ヘテムル(heteml)の特徴とロリポップとの違いと比較検証

レンタルサーバー

【hetemlってどう?】ヘテムルの特徴とロリポップとの違い・比較

WordPressでブログ・ホームページを始めようと思った時に、まずはレンタルサーバー選びでどれが良いのか迷う人も多いのではないでしょうか。

今回は、GMOペポパが運営する「ヘテムル」の特徴をはじめ、同じGMOペポパが運営するロリポップ!との違いを解説・比較していきます。
 
 

他社含めたレンタルサーバー比較について

本記事では、ヘテムル・ロリポップを中心にご紹介していますが、他社含めたおすすめのレンタルサーバーを「【おすすめレンタルサーバー比較】WordPress対応5社総まとめ」に記載しています。

おすすめのレンタルサーバーを比較検討したい方はあわせてご参照いただければと思います。

 


 

(注意事項)本記事を読み進めるにあたって

ホームページ Unavaiable本記事記載の内容は、2021年12月時点で公式サイトなどから調べた情報です。今後、価格や機能面など時期によって本記事に記載の内容と変わってくることもあり得ますのでご注意ください。
また、当方が体感した・調べた範囲内での主観による評価・説明も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報は公式サイトで確認するようにしてください。

 
 

ヘテムルの特徴と主要プラン

ヘテムルの特徴

ヘテムル トップページ
 

ヘテムルの概要

項目 内容
初期費用 0円
月額費用 ベーシックプラン:990円
スタンダードプラン:2,145円
おすすめプラン ベーシックプラン
コメント ヘテムルは、GMOペポパが運営するレンタルサーバーで、オールSSDで高速高性能でシェアも多いサーバーです。
ただし、最近ではロリポップの方がスペック増強が頻繁なため今から契約するならロリポップ!の方がコスパは良いです。
備考
  • 自動バックアップ標準装備(復元データ引き渡しは有償)
公式サイト ヘテムル

※1年間契約の場合・税込表示。
 

ヘテムル(heteml)は、大手GMOペポパが運営するレンタルサーバーです。

価格はベーシックプラン880円(3年契約の場合)〜と、ロリポップのスタンダードプランよりも少し高い目ですが、FTPが複数ユーザー作れたりバックアップが標準で備わっており、法人で利用されているところもよくあります。
 

ヘテムルの主要プラン

ヘテムルのプランはベーシックプランとプラスプランの2つが用意されています。

プラン名 ベーシック プラス
初期費用 ベーシック プラス
月額費用 990円 1,980円
ディスク容量 ベーシック プラス
容量の種類 オールSSD オールSSD
無料SSL あり あり
マルチドメイン 無制限 無制限
DB個数 70個 100個
自動バックアップ
バックアップデータ受渡 1データ5,500円(※1) 1データ5,500円(※1)
FTPアカウント 複数可 複数可
メールサポート あり あり
電話サポート あり あり
プラン変更 不可 不可

(※)2021年12月時点の内容です。1年契約・税込の場合で記載。
(※1)Webサーバーは1アカウント、メールサーバーは1ドメイン、データベースは1DBのいずれかの取得を1データとカウント。
 

 

ロリポップとヘテムルの違い・比較

ヘテムルを運営するGMOペポパが同じく運営する有名レンタルサーバーに「ロリポップ!」があります。

結論としてはどちらか迷っているなら多くの方にとっては「ロリポップ!」がおすすめです。

ロリポップトップページでログインボタンを押下
ロリポップ公式サイト

元々はヘテムルがロリポップよりも高速高性能&高価格な位置付けでした。

しかし、ここ数年でロリポップがかなりスペック増強されて(一方ヘテムルはあまりスペック増強されていない)、スペック的にはあまり違いはなくなってきました(むしろロリポップの方が高性能な部分も多くなりました)。

ですので、最近のロリポップのスペック増強やシェアの高さを考慮すると、多くの方にとっては「ロリポップ」の方が良いのではないかと思います。

■ロリポップとヘテムルの国内シェア(2021年12月時点)。ロリポップ第二位。ヘテムル第六位。

ロリポップとヘテムルシェア比較

ロリポップとヘテムルシェア比較
※https://ja.hostadvice.com/marketshare/jp/ より


 

