独自ドメインとは? 取得メリットと取得方法

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独自ドメインとは。取得するメリットや取得方法を解説

2022年1月24日

ブログやホームページを作成するときに、「独自ドメインって何?」と思う方あるいは、「独自ドメイン」を取得すべきか否か?について悩む方も多いでしょう。

独自ドメインは本サイトで言うと「webst8.com」の部分でありインターネット上の住所に相当します。

独自ドメインを知らず、後々後悔しないようにこの記事でしっかり理解するようにしましょう。

この記事では、独自ドメインとは何か?をはじめ、独自ドメインを利用するメリットや取得方法を紹介していきます。

この記事でわかること

  • 独自ドメインについて
  • 独自ドメインのメリットデメリット
  • 独自ドメインの取得方法

独自ドメインとは

独自ドメインとは、「https://webst8.com/」というURLであれば、「https://webst8.com/」の赤字部分を独自ドメインといいます。

URL独自ドメイン
https://webst8.com/https://webst8.com/
独自ドメイン

独自ドメインをわかりやすくいうと、「独自ドメイン = 住所」です。

独自ドメインとはインターネット上に存在する唯一のドメインで、同じドメインを2つ重複して持つことはできません。

当サイト(WEBST8)のドメインは、「webst8.com」ですが、このドメインを持っている人は当サイト運営者のみで、他の誰も取得することは不可能です。

また、webst8.comの「com」の部分をトップレベルドメインと言います。

独自ドメインを取得した際に、多くの場合「www」がありでも、なしでもどちらでも利用できることが多いです。

この「www」の意味については「wwwとは?wwwの意味とあり・なしの違いとSEO評価の注意点」で解説していますので合わせてご参照ください。

TLD(トップレベルドメイン)の意味

「〇〇〇.com」の〇〇〇部分は好きな文字を選ぶことができますが、後ろにつく「.com」などのTLD(トップレベルドメイン)は決められた中から自由に選択する形になります。

TLD(トップレベルドメイン)の一例
TLD(トップレベルドメイン)の一例
「ドメイン名.〇〇〇」の〇〇〇にあたる「.com」「.net」「.co.jp」などのことをTLD(トップレベルドメイン)と呼び、それぞれのTLDには意味があり利用用途によって使い分けることができます!
TLD元々の意味やよく使うシーン登録対象
.com語源はcommercial(商業・商用)
商業・商用用途のサイトで世界的に広く使用されています。
世界中の誰でも登録可
.net元々はネットワーク関係を意味しています。
オンラインビジネスや起業によく利用されます。
世界中の誰でも登録可
.org語源はorganization(組織)
非営利団体でよく使用されます。
世界中の誰でも登録可
.info情報提供のホームページでしばしば使用されます。
2001年10月運用開始されたトップレベルドメイン。
世界中の誰でも登録可
.biz商用のドメインで企業に使用されることがあります。
2001年5月運用開始されたトップレベルドメイン。
世界中の誰でも登録可
.name下記のような個人名用のサイトにしばしば使われるドメイン。
例) taro-yamada.name
世界中の誰でも登録可
.jp日本国内にいる人間しか取得できないるドメイン日本国内に住所を持つ個人・団体・組織
.co.jp法人用ドメイン日本国内に住所を持つ法人
TLD(トップレベルドメイン)の一例

独自ドメインが必要になるシーン

独自ドメインの使い方は以下2つの使い方があります。

  • ブログやホームページなど、自社・個人専用のWebサイトを作る時
  • 自分のメールアドレスを作る時

ブログやホームページなど、自分のWebサイトを作る時

多くのケースでは、ブログやホームページなど、自分のWebサイトを持つとき独自ドメインを利用します。

はてなブログやSTUDIOなど、無料でブログやホームページが作成できるサービスは多々ありますが、その際に独自ドメインを使わずにそのサービスの共有ドメイン(サブドメイン)を使ってWebサイトを運用した場合、後々「WebサイトをWordPressに移行したい」と思った際に、共有ドメインは引っ越しできないので、引越し作業がかなり面倒になります。

自分のWebサイトを持つときは、なるべく独自ドメインを利用する方が賢明でしょう。

共有ドメインについて

共有ドメインとは、利用するサービスのサブドメインを使い、自分が作成したWebサイトに割り当てて運用するドメインのことです。

例えばSTUDIOを使って無料でWebサイトを作成すると「◯◯◯.studio.site」などのようなSTUDIOのサブドメインで運用することになります。

STUDIOのサブドメインで運用すると、後々STUDIOから別のサービスに乗り換えたいと思っても「◯◯◯.studio.site」というドメインは使えなくなるため、運用してきた中で積み上げたSEOや被リンクの評価が一気になくなってしまいます。

