CPIレンタルサーバー CPI共有サーバーの特徴 評判・メリット・デメリット

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【法人向け】CPIレンタルサーバーの評判や特徴やデメリット

法人がホームページや会員サイトなどを作成・運用しようとした際に、「できるだけ安定稼働・セキュリティ的に安全な法人向けサーバーが良い」という法人も多いと思います。

今回は、そういった安定性・堅牢性を重要視する法人におすすめのレンタルサーバー「CPIレンタルサーバー」の特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

CPIレンタルサーバーロゴ

CPI 公式サイトはこちら

 

他社含めたレンタルサーバー比較について

本記事では、CPIレンタルサーバーを中心にご紹介していますが、他社含めたおすすめのレンタルサーバーを「【徹底解説】レンタルサーバーおすすめ比較7選WordPress対応」に記載しています。

おすすめのレンタルサーバーを比較検討したい方はあわせてご参照いただければと思います。

 

 

本記事記載の内容は、2023年9月15日時点で公式サイトなどから調べた情報です。今後、価格や機能面など時期によって本記事に記載の内容と変わってくることもあり得ますのでご注意ください。また、当方が体感した・調べた範囲内での主観による評価・説明も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報は公式サイトで確認するようにしてください。

 
 

法人向け「CPIレンタルサーバー」の特徴と評判・口コミ

CPIレンタルサーバー ビジネススタンダード
 

項目 内容
公式サイト 公式サイトはこちら
コメント KDDIグループが運営する法人向けレンタルサーバー。24時間365日サポートなど法人向けオプションが豊富。安定稼働・メール運用重視の法人におすすめ。
おすすめプラン ビジネススタンダードプラン
プラン 初期費用 月額費用 WordPress 無料ドメイン バックアップ
共用サーバー ビジネススタンダード 無料 4,840円〜 対応 ×
マネージド専用サーバー CHM-21Z 101,200円 38,610円〜 対応 ×
CHM-22Z 132,000円 52,910円〜 対応 ×
CHM-23Z 154,000円 81,510円〜 対応 ×

 


 

CPIレンタルサーバーは、KDDIグループが運営する法人向けのレンタルサーバーです。オプションが豊富で、マルウェア診断、データ移行支援サービス、24時間365日サポートなど、法人向けのサポート体制が手厚く準備されています。

大きな特徴としては、「サーバー分散構成」「ドメインごとに応じた負荷分散構成」および「データセンターの冗長化構成」が採用されており、「安定性」を重要視する法人におすすめのサーバーです。

共用サーバーはビジネススタンダードプラン(旧シェアードプラン)というプランで月額4,840円で利用できます。また、上位プランとしてマネージド専用サーバーを月額38,610円〜契約することもできます。
 

CPIレンタルサーバーの特徴は下記の通り

メリット デメリット
CPIレンタルサーバーの特徴
  • 障害耐性に強い(分散構成・冗長化構成)
  • オプションで24時間365日サポートに対応している
  • WAFやWeb改ざん検知(オプション)などセキュリティ面で強化されている
  • SLA(稼働率保証100%)を導入している
  • 標準で30世代バックアップとテスト環境が利用できる
  • サーバー性能や価格面ではもっと良いサーバーもある
  • 主契約ドメイン・マルチドメインでの機能差・制限などが複雑
  • マルチドメイン(2つ目以降の独自ドメイン)は独自SSLが有償
  • Web改ざん検知機能が有償オプション
  • サーバー引越しの費用が高価

 

CPIレンタルサーバーシリーズの評判や口コミ

CPIのレンタルサーバーの評判・口コミとしては、セキュリティやバックアップ体制がしっかり意識されているので法人利用として安心といった声が多いです。
 
反面、月額費用が高いので「小規模サイトだと割に合わない・コストパフォーマンスが良くない」、「さらに24時間サポートにお金がかかるのが不満」といった声もありました。
 
CPIの評価(当サイト独自)

CPIの評価(当サイト独自)

 

