レンタルサーバー選びの際に、シン・レンタルサーバーがエックスサーバーとの違いやデメリットについて気になっている人もいるのではないでしょうか。
シン・レンタルサーバーはエックスサーバーとほぼ同等の性能を持つサーバーで、エックスサーバーより安価に運用したい個人におすすめのレンタルサーバーです。
WordPress初心者や安定性・実績重視の法人なら、通常のエックスサーバーがおすすめです。
今回は、エックスサーバー社が提供する高速&高コスパサーバーシン・レンタルサーバーのメリット・デメリットや評判、エックスサーバーとの違いをご紹介します。
サーバー | 公式サイト | キャンペーン内容 | 期間 |
---|---|---|---|
ロリポップ! |
公式サイト | 契約期間最大2倍キャンペーン(2倍:エコノミー・ライト・スタンダード:1、3、6ヵ月契約、6ヶ月延長:ハイスピード:12、24、36ヵ月契約) | 2024年5月6日(月)23:59まで |
エックスサーバー |
公式サイト | 最大30%オフ!月額693円〜利用できるキャンペーン | 2024年5月1日(水)12:00まで |
ConoHaWING |
公式サイト | 最大53%オフ!月額678円~Webサイト制作応援キャンペーン | 2024年4月19日(金) 16:00まで |
シン・レンタルサーバー |
公式サイト | 12ヶ月以上契約で50%キャッシュバック!《月額385円〜》キャンペーン | 2024年5月20日(月)12:00まで |
さくらレンタルサーバ |
公式サイト | ー | ー |
mixhost |
公式サイト | 最大70%OFF!月額968円(税込)〜使える初回割キャンペーン | 現時点で期限なし |
※(更新日)2024年4月16日。キャンペーンは予告なく終了される場合があります。適用条件含めた最新の正確な情報は各公式サイトをご確認ください。
他社含めたレンタルサーバー比較について
本記事では、シン・レンタルサーバーをご紹介していますが、他社含めたおすすめのレンタルサーバーは「【レンタルサーバー比較】WordPressおすすめサーバー7選+」をご参照ください。
本記事記載の内容は、2023年12月15日時点で公式サイトなどから調べた情報です。また、当方が体感した・調べた範囲内での主観による評価・説明も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報は公式サイトで確認するようにしてください。
シン・レンタルサーバーの特徴や評判・口コミ
シン・レンタルサーバーの概要と料金
項目 | 内容 | |||
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公式サイト | 公式サイト | |||
コメント |
エックスサーバーをベースに高速化チューニングしたサーバー。エックスサーバーよりも安価でアダルトジャンル可能 おすすめ:ベーシックプラン |
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メリット |
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デメリット |
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プラン | 月額費用 | WordPress | 無料ドメイン | バックアップ |
ベーシックプラン | 770円〜 | ◯ | ◯(1個) | ◯ |
スタンダードプラン | 1,540円〜 | ◯ | ◯(1個) | ◯ |
プレミアムプラン | 3,080円〜 | ◯ | ◯(1個) | ◯ |
ビジネスプラン | 6,160円〜 | ◯ | ◯(1個) | ◯ |
※初期費用は全プラン無料
シン・レンタルサーバーは、エックスサーバーとほぼ同等の高速性能を持つレンタルサーバーです。
月額770円から利用可能でエックスサーバー(月額990円〜)よりも安価なので、コストをできるだけ抑えたい個人におすすめです。
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーとの大きな違いは、「最新性能・コスパ(価格の安さ)」を重視しているか、「安定性・サポート」を重視視しているかの違いです。
「エックスサーバー」と何が違う?
