「HTMLやCSSがわからないけどホームページを作る必要がある」「初心者だけどホームページを作りたい」と思ったことはありませんか?
最近では、初心者でも簡単にホームページを作ることができるホームページ作成サービスがたくさんあります。
今回は、「ワードプレス(WordPress)」「ペライチ(Peraichi)」「ジンドゥー(Jimdo)」「ウィックス(Wix)」の4のサービスをご紹介・比較していきたいと思います。
もくじ
(※)価格をはじめとした内容は、2019年10月確認時点の情報です。
また、あくまで当方が体感した・調べた範囲内での主観による評価・説明も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報・利用ルールは公式サイトをご確認ください。
今回紹介するホームページ作成サービス一覧と比較表
今回、ご紹介するホームページ作成サービスは下記の通りです。
- WordPress(ワードプレス) 〜世界・日本シェアNo1!自由度の高さが圧倒的〜
- peraichi(ペライチ) 〜1ページ構成のサイトにおすすめ!日本発の簡単さNo1のサービス〜
- Studio(スタジオ)〜最近人気急上昇!日本発のホームページ作成サービス〜
- jimdo(ジンドゥー) 〜簡単&有名&機能豊富なバランス型サービス〜
- wix(ウィックス) 〜イスラエル発!1億人以上が使う有名サービス〜
下記は、「簡単さ」「自由度」「利用者数」「用途」の4つの切り口でホームページ作成サービスを簡単比較したグラフです。
(※)「簡単さ」など主観も含まれており絶対的な指標ではありませんのでご注意ください。
- 簡単さ:(簡単)ペライチ>Studio>Jimdo≧Wix>WordPress(難しい)
- 自由度:(大きい)WordPress>Wix≧Jimdo>Studio>ペライチ(少ない)
- 利用者数:(多い)WordPress>Wix>Jimdo>Studio≧ペライチ(少ない)
- 用途:(大規模サイト向き)WordPress>Jimdo≧Wix>Studio>ペライチ(小規模サイト向き)
世界・日本シェアNo1!自由度の高さが圧倒的
「WordPress(ワードプレス)」
WordPressの概要と特徴
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | ワードプレス(WordPress) ※厳密にはサービスではなくソフトウェアです WORDPRESS ORG 日本語サイト |
料金 | ソフト代無料 (※)ただし、レンタルサーバー代などで実質月額500〜1,000円程度かかります |
概要 |
【特徴】WordPressは世界・日本共にシェアNo1のホームページ作成ソフトウェア(CMS)です。オープンソースで自由度の高さが圧倒的で小規模サイトから大規模サイトまで対応できます。 反面、営利企業が運営・サポートしているわけではないので、問い合わせ先やサポートデスクなどはない点が注意点。 【用途】小〜大規模サイト全て対応可 【利用者数・シェア】非常に多い 【簡単さ】やや難 【自由度】非常に自由 |
まず最初におすすめするホームページ作成サービス(ソフト)は、WordPressです。
WordPressの特徴は、「世界・日本共に利用者数・シェアNo1」という点と「圧倒的な自由度の高さ」です。また、数千・万単位のデザインのテンプレート(テーマ)とプラグインがあることも大きな特徴です。
下記はWordPressのシェアですが、世界・日本共にダントツのNo1であることがわかります。
Usage Statistics and Market Share of Content Management Systems, October 2019より引用
なお、WordPressの特徴について「【WordPressとは】ワードプレスの概要と特徴を徹底解説」に詳しく説明していますので合わせてご覧ください。
WordPressを使って感じた長所・メリット
WordPressのメリットは、大きく「自由度(カスタマイズ性)の高さ」と「テンプレート・プラグインの豊富さ」の2点があります。
WordPressは自由度が圧倒的に高い
1つ目は自由度の高さです。他のホームページ作成サービスと違って、必要であれば自分で機能開発・追加や完全オリジナルデザインのサイトを作ることができ、自由度が圧倒的に高いです。