CPIの良い評判・口コミ

CPIのレンタルサーバーの評判・口コミとしては、セキュリティやバックアップ体制をしっかり意識されているので、法人利用として安心といった声が多いです。

法人向けということでサーバーの安定稼働やセキュリティ強化をしているサーバーなので、会員サイトやショッピングサイト運営をする場合に安心です。

月額500〜1,000円台の一般向けのサーバーだと性能・セキュリティの観点から顧客情報やカード決済などする場合はリスクが高くなります。

下記はWordPressのショッピングカートプラングインWelcartの引用です。CPIは導入の多いサーバーとして記載されており、安心です。

クレジット決済をお勧めしないサーバー
まず、月額500円以下のサーバーは利用できないと思ってください。 特に不具合報告が多いのは、ロリポップ、お名前.comです。 どんなにアクセスが少なくても、せめて月額2,000円以上のサーバーが必要と思っていただいた方が良いです。 また、この2つのサーバーは、SSLでのソケット通信を行う決済サービスを利用できませんのでご注意ください。
また、これらの目安は、商品の登録数や、使用しているプラグインの状況でも変わってきます。 最適な環境を見極めるのはなかなか難しいので、余裕を持たせることが大切です。

...(中略)...

■導入が多いサーバー
CPI SV-Basic
さくらサーバー ビジネスプロ
エックスサーバー X30

クレジット決済を行う場合のサーバーの注意事項 | Welcart公式サイトより引用

 

また、SEOで有名なWebライダーの松尾さんともコラボレーションしており、格安レンタルサーバーでトラフィック制限・エラーなどで起きる損失を回避するためのハイスペックサーバーとしておすすめされています。

WebライダーとCPIのコラボ
https://www.cpi.ad.jp/web-renewal/ より引用


 
 

CPIの悪い評判・口コミ

一方CPIの悪い口コミ・評判としては、月額費用が高いので「小規模サイトだと割に合わない・コストパフォーマンスが良くない」、「さらに24時間サポートにお金がかかるのが不満」といった声がいくつか見受けられました。

CPIは法人向けのため価格帯は共用サーバーにしてはかなり高い目になっています。また、無料SSLも主契約ドメイン(1ドメイン)のみとなっており、2個目以上のドメインを契約する場合はSSLを実装するのに有償になっています。

法人のホームページといえども、HTML・CSSやWordPressで作った通常の会社ホームページであれば、CPIを利用するとオーバースペックになり気味になる可能性もあります。

一般的なホームページやブログを運営する多くの法人にとっては、月額1,000円代のエックスサーバーやロリポップでも十分な場合も多いでしょう。

なお、実際にどのような規模の法人が利用されているか、公式サイトの導入実績ページにもいくつかご紹介されています。
 

共用プラン(ビジネススタンダード)のスペック詳細

ここではビジネススタンダードプラン(共用サーバー)の機能をご紹介します。
 

プラン名 ビジネススタンダードプラン
初期費用 0円
月額費用 4,840円〜
SSD容量 Web:300GB

メール:200GB
メールアドレス 目安1000個
独自ドメイン制限 10個
独自SSL CPI SSLほか
主契約ドメイン1つ分無料
転送容量制限 (基本)なし
バックアップ 標準装備であり
(30世代バックアップ)
メールサポート ◯(24時間受付)
チャットサポート ×
電話サポート
△現在停止中(詳細はこちら)

※2024年4月3日時点の税込表示

※ここでは割愛しますが、さらに月額29,700円〜でマネージド専用サーバーを契約することもできます。詳細は「マネージド専用サーバー | レンタルサーバーならCPI」をご参照ください。
 

CPIレンタルサーバーを利用するメリット

まず、CPIを利用するメリットをご紹介します。CPIの特徴としてオプションが豊富で、24時間365日サポートやWeb改ざん検知、障害に強い分散構成など、法人向けの体制が手厚く準備されています。

  • 障害耐性に強い(分散構成・冗長化構成)
  • オプションで24時間365日サポートに対応している
  • WAFやWeb改ざん検知(オプション)などセキュリティ面で強化されている
  • SLA(稼働率保証100%)を導入している
  • 標準で30世代バックアップとテスト環境が利用できる

 

障害耐性に強い(分散構成・冗長化構成)

一つ目のメリットは、障害耐性に強い(分散構成・冗長化構成)という点です。

「サーバー分散構成」「ネットワーク・データセンターの冗長化構成」および「ドメインごとに応じた負荷分散構成」が採用されており、安定性を重要視した方針がとられています。
 

