【徹底解説】バリューサーバーの評判・料金やデメリット

安く使えることで有名なバリューサーバーですが、実際のところどうなのか評判や注意点を知りたい方もいると思います。

結論から言うと、今から契約するならコアサーバーか、ロリポップなどそのほかの格安で使えるレンタルサーバーの方がおすすめです。

しかし、個人・趣味サイト目的で1年以下の中短期間契約ならバリューサーバーが安価に運用できるメリットもあります。

今回バリューサーバーに興味を持っている人向けにバリューサーバーの評判・口コミや特徴をご紹介します。
 

本記事記載の内容は、2024年6月13日時点で公式サイトなどから調べた情報です。WEBST8の主観による評価も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報は公式サイトでご確認ください。

バリューサーバーの評判・口コミや料金体系

公式サイトはこちら おすすめ度： GMOデジロック社の格安レンタルサーバー。短期間契約で格安で利用したい場合におすすめ。
おすすめプラン	エコプラン
特徴
プラン	初期費用	月額費用	WordPress	無料ドメイン	バックアップ
まるっと	0円	137円〜※ まるっとプランは独自ドメイン＋サーバー代のセット価格	◯	×	◯
エコ	1,100円	183円〜	◯	×	◯
スタンダード	2,200円	366円〜	◯	×	◯
ビジネス	3,300円	1,760円〜	◯	×	◯

バリューサーバーの評判・口コミ

バリューサーバーの評判は、ほぼほぼ「安価に利用できて嬉しい」といった声に集約できます。

最安で月額137円からWordPressを利用できるので、同じ格安サーバーであるスターサーバーのライトプラン(月額220円〜）やロリポップのライトプラン(月額264円〜）などと比較しても特に安価に利用できます。
 

一方、よくない口コミや不満の声としては「サイト表示が遅い」「エラー(Internal Server Error 500)が出た」や、「使いにくい」「プランアップできない」といった声がありました。

バリューサーバーは良くも悪くも格安レンタルサーバーです。

月額100〜200円の予算くらいでレンタルサーバーを検討するならおすすめですが、使いやすさや快適さを求めるならロリポップやコアサーバーなどの方がおすすめです。

バリューサーバーを利用するメリットとデメリットは下記の通りです。

バリューサーバーのプラン詳細とおすすめプラン

バリューサーバーのプランは下記の通りです。

(※注1)まるっとは、独自ドメイン取得＋サーバー代のセット価格。(※)2024年9月1日時点の税込定価

まるっとプランは独自ドメイン代とセットで月額137円〜使えますが、スペックが特に低く契約期間の制限などもあるので、コスパ的には月額183円から使えるエコプランがおすすめです。

なお、プラン変更には対応していないため注意しましょう。

プラン変更について
料金の違うプラン間の移行は残念ながら対応いたしておりません。また、料金差分のみでのアップグレードなども対応いたしておりません。
新規サーバー取得を行なっていただき、再設定およびデータ移動を行なっていただく必要がございます。
よくある質問 | バリューサーバーより引用

バリューサーバーを利用するデメリット

バリューサーバーを利用するデメリットとしては、主に下記のような点があります。

機能・性能面で期待はあまりできない

一つ目は、機能・性能面で期待はあまりできないという点です。

エコプランで月額183円から利用できるというメリットがある一方、月額200〜300円の他社プラン比較すると機能・性能・サポート面が弱いです。

機能や性能を求めるなら、同GMOデジロック社のコアサーバーをはじめ、ロリポップなどの方がコストパフォーマンス的にもおすすめです。
 

WordPressのセットアップ手順が初心者に難しい

二つ目のデメリットとして、WordPressのセットアップ手順が初心者に少し難しいがあります。

最近のレンタルサーバーの場合、契約と同時に独自ドメインでWordPressをインストール・設置できるので初心者でも簡単です。

しかしバリューサーバーの場合は、バリュードメインで独自ドメインを取得後に、サーバーへのドメイン設定、MySQL作成、が必要など、初心者にとってはセットアップ手順が長く複雑で難しい点がデメリットとして挙げられます。

参考独自ドメイン設定 | バリューサーバー
参考WordPressのインストール | バリューサーバー

プラン変更ができない

三つ目のデメリットとして、プラン変更ができない点です。

ロリポップの場合はプラン変更が可能なので月額264円のライトプランからスタートしてサイト規模に応じてアップグレードが可能です。

一方、バリューサーバーは小さいプランから始めてサイト規模に応じたアップグレードができないため、規模が大きくなるかもしれないサイトではデメリットと言えます。
 

WAF対応(セキュリティ対策の一つ)していない

四つ目のデメリットとして、WAF対応(Web Application FireWall)していない点が挙げられます。

近年、WordPressのハッキング被害が相次いでおり、WAFやIDS、海外アクセス拒否などのセキュリティ機能が重要視されています。

WAFは有名なセキュリティ機能の一つですが、バリューサーバーの場合は対応していません。

そのため、セキュリティ機能を重要視している方にとっては、コアサーバーやロリポップなどのWAFが標準装備されているサーバーを検討してみると良いでしょう。
 

バリューサーバーを利用するメリット

ここまでデメリットをご紹介しましたが、メリットはやはり格安(エコプランで月額183円〜)でWordPressサイト利用できる点です。

他の格安で利用できるサーバーとして有名なロリポップライトプラン(月額264円〜）、コアサーバーCore-Xプラン(月額390円〜)などと比較しても安価に利用できます。

以下で他社の格安サーバープランとバリューサーバーの違いを簡単に比較しています。

バリューサーバーと他社の格安サーバーの比較

ここからは、バリューサーバーと国内の有名な下記サーバーを簡単に比較紹介します。

上記のうち基本的におすすめなは今どきの高性能サーバー環境をもっている「ロリポップ（ライトプラン）」「コアサーバー(Core-Xプラン)」「ラッコサーバー（RK1プラン)」です。

比較的利用者も多いため、初心者にもおすすめです。

ただし、ロリポップ・コアサーバー・ラッコサーバーは契約期間が短くなると高くなる傾向があり、バリューサーバーとスターサーバーは契約期間が短くても安価な傾向があります。

これらを考慮すると、契約期間が1年以下くらいの短期中期利用の場合にバリューサーバーは特にコスパ良く利用できます。
 

まとめ

まとめです。今回は、GMOデジロック社のバリューサーバーの特徴やメリットデメリットをご紹介しました。

結論から言うと、今から契約するなら、同GMOデジロック社のコアサーバーをはじめ、ロリポップの方がおすすめです。

しかし、個人・趣味サイト目的で1年以下の中短期間契約ならバリューサーバーが安価に運用できるメリットもあります。

10日間の無料利用ができるので、気になる方は無料利用で試してみてください。
 

なお、国内のおすすめレンタルサーバーについては「レンタルサーバーおすすめ比較１３選・WordPress高速対応」をご参照ください。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
 

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