また、ページ数や転送量などの制限がないのでページ数が数百・千を越えるような大規模なメディアサイトでも同じ金額で対応できるので非常にコストパフォーマンスが高いというメリットがあります(※)。
(※)契約しているレンタルサーバー側で転送量などの制限がありますが、他サービスと比較するとコストパフォーマンスは非常に高いです。
プラグインやテンプレートが圧倒的にたくさんある

WordPress テーマ 追加画面
2つ目は、デザインのテンプレートやプラグイン(スマホのアプリのような機能)が圧倒的に豊富な点です。デザインのテンプレートは数千以上あると言われており、探せば一通りのデザインやプラグインを見つけることができます。
普及率が圧倒的に高いので、WordPressを勉強するための書籍や情報が多く勉強しやすく、サーバー・ドメインの契約をしながらWebのスキルを身に付けていくこともできるので、Webの勉強をしたい人にもおすすめです。
- 自由度(カスタマイズ性)の高さを求める人
- Webの勉強もしていきたい人
- ページ数の多いサイト・ブログ・メディアサイトを作りたい人
関連記事
WordPressの勉強におすすめの本を「【初心者向け】目的別WordPressの勉強におすすめの本6選」でご紹介しています。WordPressを勉強するために本の購入を検討している方は合わせてご覧ください。
WordPressを使って感じた短所・デメリット
WordPressのデメリットは「他のホームページ作成サービスと比べて最初の構築が難しい」点と「自由度が高い分、管理も自分でしなければならない」点の2点が大きく挙げられます。
他のホームページ作成サービスと比べて難しい
1つ目のデメリットは「他のホームページ作成サービスと比べて難しい」点です。WordPerssを始めるためには、一般的に「レンタルサーバー」を契約し、「(独自)ドメイン」を取得し、WordPressをレンタルサーバーにインストールする必要があります。
今回ご紹介する他の3つのサービスはクラウド型でサーバーやドメインの設定を意識しなくてもホームページを作成できることと比較すると、少し難しいという点がデメリットです。
合わせて読みたい記事
おすすめのレンタルサーバーについては「【おすすめレンタルサーバー比較総まとめ】WordPress対応5社」に詳しく説明していますので、レンタルサーバーをご検討の方は合わせてご参考いただければと思います。
保守・メンテナンスも自分で対応する必要がある
また、WordPressはオープンソースで誰でも自由に利用・編集することができますが、自由度が多い反面、バージョンアップ・セキュリティ対策や不具合対応なども自分で実施しないといけない点に注意が必要です。
- とにかく簡単なサービスが良い人
- 問い合わせ先・サポート先がある方が良い人
合わせて読みたい記事
下記の記事に自分でホームページを作りたい方向けに「独自ドメイン+レンタルサーバー」上にホームページを作る方法」を紹介しています。あわせてご参考ください。
1ページ構成のサイトにおすすめ!簡単さNo1のサービス
「ペライチ」
ペライチの概要と特徴
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | ペライチ(peraichi) |
料金 | 無料〜2,980円/月(プランによる) |
概要 |
【特徴】ペライチはマウスのドラッグ&ドロップ操作でホームページを作ることができるホームページ作成サービスです。簡単さとシンプルさが特徴で初心者に優しい作りになっています。その名の通り一ページ構成のペラサイトにおすすめのサービスです。反面、10ページを超えるようなページ数の多いサイトを作りたい人には向いていません。 【用途】小規模サイト向き 【利用者数・シェア】普通 【簡単さ】非常に簡単 【自由度】少ない |
2つ目にご紹介するおすすめのホームページ作成サービスは、ペライチです。
運営会社は株式会社ペライチで日本企業で、「誰でも・カンタンに・素早く」をモットーにホームページ作成サービス『ペライチ』を提供しています。
ペライチは、その名の通り、一ページものの長いページ(ランディングページや一ページ完結型のホームページ)におすすめのホームページ作成サービスです。
2020年6月時点で20万以上のユーザーの利用実績のあるサービスで、初心者でも使いやすいようにシンプルに設計されていて、簡単にページを作成することができます。
下記は、ペライチのページ編集画面です。「ブロック」という単位でページを構成していきます。基本的にマウスでクリックするだけでページを作成できますので非常に簡単です。
