WordPress 固定ページの使い方作り方・2021年版

WordPress

【徹底解説】WordPress固定ページの使い方・作り方

2019年6月13日

WordPress(ワードプレス)を始めたばかりの初心者の方で、固定ページの意味や使い方がよくわからず、悩んでいる方も多いのでしょうか。
 

今回は、WordPress5.0から標準実装された新エディタ「ブロックエディター」での固定ページ機能の概要や画像の載せ方、見出しの付け方や、、固定ページの親子関係など基本的な使い方について一通り説明していきます。
 

■WordPress固定ページの作り方・使い方(動画解説版)


 

もくじ


 

WordPress固定ページとは

固定ページとは単体ページを作成する機能

WordPress固定ページ
 

固定ページとは、「会社情報」や「お問い合わせ」のように、単体ページを作成する際に利用する機能です。固定ページで作成したページは投稿と違って投稿一覧の中には表示されないため、メニューバーなどに自分で配置する必要があります。
 
 

■例)固定ページで作成したお問い合わせページ
ワードプレス固定ページの例
 

固定ページと投稿の違い

「固定ページ」と同様にページを作成する機能に「投稿」という機能があります。

一般的に固定ページでは「会社情報」や「お問い合わせ」などページ単体で独立している内容でメニューバーなど決まった位置に表示しておきたいページで固定ページで利用します。一方、ブログのような時系列で作成していくページを「投稿」でページ作成します。
 

ワードプレスの投稿と固定ページの違い
 

「投稿」はカテゴリーやタグによりページ同士をジャンル分けして一覧表示することができるのに対して、「固定ページ」は通常カテゴリーやタグという概念がなく、ページ単体で独立しています。
 

項目 投稿 固定ページ
特徴 ブログのようなコンテンツは投稿で作成する
例)コラム、技術情報、お知らせ・ニュース、イベント、商品ページなど
ページ単体で完結できるようなコンテンツを書くのに向いている。
例)トップページ、会社情報、お問い合わせ、アクセス、採用情報、ランディングページなど
できること
  • カテゴリー・タグによる投稿の関連付けができる
  • 投稿一覧、カテゴリー一覧、タグ一覧から各ページを一覧表示できる
  • 複数のブログタイプ(カスタム投稿タイプ)を作ることができる
  • 固定ページ同士で親子関係を作ることができる
  • ページごとにデザインテンプレートを作成・選ぶことができる
できないこと
  • 投稿同士で親子関係を作ることができない。
  • ページごとにデザインテンプレートを選択することができない。
  • カテゴリー・タグによる投稿の関連付けができない
  • 固定ページ一覧、カテゴリー一覧、タグ一覧などで各ページを一覧表示できない

 

 

まずは固定ページの追加・編集・削除方法を覚えよう

固定ページを新規追加する方法

まず試しに固定ページを作成してみましょう。固定ページ>固定ページ一覧(新規追加でもOK)を押下します。
固定ページ>固定ページ一覧
 

固定ページ>新規追加ボタンを押下します。
固定ページ>新規追加
 

はじめてブロックエディターの画面を開いた時には、ガイドが表示されます。今回ば「×」を押していったん閉じます。
ブロックエディター  はじめに ガイドを閉じる
 

下記のような編集画面が初期状態で表示されます。大きく、メインのエディターエリアと上部ツールバー、右のツールバーがあります。
ブロックエディター の基本画面レイアウト
(※)上記はWordPress5.6の画面です。バージョンによって若干の差異があるのでその場合はご自身のご利用の画面に合わせて読み替えてください。
 

まずはタイトルと文章を書いたのち公開をして表示を確認してみましょう。


 
詳細なエディターの説明は後ほど説明をしていきます。ここではいったん、作成した固定ページをメニューバーに表示する方法を説明していきます。

ここでは、固定ページをいくつか作成・公開してみましょう。

■固定ページの例

  • HOME
  • 会社情報
  • お客様の声
  • ブログ
  • お問い合わせ

※ブログやHOMEはあとで設定する特殊なページ用です(後述で解説します)。

 

