これからホームページを作成しようとしている方で、『自分が作るホームページを、どんな目的で誰にみてもらいどういう行動を起こしてほしいか』、コンセプト作りはとても大切です。
ここでは、これからホームページを作成する方向けに、ホームページのコンセプトの作り方・決め方について説明していきます。
ホームページ・サイトの目的を決める
まずはなんのためにホームページを開設するのか目的を明確化しましょう。
ホームページの目的例
- サービス中心サイトとして顧客に商品・サービスを購入してもらいたい
- コーポレートサイトとして取引先(候補)に会社情報を正しく発信したい
- コーポレートサイトとして採用を中心にしたい
- ブログ・メディアサイトでアフィリエイト収益を上げたい
サイトの規模によっては複数の目的を兼ねている場合もありますが、メインの目的を決めておくことはとても大切です。
ジャンル・目的を絞った専門サイトは検索エンジンの評価も高くなる傾向があります。
「あれも」「これも」と取捨選択できずに全部取りに行こうとして、どれも平均以下の内容になって上手くいかないというケースがあります。サイトの本来の目的でないもの(重要でないもの)は捨てることも検討しましょう。
ホームページ・Webサイトの情報を整理する
大まかな目的が決まったらもう少し具体的に情報を整理しましょう。
具体的には下記のような内容を整理ておくと良いでしょう。
整理しておきたい情報
- 誰向けに情報を提供するか
- どんな情報を提供するか
- 最終的に読者にどうしてほしいか
- どんなキーワードで情報提供するか
すでにホームページを持っている人もできる範囲であらためて考えて修正をかけていくと良いと思います。
※ブログ・メディアサイトの場合
ブログ型には大きく特化型と雑記型があります。ブログの場合でもどんな情報を誰に提供するか、コンセプト決めはとても大切です。
サイトのターゲットを決める
自分のサイトに訪問してほしいターゲットを決めましょう。ターゲットを定めることで、文章や写真もその人に共感してもらいやすく作成することができます。
大阪で事業用のホームページを作成したい30代・40代の事業主
大まかに決まったら、必要に応じて、ターゲットは、上記のような大枠の像から、さらに具体化する場合もあります。
性別・年齢・エリア・職業・趣味や、「困っていること」「達成したい欲求」「価値観」を絞り込んだターゲット像(ペルソナ)を作ってみると、何を提供するべきかが明確になりやすいです。
自分が届けたいと考えている人向けにコンテンツを届けられるように、ターゲットはしっかり明確化しましょう。
ターゲットに向けたコンテンツを決める
ターゲットに向けたコンテンツを決めましょう。決めたコンテンツが、ターゲットの悩みや欲求、疑問が解決できるものか確認しましょう。
このように、「このホームページは〇〇の目的のために、〇〇な人向けに〇〇で役立つ情報を提供しよう」といった流れでを作っておくと、あとでブレにくくなります。
主な重点キーワードを決める
ターゲットがどんなキーワードを利用するかを想定して重点キーワードを決めましょう。ターゲットの悩み事や欲求を想定することで、ターゲットが利用しそうなキーワードを予測することができます。
キーワード選びが重要な理由は、新規のユーザーは検索エンジンでキーワードを入力して検索してあなたのサイトにたどり着くからです。
(SNSからのアクセスが主の場合もありますが、ここでは検索エンジンを通じてアクセスを増やす方法として説明していきます。)
選び方のコツは、下記の通りです。
キーワードの選び方のコツ
- ユーザーが検索に利用する可能性の高いキーワードを想像する
- 地域性がある場合、「地域+サービス名」で狙う
- キーワード検索して競合調査する(難易度の確認)
(補足)実際に検索して競合サイトを調査する
キーワードが決まったら、実際にそのキーワードで検索してみて、上位5〜10サイト程度のコンテンツを確認してみましょう。
ここで検索上位の競合サイトの内容が自分の思っている内容と全く違ったり、コンテンツの質と量が圧倒的で勝てる見込みがなさそうな場合は、別のキーワードの組み合わせを探すようにします。
上位サイトの内容をそのまま真似してはいけませんが、競合のコンテンツがどのような構成になっているか量と質を参考にすることはとても勉強になります。
たとえば以下のような項目は簡単にチェックしやすいと思います。
項目 | 内容 |
---|---|
競合サイトのタイトル | 競合サイトのタイトルはどのようなキーワードを使っているか |
競合サイトのサイト構成 | 競合サイトのサイト構成はどのようになっているか(どんなページがあるか) |
競合サイトのデザイン | 競合サイトのデザインはどのような感じか(スタイリッシュ/ビジネス/やさしい/かわいいなど) |
競合のコンテンツを参考にしながら、差別化できるかを考え、自分だけのオリジナル情報を入れていくような形を考えていくと良いかと思います。
まとめ
今回は『自分が作るホームページを、どんな目的で誰にみてもらいどういう行動を起こしてほしいか』、ホームページのコンセプトの作り方をご紹介しました。
整理しておきたい情報
- 誰向けに情報を提供するか
- どんな情報を提供するか
- 最終的に読者にどうしてほしいか
- どんなキーワードで情報提供するか
コンセプトが決まったら今度は具体的なホームページ作りに取り掛かります。
具体的なホームページの作り方は「【ホームページ自作方法】ホームページの作り方を徹底解説!」を参照してみてください。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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