■ペライチのページ編集画面(スマホ表示用)
■よく使うデザインをブロック単位で挿入することができます
■ページタイトルやメタ説明文・Analyticsの埋め込みなど、SEOの基本的な設定も可能です。
ペライチは、無料で始められるスタートプランから有料版のビジネスプランまで4つのプランが用意されています。

ペライチプラン比較(※)上図は2020.6時点で公式HPの内容を元に弊社で作成
■ペライチプラン比較
プラン名 | スタートプラン | ライトプラン | レギュラープラン | ビジネスプラン |
---|---|---|---|---|
料金 | 無料 | 980円/月 | 1,980円/月 | 2,980円/月 |
ページ数制限 | 1 | 3 | 5 | 10 |
ビジネス用途 でのおすすめ度 |
||||
概要 | お試し・気軽な内容のページを作りたいときおすすめ(1ページのみ・独自ドメイン不可) | 独自ドメイン対応可能・お問い合わせフォーム機能をサポート | ライトプランの機能+HTMLなどのタグ挿入機能とペライチフッターの非表示対応 | レギュラープランの機能+公開ページ数10ページ・メルマガ配信・決済機能・予約機能などの高付加機能が追加されたプラン |
※金額は税別表記です。2020年6月時点で確認した内容です。
ライトプラン以上では、独自ドメインを設定することもできるので、ビジネス用途で長く使いたい場合にはライトプランやスタンダードがおすすめです。
ペライチの長所・メリット
ペライチを使うメリットはなんといっても「シンプル&簡単」という点です。1ページ構成の長いサイトを作りたい場合にぴったりでおすすめのサービスの1つです。
日本企業発のサービスで、日本人向けに初心者でも簡単に作れるようになっているのが強みの1つです。
- 初心者でできるだけ簡単にWebサイトを作りたい人
- 1〜5ページ位の構成の縦に長いサイト(ランディングページや1ページ完結のホームページ)を作りたい人
- 初心者でHTML・CSSなどを使わずに今風の綺麗なデザインを作りたい人
まずは試してみたい方向けに無料で始めることができるスタートプランが用意されているので、まずは試してみると良いでしょう。
ペライチの短所・デメリット
ペライチを使って感じたデメリットとしては、ページ数制限が大きい点です。
ページ数が増えると月額費用が高くなり、レギュラープラン(¥1,980)で5ページまでで、ビジネスプラン(¥2,980)で10ページ制限があります。
同じ価格帯でページ数(ほぼ)無制限の他のホームページ作成サービスもあり、ページ数の多い構成のホームページを作りたい場合は費用対効果を考えると他のホームページ作成サービスを検討した方がよいかもしれません。
1ページ構成のサイトを作りたい人には非常にオススメである反面、10ページ数を超えるようなページ数の多いサイトを作りたい場合については、あまりおすすめしません。
また、FTP機能や.htaccess編集機能もないので、中級者以上のカスタマイズしたい人にとっては物足りないかもしれません。
- ページ数の多いホームページを作りたい人
- ページ数制限を気にせずホームページを作りたい人
- カスタマイズ自由度の高さを求める人
とはいえ、ペライチは簡単で初心者にも使いやすく、単体ページ(少ないページ数)のサイトを作りたい人にとってはおすすめできるホームページ作成サービスです。
なお、ペライチについて「【ペライチってどう?】ペライチを使った感想・メリット・デメリット」にプラン別の比較含めて詳しく説明していますので、合わせてご参考ください。
ウェブサイト作成ツール「STUDIO(スタジオ)」
STUDIOの概要と特徴

引用元: STUDIO公式サイト(https://studio.design/ja)
「STUDIO」は、東京都渋谷区にオフィスを構えるSTUDIO株式会社が提供している日本発のウェブサイト作成ツールです。
今回ご紹介しているそのほかのサービスと比べると、後発のサービスですが、2021年8月時点で15万ユーザーを突破して海外からも注目を浴びています。
「STUDIO」のユーザー数が15万人を突破!スタートアップからメルカリShops、サイバーエージェントなどの有名企業、官公庁まで幅広いWebサイトを支えるプラットフォームへ進化。
今後のさらなる成長のため、採用を強化しグローバルでのシェア拡大を目指します。次世代のWebデザインプラットフォーム「STUDIO」を運営するSTUDIO株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石井 穣)は、この度累計ユーザー数が15万人を突破したことをお知らせいたします。