サーバー分散構成

一般向けのレンタルサーバーの場合、Web/メール/バックアップを1台のサーバーで運用していることも多いので、万一そのサーバーに障害が発生したら全て使えなくなるというリスクが存在します。

CPIのレンタルサーバーでは、Webサーバーとメールサーバーとバックアップサーバーが別々になっています。

そのため、万一Webサーバーに障害が発生した(Webサイトが閲覧できない)場合でも、メールサーバーが別なのでメール機能は利用できるなど、すべての機能が使えなくなるというような事態にならないように工夫されています。

Webとメールサーバー、コントロールパネルも分離
Web、メール、バックアップを同一サーバーで運用せず、異なるサーバーに分けて提供します。さらに、サーバーの管理画面でもあるコントロールパネルも別サーバーに分離しております。
サーバーを分けることで、利用特性が異なるWeb・メール・バックアップ・コントロールパネルを、それぞれ適した構成と方法で運用することができます。また、個別にアクセスを処理するため、互いのトラフィックに影響を受けることがなくなります。例えば、Webサーバーで障害が発生した時も、メールは影響を受けません。

(※)特徴 | CPI公式サイトより引用

 

ネットワーク・データセンターの冗長化構成

ネットワーク・データセンターレベルでの冗長化構成が取られており、西日本ー東日本と物理的な拠点も離れているため、万一の災害の場合でもデータ消失などが発生するリスクが最小限に抑えられています。


 

ドメインごとに応じた負荷分散構成

CPIでは、ドメインごとに応じた負荷分散構成がとられています。

具体的にいうと、主契約ドメインとマルチドメインでサーバー領域が分けられており、負荷を平準化させるように提供されていいます。

ほとんどのレンタルサーバーはマルチドメイン運用でサーバー領域を個別に割り当てることはできず一箇所に詰め込む形になるため、極端な使い方をするとサーバー負荷が局所化し全体に悪影響を与えるというリスクがあります。

しかし、CPIの場合はサーバー領域が厳格に分かれているため他のドメインの影響が受けにくいというメリットがあります。
 

オプションで24時間365日サポートに対応している

二つ目のメリットは、オプションで24時間365日サポートに対応しているという点です。

エックスサーバービジネスなどの有名な法人向けレンタルサーバーは基本的に平日の日中がサポート範囲となっておりオプションもないため、月額990円のオプションで24時間365日サポートが受けられる点は、、サポートを重要視する法人には大きなメリットです。

ただし、2022年6月時点で新型感染症などによる影響で現在電話オペレーターが縮小されているようですのでご注意ください。

急なトラブル発生に、24時間365日いつでも対応

24時間365日、サーバーに関するお客さまのお問い合わせに対応いたします。

サーバー運用上のトラブル対応、提供サービスの利用方法や設定方法のご不明な点など、お客さまのサーバーに対するお問い合わせに対し、24時間365日対応いたします。
専用の電話番号・メールアドレスをもうけ、夜間の急な不明点もすぐに確認が可能です。
夜間の急なトラブル発生時にも窓口にオペレーターがおりますので、安心してサーバーをご利用ください。

(・・・中略)

2021年9月現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、在宅勤務を主体とした営業・サポート体制に切り替えをおこなっており、電話サポートについては停止しております。
本サービスのメールのお問い合わせについては、24時間365日の対応となります。内容により、弊社より折返しお電話でご連絡を差し上げる場合もございます。
公式サイトより引用

 

セキュリティ面で強化されている

三つ目のメリットは、標準でWAFやWeb改ざん検知などセキュリティ面で強化されているという点です。

WordPressをはじめとしたオープンソースソフトウェアはハッキングを受けやすい傾向があります。

ECサイトをはじめ会員サイトを扱う場合は特にこうしたセキュリティ強化されたサーバーが推奨されます。

CPIでは標準でWAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)が実装されており、オプションでWeb改ざん検知も導入することが可能です。


 