ただし、ヘテムルはFTPユーザーアカウントが複数作成可能であったりバックアップが標準装備されているなど、ロリポップにはない機能もあります。

他社レンタルサーバーと比較しても決して価格に比べて悪いサーバーというわけではなくバランスが良いサーバーですので、ロリポップにない機能(FTP複数アカウント作成したい方や、バックアップ標準装備が良い方)を重視する方はヘテムルも良いのではないかと思います。
 

ここからは、ロリポップとヘテムルの具体的なスペック機能比較をしてきます。

 

ロリポップとヘテムルの主な比較

プランと料金について。ロリポップの方がプランが多い

項目 ロリポップ ヘテムル
プランと料金 エコノミー:132円/月
ライト:330円/月
スタンダード:660円/月
ハイスピード:825円/月
エンタープライズ:2,200円/月
ベーシック:990円/月
プラス:1980円/月

 

ロリポップは、下位プランから上位プランまで5種類あるのに対して、ヘテムルは2種類です。

基本的にヘテムルとロリポップを検討する場合は、ロリポップの中位プランであるスタンダードプラン以上で比較すると思いますが、価格的にはロリポップの方が安価なラインナップが揃っています。

(※)なお、ロリポップのエコノミープランはWordPressに対応していないので、ロリポップでWordPressを利用したい方はライトプラン以上を利用する必要があります。
 

ロリポップは無料独自ドメインを一つ利用可能でお得

項目 ロリポップ ヘテムル
無料独自ドメイン あり(ライトプラン・1年契約以上) なし

 

通常サーバー契約に加えて、独自ドメインを取得するには年間1500円程度の費用がかかります(価格はドメインの種類で若干異なります)。

ロリポップは、ドメインの新規取得・更新が無料になるサービス『ドメインずっと無料』が2020年9月にスタートされて、よりお得になりました。

ロリポップの無料独自ドメイン取得機能を利用すれば、実質1,500円ほど安く運用できることになりお得です。

『ムームードメイン』の対象ドメインと、『ロリポップ!』のレンタルサーバーの両方を新規でご契約いただく場合、レンタルサーバーをご契約中はドメインを無料でご利用いただける『ドメインずっと無料』の提供を開始しました。
・・・(中略)
ロリポップ!レンタルサーバーにて、以下条件をすべて満たしている必要があります。

  • ライト、スタンダード、ハイスピード、エンタープライズのいずれかのプランでのご契約
  • 12か月以上の契約期間でのご契約
  • 自動更新の設定

2020/09/29 ドメインの新規取得・更新が無料になるサービス『ドメインずっと無料』を提供開始 | ロリポップより引用

 

なお、ロリポップの各プランの特徴やおすすめプランについては「【使用感想】ロリポップのおすすめプランとメリットデメリット」に詳しく記載していますので、ロリポップをご検討の方はあわせてご参考ください。
 

プラン変更はヘテムルが不可な点に注意

項目 ロリポップ ヘテムル
プラン変更 ○(上位プラン変更のみ) ×

 

ヘテムルは、サーバーのプランを途中で変更できないことに注意です。

たとえば、ベーシックプラン→プラスプランに変更したい場合は新規契約に加えて移設作業をする必要がありますので、初心者にとっては少々大変です。

対して、ロリポップは上位プランへのプラン変更が可能で、規模に合わせてプランを拡張することができます。

したがって、小さく初めて規模に合わせて拡張したい場合はロリポップの方がおすすめです。
 

Webサーバーソフトウェア。ロリポップ上位プランはLiteSpeed採用サーバーが優位

項目 ロリポップ ヘテムル
Webサーバーソフトウェア Apache2.4系(エコノミー/ライト/スタンダード)
LiteSpeed(ハイスピード/エンタープライズ)
Apache2.4系(ベーシック/プラス)

 

Webサーバーソフトウェアの性能では、ロリポップの上位プラン(ハイスピードプラン/エンタープライズプラン)がLiteSpeedを採用しており、Apacheを利用しているヘテムルより優位です。

(※)Webサーバーソフトウェアは、Webサイトを動作させる上で必要なソフトウェアです。従来から広く利用されているApache系と比較して、最新のWebサーバーソフトウェアLiteSpeedの方がApache系よりも処理能力が高い結果が出ています。


1秒間あたりのHTTPリクエスト処理数

https://theorganicagency.com/blog/apache-vs-nginx-performance-comparison/
より引用

 
 