ブログを始めたい方でGoogle Adsenseを始めてみたいと言う方も多いと思います。

Google Adsenseでは、サブドメインは不可で独自ドメインである必要がありますので注意しましょう。

独自ドメインかどうか

(関連記事)Googleアドセンス審査合格のための9個のポイントを徹底解説

自分のメールアドレスを作る時

自分のWebサイトを持つときに独自ドメインを使うのは想像しやすいかと思いますが、自分のメールアドレスを持つときにも独自ドメインを使うことができます。

Googleのサービスで無料で利用できるGmailが有名ですが、Gmailを利用してメールアドレスを取得した場合、「〇〇〇@gmail.com」というメールアドレスになります。

これは「gmail.com」というGoogleが所有している独自ドメインを利用してアドレスを発行していることになります。

独自ドメインを取得することで、「〇〇〇@gmail.com」の「@gmail.com」の部分を、取得した独自ドメイン名でメールアドレスを発行することができます。

取得した独自ドメイン名でメールアドレスを発行する場合、個人の趣味として利用するというよりも、会社・事業用のメールアドレスとして利用する場面が多いです。

会社のメールアドレスが「〇〇〇@gmail.com」よりも「〇〇〇@***co.jp」の方が、圧倒的に信頼性も高くなるでしょう。

独自ドメインでメールアドレスを使う例

上記のように、会社はそれぞれの目的(通常の会社用メールアドレス・採用のメールアドレス・カスタマーサポート用のメールアドレス等)で分けて利用することで、目的に応じて管理できます。

また、ビジネス用途の何らかのサービスに申し込む際に、yahooやgmailなどのフリーメールでは受け付けてくれず、独自ドメインでないと登録ができない場合もありますので注意しましょう。

独自ドメインを取得するメリットとデメリット

次に独自ドメインを取得するメリットとデメリットについて紹介していきます。

独自ドメインを取得するメリット

「webst8.com」のように独自ドメインを取得するメリットは下記のようなポイントがあります。

  • ビジネス用途のサイトの場合、独自ドメインの方が信頼性が高い
  • ビジネス用途系のサービスに申し込む際で独自ドメインのホームページが必要な場合がある
  • ブログを運営する場合、Google Adsenseの審査要件の一つである独自ドメインを満たす
  • 独自ドメインの場合、プラットフォームを変更しやすい(サイトの引越し・リニューアル)

先程、無料でWebサイトが作れるSTUDIOを例にあげましたが、STUDIOを利用して無料でWebサイトを作ると「◯◯◯.studio.site」などのように、STUDIOのサブドメインで運用することになります。

もし仮に、STUDIOがサービス終了した場合や、作成したWebサイトをWordPressに移行したい場合、「◯◯◯.studio.site」のサブドメインはもう使うことができなくなります。SEOや被リンクなどの積み上げてきた評価が基本的にリセットされてしまいます。

独自ドメインを取得していれば、基本的に利用しているサービスが終了した場合や、別のサービスに移行したい場合でも、SEOや被リンクなどの積み上げてきた評価を引き継いで引っ越しすることができます。

独自ドメインを取得するデメリット

独自ドメインを取得するデメリットは、ドメインの取得・更新費用がかかることです。

ドメインは利用するTLD(トップレベルドメイン)や取得するサービスによって値段の違いがありますが、一番よく使われる「.com」であれば大体年間1000円〜1500円程で利用することができます。

エックスサーバーやロリポップ、ConoHa WINGなどの最近の有名なレンタルサーバー会社であれば、サーバー契約をすると1つの独自ドメインを無料で取得して更新費がかからないところもでてきたので、そういったところに申し込むとお得です。

おすすめのレンタルサーバーを「【おすすめレンタルサーバー比較総まとめ】WordPress対応5社」の記事で詳しく説明していますので、独自ドメイン取得・レンタルサーバーをご検討されている方は合わせてご参照ください。

デメリットとはいえ、ビジネス用途の自分のホームページを持つ場合はドメイン・サーバーの維持費は必須経費ですので、独自ドメインを取得した方がメリットが多いと思います。

独自ドメインの取得方法

次に独自ドメインの取得方法についてご紹介します。

独自ドメインの取得手順は簡単で、取得したいドメイン名を決めて、ドメイン取得サービスで取得するです。

  • ドメイン名を決める
  • ドメイン取得サービスで取得する

【STEP1】ドメイン名を決める

ドメインを取得する前に、ドメイン名を決めましょう。

ドメイン名に使用できる文字は、「半角英数字(A~Z,0~9, -)」、文字数は「3文字以上63文字以下」で、ドメイン名の決め方としては、あまり長くなり過ぎず運用するWebサイトの内容(サービス・ブログ名等)がURL(またはドメイン名)を見てなんとなく想像がつく文字・文字数が好ましいでしょう。

