WordPressのブロックエディターには「再利用ブロック」という機能があり、記事で繰り返し使うような「定型文」や「レイアウト用のテンプレート」など登録・利用することができます。
再利用ブロックとして一度テンプレートを作成すれば、任意の他のページでも簡単に再使用することができるので便利です。
本記事では、WordPressブロックエディターにおける再利用ブロックの使い方を解説していきます。
(※)本記事では、主にWordPress5.7、無料テーマLightningを利用した環境で説明しています。
もくじ
(関連記事)ブロックエディターの使い方について
本記事では、再利用ブロックの使い方に絞って説明していますが、エディターの使い方全体を勉強したい方は「【徹底解説】WordPressブロックエディターの使い方」を合わせてご参照ください。
再利用ブロックとは
ブロックエディタ(Gutenberg)の機能のひとつとして「再利用ブロック」があります。
再利用ブロックは、記事で繰り返し使う「定型文」や「レイアウト用のテンプレート」などを、複数のページで再使用するためのブロックです。
再利用ブロックとして一度作成すれば、任意のページのエディターから簡単に再使用することができます。
ここでは、WordPressの再利用ブロックについての基本的な使い方や用途について解説します。
再利用ブロックを作成する方法
まず、再利用ブロックを作成する方法をご紹介します。投稿や固定ページの編集画面で作成したブロックを再利用ブロックとして登録していきます。
(再利用ブロックに登録したい)任意のブロックを選択して、ブロックツールバーの詳細設定アイコンをクリックします。
「再利用ブロックに追加」を選択します。
任意の名前を入力して保存します。
これで、選択したブロックを再利用ブロックに登録・変換できました。
投稿・固定ページ・再利用ブロックを使用する
次に、登録した再利用ブロックを他のページで利用する方法をご紹介します。
任意の投稿・固定ページの編集画面を開きます。再利用ブロックを挿入したい箇所にカーソルを合わせて左上の「+」をクリックします。
「再利用可能」をクリックします。
先ほど登録した、登録済みの再利用ブロックが一覧表示されるので選択して追加します。
再利用ブロックが適用されました。
再利用ブロックを編集するときの注意点
前述で追加した再利用ブロックを編集すると、同じ再利用ブロックを参照している他のページにも影響することに注意です。
(※)再利用ブロックを利用しつつ、特定ページのみ編集したい場合は後述の章で説明する「通常のブロックへ変換」を行います。
再利用ブロックを編集するやり方を説明します。まず再利用ブロックの中の文言や画像を編集します。
更新ボタン(または公開/下書き保存)を押下します。
編集した再利用ブロックの更新にチェックが入っていることを確認して更新します。
前述の通り、同じ再利用ブロックを参照している他のページにも編集した内容が反映されていることに注意しましょう。
通常のブロックに変換して個別に編集する
挿入した再利用ブロックを通常のブロックへ変換することで、再利用ブロックから切り離して再利用ブロックの内容を記事ごとに編集できます。
再利用可能ブロックを個別に編集したいブロック周辺を選択後、左下ナビゲーションから「再利用ブロック名」をクリックします。
再利用ブロックが選択された状態で、通常のブロックへ変換するアイコンをクリックします。
通常のブロックに変換されます。左下のブロックナビゲーションを確認すると、先ほどあった再利用ブロックがなくなっていることがわかります。
ブロック管理画面から編集する
WordPressでは、ブロック管理画面から編集することもできます。
投稿・固定ページ編集画面の右上の「オプション」をクリックして、「すべての再利用ブロックを管理」を選択します。
再利用ブロックの一覧画面を開きます。新規追加や既存再利用ブロックの編集ができます。
新規追加ボタンを押下すると、再利用ブロックの作成画面が開きます。タイトル(再利用ブロックの名前)と内容を作成後、再利用ブロックを参照することができます。
再利用ブロックの用途例
最後に、再利用ブロックの用途例についてご紹介します。
記事内で頻繁に使う定型文である、補足・注意事項などを再利用ブロックとして登録して使用することで記事を効率的に作成できます。
たとえば、CTA(例:問い合わせボタンなど)のような内容を再利用ブロックとして登録し、記事内の好きな場所に設置するといった使い方もできます。
あとで変更になった際も、一回の操作で同じ再利用ブロックを使用している他のページにも全て反映されるので、手間がかからず便利です。
まとめ
まとめです。今回は、WordPressブロックエディターにおける再利用ブロックの使い方を解説しました。
再利用ブロックを上手く活用すると効率よくページを作成することができて便利です。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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