STUDIO」のユーザー数が15万人を突破! | PRTIMESより引用
STUDIOでは、初心者の方向けにHTMLやCSSといったコードを書かなくても、積み木のように要素を積み上げていって楽にレイアウトが作ることができます。
プランに関しては、2021年9月時点では「FREE」「BASIC」「PRO」プランの3つのプランから選ぶことができ、FREEプランを使用する場合は無料で始められます。
プラン名 | 月額料金(月払い) | 月額料金(年払い) |
---|---|---|
FREEプラン | 0円 | 0円 |
BASICプラン | 1,280円(税込) | 980円(税込) |
PROプラン | 3,280円(税込) | 2,480円(税込) |
STUDIOを使用して感じた長所・メリット
STUDIOの長所・メリットは下記の通りです。
STUDIOを使用するメリット
- 初めての方でもサイト作成・運用のハードルが低い
- テンプレートから作ることも1から作ることも可能
- 直感的にサイトデザインを作成できる
- デバイスの大きさごとに、レスポンシブ対応をさせることが出来る
- サイトに使用出来る写真やアイコンが豊富に準備されている
WorrdPressと比較すると、レンタルサーバーを契約してインストールする必要がないので、初めての方でもサイト作成のハードルが低いという点です。
また、運用についてもWordPressのように自分でソフトウェアのバージョンアップアップをしてセキュリティ対策などもする必要がないので、運用も楽なのがメリットです。
■(参考)デザイン作成~公開までのデモ
他にも、テンプレートからサイトを作ることも1からサイトを作ることも可能という点やデバイスの大きさごとに、レスポンシブ対応をさせることが出来る点サイトに使用出来る写真やアイコンが豊富に準備されているという点が良い点として挙げられます。
STUDIOを使用して感じたデメリット
一方、STUDIOを使用して感じたデメリットは下記の通りです。
STUDIOを使用するデメリット
- 複数サイトを運用するときは割高になりがち
- ブログを始めるときはページ数制限があるため割高になりがち
- レンタルサーバー形式・WordPressと比べると機能が限定される
- 比較的新しいサービスなのでネット情報や書籍があまり見つからない
大きくは、複数サイトを運用するときは割高になりがち、ページ数制限があるのでページ数が多いと割高になりがちという点です。
STUDIOでは個々のウェブサイトを別々のプロジェクトで管理していくのですが、仮にそのうちの2つのプロジェクトで独自ドメインを使用したウェブサイトを作成したいといった場合はプロジェクト毎に有料のプランを選択する必要があるので、かかる費用が高くなります。
STUDIO の料金は 1 サイトあたりの料金になりますか?(プランの契約形態について )
STUDIO のプランはアカウントごとではなく、プロジェクトごとのお支払いになります。そのため1つのプランで適用されるプロジェクトは1つのみです。もし複数のプロジェクトを独自ドメインで公開したいなどの場合は、2つのプロジェクトをアップグレードする必要がございます。
引用元: プラン変更時の注意点(https://help.studio.design/ja/articles/3652807-プラン変更時の注意点)
また、ブログを始めるときはページ数制限があるため割高になりがちという点です。
FREEプランやBASICプランでは公開出来る記事数が5記事までと限られており、ブログのようにページ数が多くなることを想定しているサイトではPROプラン(公開出来る記事数は1000記事まで)を契約する必要が出てくるので、結果として割高になります。
そのほかにも、FTPでファイル操作できなかったり、.htaccessファイルが触れなかったりなど、レンタルサーバー形式・WordPressなどと比べると機能が限定されるので、通常のレンタルサーバーで契約してHTML/CSSやWordPressでサイトを作る場合と比較すると、普段できる細かい制御ができないので、開発者の方にとっては機能制限を感じる方もいらっしゃると思います。
また、比較的新しいサービスゆえ、長い実績を持つWixやJimdoなどと比較すると、ネット上に情報が少ないことにも注意が必要です。
