初心者にありがちな失敗例と失敗を防ぐ対策・コツ

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ブログ初心者にありがちな失敗例17個と対策・解決策【パターン別】

ブログ・アフィリエイトは始めることが簡単ですが、収益化や問い合わせをもらうなど、ビジネスとして成功させることは簡単ではありません。

成果の保証がないなか、何ヶ月・何年も努力する必要があります。実際はその過程で辞めてしまう人が大半です。

しかし、事前に知っておけば避けられる・対策できることも存在します。今回は、ブログ初心者にありがちな失敗とその解決策をご紹介します。

ブログ初心者にありがちな失敗例
 

 

初心者ブロガーによくある失敗17選と解決策

初心者ブロガーがアフィリエイト・収益化にチャレンジする上で、よくある失敗17選とその解決策を解説します。

ここでは、大きく3つに大別して「モチベーションなどの問題で記事を書けずに失敗するパターン」と「サイト全体の方向性・ジャンルを間違えて失敗するパターン」、および「個々の記事の中身が問題で失敗するパターン」に分けて失敗例をご紹介します。

ブログ初心者にありがちな失敗例
 

モチベーションなどの問題で記事を書けずに失敗するパターン

まずは記事を書けずに失敗するパターンです。

サイトや記事の内容というよりも、モチベーションや生活スタイル、完璧主義などが理由で問題でうまくいかないことが多いです。

モチベーションなどの問題で記事を書けずに失敗するパターン
 

【失敗例1】目標や書きたいことがなくすぐに辞めてしまう

一番最初の失敗例が、「ブログの目標や書きたいことがなくてすぐに辞めてしまう」パターンです。

「特に書きたいこともないけどブログを始めてみたい」といったように、最初から明確な目標や書きたいことがない場合、すぐ辞めてしまうことが多いです。

■よくある失敗例

  • WordPressでブログを立ち上げるまで完了。「初めまして。〇〇です!よろしくお願いいたします!」と一記事目を書きあげてそれっきり・・・
  • とりあえず日常系のことを5,6記事くらい書いたけど全く反応がなくてそれっきり・・・
  • 特に書きたいことも思い浮かばなくて放置状態・・・

 

対策1:自己分析で撤退するか進めるか決める

1つ目の解決方法は「自己分析で撤退するか進めるか決める」です。

全員誰しもがブログを絶対やった方がいいというわけでもありません。

書きたいことがなく、書くことが好きでもなく、モチベーションもない場合は早期に撤退するもありでしょう。

逆に、自己分析している中で「絶対にブログで収益化したい」「書くのが好きだ・やりがいがある」と決意した方はあらためて本気で取り組んでみると良いと思います。
 

対策2:先に書きたいテーマを一覧に書き出す

2つ目の対策は「先に書きたいテーマを一覧に書き出す」です。

モチベーションがあっても、何を書くべきか記事のテーマが思い浮かばない人は多いと思います。

その都度その都度なんとなく次の記事テーマを考えていて書くことが思い浮かばい場合は、「直近執筆予定の記事のタイトルを10個〜20個書き出す」のがおすすめです。

記事のテーマは都度考えるよりもまとめて一気に書き出す
 
その都度その都度なんとなく次の記事テーマを考えている場合は、一度2,3時間ほどブログネタを書き出す時間をとってみるようにしましょう。一気に10個〜20個ほど考えてしまった方が効率的です。

■今後執筆予定のブログ記事のタイトル(仮)

  • ブログが書けない・書くことがない原因と対策について
  • ブログプロフィールの重要性や書き方
  • ブログは質と量のどちらが重要か
  • ブログ記事の最適な文字数は何字?文字数の目安
  • etcetc...

 

上記のようにまとめて一通りネタ出ししてから、あとは順番にその記事を書いていく形にすれば少なくとも「書きたいことが思い浮かばない」ということはなくなります。

(参考)ブログが書けない・書くことがない原因と対策【6つの原因】
 

【失敗例2】テーマについての知識・インプット不足で書けない

続いては、「テーマについての知識・インプット不足によって記事が書けない」す。

ブログのジャンルを決める際に、これから勉強しながら知識を高めていくタイプの人もいると思います。

知識を高めていくタイプの場合、まずそのテーマに関する知識がないとどんなネタが良いか、読者はどんな悩みを抱えているか具体的に思い浮かびにくくなるため、ブログの書くことがなくなります。
 

対策1:書籍や動画で知識をインプットする

ジャンルの知識が不足している場合は、以下のような方法でインプットをするのがおすすめです。

  • 最新の書籍を読む
  • 論文を読む
  • 長編動画で勉強する

ポイントは、インターネット上の単発単発の記事を読むよりも(断片的な情報を収集するよりも)、書籍や長編動画のように一通り学べるレベルの高い内容をインプットすることです。

