WordPressでブログ・ホームページを始めようと思った時に、まずはレンタルサーバー選びでどれが良いのか迷う人も多いのではないでしょうか。
今回は、レンタルサーバーサービスを提供している「エックスサーバー」と「さくらのレンタルサーバ
」のどちらにしようか悩んでいる方向けにレンタルサーバーの比較・解説します。
合わせて読みたい記事
今回は、レンタルサーバーのうち、エックスサーバーとさくらのレンタルサーバで比較しますが、そのほかのレンタルサーバー含めた比較検討したい方は、「【WordPressおすすめレンタルサーバー比較5社 総まとめ】」にエックスサーバー・ロリポップ・さくらインターネットおよびConoHa WING、mixhostで5社で料金・機能比較していますので、是非ご参照ください。
サーバー | 公式サイト | キャンペーン内容 | 期間 |
---|---|---|---|
エックスサーバー![]() |
公式サイト![]() |
半額キャッシュバック!月額実質495円〜利用できるキャンペーン | 2023年2月3日(金)12:00まで |
ConoHaWING![]() |
公式サイト![]() |
最大50%OFF!今ならWINGパックが月額660円~使えるキャンペーン | 2023年1月31日16:00まで |
ロリポップ!![]() |
公式サイト![]() |
現在キャンペーンなし | ー |
さくらのレンタルサーバ![]() |
公式サイト![]() |
現在キャンペーンなし | ー |
mixhost![]() |
公式サイト![]() |
最大62%OFF!月額990円〜使える初回割キャンペーン | 現状は期限なし |
※(更新日)2023年1月18日。キャンペーンは予告なく終了される場合があります。適用条件含めた最新の正確な情報は各公式サイトをご確認ください。
もくじ
本記事記載の内容は、2022年11月15日時点で公式サイトなどから調べた情報です。今後、価格や機能面など時期によって本記事に記載の内容と変わってくることもあり得ますのでご注意ください。
また、当方が体感した・調べた範囲内での主観による評価・説明も含まれていることをご了承のうえ、最新の正確な情報は公式サイトで確認するようにしてください。
エックスサーバーvsさくらレンタルサーバー簡単比較
まず先に結論としては、エックスサーバーとさくらはそれぞれ下記のような方におすすめです。

- 価格よりもサーバースペック重視・安定性重視の人
- アクセス(PV)重視のブログ型サイトを作る予定の人
- 少しでもWebサイトの表示速度が早い方が良い人
- 目安10万PV以上の中規模以上のWebサイトを作るつもりの人
■さくらのレンタルサーバはこんな人におすすめ
- 価格・コストパフォーマンス重視の人
- 店舗ホームページタイプのサイト・地道にブログを始めたい人
- 不便でない範囲であればサイトの表示速度やスペックを追求しない人
- 小規模なWebサイトを作るつもりの人
(※)PV数に関してはサイトの内容に大きく依存するためあくまで目安です。ネット上の評判などを参考にし、比較的安全めと思われる値で記載しました。
(※)エックスサーバー、さくらのレンタルサーバともにスタンダードプランの想定での比較です。
下記は、エックスサーバーとさくらの人気プラン(スタンダードプラン)で比較です。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
おすすめ度(当サイト基準) |
|
|
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 990円〜 | 425円〜 |
無料独自ドメインプレゼント | あり(1つ) | なし |
こんな点がメリット |
|
|
こんな点がデメリット |
|
|
運営会社 | エックスサーバー株式会社 | さくらインターネット株式会社 |
公式はこちら |
エックスサーバー![]() |
さくらのレンタルサーバ![]() |
(※)比較するにあたって、エックスサーバー・さくらレンタルサーバー共にスタンダードプラン、10%税込価格の場合で比較しました。
基本的に通常の用途においては、どちらも大きな差はありません。通常のホームページ・ブログであればサイトの表示速度・体感的にも大きな違いは感じないでしょう。
ただし、サイトのアクセスが集まってきた時に表示速度や安定性に違いが出てくる傾向があります
エックスサーバーvsさくらレンタルサーバー徹底比較
次に、具体的なスペック面から見た詳細な比較もしてみましょう。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
公式はこちら |
エックスサーバー![]() |
さくらのレンタルサーバ![]() |
---|---|---|---|
Webサーバー機能 | Webサーバーソフトウェア | nginx | nginx |
契約と同時にWPセットアップ機能 | ◯ | × | |
ディスク種類 | SSD | SSD | |
ディスク容量 | 300GB | 300GB | |
転送容量制限 | 無制限 | 無制限 | |
無料SSL | あり | あり | |
マルチドメイン (ドメイン上限) |
無制限 | 200個 | |
MySQL上限 | 無制限 | 50個 | |
FTPアカウント数 | 無制限 | 1 | |
ドメインごとのPHPバージョン変更 | 管理画面から可能 | 管理画面から不可 | |
メール機能 | メールボックス容量制限 | 20GB/1アドレス | 20GB/1アドレス |
メール送信サイズ制限 | 100MB/送信 | 200MB/送受信 | |
メール送信数制限 | 1,500送信/時間 15,000送信/日 |
400送信/時間 9,600送信/日 |
|
メーリングリスト機能 | ◯ | ◯ | |
メールマガジン機能 | ◯ | × | |
サポート | 自動バックアップ | ◯(最大14日分・設定不要) | あり (設定必要) |
メールサポート | ◯(24時間) | ◯(24時間) | |
チャットサポート | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | |
電話サポート | ◯(平日10:00~18:00) |
◯(平日10:00~18:00※)