STUDIOについて詳しくは「Webサイト作成サービスSTUDIOの感想とメリット・デメリット」をご参照ください。
簡単&機能豊富なバランス型
Jimdo(ジンドゥー)
Jimdoの概要と特徴
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | ジンドゥー(Jimdo) 公式サイトはこちら ![]() |
料金 | 無料〜2,460円/月(プランによる) |
概要 |
【特徴】Jimdo(ジンドゥー)は、マウスのドラッグ&ドロップ操作でホームページを作ることができるホームページ作成サービスです。初心者向けでも使いやすい操作感で、デザイナーや個人事業主に人気です。ブログ機能付きのホームページを作ることができます。 【用途】小〜中規模サイト向き 【利用者数・シェア】多い 【簡単さ】簡単 【自由度】普通 |
3つ目にご紹介するおすすめのホームページ作成サービスは、Jimdo(ジンドゥー)です。
Jimdo(ジンドゥー)は、マウスのクリック操作でホームページを作ることができる初心者におすすめのホームページ作成サービスです。
Webに詳しくない人でも作成・メンテナンスができ、かつHTMLやCSSである程度の装飾も可能なのでデザイナーやイラストレーターにも人気のホームページ作成サービスです。
Jimdo(ジンドゥー)とは、WYSIWYG Webホスティングサービス[1]。無料サービスのJimdoFreeとプレミアムサービスとしてのJimdoProおよびJimdoBusinessがある。ドイツ・ハンブルクにあるJimdo GmbH社によって運営されている[2]。日本語版はKDDIウェブコミュニケーションズが協業パートナーになっている[3]。
...(中略)
2011年現在、Jimdoの上で利用できる言語は日本語、英語、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、ポーランド語、オランダ語、ポルトガル語になっている。[11]
Jimdoが現在アメリカ、ドイツ、日本にデータセンターが存在する。
(※)「Jimdo - Wikipedia」より引用
Jimdoは後述のWixに並んで世界のシェア(利用者数)ランキングにもランクインしている世界的に有名なサービスの1つです。
Usage Statistics and Market Share of Content Management Systems, October 2019より引用
下記は、Jimdoのページ編集画面です。ブロック単位でページを構成していきます。基本的にマウスでクリックするだけでページを作成できますので非常に簡単です。
Jimdoの<クリエイター(※注)>サービスのプランは下記の通りです。
プラン名 | FREE フリープラン |
PRO プロプラン |
BUSINESS ビジネスプラン |
---|---|---|---|
料金 | 無料 | 965円/月 | 2,460円/月 |
概要 | 無料で作成できるお手軽プラン。主な機能は下記の通り。
|
ビジネス用途におすすめのプラン。主な機能は下記の通り。
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ビジネス用途でページ数の多いサイトにおすすめのプラン。主な機能は下記の通り。
|
※月額表記ですが、請求は年額請求です。
まずは試してみたい方向けに無料で始めることができるスタートプランが用意されているので、使い勝手を試したい人はまず無料プラン試してみると良いでしょう。
なお、上記はJimdoの<クリエイター>版のプランになります。2019年春に業種やSNS情報などの情報を元に自動でホームページを生成するAIビルダーというプランもリリースされました。
AIビルダーは上記で紹介した<クリエイター>とプランも異なるので注意してください。
プラン名 | PLAY | START | GROW |
---|---|---|---|
料金 | 無料 | 990円/月 | 1,590円/月 |
概要 | 誰でも無料でホームページが作れます- どうぞお試しを | 趣味やイベント、ビジネスにもお使いいただけます。 | 企業や個人事業の本格的なホームページに最適です。 |
「ジンドゥー AI ビルダー」とは、その名前の通り「AI を使ってホームページを作成する」最先端ツールです。この「AI ビルダー」によってホームページの作成が今まで以上に簡単で、楽しくなること間違いなしです!