書籍などで一通り学習してからの方が、何をこれから書くべきかや、記事の品質の向上します。

1つの情報から複数の記事を書くことができれば、ネタ出しの負担が大幅に小さくなります。
 

対策2:読者の悩みをインターネットで探す

もう一つの対策として「そのジャンルに対してどんな悩みや疑問を読者が持っているのか」を調査する、という方法もあります。

ブログのテーマに関する読者の悩みの数だけ、記事にできるネタがあります。

以下は、読者の悩みを探す具体的な方法例です。

  • Yahoo! 知恵袋でユーザーの悩みを調べる
  • X(旧Twitter)やInstagramでユーザーの投稿を見る
  • 知人や友人に質問してみる
  • 過去の自分が何に悩んだか・挫折したか思い出してみる
  • 同じジャンルのブログを読んでみる

前述の書籍などで知識をインプット後に、具体的な読者の悩みなどを調査すると、「知識と読者の悩みや疑問」の両方がわかるので、よりニーズのある品質の高い記事を書けるようになります。
 

【失敗例3】高すぎる行動目標を立てて燃え尽きてしまう

3つ目の失敗例は、「最初に大きな行動目標を立てたものの達成できず、そのまま辞めてしまうケース」です。

高すぎる行動目標とは、具体的には以下のようなもので、「生活に負担をかけてでもやる!」といったストイックな目標です。

  • 1日絶対に3時間ブログに充てる
  • 朝4時に起きてブログの記事を書く
  • 1日3本の記事を書き上げる

もちろん、このような目標を実際に達成できたらそれに越したことはありませんし、背水の陣で結果を出す人もいます。

副業の場合、仕事をしながら合間を縫ってブログを書くことになりますが、ストイックすぎる目標を達成できる人はごくわずかです。

しかし、実際には多くの人が最初の1ヶ月や3ヶ月はなんとか達成できても、ふとした瞬間にしんどくなり、そのままピタッと辞めてしまうケースが多いです。
 

対策:長期目線で達成できる行動目標を設定する

ブログは半年・一年と継続して成果が出はじめます。

短期間で一気にやるというよりも、小さな行動の継続がおすすめです。

初心者であれば「3日に1記事のペースで仕上げる」くらいからでも十分です。

仕事が忙しくて自信がない場合は、1日朝の30分だけブログに取り組むというシンプルかつ継続ができる目標を設定しましょう。

1日30分の作業が完全に生活に定着したら、平日30分・休みの日に3時間といったように徐々にブログを書く時間を増やしていきます。

このような小さな目標をクリアすることで、達成感を得られ、習慣として定着していきます。

実生活に負担がかかりすぎないような目標を立てましょう。
 

【失敗例4】記事の完成度を高望みしすぎて手が止まってしまう

4つ目の失敗例は、「記事の完成度を高望みしすぎて手が止まってしまう」です。

「競合の記事よりも圧倒的に良い記事を作りたい……!」と思う結果、進まなくなって新規記事が書けない上地です。

初心者のうちは完成度の高い記事をいきなり書くことは困難ですので、まずは量をこなしていく必要があります。
 

対策:70%のクオリティで公開する

対策は、「70%くらいの完成度でいいからとにかく公開する」というアプローチです。

質を上げるために初心者におすすめの方法
 

記事の情報は正しくする(誤った情報で公開しない)必要がありますが、「構成が満足いかない」「図を作って入れたい」「この情報も入れたい」といった場合は、一旦公開してあとから追加すればOKです。

記事公開後に、検索順位やアクセスデータ、自分自身の気づきに基づいてリライトをしていけばOKです。

段階的に記事をブラッシュアップしていくことで、完璧を求めて全然進まないといった失敗を回避して、より多くの記事を生み出すことができます。
 

【失敗例5】ブログのデザインにこだわりすぎて記事を書けない

5つ目の失敗例は、「ブログのデザインにこだわりすぎて記事を書けない」です。

初心者の場合、いきなりプロのような美しいデザインのサイトを作ることは困難です。

しかし、配色や見出しのデザインにこだわって時間がかかりすぎて、最も重要な中身(記事作成)を作っていない人がいます。
 

対策:デザインは後回しで記事を書くことに集中する

対策としては「デザインは後回しで記事を書くことに集中する」です。

リアルの看板やチラシと違って、WEBはあとからでも簡単に修正できるのがメリットの一つでもあります。

また、最近は、WordPressの有料テーマを利用すると綺麗な見た目のデザインを簡単に実装することができます。

デザインプリセット機能で配色・デザインもプロが作った何パターンのうちから選べるテーマもありますので、そういった機能でショートカットすることもできます。

迷う方はとりあえず記事の作成に集中して、まずは10記事くらい記事を書いてからデザインも考慮していくと良いでしょう。

(参考)
目的別WordPressおすすめ無料テーマ6選
WordPressおすすめ有料テーマ10選
 

サイト全体の方向性・ジャンルを間違えて失敗するパターン

次にご紹介するのが、「サイト全体の方向性やジャンルを間違えて失敗する」パターンです。

記事をたくさん書いても、全体の方向性が間違っているためうまくいかず失敗します。

主にブログのジャンル選定に不備があることが原因であることが多いです。

サイト全体の方向性・ジャンルを間違えて失敗するパターン
 

【失敗例1】ジャンルを定めず漠然と何でも書いている

1つ目の失敗例は、「ジャンルを定めず漠然と何でも書いている」です。

いわゆる、(ジャンルを決めていない)雑記ブログなどを運用している場合、選択肢が広すぎて何を書けば良いのか思い浮かばなくなります。

雑記ブログは始めやすく書きやすいメリットがある一方、悪く言えば「あまり考えずに適当に始めて続けてしまえる」ということでもあります。

また売るもの(アフィリエイトプログラム)も決まっておらず、自分中心で記事を書くため、ユーザー(読者)ファーストの構成になりにくく、「読み手(ターゲット)に絞ったサイト設計・情報発信することが難しくなります。

