |
◯9種類 | ◯6種類 |
△2種類
ほぼWordPress標準 |
△2種類
ほぼWordPress標準 |
テーブルのレスポンシブ対応 |
△
CSS必要 |
◎
縦並び・横スクロール設定可能 |
△
CSS必要 |
◎
縦並び・横スクロール設定可能 |
◯
テーブル幅を指定することで横スクロール可能 |
◯
デバイス幅480px以下の場合のみ横スクロール可能 |
△
CSS必要 |
△
CSS必要 |
△
CSS必要 |
◯
横スクロール設定可能(※テーブルスタイルとしてスクロールテーブルを選択する必要あり) |
◯
横スクロール可能 |
△
CSS必要 |
△
CSS必要 |
1カラムレイアウト時のブロック全幅設定(カバーブロックなど) |
△
CSS必要 |
◯ |
△
CSS必要 |
◯ |
◯
テンプレート:トップページ用1カラム選択時 |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
△
CSS必要 |
スライダーブロックの用意 | × | × | × | × |
◯
2種類のスライダーが使える(スライダー・グループスライダー) |
× | ◯ | ◯ |
◎
3種類のスライダー(スライダー・コンテンツスライダー・ピックアップスライダー) |
× | × | × | × |
タブブロックの用意 | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × |
オリジナル最新の投稿ブロック
※任意の箇所に最新の投稿の数件を表示するブロック |
◎
新着記事ブロック(カスタム投稿対応) |
◎
投稿リストブロック(カスタム投稿対応) |
◯
記事リストブロック※カスタム投稿不可 |
◯
記事一覧ブロック |
◎
記事一覧ブロック(カスタム投稿対応) |
◯
◯記事リスト(新着)ブロック※カスタム投稿不可 |
×
WordPress標準機能 |
◎
投稿リストブロック(カスタム投稿対応) |
◎
投稿リストブロック(カスタム投稿対応) |
◎
投稿一覧(Emanon)※カスタム投稿対応 |
◯
◎記事一覧(ID)ブロック(カスタム投稿対応)ク |
◯
記事一覧ブロック |
×
WordPress標準機能 |
Cocoon2.7.4.6、Swell2.10.0、JiN:R1.3.2、SANGO3.8.13、Stork19 4.9、Lightning15.25.1+VK Blocks 1.78.0.1、Lightning G3 Pro(Lightning 15.25.1、VK Blocks Pro1.78.0.0)、Snow Monkey25.4.11+Snow Monkey Blocks 20.5.5、XWRITE 2.6.4.1、AFFINGER6 20240718、DIVER 6.0.70、賢威 8.0.1.11 、Emanon 1.7.2 で確認
DIVERはこんな人におすすめ
DIVER(ダイバー)は、下記のような方におすすめです。
- DIVERのデザインが好きな人
- 企業のメディアサイトのようなサイトを作成したい人
- サイト設計(ユーザー導線やカテゴリー設計など)がある程度イメージできる方
- 売りたいモノ・サービスが決まっていて、サイトを通じて収益化したい方
- 商品販売用のランディングページ(1カラムレイアウトの長いページ)を作成したい方
一方、WordPressを初めて触る初心者の方だと慣れるのに苦労する可能性が高いです。
下記のような方にはあまり向いていないかもしれません。
- ブログを初めて開設する初心者。雑記ブログ運営予定の初心者
- 今どきの利用者の多い人気テーマを使いたい方
- サイトのコンテンツが少ない方
DIVERを使用して感じたデメリット
DIVERを使用して感じたデメリットは、下記の3点。
- WordPressで初めてブログを作る人にとっては少し使いこなすのに苦労するかもしれない点
- ブロックエディターには完全対応していない点
- 公式サイトでre:diver作成中(発売時期未定)との発表があり、DIVER自体が若干宙ぶらりんな状態
多機能で若干独特な作りのテーマなためWordPress初心者だと、使い慣れるのに苦労するかもしれません。
また、DIVERの入力補助機能は、主にクラシックエディター(あるいはクラシックブロック)を利用することを前提としており、ブロックエディターでは一部機能が使えません。
加えてre:diver作成中(発売時期未定)との発表があり、DIVER自体が若干宙ぶらりんな状態です。
DIVERのデザイン・機能が特に良いという方以外は、SWELLやAFFINGERなど他のテーマの方が無難でしょう。
大幅リニューアルを行なっていたバージョン5.x.xは、更なる改良を重ねて「re:diver」として発売予定です。同時にGutenbergブロックプラグインの「diver-blocks」も発売予定です。現行のDiverテーマでも利用できるように随時調整させていてだきます。
「re:diver」「diver-blocks」の発売時期は未定です。
更新情報 | Diver
DIVERを使用して感じたメリット
一夫DIVERを使用して感じたメリットは、下記の3点。
- 他のブログ用テーマと比べても機能が豊富な点