「シン・レンタルサーバー」は革新性、「エックスサーバー」は安定性に重点を置いたサービスです。「シン・レンタルサーバー」では、新機能の迅速な実装を目指す一方、「エックスサーバー」では、新機能の採用は膨大な検証データを元に慎重に導入が検討されます。また、「シン・レンタルサーバー」は「エックスサーバー」と異なり、1ユーザー当たりのCPU/メモリリソースの割り当てが厳格に設定されています。
(関連)【エックスサーバー歴7年】評判 口コミや特徴 デメリットを解説
(関連)【エックスサーバービジネス】個人・法人向けの違いと特徴
シン・レンタルサーバーを使った感想まとめ
以前はシン・レンタルサーバーにWordPress高速化技術のKUSANAGI導入・高速特化と謳われていましたが、現在はエックスサーバーにも導入済みでサーバー性能もエックスサーバーとほとんど同じです。
価格は月額770円〜とエックスサーバーよりも安いので、価格を抑えたい個人ブロガーにおすすめです。
注意点としては、無料独自ドメインが1個(エックスサーバーは2個)、チャットサポートなし、WordPressテーマの割引特典がエックスサーバーより少ないなど、価格体系を抑えている分一部サービスは削られている点です。
不明点をインターネットで探してもほとんどエックスサーバーのことばかりヒットするため、シン・レンタルサーバーの情報はまだ少ないです。
安定性を求める企業や初心者には通常のエックスサーバーの方が良いでしょう。
エックスサーバーとシン・レンタルサーバーの違い
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーのサービス面の具体的な違いは下記の通り。
シン・レンタルサーバー ベーシックプラン |
エックスサーバー スタンダードプラン |
|
---|---|---|
価格 | 月額770円〜 | 月額990円〜 |
無料独自ドメイン | 最大1個 | 最大2個 |
サーバー性能 | ほぼ同等 | |
より重視する内容 | 最新性能・コスパ | 安定性・サポート |
1契約あたりのリソース上限値 ※理論上最大限使えるリソース |
あり vCPU6コア/メモリ8GB |
個別の上限設定なし CPU128コア/メモリ1024GB |
1契約あたりのリソース保証 ※理論上最低限使えるリソース |
個別の下限設定なし リザーブドプランはあり |
あり CPU6コア/メモリ8GB |
サポート | メール・電話 | メール・チャット・電話 |
WordPress有料テーマ割引特典 | XWRITE | Snow Monkey, Swell, Emanon Business, XWRITE,LIQUID INSIGHT,Nishiki Pro |
アダルトジャンル運営 | ◯ | × |
公式サイト | シン・レンタルサーバー | エックスサーバー |
シン・レンタルサーバーは一部サービスを削って「価格の安さ」を実現しています。
一方、エックスサーバーは価格が少し高い分「安定性・サポート」を重視視しています。
シン・レンタルサーバーの良い評判とメリット
ここからは、シン・レンタルサーバーを利用するメリットについてご紹介します。
シン・レンタルサーバーの良い評判・口コミ
シン・レンタルサーバーの評判としては「月額料金がエックスサーバーより安いのが魅力」「エックスサーバーに慣れているWordPress利用者におすすめ」といった満足の声があります。
また、サーバースペックも高いので「他のサーバー会社から引越ししたら驚くほど早くなった」との声もありました。
価格は月額770円〜と、通常のエックスサーバー(月額990円〜)よりも安い料金でWordPressサイトを運用できることが大きな魅力です。
一部サービスがエックスサーバーよりも削られているとはいえ、多くの人が必要とする機能はもちろん実装済みです。安価に使いたい個人におすすめです。
【メリット】エックスサーバーよりも安く利用できる
一つ目のメリットは、シン・レンタルサーバーは月額770円〜とエックスサーバー(月額990円〜)もよりも安価に、エックスサーバーに近い性能機能のサーバーを利用できる点です。
WordPress高速化のKUSANAGI(※)の技術を取り入れ、サーバー性能もエックスサーバーとほとんど同じです。
エックスサーバーに慣れていて、WordPressを高速化したい&&さらに安価に利用したいというニーズに応えられるのは大きなメリットです。
【メリット】管理画面はエックスサーバーと同じで使いやすい
二つ目のメリットは、管理画面はエックスサーバーと同じで使いやすいという点です。
WordPressクイックスタート機能により、契約と同時に独自ドメインでWordPressブログを開設できるため、初心者でもつまづくことなく始められます。
また、管理画面はエックスサーバーとほぼ同じ画面が採用されているため、エックスサーバーを利用したことがある人に馴染みがある操作感になっています。
【メリット】他のユーザーの過負荷の影響を受けにくい
三つ目のメリットは、CPUやメモリが厳格にリソース管理れていて他ユーザーの影響を受けにくいという点です。
エックスサーバーと違って、一契約アカウントごとにリソース上限値(仮想メモリや仮想CPUなど)が設定されおり、他ユーザーの過負荷な使い方の影響を受けにくいメリットがあります。
※なお、通常プランでは、リソース上限値は設定されているものの、リソース保証(最低限使えるリソースの保証値)はされていません。リソース保証はリザーブドプランで対応されています。
【メリット】アダルトジャンルのサイトが運営可能
四つ目のメリットは、アダルトジャンルのサイトが運営可能という点です。
エックスサーバーは、アダルトジャンルのサイトの運営が許可されていないのに対して、シン・レンタルサーバーが運営が許可されています。
アダルトサイトの運営は可能ですか?
