これからホームページを作ろうとしているあなたは、『自分が作るホームページを、どんな目的で誰にみてもらいどういう行動を起こしてほしいか』、ホームページのコンセプトが決まっていますでしょうか??
ここでは、「もっとアクセスを集めたい」「もっと申し込みを増やしたい」人のための、ホームページのコンセプトの作り方について下記の項目を中心に説明していきます。
ホームページのコンセプト作り
- ホームページの目的を明確化する
- ホームページのターゲット(ペルソナ)を決める
- ホームページのターゲットに向けたコンテンツを決める
- (補足)ホームページの重点キーワードを決める
- (補足)競合サイトを調査する
- (補足)ドメイン名を決める
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もくじ
ホームページで成果を出すために重要なコンセプト決め
ホームページで成果を出すために、まずはコンセプトをしっかりきめましょう。
決めておくべきコンセプト
- ホームページの目的を明確化する
- サイトのターゲットを決める
- 載せるコンテンツを決める
- (補足)重点キーワードを決める
- (補足)競合サイトを調査する
- (補足)ドメイン名を決める
『〇〇の目的のために、〇〇な人向けに〇〇な情報を提供しよう』の〇〇を考えましょう。
すでにホームページを持っている人もできる範囲であらためて考えて修正をかけていくと良いと思います。
ホームページの目的を明確化する
まずはなんのためにホームページを開設するのか目的を明確化しましょう。
ホームページの目的例
- 〇〇の商品・サービスを顧客に購入してもらうため
- 〇〇の商材でアフィリエイト収益を得るため
- コーポレートサイトとして会社情報を公開するため
当たり前のことですが、案外目的があやふやだったり、目的と現状のホームページの内容が合致していないということはよくあります。
また、サイトの本来の目的でないもの(重要でないもの)は捨てることも検討しましょう。ジャンル・目的を絞った専門サイトは検索エンジンの評価も高くなる傾向があります。
よくある失敗パターンで、まだアクセスも問い合わせもほとんどない最初の状態から、「あれも」「これも」と取捨選択できずに全部取りに行こうとして、どれも平均以下の内容になって上手くいかないというケースがあります。
「あれも」「これも」となった時点ですでに危険信号だと思ってください。
ジャンル・目的を絞った専門サイトは検索エンジンの評価も高くなる傾向がありますので、本当に必要なものとそうでないもを取捨選択して目的を明確化しましょう。
サイトのターゲットを決める
つぎに、自分のサイトに訪問してほしいターゲットを決めましょう。ターゲットを定めることで、文章や写真もその人に共感してもらいやすく作成することができます。
- ■本サイトにおけるターゲットの例
- 個人事業主で事業のホームページを自分で作りたい関西在住の人
ターゲットは、上記のような大枠の像から、さらに具体化しましょう。
性別・年齢・エリア・職業・趣味・困りごとなどターゲット像を想像して書き出しましょう。とくに「困っていること」「達成したい欲求」「価値観」などを掘り下げて考えてみるのがオススメです。
思い浮かばない場合は、ターゲットは身近な人をイメージしてみるのも良いと思います。
まずはメインとなるターゲットを設定してください。
目的と同じように「あれも」「これも」と取捨選択できずにならないように気をつけましょう。
自分が届けたいと考えている人向けにコンテンツを届けられるように、ターゲットはしっかり明確化しましょう。
ターゲットに向けたコンテンツを決める
ターゲットに向けたコンテンツを決めましょう。決めたコンテンツが、ターゲットの悩みや欲求、疑問が解決できるものか確認しましょう。
このように、「このホームページは〇〇の目的のために、〇〇な人向けに〇〇で役立つ情報を提供しよう」といった流れでを作っておくと、あとでブレにくくなります。
(補足)重点キーワードを決める
ターゲットがどんなキーワードを利用するかを想定して重点キーワードを決めましょう。ターゲットの悩み事や欲求を想定することで、ターゲットが利用しそうなキーワードを予測することができます。
キーワードの選びのコツ
- ビッグキーワードとスモールキーワードを意識する
ビッグキーワードとスモールキーワードを意識する
キーワードにはビックキーワードとスモールキーワード(ロングテールキーワード)があります。
ホームページのように、1語で検索ボリュームが多いものをビッグキーワードと言います。
ホームページ作成 セミナー 大阪のように、複数語句で検索ボリュームが少ないものをスモールキーワードといいます。
種類 | 特徴 | 難易度 |
---|---|---|
ビッグキーワード |
■ビッグキーワードの例 |
初心者が狙うのは不向き |
スモールキーワード (ロングテールキーワード) |
■スモールキーワードの例 |
初心者が狙いやすい (オススメ) |
多少難しくてもやっぱり検索ボリュームの多いビッグキーワードを狙っていきたいですよね!!