本例では、「Lightning」というテーマを使用した例で説明していきますので、同じテーマを利用したい方は「Lightning」をご利用ください。
WordPressテーマの適用方法はこちら
 

メニューバーに固定ページを設定する

次に、作成した固定ページを設定しましょう(メニューバーの使い方を知っている方は本手順不要です)。
 

管理画面から外観>メニューの設定を選択します。

WordPress 外観>メニュー

WordPress 外観>メニュー


 

まずメニューを作成します。ここでは、「メインメニュー」(※)と入力してメニューを作成ボタンを押下します。
メインメニューと入力してメニューを作成する
(※)名称はなんでもOKです。
 

メインメニューが作成されました。事前に作った固定ページが表示されます。先ほど作成した固定ページをチェックして、「メニューに追加」ボタンを押下します。
事前に作成した固定ページにチェックを入れてメニューバーに追加ボタンを押下する
 

追加したメニューは、ドラッグ&ドロップでメニューの順番を変えることができます。


 

最後にメニューの設定を行います。ここではHeader NavigationとFooterNavigationにチェックを入れて最後にメニューを保存ボタンを押下します。
ここではHeader NavigationとFooterNavigationにチェックを入れて最後にメニューを保存ボタンを押下します
 
(※)Header NavigationとFooterNavigationという名称はご利用のテーマによって違います。また、テーマによっては1つしかチェックができない場合も3つある場合もあります。
 

メニューバーに作成した固定ページが表示されていれば完了です。


 

ここでは、メニューバーに関する詳しい説明は割愛しますが、メニューバーで固定ページを表示する方法は「WordPressの使い方 メニューバーの作り方」の記事をご参照ください。
 

固定ページの編集方法

つぎに一度作成した固定ページの編集方法を説明していきます。固定ページ>固定ページ一覧をクリックします。
固定ページ>固定ページ一覧
 

タイトル下付近にマウスカーソルを合わせると「固定ページ編集」リンクが表示されますのでクリックします。
固定ページ>編集
 

固定ページ編集画面が表示され、固定ページを編集することができます。
固定ページ編集画面 ブロックエディター版
 

クイック編集では簡単な情報を編集できます。

「クイック編集」では、簡単な情報を編集できます。
固定ページ>クイック編集
 

クイック編集では固定ページ本文以外のタイトルやスラッグ、公開ステータスなどの情報を簡単に編集することができます。
固定ページ>クイック編集画面

 
 

固定ページの削除方法

最後に一度作成した記事の削除方法を説明していきます。固定ページ>固定ページ一覧をクリックします。
固定ページ>固定ページ一覧
 

タイトル下付近にマウスカーソルを合わせると「ゴミ箱」リンクが表示されますのでクリックします。
固定ページ>ゴミ箱
 

以上で削除は完了です。
 

なお、誤って消した場合は、ゴミ箱リンクから復元することができます。
固定ページ>ゴミ箱
 
 

以上で、固定ページの追加・編集・削除方法の説明は終わりです。ここからはより具体的なエディターの基本的な使い方を説明していきます。
 
 

ブロックエディターの基本的な見方

ブロックエディターの具体的な見方を説明していきます。
 

編集画面が初期状態で表示されます。大きく、メインのエディターエリアと上部ツールバー、右のツールバーがあります。
ブロックエディター の基本画面レイアウト
(※)上記はWordPress5.6の画面です。バージョンによって若干の差異があるのでその場合はご自身のご利用の画面に合わせて読み替えてください。
 

  • メインエリア・・・タイトルや本文を作成するエディター画面。ブロック単位でページを作成していくメインエリア
  • 上部ツールバー・・・管理画面への移動や公開設定・エディター設定・ブロック追加などの基本項目を設定できる
  • 右ツールバー・・・アイキャッチ・公開設定・パーマリンクなどの文書設定や、各ブロックの設定を行うことができる

 

WordPress5.0から標準エディターとなったブロックエディター

2018年12月末にリリースされたWordPress5.0から新しいエディター「ブロックエディター」が標準エディターになっています。
 

2018年以前はWordのようなエディター(クラシックエディター)が標準となっていました。
ワードプレスの新旧エディター(Classic EditorとGutenberg Editor)
 