はい、可能です。ただし、無修正・児童ポルノなど、法令又は公序良俗に反する内容は禁止しております。
詳しくは「シン・レンタルサーバー利用規約」をご参照ください。
よくある質問 - アダルトサイトの運営は可能ですか? | シン・レンタルサーバー
「アダルトは運営しないよ」という方でも肌の露出の激しい画像やグッズ・マッチングアプリ系など、アダルト系と判断されると規制対象になる場合があるので、最初からアダルト許可のサーバーを選んでおいた方が無難です。
アダルトジャンルが許可されているレンタルサーバーには他に、mixhostやカラフルボックスなどもありますが、シン・レンタルサーバーは特に安価に利用できます。
シン・レンタルサーバー ベーシックプラン |
mixhost スタンダードプラン |
カラフルボックス アダルトBOX2プラン |
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---|---|---|---|
月額費用 | 770円〜 | 1,320円〜 | 1,320円〜 |
※3年契約・定価ベースでの記載
(参考)【mixhostの評判は?】料金・おすすめプランやデメリット
(参考)【カラフルボックス】評判やメリット・デメリット
シン・レンタルサーバーの良くない評判とデメリット
シン・レンタルサーバーの良くない評判・口コミ
シン・レンタルサーバーのよくない評判としては、「リソース管理が厳格な分制限に引っかからないか不安・・」「まだまだ稼働実績が少ないためちょっと不安・・・」といった声もありました。
また2022年の前半に少し大きめのサーバー障害発生が発生して、TwitterなどのSNSでも障害発生時は「安定性が売りなのに・・・」といった少し不安の声が挙がっていました。
データセンターのネットワーク障害に伴い、エックスサーバーとともにシン・レンタルサーバーも数時間障害が発生し「ずっと繋がらなくて不安・・」といった声が今でも残っています。
当時の障害については再発防止の対策も発表されていますので、今後の安定運営に期待です。
『シン・レンタルサーバー』『wpXブログ』『wpX Speed』障害復旧のお知らせ 2/2
詳細につきましては、公式サイトにて後ほど別途ご報告させていただきます。
大変なご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
— シン・レンタルサーバー【公式】 (@shin__pr) April 10, 2022
【デメリット】安定性・実績はエックスサーバーよりも弱い
一つ目のデメリットは、安定性・実績はエックスサーバーよりも弱いという点です。
サーバー全体に影響を与えるような最新機能・性能は「先にシン・レンタルサーバーに導入」 → 「追ってエックスサーバーに導入」という流れになっているため、今後何か不具合が起きないとも限りません。
また、利用ユーザーもエックスサーバーより少なくネットで検索してもエックスサーバーのことばかりヒットするため、困った際にトラブルシューティングしにくい点があります。
安定性を重要視する企業や初心者には通常のエックスサーバーがおすすめです。
くわえて、価格的にコスパを重視するなら、ロリポップ(3年契約)の方がより安く・利用者も多いので、コスパ重視のサーバーを検討しても良いかもしれません。
【デメリット】チャット非対応など一部サービスが削られている
二つ目のデメリットは、チャットサポート非対応など一部サービスがエックスサーバーと比べて一部サービスが削られている点です。
具体的には下記の通りです。
シン・レンタルサーバー ベーシックプラン |
エックスサーバー スタンダードプラン |
|
---|---|---|
無料ドメイン | 最大1個 | 最大2個 |
チャットサポート | × | ◯ |
WordPressテーマ割引特典 | XWRITE | Snow Monkey, Swell, Emanon Business, XWRITE,LIQUID INSIGHT,Nishiki Pro |
サーバー機能や性能はほとんどエックスサーバーと同じですが、細かい点をみていくと価格が抑えられている分、若干の制限があります。
【デメリット】リソースの使いすぎで制限がかかる可能性がある
三つ目のデメリットはリソースの使いすぎで制限がかかる可能性がある点です。
シン・レンタルサーバーは1ユーザー単位でより厳格にCPC・メモリ・転送量管理をしているため、負荷の大きいサイトやドメインの入れすぎ、リソース使いすぎに注意する必要があります。
(※)シン・レンタルサーバーに限らず他ユーザーに悪影響を与える使い方をしている場合は何かしらの制限がされる場合があります。
シン・レンタルサーバーのプラン比較
シン・レンタルサーバーのプランは下記の通りです。
プラン変更は可能なので、通常のサイトであればベーシックプランで十分です。
プラン | ベーシック | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用 | 770円〜 | 1,540円〜 | 3,080円〜 | 6,160円〜 |