雑記ブログでも月1,2万円くらいの収益化は可能ですが、大きな収益化(月5万円以上)は難しくなる傾向があります。

雑記ブログとは?雑記ブログの特徴とメリット・デメリット
 

対策:何について発信するかをジャンルを特化する

ブログのジャンル・方向性を絞りきれていない場合の対策は、「ブログのメインのジャンル・方向性を明確化する」です。

特化ブログのように、扱うテーマや方向性を絞ってあげた方が何について今後書いていくべきか明確化できます。

もちろん何を書いてもOKな雑記ブログでも構いませんですが、それでもメインの柱を決めておいた方があとから続けやすいでしょう。

またブログのジャンルを始める時に、何のジャンルをやろうと多くの方が迷いますが、まず候補となるおすすめジャンルは「あなたの得意分野・好きなこと」です。

ジャンルの選び方については「【アフィリエイトジャンル一覧】おすすめブログジャンルと決め方」をご参照ください。
 
 

書きたいことが決まっていない場合は雑記でもOK

まだ書きたいことが明確に決まっていない・これといって専門性もない場合は、あえて雑記から始めるのもありです。

前述の通り、雑記ブログでは大きな収益化が難しい傾向にはあります。

しかし、ジャンル特化がイメージできない・続かない場合は無理に特化せず、まずは雑記ではじめてある程度実力がついてきたら、特化ブログを立ち上げるやり方もあります。

雑記型ブログでも月1,2万円くらいであれば十分手が届きますし、まずはそこを目指してやってみるのも良いと思います。

こんなひとにこちらがおすすめ
 

私も最初は雑記ブログから始めています。多分私の場合も、最初から特化にしていたら続かなかったでしょう。かといって今もずっと雑記を続けていたら今の規模まで成長していなかったと思います。

 

【失敗例2】医療・健康系ジャンルを選択している

2つ目の失敗例が、「医療・健康系ジャンルのブログを運営している」ことです。

YMYL(Your Money Your Life)といってGoogleなどの検索エンジンが、医療行為など人の命に関わるようなジャンルについては、厚生労働省や国立病院・大学病院などの信頼性を担保できる公的機関を検索上位に表示させるようにしています。

「ガンの闘病ブログ」や「息子・娘の病気克服ブログ」などのように、実際に自分や家族が体験・克服したことを周りに発信して、同じように苦しんでいる人を応援したい・参考にしてほしいと言う方は多いと思いますし、気持ちもわかります。

しかし、ブログでアクセスを集められるかとどうか言う観点で言うと、特に医療系キーワードは個人サイトが上位に来ないように検索アルゴリズムが組まれています。

現状は、たとえ医療関係者でも個人ブログという土俵で戦うのならかなり厳しいのが現状です(※)。

(※)医療関係者であれば、自社のクリニックサイトで発信するブログであれば検索上位に表示させることも可能です。

Googleアドセンスでも医療系・健康系分野を扱っている場合、審査も厳しくなる傾向にあります。

医療・健康系はGoogleが「人の命や生活に関わる重大なテーマ」と考えており、通常のブログよりも「発信者は信頼に足る人物・組織か」、「医学的・論理的・客観的な根拠があるか」などより正確性・信頼性が求められます。
 

対策:医療・健康系以外のジャンルを選ぶ

医療・健康系以外にも多くのジャンルがありますので、自分の興味や専門性に合ったものを選びましょう。

例えば、趣味やライフスタイル、ガジェットなど、専門的な資格が必要ない分野であれば、初心者でも比較的簡単に取り組むことができます。

医療・健康系に該当しないジャンルを選ぶことで、良質なコンテンツを多くの読者に届けやすくなります。
 

【失敗例3】ジャンルの範囲が広すぎる

3つ目の失敗例は、「ジャンルの範囲が広すぎる」です。

たとえば、「IT」に特化したブログは、ジャンルの範囲が広すぎる例です。

一口に「IT」といっても、一般的なパソコンやOffice系ソフトの話から、プログラミング、ネットワークサーバー、企業向けシステムなど範囲が膨大です。

パソコン初心者向けなのか、技術者向けなのか、企業向けなのか絞れないため、誰向けのサイトにすればよいのか特化することが困難です。

実際に私も2回目のブログでITを選択しましたが、範囲が広すぎて辞めたことがあります。

対策:ジャンルをもっと狭めて特化する

対策としては、「ジャンルをもっと狭めて特化する」です。

たとえば、ITのなかでも「WordPress情報に特化したブログ」や「Webデザインに特化したブログ」など、範囲を狭めることで誰向けにどんな情報を発信するか明確になります。