コールバック予約必要(詳細)
|
|
あとからプラン変更 | ◯ | ×(新規契約&移行必要) | |
公式はこちら |
エックスサーバー![]() |
さくらのレンタルサーバ![]() |
【比較ポイント1】エックスサーバーとさくらの料金面で比較
契約期間ごとの比較ではさくらがエックスサーバーの半額程度で安価
両レンタルサーバーの人気プラン「スタンダードプラン」における契約期間別価格の比較です。
エックスサーバー、さくらともに契約期間が長いほど、月額単価が安くなります。
項目 | エックスサーバー スタンダード |
さくらのレンタルサーバ スタンダード |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額費用(3ヶ月契約の場合) | 1,320円 | 524円 |
月額費用(6ヶ月契約の場合) | 1,210円 | 524円 |
月額費用(1年契約の場合) | 1,100円 (独自ドメイン1つ無料) |
437円(※1) |
月額費用(2年契約の場合) | 1,045円 (独自ドメイン1つ無料) |
430円(※1) |
月額費用(3年契約の場合) | 990円 (独自ドメイン1つ無料) |
425円(※1) |
(※)2022年11月時点の税込表示の通常価格になります。各社キャンペーンなどで表示内容とは異なる場合があります。
(※1)さくらのレンタルサーバは一括払いで月額単価が安価になります。月額換算して表示しています。
サーバー費用は、両者スタンダードプランで比較するとさくらのレンタルサーバの方がエックスサーバーの半額以下で安価に運用することができます。
エックスサーバーは3年契約にすると最安月額990円になります。一方さくらのレンタルサーバは1年契約(年間一括払い)で月額437円相当になりかなり安価になります。
価格についてはさくらレンタルサーバーの方がエックスサーバーよりも安い
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 |
月額費用(1年契約) | 1,100円(年間13,200円) | 437円(年間5,238円) |
サーバーにかかる費用については、さくらレンタルサーバーの方がエックスサーバーの半額以下で安価に運用することができます。
また、さくらレンタルサーバーは安価ですが、通常のホームページ・ブログを運営する分においては問題ありません。エックスサーバーの優位性が出るほどのサイトを運営する人はそれほど多くないので、多くの人にとってはさくらレンタルサーバーの方がコストパフォーマンスが良いでしょう。
無料独自ドメインはエックスサーバーが一つ取得・利用可能でお得
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらのレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
無料独自ドメイン | あり(1つ) | なし |
通常サーバー契約と同時に独自ドメインを取得・費用がかかりますが、エックスサーバーはサーバー契約と同時に独自ドメイン一つが無料で取得・サーバー契約している限り利用し続けることができます。
価格はドメインの種類で若干異なりますが.comであれば年間1,500円程度しますので、実質1,500円安く運用できることになりお得です。
なお、エックスサーバーで無料の独自ドメイン取得するには1年以上契約などの一定の条件がありますので、適用条件の詳細は公式サイトをご参照ください。
エックスサーバーとさくらの各プラン料金を比較
次にエックスサーバー・さくらの各プランのラインナップと料金で比較します。
項目 | プラン名 | 月額費用 | 初期費用 |
---|---|---|---|
エックスサーバー | スタンダード | 1,100円/月 | 0円 |
プレミアム | 2,200円/月 | 0円 | |
ビジネス | 4,400円/月 | 0円 | |
さくらのレンタルサーバ | ライト | 130円/月 | 0円 |
スタンダード | 437円/月 | 0円 | |
プレミアム | 1,310円/月 | 0円 | |
ビジネス | 2,183円/月 | 0円 | |
ビジネスプロ | 3,929円/月 | 0円 |
(※)2022年11月時点で1年契約・税込表記になります。さくらの月額費用は年一括払いを月額換算で表記。
サーバーの各プランを比較すると、さくらの方が安価なプランが多く、エックスサーバーより安価に始められます。
WordPressを使わない静的サイトのみであれば、さくらのライトプランの方が安価に運用できますし、小規模利用想定であれば月額437円のスタンダードプランでWordPressを利用できます。
また、さくらのレンタルサーバのスタンダードプランは安価ですが、通常のホームページ・ブログを運営する分においては問題ありません。また、法人用途の場合はさくらではビジネスプラン以上が用意されています。
エックスサーバーの優位性が出るほどのサイトを運営する人はそれほど多くないので、多くの人にとってはさくらのレンタルサーバの方がコストパフォーマンスが良いでしょう。
【比較ポイント2】エックスサーバーとさくらの運営実績・国内シェアで比較
エックスサーバーとさくらインターネットの運営実績・国内シェアは下記の通りです。
項目 | エックスサーバー | さくらインターネット |
---|---|---|
サービス運営実績・期間 | 長い(2003年〜) | 長い(1996年〜) |
国内シェア | 第1位 | 第3位 |
運営実績という点では、エックスサーバーとさくらインターネットともに老舗であり10年以上長い稼働実績があります。
また、両レンタルサーバー共に国内市場シェアも大きく、エックスサーバー国内シェア第一位、さくらインターネット国内シェア第三位となっており、ネットや本にも多く掲載されているので安心して利用することができます。
■2022年日本のサーバー会社のシェア(1位エックスサーバー 2位ロリポップ 3位さくらインターネット)
2022年 日本のホスティング会社のシェアトップ3
世界のウェブホスティング市場シェア | HostAdviceより引用
2003年 7月エックスサーバー(屋号)を設立。共有レンタルサーバーサービス、エックスサーバーの提供を開始
沿革 | 会社情報 | エックスサーバーより引用