あなたの持っている SNS(Facebook や Instgram)のアカウントや Google マイビジネスと紐づけることで、あなたにぴったりなホームページをたったの 3 分で作成します。
Jimdoを使って感じた長所・メリット
Jimdoを使うメリットは「バランスの良さ」だと思います。
ホームページ作成サービスの中でも「有名・シェアが多く」「操作も簡単でわかりやすく」そして「ある程度の自由度がある」という点でバランスが良い印象があります。
本当の初心者でもWebサイトを作ることができ、かつ、HTMLやCSSで多少カスタマイズをしたい人にとっても使い勝手のよいサービスです。
まずは試してみたい方向けに無料で始めることができるスタートプランが用意されているので、まずは試してみると良いでしょう。
- HTML・CSSはわからない初心者だけど、簡単にWebサイトを作りたい人
- シンプルなホームページを楽に作って運営したい方
- 簡単に作りたいけれど、ある程度HTMLやCSSも触れる自由度が欲しい人
Jimdoを使って感じた短所・デメリット
Jimdoを使って感じたデメリットとしては、「容量・帯域制限」と「自由度の制限」です。
前述のプラン別比較で記載の通り、容量制限や帯域制限があり(レギュラープラン(¥965)でサーバー容量5GB・帯域幅10GBという制限があります。
ブログ機能もあり、ページを増やすこともできますが、たくさん写真を使ったり、ページ数が増えてくるとアップグレードを検討する必要があります。
カスタマイズなども制限があるため、個人ビジネスのシンプルなホームページなどに向いていますが、ブログをがんがん更新するつもりの人には少し向いていないかもしれません。
FTP機能や.htaccess編集機能もないので、中級者以上のカスタマイズしたい人にとっては物足りないかもしれません。
- コンテンツが多いサイトを作りたい人(ページ数やアクセス数の多いサイトを作るつもりの人)
- カスタマイズ自由度の高さを求める人
なお、Jimdoについて「【Jimdoってどう?】ジンドゥーを使った感想・メリット・デメリット」にプラン別の比較含めて詳しく説明していますので、合わせてご参考ください。
イスラエル発!1億人以上が使う有名サービス
Wix(ウィックス)
Wixの概要と特徴
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | Wix(ウィックス) 公式サイトはこちら |
料金 | 無料〜2,500円/月(プランによる) |
概要 |
【特徴】Wixはマウスのドラッグ&ドロップ操作でホームページを作ることができるホームページ作成サービスです。Wixの特筆すべき点は、利用者数・シェアの多さで、世界190か国で利用者数1億万人以上、CMSシェア世界第6位の有名&実績の高いサービスです。 【用途】小〜中規模サイト向き 【利用者数・シェア】多い 【簡単さ】簡単 【自由度】普通 |
>次にご紹介するおすすめホームページ作成サービスは、「Wix(ウィックス)」です。
Wix(ウィックス)は、マウスの操作と文字・写真の入力だけでホームページを作ることができるホームページ作成サービスです。ホームページ作成サービスは他にもいくつもありますが、Wixの特筆すべき点は世界中で使われており、機能面が充実しているという点です。
Wix.com
設立:2006年
本社:イスラエル、テルアビブ
拠点数:ベエルシェバ、ニューヨーク、サンフランシスコ、マイアミ、サンパウロ、サンタナ・デ・パルナイーバ、ヴィリニュス、ドニプロペトロウシク
サービス:クラウドベースのホームページ作成ツール
Wix.com(ウィックス)は、世界で1億人以上が利用するドラッグ&ドロップのホームページ作成ツール。無料版と有料版サービスを展開。有料版は独自ドメインの設定や広告非表示の選択ができ、プレミアムサポートが受けられる。インターネットを通じて個人やビジネスが創造、貢献、成長できるソリューションを提供することを理念としている。
(※) Wix.com - Wikipedia
2019年10月時点で世界のCMS(Contents Management Sysytem)シェア第6位で、世界190か国で1億6,000万人以上に使われて有名なサービスです。
Wix のCMSシェア 世界第6位 2019年10月時点
Usage Statistics and Market Share of Content Management Systems, October 2019より引用
下記は、Wixのページ編集画面です。ブロック単位でページを構成していきます。基本的にマウスでクリックするだけでページを作成できますので非常に簡単です。
Wixのプランは下記の通りです。。有料プランは、まとめて「プレミアムプラン」とも呼ばれています。