特に最近では、大手企業が積極的にオウンドメディア(自社ブログ)に参入するようになり、個人がブログでアクセスを集めることが以前よりも難しくなってきている傾向があります。

ですので、個人でも戦える土俵まで範囲を狭くして深く濃い情報を届けるようにするのがおすすめです。
 

【失敗例4】ニッチすぎるジャンルを選択している

4つ目の失敗例は、「読者が少ないニッチすぎるジャンル(ジャンルが狭すぎる)を選択している」です。

魚のいないところで魚釣りをしていても釣れないように、需要のないテーマやキーワードで記事を作ってもアクセスは集まりません。

ニッチなジャンルは個人でも検索上位に表示されやすいメリットがあります。

しかし、全国でも100人くらいしか興味のないようなニッチすぎるジャンルにしてしまうと、その母数を超えるアクセスボリュームを得ることは難しいです。

たとえば、「キリト語(※)」という言語に特化したブログを開設しても、日本におけるキリト語の月間検索ボリュームは100もありません。

アカデミック・学術的な意味合いで必要性を感じてブログを運営すると言う場合はもちろん意義があるかと思いますが、個人が収益化目的でジャンル選定する場合はボリュームが少なすぎてアクセスを増やすのは困難です。

(※)キリト語はイラン語群に属す方言で現在は消滅した言語。Wikipediaより消滅危機言語一覧を参考に例にしました。

需要が少なすぎるテーマやキーワードで記事を書いてもアクセス数は増えないので、その場合はジャンルを変更するか拡大する必要があります。
 

対策:ジャンルの範囲を拡大・変更する

対策は「ジャンルの範囲を拡大・変更する」です。

なお、テーマについての需要の大きさは、「aramakijake」などのキーワードボリューム検索ツールを調べることで把握できます。

検索数予測ツール aramakijake
検索数予測ツール aramakijake

また実際に「テーマ名(ジャンル名)」で検索してみて、ライバルブログを確認してみると良いでしょう。

検索結果が、ほどんどない(wikipediaなど辞書系ばかり)場合はニッチすぎる可能性があります。

個人ブログばかりの場合は大きな収益化は難しくても(大手が参入していないので)、検索で上位を取れる可能性があります。
 

【失敗例5】収益化の目標とジャンルがあっていない

5つ目の失敗例は、「収益化の目標とジャンルがあっていない」です。

月1万円収益化したいといった場合は、雑記でも特化でも、どのジャンルでも工夫すればたいてい達成することが可能です。

しかし月50万円収益化したいのに、月5万円くらいの市場規模しかないジャンルでサイト運営していてもうまくいきません。

たとえば、「地質学が好きなので地質学特化ジャンル」のサイトを運営していた場合、検索で上位に来れても、マネタイズの手段がかなり限られます。

もちろん、アカデミック的な意味合いで必要性や意義はあると思います。しかし、ビジネスとしてはマーケットが小さく一定の読者数がいるとしても広告案件が見込めません。

結局、Googleアドセンスに頼る形になり、大きな収益化が難しくなります。

逆に、月1万円でも収益化ができたら良いのに、「クレジットカードおすすめサイト」のような競合が強すぎるジャンルを運営する必要もありません。

実際にネットで検索すると、検索上位のサイトは大手企業ばかりで個人の初心者が参入できる余地がありません。

月1万円であればGoogleアドセンスでも可能ですし、もっとニッチなジャンル特化でも達成可能です。

対策:自分の目標にあった土俵を選ぶ

対策は、「自分の目標にあった土俵を選ぶ」です。

自分の目標や今の専門性や状況にあわせて勝てる見込みのある土俵で戦う必要があります。

たてば、野球で勝負する場合に「社会人草野球で戦うのか」、「プロ野球で戦うのか」、「メジャーリーグで戦うのか」、自分で勝てる土俵を選択するようなイメージです。

ジャンルの選び方については「【ブログ収益化】ブログで稼ぐ方法と仕組みを図解で解説」をご参照ください。
 

【失敗例6】無料ブログで運営している

6つめの失敗例は、無料ブログで運営しているです。

無料ブログ・無料ツール・無料サーバーだけでブログ運営を行うと、多くの場合、機能や性能が限定されてしまいます。

結果として、ブログの成長や品質向上にブレーキをかけてしまいます。
 

対策:自己投資と浪費を切り分けて考える

無料ツールは便利でコストパフォーマンスが良いものも多いですが、一定レベル以上のブログ運営には有料ツールの導入を考えるべきです。

一般的なレンタルサーバー代(月500〜1,000円)やWordPress有料テーマ代(買い切り11,000円)、書籍(買い切り2,000円)くらいは自己投資とするのがおすすめです。