旧エディター(クラシックエディター)の方にあえて戻したい場合は、プラグイン「Classic Editor」を利用することで従来のエディターに戻すことができます。ただし、今から新しくWordPressを覚えるなら、ブロックエディターで覚えると良いでしょう。

【Classic Editor】WordPressでブロックエディターから旧クラシックエディターに戻す方法

 

 

メインエリア(エディター)でできること

メインエリアでは、タイトルや文章画像などをブロックという単位で作成していきます。
ブロックエディター  メインエリア
 

詳細なブロックの説明は後ほど説明をしていきます。ここではいったん、上部ツールバーや右ツールバーなどの全体の概要について先に説明していきます。

 

上部ツールバーでできること

上部ツールバーでは、管理画面への移動や公開設定・エディター設定・ブロック追加などの基本項目を設定・確認するできます。
ブロックエディター  上部ツールバー
 

上部ツールバーで設定できる項目は下記の通りです。

項目(アイコン) 説明
管理画面への移動ボタン 管理画面への移動(固定ページ一覧または投稿一覧へ戻ることができる)
管理画面(固定ページ一覧または投稿一覧)に戻るアイコン
ブロックの追加アイコン ブロックを追加することができる
ブロックの追加アイコン
編集モードの切り替えアイコン ブロックの選択・編集モードを切り替えることができる
ブロックエディター >上部ツールバー>ツールアイコン
前へ戻る・次へ進むアイコン 一つ前の操作に戻る・一つ後の操作に次へ進むことができる
ブロックエディター >上部ツールバー>元に戻す・次へ進むアイコン
コンテンツ構造アイコン 文書の概要。利用ブロックの種類や数がわかる
ブロックエディター >上部ツールバー>コンテンツ構造アイコン
ブロックナビゲーションアイコン ブロックナビゲーション。現在アクティブな箇所のブロックの位置がわかる
ブロックエディター >上部ツールバー>ブロックナビゲーションアイコン
下書き保存・プレビュー・公開 下書き保存・プレビュー画面表示・公開がそれぞれできる
下書き保存・プレビュー・公開
設定アイコン
設定
エディターの設定ボタン。右ツールバーの表示・非表示の切り替えができる
ブロックエディター >上部ツールバー>設定アイコン
ツールと設定をさらに表示アイコン
ツールと設定をさらに表示
ツールと設定をさらに表示できる。具体的には表示モードやエディターモード、ツール、オプション設定が可能
ブロックエディター >上部ツールバー>さらに設定を表示アイコン

 

■固定ページを開いた状態から固定ページ一覧へ戻る例


 

■ブロックを追加する例。※追加した後は右ツールバーが非表示になるので「設定」ボタンから再度表示して設定できます。


 

右ツールバーでできること

右ツールバーでは、文書の設定や各ブロックの設定ができます。
 

「文書」タブを選択すると、公開の設定やパーマリンク、アイキャッチ、(投稿の場合は)カテゴリー・タグなどの、この文書(ページ)全体の設定ができます。
ブロックエディター >右ツールバー>文書タブ
 

この文書タブで設定できる主な項目については、また後述で説明していきます。
 

また、任意のブロックにカーソルを合わせると、(「ブロック」タグが選択されている状態の)右側メニューでそのブロックの設定ができます。
ブロックの設定。ブロックにカーソルを合わせると、右側メニューでそのブロックの設定ができます。
 

設定項目はブロックにより異なりますが、色やデザインなどを調整したりすることができます。

 

それでは、ブロックエディターの基本的な使い方について詳しく説明していきます。
 

エディター内の+ボタンを押下することでブロックの追加ができます。※ご利用のバージョンによって若干画面が違う場合があります。
ブロックエディター  ブロックの追加
 

まず最初に覚えたいブロックは下記の5つです。下記の5つを覚えればまずは簡単なブログ記事やレイアウト作成ができます。

  • 段落ブロック・・・通常の文章を記述したい時に利用するブロック
  • 見出しブロック・・・見出しを記述したい時に利用するブロック
  • 画像ブロック・・・画像を挿入したい時に利用するブロック
  • リストブロック・・・箇条書きを記述したい時に利用するブロック
  • カラム・・・2列や3列などの横並びをしたい時に利用するブロック