ストレージ(ディスク)について。上位プランはロリポップの方が容量が多く優位

項目 ロリポップ ヘテムル
ストレージ容量(種類) エコノミー:30GB(SSD)
ライト:160GB(SSD)
スタンダード:250GB(SSD)
ハイスピード:350GB(SSD)
エンタープライズ:1TB(SSD)
ベーシック:200GB(SSD)
プラス:300GB(SSD)

 
ストレージの容量上限についてはロリポップの上位プランハイスピードプランとエンタープライズプランはヘテムルよりもたくさんあるため、ロリポップの方がスペックは高いです。

ディスクの処理性能については、両サーバー高速処理を実現できるSSDを採用しているのでディスク相当部分の処理速度は両サーバー早いです。
 

転送容量制限(〇〇GB/日)について。ロリポップがかなり優位

項目 ロリポップ ヘテムル
転送容量制限 エコノミー:8TB/月 (266GB/1日相当)
ライト:15TB/月 (500GB/1日相当)
スタンダード:24TB/月 (800GB/1日相当)
ハイスピード:30TB/月 (1.0TB/1日相当)
エンタープライズ:36TB/月 (1.2TB/1日相当)
ベーシック:160GB/1日
プラス:200GB/1日

 
転送容量制限とは、サーバーとのデータの送受信の合計量に関する制限のことですが、ロリポップの方が優位です。
 

転送容量制限をイメージで例えると、携帯の通信パケット制限と同じですね

 

転送容量とは、例えば「WEBサイトを閲覧する際に通信するデータ」や、「サーバーへファイルをアップロード・ダウンロードする際に発生するデータ」が該当します。転送容量制限(〇〇GB/日)は、1日あたりのこれらのデータ量の制限です。

仮に1回のWebページの閲覧で平均5MBのデータが発生と仮定するとします。容量制限が800GB/日≒800,000MB/日の場合、800,000[MB/日]÷5[MB/PV]=160,000[PV/1日]が概算の上限値ということになります。

月額換算すると16万*30日=480万PVが上限値ということになります。

実際には、かなりのアクセス数のあるサイト以外はあまり関係のない上限値ですが、スペック的にはロリポップの方がかなり有利です。
 

データベース(MySQL)上限について。上位プランはロリポップが優位

項目 ロリポップ ヘテムル
MySQL上限個数 エコノミー:0
ライト:1個
スタンダード:50個
ハイスピード:無制限
エンタープライズ:無制限
ベーシック:70個
プラス:100個

 

MySQLの上限数については、ロリポップスタンダードプラン以下であればヘテムルの方が優位ですが、ロリポップの上位プラン(ハイスピード/エンタープライズ)と比較すると、ロリポップの方が優位です。

たとえば、WordPress1個インストールにつきMySQL1個利用する場合、ロリポップスタンダードプランではWordPress50個インストールできる、ヘテムルは70個(100個)インストールできるという形になります。

ただし、実運用上では、通常そんなに多く導入することはないので、基本的に気にしなくて良いでしょう。
 

バックアップについてはヘテムルが標準装備

項目 ロリポップ ヘテムル
自動バックアップ エコノミー:オプション330円
ライト:オプション330円
スタンダード:オプション330円
ハイスピード:無料(復元有料)
エンタープライズ:無料
ベーシック:無料(復元有料)
プラス:無料(復元有料)

 

レンタルサーバーのバックアップについては、ロリポップがスタンダードプランまでは有料オプション月額300円が必要です。

ヘテムルは、ベーシックプラン、プラスプラン共に標準で備わっているため、いざと言うときに安心です(ただし、復旧データの申請には1データ5,500円かかります)
 

ロリポップ!のバックアップオプションに申込むと、データ保全のためサービス側で定期的に実施しているバックアップに加え、簡単にWebサーバーとデータベースサーバーの自動バックアップができます。

バックアップ間隔は、お客様のニーズに合わせて設定できます。専門的な知識も難しい操作も必要ありません。データが必要なときはすぐにお客様ご自身で復旧できます(手数料不要)。

・・中略
エンタープライズプランでは、バックアップオプションを無料で利用できます。
バックアップオプションについて - ロリポップ!より引用

 

※ Webサーバーは1アカウント、メールサーバーは1ドメイン、データベースは1DB のいずれかの取得を1回としてカウントし、1回5,500円の手数料が必要です。
バックアップ - レンタルサーバーヘテムルより引用

 