(参考)
【無料ブログとWordPressの違い】始めるならどっちがおすすめ?
【WordPressの料金】ホームページ・ブログ作成にかかる費用
 

個々の記事の中身が問題で失敗するパターン

ここからは、サイト全体の方向性は合っていて記事も書いている、しかし個々の記事の中身・書き方が問題で失敗しているパターンについてご紹介します。

個々の記事の中身が問題で失敗するパターン
 

【失敗例1】読者目線ではなく日記的な記事ばかり書いている

一つ目は、「読者目線ではなく日記的な記事ばかり書いていて失敗する」です。

読者は何らかの悩みや願望を持ってブログの記事を読みにきます。読者の悩みや願望とは関係のないことを書いても読んでもらえません。

この記事は「どういう悩みを持っている人向けに何を解決するか」を明確にする必要があります。
 

対策:読者目線の記事に作り替える

対策は、「読者目線の記事に作り替える」です。

基本的に読者は、自身の悩みや願望を解決できる情報を探してブログを読みに来ますので、読者目線で役に立つ記事を書く必要があります。

仮にごはんブログなら、自分目線ではなく読者目線の食レポスタイルにすることで、アクセスが集まる可能性があります。

自分目線のただの日記ではなく
読者目線で読者の役に立つ記事が重要

【ダメな例】お腹が減っていたので久しぶりに◯◯食堂でご飯を食べた。味もまあ美味しかった。(ご飯の写真)

【改善例】定食で有名な◯◯食堂でごはんを食べた。◯◯食堂はカウンター席があり一人でも入りやすくランチだと1000円くらいの価格帯が中心。今回は△△を頼んだがボリュームも満点で大人(男)でも量は十分。味付けはあっさり目で美味しかった。(ご飯や店外の写真やアクセス情報)

 

上記のように自分が書きたいことではなく、読者が知りたいことにフォーカスして記事を書かかないとアクセスは集まりません。
 

対策2:顕在ニーズだけでなく潜在ニーズまで考える

2つ目の対策は「顕在ニーズだけでなく潜在ニーズまで考える」です。

顕在ニーズとは検索キーワードを読んですぐわかる表層的な意図です。

一方、潜在ニーズは検索キーワードからは読み取れない(その検索しているシーンや背景を深掘りして初めてわかる)深層の意図です。

顕在意図と潜在意図
 

例えば、キーワード「ブログ 初心者 失敗」で記事を書く場合の潜在ニーズを考えてみます(あくまで一例です)。

顕在ニーズ:ブログ初心者がよくやりがちな失敗を知りたい
(疑問)なぜ?
→失敗を避けて、最短で稼げるようになりたいから
(疑問)なぜ最短で稼げるようになりたいの?
→無駄な労力をかけずに収益化したいから
(疑問)なぜ?
→時間を無駄にしたくないから

「よくある失敗例を知りたい」という気持ちの裏に、「なるべく早く稼ぎたい」「回り道をしたくない」という気持ちがあることがわかりました。

ここまで推測できれば、よくある失敗例について回答するほか、失敗に対する具体的な対策についても網羅した方が良いことがわかります。

(参考)検索意図の4分類KNOW・GO・DO・BUYクエリを徹底解説
 

【失敗例2】難易度の高いキーワードばかり狙っている

2つ目の失敗例は、「難易度の高いキーワードばかり狙っている」です。

「ブログ 始め方」「ダイエット やり方」といったテーマの範囲が広すぎて、初期の頃に書いても検索上位を取ることは困難です。

また、「◯◯ おすすめ」「◯◯ 評判」といった購買系のキーワードも基本的には激戦区のキーワードです。

収益化のためには最終的にはこういったキーワードも狙っていくと良いですが、初心者がブログ立ち上げの頃に狙えるキーワードではありません。
 

対策1:記事のテーマの範囲を狭めて記事を書く

一つ目の対策は、「記事のテーマの範囲を狭めて記事を書く」です。

「ブログ 始め方」というキーワードはテーマの範囲が広すぎて難しいですが、範囲を狭めることで読者像や書くべき内容も明確になり書きやすくなります。

たとえば、「ブログ キーワード 入れ方」といったようにテーマを絞り(キーワードの組み合わせを3語・4語にする)ことで、何を書くべきかも明確になり、検索上位を取るための難易度も低くなります。

ビッグキーワードとロングテールキーワード

「WordPress」のような一語のみで検索ボリュームの大きいキーワードを「ビッグキーワード」といい、3語・4語からなるキーワードをロングテールキーワード、2語などその中間を「ミドルキーワード」と言います。

ビッグキーワードとスモールキーワードの違い
 

種類 特徴 難易度
ビッグキーワード 1語のみの単語
例. 「ワードプレス」
難 上級者向け
(何を書けば良いのか不明確で書きにくい)
ミドルキーワード 2語程度の組み合わせのキーワード
例. 「ワードプレス 使い方」「ワードプレス テーマ」など
普通〜やや難 中級者向け
ロングテールキーワード(スモールキーワード) 3語以上の組み合わせのキーワード
例. 「ワードプレス おすすめ テーマ」「ワードプレス エックスサーバー インストール方法」など
簡単〜普通(※) 初中級者
(何を書けば良いのか明確になるため書きやすい)

 
(参考)ブログ記事のキーワードの選び方&入れ方【初心者向けSEO】
 

対策2:記事の読者像を明確にする

2つ目の対策は、「記事の記事の読者像を明確にする」です。

同じテーマでも「誰向けか」によって中身は変わります。

前述のテーマを狭めることと共通しますが、たとえば、「ダイエットのやり方」の記事を書くとして、20代女性向けか、50代の男性向けかによって、記事で紹介する中身は当然変わってきます。