SLA(稼働率保証100%)を導入している

四つ目のメリットは、SLA(稼働率保証100%)を導入しているという点です。

SLA(品質保証制度)は、サーバー稼働率の基準値を定め万が一基準値を下回る場合には利用料金を返金する制度です。

CPIでは月100%を基準(※)に、サーバー障害などで基準を下回った場合は、月額料金の一部を返金する内容になっています。

CPIの提供するレンタルサーバーでは万が一、サーバー停止が発生し、月間のサーバー稼働率が100%未満の場合、弊社返金基準に則りサーバー費用を返金いたします。

CPIはお客さまのサーバー品質を維持するため24時間365日の有人監視とデータセンターでの二重のサーバー運用監視体制を整えております。サーバーの異変をいち早く検知し、障害発生時にも迅速な対応が可能です。

 

(※)共用サーバープラン(ビジネススタンダードプラン)の場合、主契約ドメインのWebサーバーのみが対象。SLAの条件について詳しくは「SLA 品質保証制度 | CPI公式サイト」をご参照ください。
 

標準で30世代バックアップとテスト環境が利用できる

五つ目のメリットは、標準で30世代バックアップとテスト環境が利用できるという点です。

他のレンタルサーバーはバックアップが有償オプション、無償でも直近14日までといったサービスが多いですが、CPIでは倍以上の30世代のバックアップが標準でとられており、テスト環境も利用できます。


 

CPIレンタルサーバーを利用するデメリット

つぎに、CPIを利用するデメリットについていくつかご紹介します。大きな点としては、価格が高くオプション費用も高額なため、コストパフォーマンス的に合わない法人もあるでしょう。

  • サーバー性能や価格面ではもっと良いサーバーもある
  • 主契約ドメイン・マルチドメインでの機能差・制限などが複雑
  • マルチドメイン(2つ目以降の独自ドメイン)は独自SSLが有償
  • Web改ざん検知機能が有償オプション
  • サーバー引越し代行費用が高価

 

サーバー性能や価格面ではもっと良いサーバーもある

一つ目は、サーバー性能や価格面ではもっと良いサーバーもあるという点です。

安さを重視する場合は、さくらのレンタルサーバーのビジネスプランなどより安いサービスもあるのでコスト重視の方には別のサーバーの方が良い場合があります。

サーバー性能的にもエックスサーバーやエックスサーバービジネスと比較してもスペック的にリードしているというわけではありません。

ですので、サーバー性能や価格を重視する場合は別のサーバーサービスの方がおすすめできる場合もあります。
 

主契約ドメイン・マルチドメインでの機能差・制限などが複雑

二つ目は、主契約ドメイン・マルチドメイン(2個目以上のドメイン)で機能差があったりなど若干制約が複雑という点です。

前述のメリットで主契約ドメインと2個目以降のドメインで別々のサーバー領域に割り当てることができると言いましたが、2個目以降のドメインは利用可能リソースに制限がありドメイン数も最大10個までなど制限があります。


 

マルチドメイン(2つ目以降の独自ドメイン)は独自SSLが有償

三つ目は、マルチドメイン(2つ目以降の独自ドメイン)は独自SSLが有償という点です。

前述の主契約ドメインとマルチドメインの制約が複雑な点の具体例になりますが、主契約ドメイン(1つ目のドメイン)はSSLが無料で取得できるのに対して、2個目以降のドメインは独自SSLが有償オプションになり、費用も毎年4万円以上かかるためかなり高額になります。

最近ではSSL化はほぼスタンダードになってきたため、2サイト目、3サイト目と増えた時に毎年の費用が4万円、8万円と積み重なってくるため注意が必要です。

したがっていくつものドメインを運用する場合などには、エックスサーバービジネスなど他のレンタルサーバーサービスの方が良いかもしれません。
 

Web改ざん検知機能が有償オプション

四つ目のデメリットは、Web改ざん検知機能が有償オプションという点です。

Web改ざん検知機能は、他社サーバーでも有償オプション扱いなことは多いですが、CPIと同じ価格帯の他社上位プランや法人向けのエックスサーバービジネスなどは標準でWeb改ざん検知機能を導入しているサービスもあります。

その点、Web改ざん検知オプションをつけるとさらに月額が最低3,300円以上増額になるため、費用がかなり高額になる点がデメリットです。


 