なお、ヘテムルは、標準装備のバックアップとは別に、さらにオプションのバックアップサービスに申し込むことができます(世代管理や容量制限などの上限値が無料装備のものより潤沢)。
 

FTPアカウントはヘテムルが複数作れて便利

項目 ロリポップ ヘテムル
FTPアカウント数 全プラン各1 全プラン50個まで

 

Webサイト制作者がレンタルサーバーを利用する場合、サーバー内に該当ディレクトリだけアクセス権限のあるFTPアカウントを作り、協力パートナーに教えて作業してもらう、といった利用の仕方ができます。

ロリポップは上位プランでもFTPアカウントを複数作成することができないのでこの運用はできませんが、ヘテムルはサブFTPユーザーを作成できるので、上記のような使い方ができて便利です。
 

ただし、初心者の方が上記のような運用をすることはあまりないと思いますので、それほど気にしなくても構いません。

関連記事

なお、ヘテムル以外のおすすめレンタルサーバーを下記に紹介していますので、ご興味ある方は合わせてご参照ください。
【おすすめレンタルサーバー比較】WordPress対応5社総まとめ
【法人向け】ビジネス用途おすすめレンタルサーバー比較3社
おすすめ格安レンタルサーバー比較とメリットデメリットをご紹介

 

ロリポップ(スタンダードプラン)とヘテムル(ベーシックプラン)の比較まとめ

ここでは、よく比較対象になるロリポップ(スタンダードプラン)とヘテムル(ベーシックプラン)であらためて下記にまとめます。

プラン名 ロリポップ
スタンダード
ヘテムル
ベーシック
初期費用 1,650円 2,200円
月額費用 660円 990円
ディスク容量 250GB 200GB
容量の種類 オールSSD オールSSD
Webサーバー Apache Apache
転送料上限 800GB/1日相当 160GB/1日
マルチドメイン 200個 無制限
DB個数 50個 70個
自動バックアップ △(オプション330円/月)
バックアップデータ受渡 △(オプション330円/月) 1データ5,500円
FTPアカウント 1つのみ 最大50個作成可能
メールサポート
電話サポート
プラン変更 ◯(上位プラン変更のみ) ×

 

ロリポップ(エンタープライズプラン)とヘテムル(プラスプラン)の比較まとめ

同様に、よく比較対象になるロリポップ(エンタープライズプラン)とヘテムル(プラスプラン)であらためて下記にまとめます。

プラン名 ロリポップ
エンタープライズ
ヘテムル
プラス
初期費用 3,300円 2,200円
月額費用 2,200円 1,980円
ディスク容量 1TB 300GB
容量の種類 オールSSD オールSSD
Webサーバー LiteSpeed Apache
転送料上限 1.2TB/1日 200GB/1日
マルチドメイン 無制限 無制限
DB個数 無制限 100個
自動バックアップ ◯(無料) ◯(無料)
バックアップデータ受渡 ○(無料) △(1データ5,500円)
FTPアカウント 1つのみ 最大50個作成可能
メールサポート
電話サポート
プラン変更 × ×

 

ヘテムルはこんな人におすすめ

以上を踏まえるとロリポップと比較検討されている方のうち、下記のような人・法人にヘテムルがおすすめです。
 

ヘテムルはこんな人におすすめ

  • FTP複数作って、制作会社・パートナー用にアクセス権設定したい方
  • バックアップがサーバー側で標準装備されている方が良い方

 

まとめ

ヘテムル(heteml)の特徴とロリポップとの違いと比較検証
 

まとめです。

今回は、レンタルサーバーを運営している大手GMOペポパが運営するヘテムルの特徴やロリポップとの違いを解説・比較しました。

もともとは性能重視ならヘテムル・価格重視ならロリポップといった感じでしたが、ここ数年でのロリポップのスペック増強により、多くの方にとってはロリポップの方がおすすめできる状態になりました。

とはいえ、ヘテムルも、他社レンタルサーバーと比較しても決して価格に比べて悪いサーバーというわけではなくバランスが良いサーバーです。

ロリポップにない機能(FTP複数アカウント作成したい方や、バックアップ標準装備が良い方)を重視する方はヘテムルも良いのではないかと思います。
 

 

 

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
 

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なお、ヘテムル以外のおすすめレンタルサーバーを下記に紹介していますので、ご興味ある方は合わせてご参照ください。
【おすすめレンタルサーバー比較】WordPress対応5社総まとめ
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