プラン名 | フリープラン | プレミアムプラン | |||
---|---|---|---|---|---|
ドメイン接続 | ベーシック | アドバンス | VIP | ||
料金 | 無料 | 500円/月 | 900円/月 | 1300円/月 | 2,500円/月 |
概要 | 無料で作成できるお手軽プラン
|
無料プランに独自ドメインを追加できるプラン
|
趣味・個人やビジネス用途でおすすめのプラン
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ビジネス用途でページ数の多いサイトにおすすめのプラン
|
ビジネス用途で最上級特典&サポートが受けられるプラン
|
※表示料金は月額表示ですが、購入時に利用期間分の料金の全額一括払いで請求されます。
まずは試してみたい方向けに無料で始めることができるフリープランが用意されているので、使い勝手を試したい人はまず無料プラン試してみると良いでしょう。
最近では、AIを活用したホームページ作成ツール「Wix ADI」というツールもリリースされました。
Wixを使って感じた長所・メリット
Wixを使うメリットとしては、「有名であり利用者数が多く」「機能が豊富(新しい機能が随時開発されていっている)」という点です。
シンプルさ&簡単さという意味では「ペライチ」や「Jimdo」に比べるとやや操作感が難しい印象がありますが、「世界的な利用者数の多さ」や「機能の豊富さ」という点では非常に強いサービスです。
CMSのシェア世界第6位。世界190か国で1億人以上が使っている有名&実績の高いホームページ作成サービス
Wix のCMSシェア 世界第6位 2019年10月時点
Usage Statistics and Market Share of Content Management Systems, October 2019より引用
テンプレートの種類も目的・業種別に600以上ご用意されており、自分好みのサイトを作りやすいというメリットがあります。
Wix Appというアプリが利用してサイトの機能拡張できることも特徴です。
ドラッグ&ドロップで操作できるので、初心者でもWebサイトを作ることができ、かつ、HTMLやCSSで多少カスタマイズをしたい人にとっても答えることのできるホームページ作成サービスです。
まずは試してみたい方向けに無料で始めることができるフリープランが用意されているので、まずは試してみると良いでしょう。
- ドラッグ&ドロップ型のホームページ作成サービスの中でできるだけ機能豊富で有名なサービスが良い人
- HTML・CSSはわからない初心者だけど、簡単にWebサイトを作りたい人
- シンプルなホームページを楽に作って運営したい方
- 簡単に作りたいけれど、ある程度HTMLやCSSも触れる自由度が欲しい人
Wixを使って感じた短所・デメリット
Wixを使って感じたデメリットとしては、「操作感が少し難しい点」、「容量制限」や「(世界で展開されているサービスなので)日本に特化したサービスではない点」などが挙げられますです。
前述で説明の通り、Wixは利用者数が多く機能が豊富なのが特徴ですが、機能が豊富な分同様のホームページ作成サービスと比べて操作感が少し難しい印象があります。
また、容量制限や帯域制限があり(ベーシックプラン(¥900)でサーバー容量3GB・帯域幅2GBという制限があります。
したがって、ページ数の多いサイト・アクセス数の多いサイトを作ると増強が必要になりコストパフォーマンスが落ちてきます。
また、日本初のサービスではなく日本特化のサービスでもないため、日本語での電話問い合わせがない点も注意が必要です。
Wix への電話でのお問い合わせ
Wix では英語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語にて電話サポートをご提供しております。
日本語での電話サポートは提供しておりませんので、ご了承ください。
(※) Wixへの電話でのお問い合わせ
個人ビジネスのシンプルなホームページなどに向いていますが、ブログをがんがん更新するつもりの人には少し向いていないかもしれません。
また、FTP機能や.htaccess編集機能もないので、中級者以上のカスタマイズしたい人にとっては物足りないかもしれません。
- できるだけ簡単なサービスが良い人
- コンテンツが多いサイトを作りたい人(ページ数やアクセス数の多いサイトを作るつもりの人)
- カスタマイズ自由度の高さを求める人
なお、Wixについて「【Wixってどう?】ウィックスを使った感想・メリットとデメリット」にプラン別の比較含めて詳しく説明していますので、合わせてご参考ください。
(補足)その他のホームページ作成サービス
ここでは、その他のホームページ作成サービスもいくつかご紹介したいと思います。
スタイリッシュなコーポレートサイトが作れる!