サーバー引越し代行費用が高価

五つ目のデメリットは、サーバー引越し代行費用が高価(1サイトにつき20万円強)という点です。

HTML/CSS/画像ファイルなどの静的コンテンツの引越し(他社サーバーからCPIサーバーへの引っ越し)は無料で代行してくれますが、WordPressなどのデータベース含む動的コンテンツやメールアカウントの移設は有償オプションになります。

サーバー引越しは他社サーバー会社でも有償オプション扱いであることは多いですが、他社の場合1サイトごと数万円レベルといった価格帯ですので、CPIはかなり高い目であることがデメリットと言えます。


 

CPIの共有サーバーとエックスサーバービジネスを比較

ここからは法人向けレンタルサーバーで有名なCPIとエックスサーバービジネスで、主に法人向け機能を中心に比較します。

CPI
ビジネススタンダード
エックスサーバービジネス
スタンダード
初期費用 無料 16,500円
月額費用 4,840円〜 3,762円〜
無料SSL 主契約ドメイン(1サイト)のみ
2個目以降有償
無制限
WAF ◯(標準) ◯(標準)
Web改ざん検知 △(有償オプション) ◯(標準)
バックアップ 30日間 14日間
24時間サポート △(有償オプション) ×(非対応)
サイト引越し代行 有償(283,800円〜)
静的コンテンツのみの移行は無料
1サイト目無料
2サイト目以降16,500円
SLA(稼働率保証) あり(100%) あり(99.99%)
こんな人におすすめ
  • 365日24時間サポートを求める法人
  • 安定したメール運用を重要視する法人
  • サーバーの分散構成・障害耐性を重要視する法人
  • サーバーの基本機能・コストパフォーマンスを求める法人
  • 複数のドメイン/サイトを利用する法人

サーバーの基本機能・性能やコストパフォーマンスで比較するなら、基本的にエックスサーバービジネスの方がおすすめです。

ただし、エックスサーバービジネスでは24時間サポートがなく、CPIは価格が高い分、365日24時間サポートをはじめ、インフラ面での安定稼働にかなり力を入れているため、そういった安定性を重要視する場合はCPIがおすすめです。

CPI 公式サイトはこちら

 
 

(補足)法人向けレンタルサーバーの特徴とポイント

補足になりますが、法人向けレンタルサーバーを検討するにあたって、いくつか注目しておきたいポイントをご紹介します。

法人向けレンタルサーバーのメリットとデメリット

ポイント

  • 安定稼働の実績があるか
  • セキュリティ対策を強化しているか
  • 無料SSLだけでなく企業認証SSLやEV SSLが可能か
  • FTPなど複数アカウント作成可能か(権限に応じて複数人で作業できるか/制作会社へのアウトソースなど)
  • 企業のホームページ・メディアサイトを運営するにあたってスペックは十分か
  • バックアップの仕組みは導入されているか

個人ユースメインのレンタルサーバーの場合、月額500〜1000円くらいの価格帯が多いですが、一般的に法人向け要素が強いレンタルサーバーの方が高スペック・高セキュリティ機能・バックアップ機能など、より安定稼働を意識した作りになっていることが多いです。