1996年12月さくらインターネットを創業。共用レンタルサーバサービス (さくらウェブ) 開始
沿革 | 企業情報 | さくらインターネットより引用
基本的にエックスサーバーもさくらレンタルサーバーも多くの利用者が使うサービスですので、どちらを選んでも大きな失敗の可能性は低いでしょう。自分にあったレンタルサーバーを使ってみてください。
【比較ポイント3】エックスサーバーとさくらのWebサーバー性能・機能で比較
Webサーバーソフトウェア。両社高速のnginxを採用
Webサーバーソフトウェアの性能では、両社ともにnginx(エンジンエックス)を採用しておりどちらも高速化を実現しています。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
Webサーバーソフトウェア | nginx | nginx |
(※)Webサーバーソフトウェアは、Webサイトを動作させる上で必要なソフトウェアです。従来から広く利用されているApache系と後発のnginx(エンジンエックス)が大きなシェアを占めており、社内サーバーではIISなども有名です。一般的なベンチマークでは、nginx系の方がApache系よりも処理能力が高い結果が出ています。
1秒間あたりのHTTPリクエスト処理数https://theorganicagency.com/blog/apache-vs-nginx-performance-comparison/
より引用
(※)なお、ロリポップ(ハイスピードプラン以上)や、mixhostは、より高速として評判のLitespeedを搭載しています。各社レンタルサーバーのスペック比較は「こちら」をご参照ください。
ストレージ(ディスク)について。両社ともにSSDで容量も十分
SSDを搭載しているサーバーは、データの読み取り書き取りの処理速度が早く、サイトが高速になる一因となります。エックスサーバー、さくらレンタルサーバーともにSSDで高速化対応しており容量も十分です。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
ディスク種類 | SSD | SSD |
ディスク容量 | 300GB | 300GB |
ディスクの容量上限についてはどれも300GB以上あり、この上限を超える運用は限られるので、それほど気にしなくても良いと思います。
転送容量制限について。両社無制限で気にしなくて構いません
転送容量制限とは、サーバーとのデータの送受信の合計量に関する制限のことですが、エックスサーバー・さくらレンタルサーバーともに無制限で気にしなくて構いません。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
転送容量制限 | 無制限 | 無制限 |
転送容量とは、例えば「WEBサイトを閲覧する際に通信するデータ」や、「サーバーへファイルをアップロード・ダウンロードする際に発生するデータ」が該当します。転送容量制限(〇〇GB/日)は、1日あたりのこれらのデータ量の制限です。
たとえば容量制限が200GB/日の場合、200GB≒200,000MB/日の場合、200,000[MB/日]÷5[MB/PV]=40,000[PV/1日]が概算の上限値ということになります。
エックスサーバー・さくらレンタルサーバーともに無制限ですので、気にしなくて構いません。
マルチドメイン上限について。それほど気にしなくても構いません
マルチドメイン(設置できるドメインの上限数)やエックスサーバーは無制限、さくらは200個までとなっていますが、それほど気にしなくても良いでしょう。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
マルチドメイン (設置ドメインの上限) |
無制限 | 200個 |
MySQL上限について。エックスサーバーが優位
利用データベース(MySQL/MariaDB)の性能について、どちらも十分なスペックを兼ね備えていますが、あえていうとエックスサーバーが優位です。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
MySQL上限 | 無制限 | 50個 |
MySQLの容量制限 | 5.0GB/1個 | 3.0GB/プラン |
たとえば、WordPress1個インストールにつきMySQL1個利用する場合でWordPress50個がインストールする際に関連する上限になります。
実際にはそんなに多くのWordPressサイトを導入することは少ないので、2,3サイトくらいの運営であれば、どれでもあまりにしなくてもOKです。
また、MySQLの1個あたりの容量上限がエックスサーバーは5.0GB/1個、さくらレンタルサーバーはプラン全体で3.0GBとなっているため、大規模サイトを運営するならエックスサーバーが優位でしょう。
無料SSLについて。エックスサーバー・さくらレンタルサーバー共に実装可能
無料SSLについては、エックスサーバー・さくらレンタルサーバー共に実装可能です。さくらレンタルサーバーには常時SSL用のプラグインがありますが、両方実装可能ということで大きな差はないでしょう。
SSLとはSecure Sockets Layerの略で、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みを指します。今社は、Let’s EncryptというSSLが無料で実現できます。
通信をSSL化(HTTPS)をすることで、通信データを保護し、クレジットカードのような他人に知られると悪用される重要な情報を守ります。
(関連記事)【SSLとは】SSLの意味と必要性および仕組みや種類を解説
FTPアカウントを複数作れるエックスサーバーはWeb制作者にとって便利
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
FTPアカウント数 | 無制限 | 1 |
Webサイト制作者側の場合、サーバー内に該当ディレクトリだけアクセス権限のあるFTPアカウントを作り、協力パートナーに教えて作業してもらう、といった利用の仕方ができるので、エックスサーバーが便利です。
さくらレンタルサーバーのスタンダードプランではFTPアカウントを複数持てないのでできませんが、エックスサーバーでは複数のFTPアカウントとディレクトリ単位での制限ができるため、Web制作関係の人にとっては便利です。※ビジネスプラン以上でさくらもFTPアカウントを複数持つことができます。