「50代中年男性向けの仕事で忙しい人向けのダイエットのやり方」といったように読者像のイメージを固めれば、文章や写真もその人に共感してもらいやすく作成することができます。

ターゲットユーザーがなかなか定まらないときは、過去の自分や身近な知人をターゲットに設定できないか考えてみるのがおすすめです。

例えば、自分が過去に困ったことや解決したい問題を思い出し、そのような人々に向けて記事を書くといいでしょう。
 

対策3:調べ物系のキーワードも狙う

3つ目の対策は、「調べ物系のキーワードも狙う」です。

「ブログ キーワード 入れ方」というキーワードは、ユーザーがわからないことを調べるために検索したキーワードです。

一方、「ブログ 始め方」といったキーワードは、ユーザーが商品やサービスを購入検討する可能性が高いキーワードです。

一般的に、調べ物ワードの方が難易度が低く、購入につながるキーワードの方が難易度が高くなります。

ブログを始めたばかりの方は、「最初は調べ物キーワードから狙っていく」のがおすすめです。
 

種類 特徴 難易度
購入に繋がるワード 購入を検討している人が使うキーワード
検索した後にそのまま購入する可能性が高い。

  • 〇〇+おすすめ
  • 〇〇+比較
  • 〇〇+口コミ
  • サービス名+地域名
高い(※) 中級者向け
(直接収益化しやすい分、強い競合が多い)
調べ物ワード 調べ物がしたい人が使うワード
調べ物が解決したらそのまま直帰する可能性が高い。

  • 〇〇 方法
  • 〇〇 できない
簡単〜普通 初級者向け
(直接収益化しにくい分、強い競合が少ない)

 

(※)4分類でのカテゴライズ(Know・Go・Do・Buy)

今回は簡単のため、「調べ物」と「購入につながる」で分類していますが、さらに細分化するとKnowクエリ、Goクエリ、Doクエリ、Buyクエリに分けられます。

それぞれの意味は以下の通りです。

  • Knowクエリ・・・〇〇を知りたいから検索する
  • Goクエリ・・・〇〇(のサイト)に行きたいから検索する
  • Doクエリ・・・〇〇にしたいから検索する
  • Buyクエリ・・・〇〇を買いたいから検索する

(参考)検索意図の4分類KNOW・GO・DO・BUYクエリを徹底解説

 

【失敗例3】記事の基本構成ができていない

3つ目の失敗例は、「記事の基本構成ができていない」です。

たとえば、冒頭に結論がなく、最後まで読まないとわからない、何回も読まないと理解できないような構成の記事は読者はすぐに離脱します。

ブログにはある程度型があるので、最初は型を学んで実践してみると良いでしょう。
 

対策:記事は結論・各論・まとめで記述する

対策は「記事は結論・各論・まとめで記述する」です。

ブログの基本的な構成としては「(タイトル)・リード文・各論・まとめ」です。

ブログ記事の基本的な文章構成

タイトルの後に、冒頭のリード文で訪問者に何を伝えたいかを述べます。

次に「各論」で、訪問者に伝えたいことを具体的に細かく説明します。最後に「まとめ」を述べます。

ブログ記事の文章の基本構造

  • 【タイトル】記事のタイトル。記事のテーマを記述する
  • 【リード文】記事の導入文。訪問者に自分のことだと興味を持ってもらい記事概要を記述する
  • 【各論】テーマを支えるための具体的な内容を各論として記述する
  • 【まとめ】記事の内容を総括する

 
最初に記事のテーマや答えを書いて、そのあとで根拠・具体例など詳細の説明をしていくビジネス文書のような書き方をしていきます。

見出しを使っていない方は見出しを使うようにしましょう。以下は見出しのある例と見出しなしの例です。

見出しのない文章例

以下は見出しのない文章例です。
見出しのない文章。分かりにくい
一から順番に読んでいかないと内容が把握できず分かりにくい文章です。

見出しを適切につけた文章例

以下は見出しをつけた例です。
見出しのある文章。分かりやすい
見出しを読むだけで何が書いてあるか把握できるため読みやすくなります。

 
 

文章を書くことが苦手な方や初心者は、「リード文・各論・まとめ」の骨組みを、最初に考えて、記事を書いて行きましょう。

結論がないと読み手はすぐ離脱する

映画や小説では結論をあえてみせず想像が掻き立てられるようなものもありますが、ブログの特性として「訪問者はサイトを見て瞬時に判断する。興味がないとすぐ離脱されます。

Webでの情報発信において読み手は物語を読みたいのではなく、早く答えを知りたいのだということを意識しておきましょう。

 

なお、具体的なブログの書き方については「【ブログライティング】初心者向けブログ記事の書き方 総まとめ」で詳しく記載しています。
 

対策2:誰にどのようになってほしいか明確にする

2つ目の対策は、「誰にどのようになってほしいか明確にする」です。

「なんのための記事なのか」、「誰に」「何を提供して」「どうなってほしいのか」を明確化することで、前述の記事の基本構成がより活きてきます。

執筆前に「読者に何を提供してどうなって欲しいか」結論を決めることです。

(何を紹介してどうなってほしいのか?の例)