 

段落ブロックを挿入する

まずは段落ブロックを挿入してみましょう。段落ブロックは通常エディター末尾でエンターボタンを押下することで追加されます。あるいは+ボタンから「段落」を選択して挿入することができます。

■段落ブロックの追加


 

また、段落で文章を書いている途中でShift+Enterボタンを押下すると、同じ段落のまま改行されます(行間が大きく開きません)。※Enterボタンを押すと新しい段落ブロックとして改行されます(行間が大きくあきます)。

■Shift+Enterによる改行と、Enterによる改行の違い


 

見出しブロックを挿入する

次に見出しを挿入してみましょう。+ボタンを押して、「見出し」を選択します。文末の+から末尾に追加することもできますし、ブロック間の間にカーソルを合わせて表示される+からブロックを間に挿入することもできます。


 

なお、ブロックを選択すると、下記のようにブロックのすぐ上にツールバーが表示されます。見出しの場合は、見出しレベル(※)の変更やテキスト揃え、太字斜体などの設定ができます。また、右のメニューアイコンからブロック削除することもできます。

(※)見出しは本の章のようなものです。見出しは階層を持つことができます。h1が本のタイトルに相当して、H2は第1章・第2章、H3は第1-1章、第1-2章、H4は第1-1-1章、1-1-2章のような階層です。
 

また、見出しのブロックを選んだ状態で、右サイドバーから(表示されていない場合は、右上の設定アイコンを押して表示できます)、色やその他の設定ができます。


 

まずは見出しを使ってブロックの基本操作を覚えておきましょう。

 

画像ブロックを挿入する

次に画像を挿入してみましょう。右下+ボタンを押して「画像」を選択、自分の好きな画像を選択します。必要に応じて右ツールバーから画像ブロックの設定もできます。


 

(※)画像ブロックの詳細な使い方については「【画像ブロック】WordPressブロックエディター画像ブロックの使い方」をご参照ください。
 

リストブロックを挿入する

次に箇条書きを作るリストブロックです。リストのアイコンを選択すると、箇条書きを作ることができます。

 
 

なお、テーマやプラグインによっては、WordPress標準の設定以外に、各ブロックに対して設定できる項目が追加されている場合もあります。リスト以外のブロックでも同様にテーマによって追加の設定ができる場合があります。


(※)上記はLightning(VK ExUnit)を利用している例。いくつかのリストスタイルから設定を選択することができます。
 

2カラム(2列横並び)のレイアウトを作成する

デザイン>カラムを選択すると、2列や3列などの横並びのブロックを挿入することができます。カラムは後から比率を変えたり列数を変えたたりすることもできます。
 


 

■表示例(PCでは横並びでスマホの場合は縦に並びます)


 

今まで横並び表示するのは難しかったので、これは便利な機能ですね!!

 

挿入しようとするブロックの位置に注意

カラムなどの外枠を作るブロックを利用することでレイアウト構造が複雑になってくるので、自分が意図する場所にブロックが挿入されないということもでてきます。

■複数の+がある場合にブロック挿入位置が変わることに注意


 

左下のブロックのナビゲーションを確認することで自分が追加しようと知っているブロックの位置を確認することができます(次で詳しく説明)
挿入しようとしているブロックの位置に注意
 

ブロックを選択しにくい時はブロックナビゲーションが便利

カラムブロックの中にブロックを入れたり、いくつもブロックを組み合わせていくと、対象のブロックをうまく選択できない場合があります。

その場合は、ブロックナビゲーションが便利です。

対象のブロック近くのブロックを選択してから、ブロックナビゲーションを選択すると、ブロックの階層構造を表示でき、選択したいブロックを選ぶことが便利です。また、左下に現在選択されているブロックがぱんくずリスト形式で表示されているのでそこから対象のブロックを選択することもできます。
ブロックナビゲーション、ブロックのぱんくずリスト
 