エックスサーバーFTPアカウント追加画面
管理画面からPHPのバージョン変更ができるかどうか
複数のドメインをレンタルサーバーに運用するときに、さくらレンタルサーバーはドメインごとのPHPのバージョン変更が管理画面からできない点に注意です。
たとえば、あたらしいドメインを取得してサイトを作ろうと思ったけれど、昔設置した古いサイト(放置しているけれど使っているサイト・定期的な管理がされていないようなサイト)がボトルネックになり、PHPのバージョンを上げにくいといったケースがあり得ます。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
ドメインごとのPHPバージョン変更 | 管理画面から可能 | 管理画面から不可(複雑だが設定は可能) |
【比較ポイント4】エックスサーバーとさくらのメール機能での比較
つぎに、各レンタルサーバー会社のメール機能で比較します。
メーリングリストは各社標準装備
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらのレンタルサーバ (スタンダードプラン) |
---|---|---|
メーリングリスト機能 | ◯ 登録数20件/1リスト500件まで |
◯ 登録数10件 |
メールマガジン機能 | ◯ 登録数:10件 メルマガ1件あたり1,000件アドレスまで |
× |
メール送信数制限 | 1,500送信/時間 15,000送信/日 |
400送信/時間 9,600送信/日 |
メーリングリストはエックスサーバー・さくら標準装備している一方、メールマガジンはエックスサーバーのみ標準利用できます。
あくまで簡易的なメルマガ機能で、ステップメール機能など高度な機能はありませんが、メールマガジン機能を利用したい人は、エックスサーバーが良いでしょう。
また、1日(時間)あたりのメール送信数制限は、エックスサーバー(1,500送信/時間・15,000送信/日)>さくら(400送信/時間・9,600送信/日)になっています。
メーリングリストあるいはメールマガジンで短時間に何百件規模のメールを配信する場合は、送信数制限の高いエックスサーバーの方が安心でしょう。
【比較ポイント5】エックスサーバーとさくらのサポート面で比較
バックアップはエックスサーバーが設定不要で自動バックアップありで親切
レンタルサーバーのバックアップについては、エックスサーバーが契約と同時に自動でサーバーバックアップされており、いざという時安心なので親切です。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
自動バックアップ | ◯ (最大14日分・設定不要) |
あり (手動で設定必要) |
さくらレンタルサーバーもバックアップ機能が無料で備わっていますが、自分で設定する手間があるため、初心者には少し手間がかかります。
なお、さくらのレンタルサーバのバックアップとステージング機能についてはそれぞれ下記をご参照ください。
WordPressの場合は、バックアッププラグインなどもありますので、そちらを使ってもバックアップできます。
WordPressのバックアップ 有名プラグインbackWPupの使い方
プラン変更はさくらレンタルサーバーができない点に注意
エックスサーバーはプラン変更が上位プラン・下位プラン変更共に可能なのに対して、さくらはプランを途中で変更できないことに注意しましょう。
たとえば、ライトプラン→スタンダードプランに変更したい場合は新規契約に加えて移設作業をする必要がありますので、初心者にとっては少々大変です。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
プラン変更 | 可能 | 不可 |
なお、さくらのライトプランはWordPressが利用できないため、さくらで契約するならスタンダードプラン以上がおすすめです。
さくらのレンタルサーバは、プランごとに収容サーバが異なるため、プラン変更には現在対応できておりません。
別のプランを新規にお申込みいただき、データ等を移行していただく必要がございます。
サービスプランを変更する | さくらのサポート情報より引用
サポートは両社メール・電話・チャット対応あり
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
メールサポート | ◯(24時間) | ◯(24時間) |
チャットサポート | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) |
電話サポート | ◯(平日10:00~18:00) |
◯(平日10:00~18:00※)
2022年11月時点ではコールバック予約必要(詳細)
|
サポートについては、エックスサーバー、さくらのレンタルサーバともにメール・電話・チャット対応でサポートしてくれます。
ただし、電話サポートについては、さくらのレンタルサーバは2022年11月時点でコールバック予約と言って一旦電話サポートの予約を取ってから電話応答する形になっています。
電話サポート現在休止しております。
電話でご質問を承ります。お電話でのサポートをご希望のお客様は、コールバック予約をご利用くださいますようお願いいたします。再開日時が決定しましたら、アナウンスいたします。詳細はこちらをご確認ください。
お問い合わせ | さくらのサポート情報より引用
(参考)
サポートについて - よくある質問 | レンタルサーバーならエックスサーバー
コールバック予約の利用方法を知りたい | さくらのサポート情報
エックスサーバーとさくらレンタルサーバー比較表まとめ
スペック表のまとめです。こうしてみると、値段が2倍高い分エックスサーバーの方がサーバー性能・管理機能は有利です。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
値段 | △ | ◯ |
Webサーバーソフトウェア | ◯ | ◯ |
ディスクについて | ◯ | ◯ |
転送容量について | ◯ | ◯ |
無料SSL | ◯ | ◯ |
マルチドメイン・MySQLについて | ◎ | ◯ |
メーリングリスト | ◯ | ◯ |