- DIVER入力補助機能によってHTML・CSSを知らなくても直感的に記事のレイアウト装飾ができる
- サポートが手厚く無償バージョンアップが可能である点
DIVERの機能性が高い
1つ目のメリットは、他のブログ向け有料テーマと比べても機能が特に豊富である点です。
アフィリエイトを本格的に始めたい人や、本格的なメディアサイトを作りたい中級者の方が欲しい機能が揃っています。
下記はDIVERで作ったデモページ(トップページ)です。
上記はDIVERで用意されている機能のいくつかを組み合わせて作ったページです。具体的には以下のような機能を使っています。
■トップページファーストビュー。メインのメニューバーのほか、ミニヘッダーや固定ヘッダー、ヘッダーメッセージを設定することができる。
■ピックアップしたい記事をスライダー表示するピックアップスライダー機能、およびピックアップカテゴリー機能
■固定記事挿入機能。任意の記事をトップページに挿入
■フッターCTA機能。メールマガジンや問い合わせなどに誘導することができる。
なお、DIVERの基本設定は、カスタマイザーやDIVERオプション設定から行います。
■DIVERカスタマイザー
■DIVERオプション設定
- 基本設定・・・ヘッダーメッセージ、フッタークレジットの設定、HTMLタグの埋め込み、Analyticsの埋め込みなどの基本設定
- 投稿設定・・・投稿に関する基本設定、入力補助機能のオン・オフ設定
- SNS設定・・・SNSシェアボタンの配置・表示に関する設定
- SEO設定・・・タイトル、ディスクリプション、noindex・nofollow設定などのSEOに関する設定
- OGP設定・・・SNSのシェア時の表示設定
- ファーストビュー・・・メインビジュアルの設定。画像のほか、模様、スライダーや動画を設定することが可能。また、上に文章やボタンなどを重ねて設定することが可能。
- ヘッダーボタン・・・ヘッダーに表示されるボタンの設定。
- フッターメニュー・・・スマホ表示の際に、固定フッターメニューの設定を行います。
- フッターCTA・・・(PC表示のみ)フッターにユーザーを誘導する広告などを表示できる機能。コールトゥアクション。
- その他・・・テーマ・子テーマのダウンロードができる。
他に、LP作成機能やCTA機能、共通コンテンツ、カテゴリーページの装飾機能など、多くの機能が盛り込まれています。
DIVER入力補助機能で記事装飾がしやすい
2つ目のメリットは、DIVER入力補助機能で記事のレイアウト・装飾が初心者でも簡単にできる点です。ボックスや会話吹き出しなども簡単に作成することができます。
■DIVER入力補助機能
■DIVER入力補助機能を利用した記事の作成・装飾
通常、ショートコードやカスタムブロックなどを利用するテーマが多いですが、DIVERの入力補助機能はさらに直感的な操作でページを作成できるので、記事が書きやすいです。
ただし、入力補助機能は「クラシックエディター(あるいはクラシックブロック)」を利用することを前提としている機能のため、ブロックエディターの場合だと一部の機能が使えません。
関連【Classic Editor】WordPressを旧エディターに戻す方法
サポートが手厚く、無償アップデートが可能である点
3つ目のメリットは、サポートが手厚い点です。
購入者本人向けにメールサポートに対応しています。
無償バージョンアップも可能なので一度購入すれば、いくつでもいつまででもDIVERを利用することができます。
Diverは、一回テーマを購入していただければ、複数のサイトでの利用が可能です。(※購入者本人の運営するものに限る) 管理画面から、テーマのファイルが無制限でインストールすることが出来るので管理も安心です。
調査の結果、Diver利用者の一人あたり運用サイト数は、2~3サイトです。Diver販売価格が、17980円で3サイト運営した場合、1サイトあたりのテーマ使用料は、約6000円です。私が調査して一番多い方で、6サイト運営されている方もいます。破格中の破格です。
(※)公式サイトより引用
DIVERの使い方マニュアルは?
DIVERの使い方は、DIVERのデモサイトに掲載されています。
まとめ 高機能テーマDIVER
まとめです。今回は、DIVERの評判や使ってみて感じたメリットやデメリットをレビューしました。
注意点は、2024年7月時点でre:diver作成中(発売時期未定)との発表があり、DIVER自体が若干宙ぶらりんな状態です。
WordPressブログ初心者の場合少し持て余すかもしれませんが、ブログ・アフィリエイト運営経験者などの初中級者以上におすすめです。
- DIVERのデザインが好きな人
- 企業のメディアサイトのようなサイトを作成したい人
- サイト設計(ユーザー導線やカテゴリー設計など)がある程度イメージできる方
- 売りたいモノ・サービスが決まっていて、サイトを通じて収益化したい方
- 商品販売用のランディングページ(1カラムレイアウトの長いページ)を作成したい方
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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