【STEP2】ドメイン取得サービスで取得する

ドメイン取得サービスとは、ドメインを購入できる専門のサービスで、「ムームードメイン」「お名前.com」等が有名で、それらは利用ユーザーも多いので安心して利用することができます。

サービス名公式サイト
ムームードメインhttps://muumuu-domain.com/
お名前.comhttps://www.onamae.com/
ラッコドメインhttps://rakkodomain.com/
Xserver Domainhttps://domain.xserver.ne.jp/
ドメイン取得サービスの一例

最近ではレンタルサーバー契約で独自ドメインが無料で取得できる場合も増えてきました

なお、エックスサーバーやロリポップ、ConoHa WINGなどの最近の有名なレンタルサーバー会社であれば、サーバー契約をすると1つの独自ドメインを無料で取得して更新費がかからないところもでてきたので、そういったところに申し込むとお得です。

おすすめのレンタルサーバーを「【おすすめレンタルサーバー比較総まとめ】WordPress対応5社」の記事で詳しく説明していますので、独自ドメイン取得・レンタルサーバーをご検討されている方は合わせてご参照ください。

お名前.comで独自ドメインを取得する例

以下は「お名前.com」の画面キャプチャで、お名前.com公式サイトへアクセスした後、取得希望の文字列を入力という箇所に、取得したいドメイン名を入力して取得することができます。

https://www.onamae.com/

お名前.comの公式サイトはこちら

もし仮に取得したいドメイン名を入力しても購入できない場合、そのドメインは他の誰かが既に取得してるドメインですので、別のドメイン名を入力して取得しましょう

まとめ

まとめです。この記事では、独自ドメインとは何か?をはじめ、独自ドメインを利用するメリットや取得方法を紹介しました。

独自ドメインをわかりやすくいうと、「独自ドメイン = 住所」です。

独自ドメインとはインターネット上に存在する唯一のドメインで、同じドメインを2つ重複して持つことはできません。

独自ドメインについて

URL独自ドメイン
https://webst8.com/https://webst8.com/
独自ドメイン

TLD(トップレベルドメイン)について

TLD元々の意味やよく使うシーン登録対象
.com語源はcommercial(商業・商用)
商業・商用用途のサイトで世界的に広く使用されています。
世界中の誰でも登録可
.net元々はネットワーク関係を意味しています。
オンラインビジネスや起業によく利用されます。
世界中の誰でも登録可
.org語源はorganization(組織)
非営利団体でよく使用されます。
世界中の誰でも登録可
.info情報提供のホームページでしばしば使用されます。
2001年10月運用開始されたトップレベルドメイン。
世界中の誰でも登録可
.biz商用のドメインで企業に使用されることがあります。
2001年5月運用開始されたトップレベルドメイン。
世界中の誰でも登録可
.name下記のような個人名用のサイトにしばしば使われるドメイン。
例) taro-yamada.name
世界中の誰でも登録可
.jp日本国内にいる人間しか取得できないるドメイン日本国内に住所を持つ個人・団体・組織
.co.jp法人用ドメイン日本国内に住所を持つ法人
TLD(トップレベルドメイン)の一例

ドメイン取得サービス

サービス名公式サイト
ムームードメインhttps://muumuu-domain.com/
お名前.comhttps://www.onamae.com/
ラッコドメインhttps://rakkodomain.com/
Xserver Domainhttps://domain.xserver.ne.jp/
ドメイン取得サービスの一例

自分のWebサイト(ブログやホームページ)を持ちたいと考えている方の多くは、Web上で集客したいと考えている方だと思いますので、共有ドメイン(サービスのサブドメイン)を利用せず、なるべく独自ドメインを取得してサイトを運用し、SEOや被リンクの評価を積み上げていくのが良いでしょう。

なお、エックスサーバーやロリポップ、ConoHa WINGなどの最近の有名なレンタルサーバー会社であれば、サーバー契約をすると1つの独自ドメインを無料で取得して更新費がかからないところもでてきたので、そういったところに申し込むとお得です。

おすすめのレンタルサーバーについては「【WordPressおすすめレンタルサーバー比較5社 総まとめ】」で詳しく説明していますので、レンタルサーバーをお探しの方は合わせてご覧いただければと思います。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
 

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