メールマガジン | ◯ | × |
FTPアカウント数 | ◯ | △ |
バックアップについて | ◎ | ◯ |
ドメインごとのPHP変更 | ◯ | △ |
メールサポート | ◯ | ◯ |
チャットサポート | ◯ | ◯ |
電話サポート | ◯ | ◯ |
プラン変更について | ◯ | × |
公式はこちら |
エックスサーバー![]() |
さくらのレンタルサーバ![]() |
関連記事
●エックスサーバーに関する記事
・【XSERVER】エックスサーバーを使った感想とメリットデメリット
・エックスサーバーを使ったWordPressブログの始め方
●さくらのレンタルサーバに関する記事
・ 【使用感想】さくらレンタルサーバーのおすすめプランとメリットデメリット
・【さくらレンタルサーバー】WordPress独自ドメインインストール手順
【エックスサーバー】国内シェアNo1の王道サーバー
エックスサーバーの特徴とメリットデメリット
エックスサーバーの概要
項目 | 内容 | ||||
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | 公式サイトはこちら![]() |
||||
コメント | 国内シェアNo1の有名レンタルサーバーです。性能面・価格面・実績面・サポート面とバランスが良いことで定評があり、法人からも個人からもオールマイティに人気があります。 | ||||
おすすめプラン | スタンダードプラン(990円〜) | ||||
プラン | 初期費用 | 月額費用 | WordPress | 無料ドメイン | バックアップ |
スタンダードプラン | 無料 | 990円〜 | ◯ | ◯ | ◯ |
プレミアムプラン | 無料 | 1,980円〜 | ◯ | ◯ | ◯ |
ビジネスプラン | 無料 | 3,960円〜 | ◯ | ◯ | ◯ |
※2023年1月3日時点の10%税込表示
エックスサーバーは、国内シェアNo1の大手レンタルサーバーで、月額1000円位から利用することができるオールSSDのハイスペックサーバーです。
エックスサーバーは今回比較対象のさくらと比べると少し高いですが、価格・サーバースペック・機能・サポートのバランスが良いのが特徴で、シェアと実績もあるのでネットにも情報が多く個人にも法人にもおすすめできる代表的なレンタルサーバーです。
また、2021年10月7日にWordPress高速環境「KUSANAGI」の技術を導入し、さらにAMD製の新プロセッサー「第3世代EPYC」搭載の最新サーバーを導入したことで従来の3倍以上の処理速度を実現したとの発表がありました。
加えてCPU・メモリのリソース保証機能も導入されたとのことで、レンタルサーバーのデメリットである「ほかの利用者がかける高負荷によって自サイトが悪影響をうける」というリスクがかなり軽減されるようになったようです。
(参考記事)従来の3倍以上の性能に! さらなる超速化でサーバー速度は圧倒的No.1へ! 高速環境「KUSANAGI」の技術および最新サーバー機器を導入
(参考記事)いつでもずっと高速に! 他ユーザの影響を回避できる「CPU・メモリのリソース保証」機能を導入
エックスサーバーのメリットデメリット
エックスサーバーを使ってみた感想としては、一言で言うと一番バランスが良いという感想です。
具体的なメリットとデメリットは下記の通りです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
エックスサーバーの特徴 |
|
|
エックスサーバーを使ってみた感想やメリットデメリットについて「【XSERVER】エックスサーバーを使った感想とメリットデメリット」で詳しく紹介していますので、エックスサーバーを検討されている方は合わせてご参考いただけたらと思います。
エックスサーバーはこんな人におすすめ
以上を踏まえると、エックスサーバーは下記のような人・法人におすすめです。
エックスサーバーはこんな人におすすめ
- サーバー会社の運営実績・サポートを重視しつつ安価なサーバーを利用したい法人
- アクセス(PV)重視のブログ型サイトを作る予定の人
- Webサイトの表示速度が早い方が良い人
- 目安10万PV以上のWebサイトを作るつもりの人
- サーバースペック重視・安定性重視の人
(※)PVはサイトの内容に依存するためあくまで目安です。ネットの情報などを参考に比較的安全目と思われる値で記載。

エックスサーバーの各プランの機能・性能の比較
また、エックスサーバーでは、スタンダードなスタンダードプランの他に、さらに上位のプレミアムプラン、ビジネスプランも提供されています。下記は、エックスサーバーの各プラン比較です
エックスサーバープラン | スタンダードプラン | プレミアムプラン | ビジネスプラン | |
---|---|---|---|---|
料金・価格 | 初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 990円〜 | 1,980円〜 | 3,960円〜 | |
無料独自ドメイン | ◯ | ◯ | ◯ | |
Webサーバー機能 | ディスク種類 | オールSSD | オールSSD | オールSSD |
ディスク容量 | 300GB | 400GB | 500GB | |
転送容量制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | |
独自ドメイン上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | |
MySQL個数上限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | |
PHP | ◯(FastCGI) | ◯(FastCGI) | ◯(FastCGI) | |
Webフォント提供 | あり モリサワフォント33書体 |
あり モリサワフォント33書体 |
あり モリサワフォント33書体 |
|
Webフォント利用制限 | ドメイン制限:3ドメインまで PV制限:75,000PV/月 |
ドメイン制限:3ドメインまで PV制限:75,000PV/月 |
ドメイン制限:3ドメインまで PV制限:75,000PV/月 |
|