  • 読み手に〇〇を紹介して、理解・疑問を解消してもらうため
  • 読み手に〇〇を紹介して、実際に行動してもらうため
  • 読み手に〇〇の商品・サービスを購入してもらうため

ブログ初心者にありがちなのが、結論を決めずに本文を書き始めて、結局何が言いたいのかテーマが自分でもわからない状態になっている場合があります。

記事を執筆する前に結論を明確にしておきましょう。
 

【失敗例4】コンテンツの情報量が少ない・浅い

4つ目の失敗例は、「コンテンツの情報量が少ない・浅い」です。

原因は、テーマについてのリサーチ不足・知識不足であることが多いです。

ブログのジャンルを決める際に、ある程度仕事や趣味などである程度経験済み・知識のあるジャンルを取り扱う人もいれば、これから勉強しながら知識を高めていくタイプの人もいると思います。
 

対策1:書籍や動画で知識をインプットする

ジャンルの知識が不足している場合は、以下のような方法でインプットをするのがおすすめです。

  • 最新の書籍を読む
  • 論文を読む
  • 長編動画で勉強する

ポイントは、インターネット上の単発単発の記事を読むよりも(断片的な情報を収集するよりも)、書籍や長編動画のように一通り学べるレベルの高い内容をインプットすることです。

書籍などで一通り学習してからの方が、何をこれから書くべきかや、記事の品質の向上します。

1つの情報から複数の記事を書くことができれば、ネタ出しの負担が大幅に小さくなります。
 

対策2:読者の悩みをインターネットで探す

もう一つの対策として「そのジャンルに対してどんな悩みや疑問を読者が持っているのか」を調査する、という方法もあります。

ブログのテーマに関する読者の悩みの数だけ、記事にできるネタがあります。

以下は、読者の悩みを探す具体的な方法例です。

  • Yahoo! 知恵袋でユーザーの悩みを調べる
  • X(旧Twitter)やInstagramでユーザーの投稿を見る
  • 知人や友人に質問してみる
  • 過去の自分が何に悩んだか・挫折したか思い出してみる
  • 同じジャンルのブログを読んでみる

前述の書籍などで知識をインプット後に、具体的な読者の悩みなどを調査すると、「知識と読者の悩みや疑問」の両方がわかるので、よりニーズのある品質の高い記事を書けるようになります。
 

【失敗例5】画像や説明の図などが一切なく文字だらけ

5つ目の失敗例は、「画像や説明の図などが一切なく文字だらけ」です。

ブログに書いてある内容は、読者にとって有益な内容でも、見出しも箇条書きもなく、画像もなく、ただ文章が並んでいるだけの状態です。

■文字だらけの記事の例
PC表示 改行なしの文章
 

基本的にインターネットの場合、読者は「分かりにくいと思うとすぐ別のサイトを探し」に行きます。

検索順位があと一歩(2ページ目)の場合も、図を入れたり、構成をわかりやすく工夫することで順位が上がることがあります。
 

対策:画像や箇条書きなどを使って見やすくする

対策は、「画像や箇条書きなどを使って見やすくする」です。

分かりやすいブログを作るためには、文章だけでなくレイアウトや装飾を工夫して、直感的にわかる(右脳に訴えかける)構成にすることが大切です。

読み手に情報を整理してもらうのではなく、書き手側が、情報・レイアウトを整理して読み手の考える負担を減らすことで、読み手に親切な作りのブログになります。
 

たとえば、「左脳は論理的な思考をつかさどり、右脳は直感的な思考を司り、、(略)」というよりも、下記の図の方が瞬時に意味を理解できるのではないでしょうか??

直感でわかる(右脳に訴える)ブログ作り

確かに、文章だと読んでから頭の中で理解して、ってなりますけど、図だと見た瞬間にイメージが伝わりますもんね。

 

具体的には、以下の点を意識して文章を書くと、流し読みでも理解できるわかりやすい記事になります。
 

見てわかるブログ記事作りの例

  • 2,3行ごとに改行を入れて間を空ける
  • 見出しを使って論理的な文章構造を作る
  • 図を使ってイメージで理解してもらう
  • 箇条書きを使って項目数を理解してもらう
  • 表を使って情報を整理して見せる
  • 長いブログ記事は目次を作って整理する
  • 吹き出しで会話して緩急を入れる
  • 枠や色などの装飾をつける

 

(参考)【レイアウト・装飾で差をつける】見やすいブログ記事の作り方・書き方
 

【失敗例6】ブログ運営に関する勉強をしていない

6つ目の失敗例は、「ブログ運営に関する勉強をしていない」です。

ここでいうインプットとは、先ほどお話した「ブログテーマについてのインプット」ではなく、以下のような学習を指します。

  • SEOやブログの運営のノウハウに勉強する
  • Webマーケティングに関する勉強をする
  • WordPressの操作方法を勉強する
  • 競合サイトをリサーチする