「エステ」で一位とか!!
初心者の人がいきなりビッグキーワードを狙うのはやめたほうが良いです!
体操で前転できないひとが、いきなりバク宙に挑戦するようなものですよ!
初めての方がビッグキーワードを狙うのは難しいので、スモールキーワードをまず1ページ目(できれば1位)を狙ってみてください。スモールワードといっても、実際やってみると検索上位に上げることは結構難しいことが実感できます。
(補足)実際に検索して競合サイトを調査する
キーワードが決まったら、実際にそのキーワードで検索してみて、上位5〜10サイト程度のコンテンツを確認してみましょう。
ここで検索上位の競合サイトの内容が自分の思っている内容と全く違ったり、コンテンツの質と量が圧倒的で勝てる見込みがなさそうな場合は、別のキーワードの組み合わせを探すようにします。
上位サイトの内容をそのまま真似してはいけませんが、競合のコンテンツがどのような構成になっているか量と質を参考にすることはとても勉強になります。
たとえば以下のような項目は簡単にチェックしやすいと思います。
項目 | 内容 |
---|---|
競合サイトのタイトル | 競合サイトのタイトルはどのようなキーワードを使っているか |
競合サイトのmeta説明文 | 競合サイトのmeta説明文はどのような文章・キーワードを使っているか |
競合サイトのコンテンツの種類 | 競合サイトのコンテンツの種類はどのようなものがあるか(ナビゲーションの構成を見てみましょう) |
競合サイトのページ数 | 競合サイトのページ数(インデックス数)はどのくらいあるか |
競合サイトの文章内容と量 | 競合サイトの文章の内容はどのようなもので、量(文字数)はどのくらいか |
競合サイトのターゲット | 競合サイトのターゲットはどのようなユーザー層か、自分のサイトと競合しているか同じようでいて違うか(年齢・エリア・価値観etc,,,) |
競合のコンテンツを参考にしながら、差別化できるかを考え、自分だけのオリジナル情報を入れていくような形を考えていくと良いかと思います。
(補足)ドメイン名を決める
まだドメインを取得していない場合は、ドメイン名を取得する必要があります。ドメイン名はインターネット上の住所に相当します。
ドメイン名は前述のターゲット層にとって、分かりやすく、覚えやすく、拡張性がある名称で取得することが好ましいです。
以下は、Googleのガイドラインです。
わかりやすい: 会社名やサイトに掲載するコンテンツを考慮してください。ドメイン名はユーザーがサイトについて知る最初の事柄の 1 つなので、サイトの内容(会社名やサービスなど)一目でわかるようにします。
覚えやすい: ドメイン名は短く簡単なものにします。長すぎて複雑な場合、ユーザーが覚えにくくなります。
順応性がある: ドメイン名はサイトに長期間関連付けられる可能性が高いので、時間が経過してサイトのコンテンツが変化した場合でも使用できるものを選んでください。
ブランドン社で将来的に他の収集品も扱う予定がある場合は、brandonsbaseballcards.com (ブランドンのベースボールカード)よりも brandonscollectibles.com (ブランドンの収集品)というドメイン名の方が良いかもしれません。
会社や個人事業主であれば屋号やサービス名などで良いかと思いますし、アフィリエイトなどのブログであれば、そのコンテンツを分かりやすく簡潔に示したドメイン名が良いかと思います。
ドメイン名を決めたらドメインを取得する必要があります。ドメインの具体的な取得方法は「【自分でホームページを作る!】ホームページの作り方を徹底解説!!」をご参考に取得してみてください。
まとめ
今回は『自分が作るホームページを、どんな目的で誰にみてもらいどういう行動を起こしてほしいか』、ホームページのコンセプトの作り方をご紹介しました。
ホームページのコンセプト作り
- ホームページの目的を明確化する
- ホームページのターゲット(ペルソナ)を決める
- ホームページのターゲットに向けたコンテンツを決める
- (補足)ホームページの重点キーワードを決める
- (補足)競合サイトを調査する
後半の、重点キーワードと競合サイト調査については、慣れなていないとイメージも掴みにくいかと思いますので、まずは上三つ「目的の明確化」「ターゲットの設定」「コンテンツを決める」に取り組んでみてください。
コンセプトが決まったら今度は具体的なホームページ作りに取り掛かります。
具体的なホームページの作り方は「【自分でホームページを作る!】ホームページの作り方を徹底解説!」を参照してみてください。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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