Bind(バインド)
Bindは、累計19万ユーザーに支持されてきた、プロが作ったようなホームページが自在に作成できるホームページ作成サービスです。
BiNDupは累計19万ユーザーに支持されてきた、プロが作ったようなホームページが自在に作成できるサービスです。常時SSL対応のセキュリティ万全のサーバー、独自ドメインなど基本のSEO対策を考慮し、ビジネスサイトに欠かせない要素を完備。新たにマーケティング機能を搭載し、集客に本気で取り組めるツールに進化します。
アメブロがメインの方におすすめ
AmebaOwnd(アメーバオウンド)
AmebaOwnd(アメーバオウンド)は有名なブログサービス「アメブロ(ameblo)」を運営しているサイバーエージェント社の提供しているホームページ作成サービスです。
独自ドメインなどが使えないことが難点ですが、アメブロとの親和性が良く、アメブロメインで利用しているユーザーにはおすすめです。
まとめ 目的に合わせて最適なサービスを選ぼう
まとめです。
今回は、下記の5つのホームページ作成サービス(ソフト)をご紹介しました。
- WordPress(ワードプレス) 〜世界・日本シェアNo1!自由度の高さが圧倒的〜
- peraichi(ペライチ) 〜1ページ構成のサイトにおすすめ!簡単さNo1のサービス〜
- Studio(スタジオ)〜最近人気急上昇!日本発のホームページ作成サービス〜
- jimdo(ジンドゥー) 〜簡単&有名&機能豊富なバランス型サービス〜
- wix(ウィックス) 〜イスラエル発!1億人以上が使う有名サービス〜
(※)「簡単さ」など主観も含まれており絶対的な指標ではありませんのでご注意ください。
- 簡単さ:(簡単)ペライチ>Studio>Jimdo≧Wix>WordPress(難しい)
- 自由度:(大きい)WordPress>Wix≧Jimdo>Studio>ペライチ(少ない)
- 利用者数:(多い)WordPress>Wix>Jimdo>Studio≧ペライチ(少ない)
- 用途:(大規模サイト向き)WordPress>Jimdo≧Wix>Studio>ペライチ(小規模サイト向き)
また、オープンソースのWordPressとその他の営利企業の運営しているホームページ作成サービスは、「自由度」と「サポート」という点で大きな違いがあります。
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
WordPress | ◎自由度が大きく色々なカスタマイズや機能拡張ができる |
×サポートしてくれる問い合わせ先がない(不具合やわからないことは自分で調べて解決する必要がある) ×バージョンアップやセキュリティ対策を自分でやる必要がある |
Jimdo,Wixをはじめとした営利企業が運営しているホームページサービス |
◎問い合わせ先となるヘルプデスクがある(サポート条件は運営元やプランによるので要確認) ◎バージョンアップや基本的なセキュリティ対策は運営会社がある程度行なっている |
×機能制限があり、WordPressほど自由度が大きくない |
大事なことはどれも目的に応じて一長一短あることで、「どんなケースでも普遍的に絶対にこれが良い」ということはありません。
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【WordPress対応】自分でホームページ・ブログを作成したいWebスクールWEBST8