メール機能 | メールアカウント作成数制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールボックス容量 | 20GB/1アドレス | 20GB/1アドレス | 20GB/1アドレス | |
メール1通のサイズ制限 | 100MB/送信 ※受信は制限なし |
100MB/送信 ※受信は制限なし |
100MB/送信 ※受信は制限なし |
|
メール送信数制限 | 1,500送信/時間 15,000送信/日 |
1,500送信/時間 15,000送信/日 |
1,500送信/時間 15,000送信/日 |
|
メーリングリスト機能 | ◯(20件) 1リスト500アドレスまで |
◯(30件) 1リスト500アドレスまで |
◯(40件) 1リスト500アドレスまで |
|
メールマガジン機能 | ◯(10件) 1メルマガ1,000アドレスまで |
◯(15件) 1メルマガ1,000アドレスまで |
◯(20件) 1メルマガ1,000アドレスまで |
|
サポート面 | バックアップ | ◯(14日間) | ◯(14日間) | ◯(14日間) |
復元機能(データ取得) | ◯ | ◯ | ◯ | |
メールサポート | ◯(24時間受付) | ◯(24時間受付) | ◯(24時間受付) | |
チャットサポート | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | |
電話サポート | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | |
プラン変更 | 可能 |
(※)2023年1月3日時点の10%税込表示。
なお、エックスサーバーでWordPressをインストールするまでの手順を記載しています。エックスサーバーに決めている方は合わせてご参考ください。
【(エックスサーバー版)WordPressの始め方総まとめ】ワードプレスブログの作り方11STEP
■【WordPressの始め方総まとめ】ワードプレスブログの作り方・使い方(動画解説版)
なお、エックスサーバーのスタンダードプランでも中規模サイトを運営することは十分可能ですが、さらにセキュリティや設定サポートを受けたい法人・企業には、「エックスサーバービジネス」というサービスがおすすめです。
エックスサーバービジネスについては「【法人向け】エックスサーバービジネスの特徴とエックスサーバーとの違い」で詳しく説明していますので、こちらも合わせてご確認ください。
【さくらのレンタルサーバ】個人にも法人にも根強い人気の老舗サーバー
さくらレンタルサーバーの特徴とメリットデメリット
さくらのレンタルサーバーの概要
項目 | 内容 | ||||
---|---|---|---|---|---|
公式サイト | 公式サイトはこちら![]() |
||||
コメント | さくらインターネットが運営する老舗のレンタルサーバー。個人・法人の利用者も多く安定稼働の実績があるので安心して利用できます。WordPressは月額436円〜のスタンダードプランで利用可能です。 | ||||
おすすめプラン |
スタンダードプラン ※複数人が管理する法人の場合はビジネスプラン以上がおすすめ |
||||
プラン | 初期費用 | 月額費用 | WordPress | 無料ドメイン | バックアップ |
ライトプラン | 無料 | 128円〜 | × | × | × |
スタンダードプラン | 無料 | 425円〜 | ◯ | × | ◯(※注1) |
プレミアムプラン | 無料 | 900円〜 | ◯ | × | ◯(※注1) |
ビジネスプラン | 無料 | 2,122円〜 | ◯ | × | ◯(※注1) |
ビジネスプロプラン | 無料 | 3,819円〜 | ◯ | × | ◯(※注1) |
(※)2023年1月3日時点の10%税込表示。◯(※注1)さくらのバックアップ&ステージング機能については「【さくらのレンタルサーバ】WordPressバックアップ機能の使い方」をご参照ください。
さくらレンタルサーバーは、老舗で法人・個人ともに多くの実績を持つ株式会社さくらインターネットが提供するレンタルサーバーです。自前でデータセンターを持ち、レンタルサーバー以外にもVPSや専用サーバーなど上級者向けにサーバーを提供しているのも特徴です。
高速の通信回線と高度なセキュリティを備えた創業20年の信頼できるレンタルサーバー。無料SSL、ブログ開設、WordPress、ドメイン取得できます。
趣味から商用利用まで安心して利用できます。
また、WordPressで初心者向けのベストセラー「いちばんやさしいWordPressの教本」では、さくらレンタルサーバーを題材にWordPressの作り方を紹介しているのが大きな強みです。
書籍で、さくらレンタルサーバーの開設手順が詳しく掲載されているので、本の通りやればそのままWordPressでホームページを作成できます。そういった意味で、さくらレンタルサーバーを利用すると、ホームページが作りやすいでしょう。
さくらレンタルサーバーのメリットとデメリット
さくらレンタルサーバーを使ってみた感想(スタンダードプランを使用)としては、安価に利用できる手堅いレンタルサーバーといった感じです。
「サーバー性能・処理速度の速さ」とか「管理画面がわかりやすさ」といった意味では「一番良い」といった感じではありませんが、昔からあるサーバーで本やネットにも情報が多く利用者も多いので安心して使えるのではないかなと思います。
さくらレンタルサーバーの具体的なメリットとデメリットは下記の通りです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
さくらレンタルサーバーの特徴 |
|
|
さくらインターネットのレンタルサーバーは、ディスク制限・データベース・転送容量制限値が他のレンタルサーバーよりも大きい印象がありましたが、ここ2,3年で大きくスペックアップしました。
さくらのレンタルサーバにおいてSSD化をはじめとした機材の刷新を行い、表示速度および処理能力が従来の最大5倍※1となる新サーバーを2022年2月16日より提供開始します。
これにより、WordPressといったCMSをより快適に利用できるようになります。さらに初期費用を無料化、転送量を無制限とし、ストレージ容量も増強しました。プランの種類および料金は従来と変更ありません。