ここまでブログで失敗しない対策を説明しましたがこれだけでは知識的にはまだ不足・偏りがあり、継続的な勉強が必要です。
 

対策:ブログ運営に関する書籍や動画を読んで勉強する

対策は、「ブログ運営に関する書籍や動画を読んで勉強する」です。

自分から書籍を読んで、ブログの成功例やトレンドを学び、記事の内容や書き方を改善することも大切です。

少しずつでも知識や情報を更新し続けることが、質の高いブログを維持するためには必要です。

(参考)【初心者向け】ブログアフィリエイトの勉強におすすめの本11選
 

ブログ成功のための心構え

ここまでは、よくある失敗例とその失敗を避けるための具体的なテクニックを紹介してきました。

しかし、ブログ運営はテクニックだけでなく、マインド面も重要です。

「生活が逼迫しているから3ヶ月以内に成果を出したい」といった場合は、ブログでの収益化はそもそも不向きです。

ここでは簡単に、ブログ運営を成功させるための心構えを下記の3つご紹介します。
 

  • アクセスが増えなくても長期的な目線で淡々と作業を続ける
  • ブログ運営の優先順位を上げる
  • 最初は質より量を意識する

 

アクセスが増えなくても長期的な目線で淡々と作業を続ける

ブログの成果はすぐには現れません。短期間で結果を求めすぎると、モチベーションが下がりがちです。

ブログで成果を出すためには、どんなに短く見積もっても半年〜1年は必要です。

またたとえ頑張って時間をかけて品質の良い記事を作っても、10記事や20記事くらいの記事数だと残念ながらどの記事も検索上位にならずアクセスが集まらないことが多いです。

しかし、50記事、100記事と書いていくと、偶然でもそのうちのどれかの記事かが、何らかのキーワードで検索上位を取れてアクセスが集まることが多いです。

特に最初の30記事を書くまではアクセス数も気にする必要はありません。

10記事や20記事くらいで悩んでいる人やブログ開設後3ヶ月未満の方はまずは記事を30記事、50記事と記事を増やしていきましょう。
 

ブログでアクセス数を増やす11の方法【増えない原因と解決策】
 

最初は質を上げるために量をこなすことを意識する

ブログを始めたばかりの頃は、質よりも量をこなすことが重要です。

ブログ記事をほとんど書いたことのない初心者が、時間をかけても客観的に質の高い記事を書くことは困難です。

ブログ初心者の人が1日で書いた記事と、ブログを1年間書き続けた経験者が3時間で書いた記事を比較すると、おそらく経験者の方が質が高いか差がそこまでないことが多いでしょう。

スポーツや何かの競技と同じと考えてみてください。どんな競技でも上達するには練習量が必要です。

たとえば、サッカー初心者の人がどんなにコンディションに優れ集中力が高い状態でも、サッカー歴3年の経験者より上手くプレイすることはできません。練習量が全く足りていないからです。

スポーツと同じで、ブログ記事も、量をこなさないことには質も高まっていきません。

ライティング力を向上させるためにはスポーツ 習い事と同じでとにかく書く練習(作業量)が大切

(参考)【質と量どちらが重要?】ブログ初心者は量をこなして質を上げよう
 

ブログ運営の優先順位を上げる

3つ目は、「ブログ運営の優先順位を上げる」です。

多くの人がブログを「副業」や「趣味」として始めます。

冒頭にブログが続かない人向けに「毎日30分で良いから記事を書く」のをおすすめしました。

しかし、実際には30分くらいだとなかなか成果が出にくい場合も多いです。

下記は、アフィリエイトにかける作業時間と月収入の割合です。収入がないと答えた人のうち、一日作業時間30分以下と回答した人が約5割を占めています。

アフィリエイト収入×アフィリエイト運営にかける時間

アフィリエイト収入×アフィリエイト運営にかける時間


2021年6月ニュースリリース | アフィリエイトマーケティング協会より引用

 
月5,000円〜10万円未満を稼いでいる人については、全体的にばらけている分布になっていることがわかります。この辺は、おそらく仕事しながら合間で作業している副業アフィリエイターが多く占めているのではないかと思います。

月10万円以上稼いでいる人であれば、1日3時間以上時間をかけている人が50%程度を占めていることがわかります。

ブログ運営を成功させるためには、それなりの時間と労力が必要です。最終的には、他の仕事や趣味よりも優先して取り組む意志が必要です。

(参考)【ブログ収益化】ブログで稼ぐ方法と仕組みを図解で解説
 

まとめ

まとめです。今回は、ブログ初心者にありがちな失敗とその解決策をご紹介しました。

ブログは始めることが簡単ですが、収益化や問い合わせをもらうなど、ビジネスとして成功させることは簡単ではありません。

ブログは始めるのが簡単だ が収益化は難しい
 

成果の保証がないなか、何ヶ月・何年も努力する必要があります。実際はその過程で辞めてしまう人が大半です。

実際に一回目のブログでうまくいく人は少ないでしょう。

しかし、あきらめずに、試行や改善活動を図りながら、継続・チャレンジすればうまくいっている人が存在することも事実ですので頑張ってみてください。

なお、実際にブログを始めたい方向けに「【WordPressの始め方総まとめ】ワードプレスブログの作り方」でWordPressを使ったブログの始め方をご紹介しています。あわせてご参照いただけたら幸いです。

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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