■ブロックナビゲーションを活用して複雑なブロックからピンポイントで対象ブロックを選択する


 
 

固定ページを下書き保存・公開をする

ある程度ページを作成したら、保存しましょう。下書き保存を選択すると、下書き(公開していない)でページを保存することができます。


 
 

固定ページを公開をする

ページを公開しても良い場合は、「公開」ボタンを押下して保存しましょう。ページが公開されて一般の人も閲覧できるようになります。


 
 

固定ページを下書きに戻す

一度ページを公開してから再度下書きに戻したい場合は「下書きに戻す」ボタンを押下します。


 
 

ブロックの挿入・移動・削除・グルーピング

既存のブロックの間に新たにブロックを挿入したり、既存のブロックを移動したり、削除することもできます。また、複数ブロックをグルーピングすることもできます。
 

既存のブロックの間に挿入する

すでに作成したブロックとブロック境目にカーソルを合わせると「+」ボタンが表示されます。「+」ボタンを押下すると既存のブロックの間に新しいブロックを挿入することができます。


 

うまく「+」ボタンが出てこない場合は、一度エンターを押して空白を作ってから右にある「+」を押すとブロック間に新しいブロックを挿入できます。

 
 

既存のブロックを移動する

既存のブロックの左側の矢印を選択すると、ブロックの順番を変更することができます。


 

SHIFTボタンを押しながら複数のブロックを選択した状態で矢印を選択すると、複数ブロックまとめて順番を変更することもできます。


 

また、点々のあるアイコンをクリックしたままドラッグ&ドロップでブロックを任意の場所に移動することもできます。


 

既存のブロックを削除する

既存のブロックを削除したい場合は、既存のブロックを選択して、詳細設定アイコンを選択してブロックを削除をすることができます。


 

このように、新しいエディターでは「ブロック」と言われる単位を挿入していくことでページを作成していくことができます。

 
 

複数ブロックをグルーピングする

SHIFTキーを押しながら複数ブロックを選択してグルーピングすることもできます。グルーピングしておくことで、移動や編集がしやすくなります。
 

グルーピングしたブロックをうまく選択できない場合は、前述のブロックナビゲーションをうまく活用して対象のグループブロックを選択しましょう。

 

その他の様々なブロック

利用できるブロックはこのほかにもたくさんあります。初期状態で、ブロックエディターでは、下記のブロック種類が用意されています。

項目 説明
テキストブロック 見出し、段落、リスト、テーブル(表)などのテキストベースのブロック
メディアブロック 画像、ギャラリー、音声、動画などのメディア系ブロック
デザインブロック カラム(列数定義)、区切り、スペーサーなどのレイアウト系のブロック
ウィジェットブロック ショートコード、カスタムHTML、最新の記事、最新の記事などのウィジェット(パーツ)ブロック
埋め込みブロック Youtube、Twitter、Facebookなどの埋め込み系ブロック

 


 

ここでは割愛しますが、ブロックエディターの詳しい使い方は 「WordPress Gutenberg(ブロックエディター)の使い方を徹底解説」に記載していますので、ぜひご参照ください。

【2021年版】WordPressブロックエディターの使い方総まとめ


 
 

固定ページの色々な使い方を覚える

固定ページでアイキャッチを追加する

固定ページでは「アイキャッチ」という、いわゆるサムネイル表示機能があります。アイキャッチを設定していると、FacebookやTwitterでシェアした際にアイキャッチに設定した画像を表示することができます。
 

アイキャッチは固定ページ編集画面右下の「アイキャッチ画像を設定」から設定することができます。
固定ページ>アイキャッチの設定
 

下記のようにアイキャッチ画像を設定しましょう。


 

固定ページで記事のURLを変更する

 
固定ページのURLは下記のURLスラッグ設定より変更することができます。
固定ページ>パーマリンクの設定
 

下記のようにURLを変更してみましょう。


 