(※)2022年2月16日 | 【さくらのレンタルサーバ】表示速度および処理能力が従来の最大5倍となる新サーバーを提供開始より引用
とはいえ、現時点でサーバーのプラン変更ができない点や、複数ドメイン運用時に管理画面上からドメイン指定でPHPのバージョン変更ができない点など、少し不便なところもまだ残っています。今後の改善にも期待です。
さくらレンタルサーバー(スタンダードプラン)を使ってみた感想やメリットデメリットについて「【使用感想】さくらレンタルサーバーのおすすめプランとメリットデメリット」で詳しく紹介していますので、さくらのレンタルサーバーを検討されている方は合わせてご参考いただけたらと思います。
さくらのレンタルサーバーはこんな人におすすめ
以上を踏まえるとさくらのレンタルサーバー(スタンダードプラン)は下記のような人・法人におすすめです。
さくらレンタルサーバーはこんな人におすすめ
- 店舗ホームページタイプのサイトや地道にブログを始めたい人
- 不便でない範囲であればサイトの表示速度やスペックを追求しない人
- WordPressの書籍「いちばんやさしいWordPressの教本」を見ながらそのまま進めたい人
- より価格・コストパフォーマンス重視の人
さくらレンタルサーバーの各プランの機能・性能比較
なお、スタンダードプランの他に下位プランであるライトプラン、および上位プランのプレミアムプラン、ビジネスプラン、ビジネスプロプラン、さらに一台専有タイプのマネージドプランが提供されています。下記は、さくらレンタルサーバーのプラン比較です。
プラン名 | ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ | マネージド専用 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
料金・価格 | 初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 49,500円 |
月額費用(※1) | 128円〜 | 425円〜 | 900円〜 | 2,122円〜 | 3,819円〜 | 12,100円〜(※2) | |
無料独自ドメイン | × | × | × | × | × | × | |
Webサーバー機能 | ディスク種類 (web領域) |
SSD | SSD | SSD | SSD | SSD | HDD/SSD |
ディスク容量 | 100GB | 300GB | 400GB | 600GB | 900GB | HDD700GB (※2)SSD360GB |
|
WordPress対応 | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
転送容量制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 独自ドメイン上限 | 20個 | 200個 | 300個 | 400個 | 500個 | 無制限 |
MySQL個数上限 | 0 | 50個 | 100個 | 200個 | 400個 | 無制限 | |
PHP(動作モード) | ◯(CGI) | ◯(CGI/モジュール) | ◯(CGI/モジュール) | ◯(CGI/モジュール) | ◯(CGI/モジュール) | ◯(CGI/モジュール) | |
複数ユーザー管理(※) | × | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | |
FTP複数ユーザー利用 | × | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | |
Webフォント提供 | なし | あり モリサワフォント33書体 |
あり モリサワフォント33書体 |
あり モリサワフォント33書体 |
あり モリサワフォント33書体 |
あり モリサワフォント33書体 |
|
Webフォント利用制限 | - | ドメイン制限:3ドメインまで PV制限:75,000PV/月 |
ドメイン制限:3ドメインまで PV制限:75,000PV/月 |
ドメイン制限:3ドメインまで PV制限:制限なし |
ドメイン制限:3ドメインまで PV制限:制限なし |
ドメイン制限:3ドメインまで PV制限:制限なし |
|
メール機能 | メールアカウント作成数制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールボックス容量 | 2GB/1アドレス | 20GB/1アドレス | 40GB/1アドレス | 50GB/1アドレス | 100GB/1アドレス | 不明 | |
メール1通のサイズ制限 | 200MB/送受信 | 200MB/送受信 | 200MB/送受信 | 200MB/送受信 | 200MB/送受信 | 200MB/送受信 | |
メール送信数制限 | 100送信/15分 400送信/時間 9,600送信/日 |
100送信/15分 400送信/時間 9,600送信/日 |
100送信/15分 400送信/時間 9,600送信/日 |
250送信/15分 1,000送信/時間 24,000送信/日 |
250送信/15分 1,000送信/時間 24,000送信/日 |
不明 | |
メーリングリスト機能 | × | 10個 | 20個 | 30個 | 50個 | 無制限 | |
メールマガジン機能 | × | × | × | × | × | × | |
サポート面 | バックアップ | × |
◯(最新8つ)
バックアップ&ステージング機能を自身で設定する必要あり
|
◯(最新8つ)
バックアップ&ステージング機能を自身で設定する必要あり
|
◯(最新8つ)
バックアップ&ステージング機能を自身で設定する必要あり
|
◯(最新8つ)
バックアップ&ステージング機能を自身で設定する必要あり
|
◯(最新8つ)
バックアップ&ステージング機能を自身で設定する必要あり
|
復元機能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
メールサポート | ◯(24時間受付) | ◯(24時間受付) | ◯(24時間受付) | ◯(24時間受付) | ◯(24時間受付) | ◯(24時間受付) | |