無料独自ドメイン | ◯(1個) | ◯(1個) | ◯(1個) | ◯(1個) | リソース上限値(vCPU) | 6コア | 8コア | 10コア | 12コア | リソース上限値(メモリ) | 8GB | 12GB | 16GB | 20GB |
ストレージ容量 | 300GB | 400GB | 500GB | 600GB |
転送容量制限 | 900GB/1日 | 1,200GB/1日 | 1,500GB/1日 | 1,500GB/1日 | 独自ドメイン上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
MySQL個数上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールサポート | ◯(24時間受付 &24時間以内返答) |
◯(24時間受付 &24時間以内返答) |
◯(24時間受付 &24時間以内返答) |
◯(24時間受付 &24時間以内返答) |
チャットサポート | × | × | × | × |
電話サポート | ◯(平日10:00〜18:00) | ◯(平日10:00〜18:00) | ◯(平日10:00〜18:00) | ◯(平日10:00〜18:00) |
公式サイト | シン・レンタルサーバー |
(※)2024年4月3日時点の税込表示
シン・レンタルサーバーの始め方・WordPress開設手順
ここからは、シン・レンタルサーバーの契約から、独自ドメインでWordPressインストールまでの手順を説明します。
シン・レンタルサーバーを契約する
シン・レンタルサーバーのトップページに移動して、お申し込みボタンをクリックします。
初めてご利用のお客様を選択します。
サーバー契約内容を入力します。
取得したい独自ドメイン情報を入力します。
WordPressインストール情報を入力します。
シン・レンタルサーバーの管理アカウント(シン・アカウント)を入力します。
クレジットカード情報を入力。利用規約に同意して次に進みます。
先ほど入力したメールアドレス宛にメールが来るので、メールアドレスに記載の6桁のコードをコピーします。
メールアドレスに記載の6桁のコードを貼り付けて次に進みます。
内容を確認して次に進みます。
電話認証画面に移動します。電話番号を入力して認証コードを取得します。
SMSの場合、ショートメールがくるので記載のコードをメモします。
SMSに記載されている番号を入力して次に進みます。
契約完了。いったん閉じます。
シン・アカウント管理画面です。特にここで何か操作は必要ありませんが、「サーバー管理」ボタンをクリックすると、各種サーバー設定ができますので覚えておきましょう。
サーバー管理画面です。ここからメールアドレス作成や各種技術的な設定をすることができます。
それでは、WordPressのインストールが完了したら、早速WordPressにログインしましょう。
WordPressにログインする方法
WordPressにログインするには、「http(s)://WordPressをインストールしたドメイン名/wp-admin/」でアクセスします。
http(s)://WordPressをインストールしたサイトのURL/wp-admin/
(例. https://xxxx.xxx/wp-admin/)
管理画面URLにアクセスすると下記のログイン画面が表示されます。サーバー契約時に入力したWordPressのユーザー名(またはメールアドレス)とパスワードを入力するとログインできます。
開設してすぐにWordPressにアクセスすると、下記のような「この接続ではプライバシーが保護されませんというエラー画面」、または「無効なURL」と表示されますが、気にしなくてOKです。
通常1時間〜2,3時間くらい経過すると反映されるようになるので、しばらく待ってから再度アクセスしてみましょう。
下記のような管理者画面が表示されればOKです。
WordPressの使い方は「【総まとめ版】初心者向けWordPress(ワードプレス)の使い方」をご参照ください。
まとめ
まとめです。今回は、「シン・レンタルサーバー」の特徴や評判、メリットデメリットをご紹介しました。
シン・レンタルサーバーはエックスサーバーとほぼ同等の性能を持つサーバーで、エックスサーバーより安価に運用したい個人におすすめのレンタルサーバーです。
一方WordPress初心者や安定性・実績重視の法人なら、通常のエックスサーバーがおすすめです。
いずれにしても国内シェアNo1の実績を持つエックスサーバーが運営しているため、どちらを選んでもほとんどの方にとっては快適なサイト運営ができると思います。
なお、そのほかのおすすめレンタルサーバーは「【レンタルサーバー比較】WordPressおすすめサーバー7選+」をご参照ください。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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