項目 プラン名 おすすめ度 コメント 月額費用
(3年契約)
初期費用 無料ドメイン WordPress ディスク容量 SSL対応  転送容量制限 マルチドメイン MySQL 複数ユーザーFTPアカウント 自動バックアップ セキュリティ メールサポート チャットサポート 電話サポート プラン変更の可否 サーバーの場所
エックスサーバー
エックスサーバー
スタンダード
公式サイト
個人ユースも多いが、法人利用も3〜4割あると言われている国内シェアNo1のレンタルサーバー。24時間メールサポート体制で安価に法人で利用するなら一番おすすめ。 990円 無料 ◯(2つ) 300GB(WEB+メール) 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 無制限 ◯(個数無制限/1DBあたり5GBまで) ◯(過去14日分) WAF搭載 ◯(24時間以内返答) ◯(平日10:00〜18:00) ◯(平日10:00〜18:00) ◯(上位プラン変更のみ) 国内データセンター
エックスサーバービジネス
エックスサーバービジネス ロゴ
スタンダード
公式サイト
エックスサーバー社の提供する法人特化サーバー。改ざん検知機能・設定代行サービスなど、エックスサーバーよりもセキュリティ・手厚いサービスを提供 3,762円 16,500円 ◯(2つ) 300GB(WEB+メール) 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 無制限 ◯(個数無制限/1DBあたり5GBまで) ◯(過去14日分) WAF搭載 ◯(24時間以内返答) ◯(平日10:00〜18:00) ◯(平日10:00〜18:00) ◯(上位プラン変更のみ) 国内データセンター
さくらのレンタルサーバ
さくらインターネットロゴ
ビジネス
公式サイト
老舗のさくらのレンタルサーバ。個人利用も多いスタンダードプランから法人向けのビジネス・ビジネスプロと幅広いラインナップ。価格と性能のバランスが良い 1,980円 0円 × 600GB(WEB+メール) 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 400個 ◯(200個/合計8GBまで) ◯(8世代・要設定) WAF搭載 ◯(翌営業日以内返答) ◯(平日10:00〜18:00) ◯(平日10:00〜18:00) (上位プラン変更のみ) 国内データセンター
ConoHa WING
ConoHa ロゴ
Bizライト
公式サイト
最新性能に加えてビジネスプランでは月額1331円〜で.co.jpの取得更新費用が無料と、高コスパで使える法人向けプラン。 1,331円 0円 ◯(2個) 300GB 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 無制限 無制限 ◯(14日) WAF搭載 ◯(平日10:00〜18:00) ◯(平日10:00〜18:00) 国内データセンター
カゴヤ(KAGOYA)
kagoya ロゴ
ライトプラン(1コア/4GB)
公式サイト
法人利用率80%以上。一般的な共用タイプと違い、契約ごとに仮想専用サーバーを用意。 1,485円 無料 ◯(1年目のみ) 100GB(Web100GB+メール80GB) 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 無制限 ◯(10GBまで無料) WAF搭載 × ◯(平日10:00〜17:00) 国内データセンター
GMO iCLUSTA+
GMO iCLUSTA+ロゴ
レギュラー
公式サイト
大手GMOが運営する法人特化のレンタルサーバー。スペック的には普通なものの、安価に利用できるのが強み。
1,155円※

現在為替レートの影響などにより一時的にサーチャージ料が別途発生します

0円 × 500GB(WEB360GB+メール140GB) 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 91個 ◯(150個) ◯(7世代) WAF未搭載 ◯(原則24時間以内返答) × ◯(平日10:00〜18:00) × 国内データセンター
CPIレンタルサーバー
CPIレンタルサーバーロゴ
ビジネススタンダード
公式サイト
法人向けオプションが豊富な法人利用率90%以上のサーバー。安定稼働・メール運用重視な法人におすすめ 4,840円 0円 × 500GB(WEB300GB+メール200GB) 無料SSL
ドメイン認証SSL/企業認証SSL/EV SSL 
無制限 10個 ◯(合計10GBまで) ◯(30世代) WAF搭載 × ◯(平日10:00〜18:00) × 国内データセンター

※2024年4月3日時点で調べた3年契約税込表示。最新の正確な情報は公式サイトをご確認ください。


 

なお、月額10,000円以上の予算がある場合は、専用のマネージドサーバーも選択肢に入れることが可能です。

まれに(一般的には知名度が高いものの)、ここで紹介しているよりも値段が高くてスペック・機能がかなり低く制限も多いようなところもありますので、気をつけましょう。

 

まとめ

まとめです。今回は、「CPIレンタルサーバー」の特徴や評判、メリットデメリットをご紹介しました。

CPI レンタルサーバー

CPIレンタルサーバーのメリットは、他の法人向けレンタルサーバーと比較して、オプションが豊富でマルウェア診断、データ移行支援サービス、24時間365日サポートなど、法人向けのサポート体制が手厚く準備されている点です。

特に、月額990円のオプションで24時間365日サポートが受けられる点は、他社には同価格帯ではなかなか見つからないので、サポートを重要視する法人には、特におすすめです。

CPI 公式サイトはこちら

 

なお、CPIレンタルサーバー以外のおすすめレンタルサーバーを下記に紹介していますので、ご興味ある方は合わせてご参照ください。
【徹底解説】レンタルサーバーおすすめ比較7選WordPress対応
 

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
 

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