(補足)パーマリンクとスラッグの違い

パーマリンクのほかに「スラッグ」という用語が出てきましたが、パーマリンクはURL全体を指すのに対して、スラッグはURLの末尾部分を指します。
 

WordPress 投稿画面 URLスラッグ
 

パーマリンクとスラッグの違い

パーマリンクとスラッグについての詳しい説明は「【やさしく解説】WordPressのパーマリンクの変更手順とおすすめ設定」をご参照ください。

 

パスワード付き固定ページを作成する

公開範囲を設定することもできます。公開ボタンを押してパスワード設定することができます。
パスワード保護の設定
 

パスワード保護設定をしたページについては、パスワードを知っている人だけがページを閲覧できるようになります。


 

(関連記事)Password ProtectedでWordPress全体にパスワードをかける方法
 

テンプレートを変更する

ページによってはサイドバーありページとサイドバーなし(1カラム)ページなどレイアウトを変えたい場合があると思います。
 

固定ページでは、あらかじめ用意されている複数のレイアウトテンプレートからどれにするかを選択することができます。
 

ここでは固定ページのテンプレートの変更方法は、右側にある「テンプレート」から変更できます。
 


(※)テンプレート名や種類は適用しているテーマによって異なります。下記は、サイドバーなし(1カラム)のテンプレートを選択した例です。
 

ページ間で親子関係を作成する

固定ページでは親となる固定ページを指定でき、ページ間で親子関係を作ることができます。
固定ページ親子関係の設定 
 

なお、親子関係を作ると、URLの末尾が「.../親固定ページスラッグ/子固定ページスラッグ/」になります
 

■親ページを指定する例


 
 

固定ページをトップページに割り当てる

トップページは初期状態では、最新の投稿記事が表示されている状態です。トップページを任意の固定ページに割り当てる設定ができます。ここでは、固定ページをトップページに割り当てる表示設定を行なっていきます。
 

ダッシュボードの設定>表示設定を選択します。
設定>表示設定
 

表示設定が表示されます。
表示設定
 

初期設定は、トップページの表示が「最新の投稿」一覧が表示される設定になっています。
表示設定 トップページに最新の投稿一覧が表示される設定になっている
 

トップページに事前に作成した固定ページ(ここではHOME)を割り当てます。
表示設定 トップページに固定ページを設定する
 

これで、トップページを表示すると「HOME」の内容が表示されるようになりました。
ここで設定するんですね!でも、もともとトップページに表示されていたブログ一覧ページはどこに表示されるでしょうか?

ブログ一覧ページも任意に固定ページに割り当てることができます。続けて説明していきますね。

 

「投稿ページ」に事前に作成した固定ページ「ブログ(※)本文は空でOK」を割り当てましょう。
表示設定 投稿ページに固定ページを設定する
 

設定が完了したら最後に変更を保存しましょう。


 

以上で設定は完了です。トップページに「HOME」の内容が、「ブログ」にはブログ一覧が表示されて入れば完了です。

 
 

まとめ

まとめです。今回は、WordPress5.0から標準実装された新エディタ「ブロックエディター」での固定ページ機能の概要や画像の載せ方、見出しの付け方や固定ページの親子関係など基本的な使い方について一通りご紹介しました。
 

本記事で説明した主な内容

    • 固定ページの基本や投稿との違い
    • 固定ページの追加・編集・削除方法
    • 固定ページのメニューバーへの登録方法
    • ブロックエディター版での使い方。見出しやリストなどの使い方
    • 固定ページURL(パーマリンク)の変更方法
    • 固定ページの公開方法。パスワード保護
    • 固定ページの親子設定
    • 固定ページのテンプレートの変更
    • 固定ページをトップページに割り当てる方法

 

従来のエディターと新しいエディター(Gutenberg)
 

まだ少し慣れない部分もありますが、慣れていったらとても便利そうですね!

 

今はまだ未対応やベータ版のプラグインが多いですが、これからどんどん新エディタに対応してくるものも増えてくると思いますので、便利なものは利用するようにしていきましょう。

 

自分で触ってみないことにはなかなかわからないことも多いと思いますので、興味がある方はたくさん触ってみて覚えてください。
 

今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
 

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