チャットサポート | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | ◯(平日10:00~18:00) | |
電話サポート |
◯(平日10:00~18:00※)
コールバック予約必要(詳細)
|
◯(平日10:00~18:00※)
コールバック予約必要(詳細)
|
◯(平日10:00~18:00※)
コールバック予約必要(詳細)
|
◯(平日10:00~18:00※)
コールバック予約必要(詳細)
|
◯(平日10:00~18:00※)
コールバック予約必要(詳細)
|
◯(平日10:00~18:00※)
コールバック予約必要(詳細)
|
|
プラン変更 | 不可 |
(※)2023年1月3日時点の10%税込表示。
(※2)マネージドサーバーSSDタイプの場合は、年間217,800円。
(※3)複数ユーザー管理はサーバーの操作や編集を行う権限をユーザーごとに分けて管理する機能
この中でライトプランは、WordPressに対応していないので除外します。WordPressを今すぐ使わない場合でも、また後からプラン変更があとからできないことを考慮すると、ライトプランよりもスタンダードプランがおすすめです。また、ビジネスプラン以上は企業向けのハイエンドタイプのため、新規で通常のホームページ・ブログを作るという人は除外して良いでしょう。
さくらレンタルサーバーの詳細は「さくらのレンタルサーバ」からご確認ください。
(関連記事)【おすすめ格安レンタルサーバー比較】メリット・デメリット
さくらはインフラ事業者として様々なサービス・実績があります
余談ですが、さくらインターネットは、レンタルサーバーの他にもVPSやクラウド・専用サーバーなど、法人向けの様々なインフラサービスを提供しており、自前のデータセンター(サーバー専用の建物)を所有している点も強みです。
実際、2018年に北海道で起きた大きな地震の際も、自前の予備電源で60時間の停電を乗り切り、大きな障害を起こすことなくサービスを継続することができたのが以前話題になりました。
2018年9月6日に北海道を襲った震災により、停電状態に陥ったさくらインターネットの石狩データセンターに対し、9月8日ようやく電力供給が再開された。想定を超えた約60時間を非常用電源設備で乗り切り、インフラ事業者としての矜持を見せた石狩データセンターの「奇跡」について、改めてきちんと説明していきたいと思う。
約60時間を非常用電源設備で乗り切った石狩データセンターの奇跡より引用
さくらのレンタルサーバーで独自ドメイン取得〜WordPressインストールまでの手順を「【さくらレンタルサーバー】WordPress独自ドメインインストール手順」に記載しています。さくらのレンタルサーバーを契約してWordPressをインストールする際にご参考ください。
まとめ
まとめです。今回は、レンタルサーバーサービスを提供している「エックスサーバー」と「さくらレンタルサーバー」で比較しました。

- 価格よりもサーバースペック重視・安定性重視の人
- アクセス(PV)重視のブログ型サイトを作る予定の人
- 少しでもWebサイトの表示速度が早い方が良い人
- 目安10万PV以上の中規模以上のWebサイトを作るつもりの人
■さくらのレンタルサーバはこんな人におすすめ
- 価格・コストパフォーマンス重視の人
- 店舗ホームページタイプのサイト・地道にブログを始めたい人
- 不便でない範囲であればサイトの表示速度やスペックを追求しない人
- 小規模Webサイトを作るつもりの人
(※)PV数に関してはサイトの内容に大きく依存するためあくまで目安です。ネット上の評判などを参考にし、比較的安全めと思われる値で記載しました。
(※)エックスサーバーはスタンダードプラン、さくらレンタルサーバーはスタンダードプランの想定での比較です。
以下は、エックスサーバーとさくらレンタルサーバーの比較表まとめです。スペック表のまとめです。こうしてみると、値段が2倍高い分エックスサーバーの方がサーバー性能・管理機能は有利です。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) |
さくらレンタルサーバー (スタンダードプラン) |
---|---|---|
値段 | △ | ◯ |
Webサーバーソフトウェア | ◯ | ◯ |
ディスクについて | ◯ | ◯ |
転送容量について | ◯ | ◯ |
無料SSL | ◯ | ◯ |
マルチドメイン・MySQLについて | ◎ | ◯ |
メーリングリスト | ◯ | ◯ |
メールマガジン | ◯ | × |
FTPアカウント数 | ◯ | △ |
バックアップについて | ◎ | ◯ |
ドメインごとのPHP変更 | ◯ | △ |
メールサポート | ◯ | ◯ |
チャットサポート | ◯ | ◯ |
電話サポート | ◯ | ◯ |
プラン変更について | ◯ | × |
公式はこちら |
エックスサーバー![]() |
さくらのレンタルサーバ![]() |
値段が高い分エックスサーバーの方がスペックは有利です。しかし、エックスサーバーの優位性がでるほどサイトを運用する人でなければ、ほどんどの人にとってはさくらレンタルサーバーの方がコストパフォーマンスは良いでしょう。
基本的にエックスサーバーもさくらレンタルサーバーも十分良いサービスですので、どちらを選んでも大きな失敗の可能性は低いでしょう。自分にあったレンタルサーバーを使ってみてください。
関連記事
●エックスサーバーに関する記事
・【XSERVER】エックスサーバーを使った感想とメリットデメリット
・エックスサーバーを使ったWordPressブログの始め方
●さくらのレンタルサーバに関する記事
・ 【使用感想】さくらレンタルサーバーのおすすめプランとメリットデメリット
・【さくらレンタルサーバー】WordPress独自ドメインインストール手順
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
合わせて読みたい記事
今回は、レンタルサーバーのうち、エックスサーバーとさくらで比較しましたが、そのほかのレンタルサーバー含めた比較検討したい方は、「【WordPressおすすめレンタルサーバー比較5社 総まとめ】」にエックスサーバー・ロリポップ・さくらインターネットおよびConoHa、mixhostで5社で料金・機能比較していますので、是非ご参照ください。